【12選】バックエンドエンジニアにおすすめの言語!仕事内容や将来性もあわせて解説
「バックエンドエンジニアにおすすめの言語にはどんなものがある?」
「未経験からバックエンドエンジニアを目指すためにはどんな知識が必要?」
「バックエンドエンジニアに役立つ資格って?」
このように、バックエンドエンジニアになるためにはどのような言語のスキルが必要なのか知りたいという人もいるのではないでしょうか。
この記事では、バックエンドエンジニアにおすすめの言語やバックエンドエンジニアに役立つ資格などを紹介しています。この記事を読めば、バックエンドエンジニアにはどのようなプログラミング言語がおすすめなのか把握することができるでしょう。
バックエンドエンジニアにおすすめの言語が知りたい人は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。
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【12選】バックエンドエンジニアにおすすめの言語
バックエンドエンジニアは、幅広いスキルが求められる職種です。バックエンドエンジニアを目指すのであれば、プログラミング言語のスキルも身に付けておく必要があります。
ここでは、バックエンドエンジニアにおすすめの言語を紹介していくため、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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Python
Pythonは、AI開発やデータ分析などの分野で注目されている言語です。汎用性がある言語で、スマホアプリやWebアプリケーション、デスクトップアプリケーション開発にも活用されているため、バックエンドエンジニアにおすすめです。
また、文法がシンプルで学習コストも高くないでしょう。Webアプリケーション開発ではDjangoやFlaskなどのフレームワークが利用されるケースも多いため、あわせて勉強しておきましょう。
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Go
GoはGoogleが開発した言語で、既存のプログラミング言語をより効率的にするために開発されました。Webアプリやスマホアプリ開発などにも利用されている言語であるため、バックエンドエンジニアにおすすめです。
ミスが生まれないようにシンプルな構造の言語になっているため、Webサーバ―などの開発にも用いられています。
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Java
Javaは汎用性が高く、世界中で利用されている言語です。OSに依存しないという特徴があり、WebアプリやWebサイト、Androidアプリ、基幹システムなどさまざまな開発に用いられています。
Javaはその信頼性の高さから、大規模開発でも需要の高い言語になっています。Javaが扱えれば対応できる案件が大きく増えるため、バックエンドエンジニアにおすすめです。
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Kotlin
Kotlinは、Javaと相互利用ができる言語です。Javaよりも少ないコードでコーディングができ、null安全が保証されているため、近年注目されている言語です。
WebアプリやAndroidアプリのバックエンド開発で用いられるケースが増えているため、バックエンドエンジニアも習得しておくと良いでしょう。
Ruby
Rubyは、日本で生まれたWebアプリ開発向けの言語です。Rubyには効率的に開発できる「Ruby on Rails」というフレームワークがあるため、バックエンドエンジニアを目指す場合はどちらも習得しておくと良いでしょう。
Ruby自体の学習コストも少なく、Ruby on Railsを利用すればスピーディな開発が可能になります。
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Scala
Scalaは、オブジェクト指向と関数型プログラミングの両方が実現できる言語です。WebサービスやAI開発に用いられており、JVM上で動作します。
また、Scalaはバックエンドでもフロントエンドでも動くため、バックエンドエンジニアにおすすめです。ただし、Scalaを習得するにはオブジェクト指向と関数型プログラミングの両方を理解する必要があるため、学習コストは高めです。
PHP
PHPは、サーバーサイドでのWebアプリケーション開発に特化した言語です。CMSの「WordPress」もPHPで作られており、PHPを扱えれば機能拡張も可能です。
サーバーサイドのWeb開発に特化した言語であるため、バックエンドエンジニアであればフレームワークのLaravelやCakePHPとあわせて勉強しておくと良いでしょう。
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C言語
C言語は、さまざまなプログラミング言語のもとになった歴史のある言語です。C言語は処理速度が速く、OSや基幹システム、組込み、IoT、AI開発など幅広い開発に用いられています。
学習難易度は高いですが、身に付けられればバックエンドエンジニアとして大きくスキルアップできるでしょう。
C#
C#は、Javaに近いオブジェクト指向の言語です。Microsoft社が開発した言語であるため、Windowsアプリやスマホアプリ、ゲーム開発などに採用されています。
また、ゲームエンジンのUnityが開発言語として採用しているため、ゲーム開発に興味があるバックエンドエンジニアにおすすめです。
C++
C++は、大規模開発向けにC言語の機能を拡張した言語です。C言語でできることは、C++でも実現可能であるため、バックエンドエンジニアにおすすめです。
また、非常に高速な処理ができるという特徴があり、AIやIoT開発、大規模で複雑なシステム開発に向いています。
Perl
Perlは、Web開発やサーバー管理で使用されている言語です。C言語などの良い点を組み合わせて開発された言語で、機能が多くライブラリも豊富です。
また、アプリやサービスなどのWeb開発に用いられることが多いため、バックエンドエンジニアにおすすめだと言えるでしょう。
JavaScript
JavaScriptは、動的なWebページを開発できる言語です。主にフロントエンド開発で用いられますが、サーバーサイドで動作するNode.jsがリリースされたため、現在ではバックエンド開発でも利用されています。
Node.jsを使った開発に対応できれば、一人でフロントエンド、バックエンド両方の開発が可能になります。バックエンドエンジニアとしてスキルを広げたい人におすすめです。
バックエンドエンジニアに将来性はある?
バックエンドエンジニアは仕事で必要とされるスキルが幅広く、習得のためのハードルが高いです。そのため、他のエンジニア職と比べても人材不足の状態になっており、ライバルは少ないと考えられます。
逆に今後もWebサービスの需要は増えていくことが予想されているため、バックエンドエンジニアの将来性は高いと言えるでしょう。
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未経験からバックエンドエンジニアを目指すために必要な知識
バックエンドエンジニアに必要とされる知識やスキルは幅広いため、未経験から目指すのであれば特にどのようなものが必要なのか把握しておく必要があります。
ここでは未経験からバックエンドエンジニアを目指す上で必要な知識を紹介していくため、参考にしてみてください。
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インターネットの仕組みやフロントエンドの基礎知識を習得する
バックエンドエンジニアはWebサービスなどの開発に携わるため、インターネットの仕組みが必要です。
また、開発の際にはフロントエンドエンジニアと連携することになるため、フロントエンドの基礎的な知識も身に付けておきましょう。
OSに関する知識を習得する
OSはコンピューター上にあるソフトウェア、ハードウェアを管理するもので、メモリやプロセスの処理などを行っています。
バックエンド開発において、メモリを最適化したりパフォーマンスを最大化するうえでOSの知識が必要になるため、OSに関連した知識を習得しましょう。
バックエンド言語に関する知識を習得する
バックエンドエンジニアには、本記事で紹介したようなバックエンドで利用されるプログラミング言語の知識が必要です。特にバックエンドで需要の高い言語としては、Java、PHP、Ruby、Pythonなどが挙げられます。
これらの言語は基礎的な言語であるため、優先して知識を身に付けておきましょう。
データベースやサーバーに関する知識を習得する
バックエンドの開発では、データベースやWebサーバーなどのシステムに必要なサーバーの設計や構築も行います。そのため、バックエンドエンジニアにはデータベースやサーバーに関する知識が必要です。
バージョン管理システムに関する知識を習得する
バックエンドエンジニアにはGit(バージョン管理システム)の知識が必要です。
バージョン管理システムとはソースコードの変更履歴を管理するシステムで、開発したアプリにバグが見つかった場合など、すぐに前のソースコードに戻すことができます。バージョン管理システムは多くの開発現場で活用されているため、扱えるようになっておきましょう。
セキュリティに関する知識を習得する
セキュリティ対策はWebアプリケーション開発を行う上で必須となるため、バックエンドエンジニアにはセキュリティに関する知識が必要です。
Webアプリケーションのセキュリティ対策としてはSSL認証やワンタイム認証などの認証が利用されているため、理解しておくようにしましょう。
フリーランス案件などで実績を積む
未経験からバックエンドエンジニアを目指すのであれば、フリーランス案件などで実績を積むことも大切です。クラウドソーシングサービスやフリーランス向けのエージェントを利用すれば、バックエンド開発の案件を受注することができるでしょう。
副業可能な場合は、副業としてバックエンドエンジニアの案件を経験し、ある程度経験を積んだら、バックエンドエンジニアへの転職を行うと良いでしょう。
バックエンドエンジニアを目指す方法
バックエンドエンジニアを目指すのであれば、順を追ってスキルを身に付けていくことが大切です。ここではバックエンドエンジニアを目指す方法を紹介していくため、参考にしてみてはいかがでしょうか。
プログラミングスクールを利用する
プログラミングスクールを利用して、バックエンドエンジニアに必要なスキルを身に付けましょう。バックエンドエンジニアには幅広い知識やスキルが必要とされるため、独学よりもスクールを利用する方が効率的です。
スクールを利用すればその場で疑問点を解決できるため、途中で挫折するリスクも軽減できます。
学習サイトを活用して勉強する
バックエンドエンジニアの勉強は、学習サイトを利用して勉強するのもおすすめです。プログラミングが学べる学習サイトは多数あるため、パソコンとインターネット環境が準備できれば、自宅でも勉強を進めることができます。
エージェントに登録してみる
スムーズにバックエンドエンジニアに転職できるように、エージェントに登録しておきましょう。エージェントであれば、利用者の経歴やスキル、希望に合わせて適した求人を紹介してくれます。
また、企業の中には未経験者でも採用しているケースがあるため、エージェントを利用すれば未経験からでも転職に成功しやすくなるでしょう。
ポートフォリオを作成する
バックエンドエンジニアとしてスキルをアピールできるように、ポートフォリオを作成しましょう。バックエンドエンジニアのポートフォリオに求められる内容としては、データベースやAPI、セキュリティ対策などが挙げられます。
特に、どのデータベースを使ってプログラミングできるのかは見られるポイントとなるため、充実させるようにしましょう。
資格を取得する
資格取得を通して、バックエンドエンジニアに必要な知識を身に付けましょう。バックエンドエンジニアに資格が必須というわけではありませんが、未経験の場合は特に資格を取得することでモチベーションの高さをアピールしやすくなります。
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バックエンドエンジニアに役立つ資格
バックエンドエンジニアになるために取得しなければいけない資格はありません。しかし資格の取得によって、知識やスキルを持っていることの証明ができるため、バックエンドエンジニアへの転職時に有利になる可能性があるでしょう。
ここではバックエンドエンジニアに役立つ資格を紹介していきます。
Linux技術者認定資格(LinuC)
Linux技術者認定資格(LinuC)は、Linuxに関する日本独自の認定資格です。LPI-JAPANが認定している資格で、難易度はレベル1~3にわかれています。
レベル1であれば初心者でも勉強すれば合格できる難易度となっているため、これからバックエンドエンジニアを目指す人におすすめです。
データベーススペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験は、データベースの専門的な技術を証明できる国家試験です。IPAが実施している情報処理技術者試験の一つで、難易度は最も高いレベル4に該当します。
そのため、取得によってデータベースに精通したバックエンドエンジニアであることをアピールできます。
出典|参照:データベーススペシャリスト試験|IPA
出典|参照:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|IPA
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、ITエンジニアに必要な基礎的な知識を認定する国家試験です。IPAが実施している情報処理技術者試験の1区分で、難易度はレベル2に該当します。
試験ではエンジニアに必要な知識はもちろん、IT業界で働くために必要な幅広い内容が出題されるため、バックエンドエンジニアに限らずITエンジニアであれば取得しておくのがおすすめです。
出典|参照:基本情報技術者試験|IPA
出典|参照:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|IPA
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応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、ワンランク上のITエンジニアとしての知識や応用力を認定する国家試験です。情報処理技術者試験の中ではレベル3に該当します。
基本情報技術者試験にはなかった記述式の問題も出題されるため、難易度は高めです。取得によって技術や管理、経営といった幅広い知識や応用力を身につけられるため、レベルの高いエンジニアであることをアピールできるでしょう。
出典|参照:応用情報技術者試験|IPA
出典|参照:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|IPA
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PHP技術者認定試験
PHP技術者認定試験は、PHPの知識やスキルを認定する資格です。一般社団法人「PHP技術者認定機構」が主催する民間資格で、初級、上級/準上級、認定ウィザードなどのレベルに分かれています。
初級は初心者でも合格できる難易度に設定されており、未経験からバックエンドエンジニアを目指す場合、初級を取得しておくことでモチベーションの高さをアピールできる可能性があります。
バックエンドエンジニアが描けるキャリアパス
バックエンドエンジニアは求められるスキルが多いエンジニア職です。しかし、バックエンドエンジニアとしてスキルを高めることで、次のキャリアパスを描いていくことも可能です。
ここではバックエンドエンジニアが描けるキャリアパスを紹介していくため、参考にしてみてください。
セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、ネットワークやシステムを外部のIT攻撃から守る専門家です。情報セキュリティに特化し、セキュリティ機器の導入やサイバー攻撃、ウイルス感染の未然防止策を担当します。
情報セキュリティの重要性が高まる中、セキュリティエンジニアの役割はますます注目を浴びています。
ITコンサルタント
ITコンサルタントとは、企業が抱えているIT分野の課題解決を支援する仕事です。問題点を抽出し、課題解決のためのコンサルティングを行うことが主な仕事となります。
ITコンサルタントには、ITに関する知識だけでなくビジネスの知識が必要とされる場合もあります。そのため、バックエンドエンジニアからITコンサルタントを目指す場合はビジネス面の知識も身に付ける必要があるでしょう。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとは、プロジェクトのスケジュールや予算、品質、納期などすべてのマネジメントを行う仕事です。プロジェクトの責任者であり、プロジェクトを成功させるという使命があります。
バックエンドエンジニアとして経験を積み、マネジメント職へのキャリアアップを目指すのであれば、必要なスキルを身に付け、プロジェクトマネージャーを目指すと良いでしょう。
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バックエンドエンジニアに関する言語について理解を深めよう
バックエンドエンジニアになるためには、バックエンド開発のプログラミング言語の知識をはじめとした幅広い知識が必要です。
ぜひ本記事で紹介したバックエンドエンジニアにおすすめの言語や、必要な知識などを参考に、バックエンドエンジニアについて理解を深めてみてはいかがでしょうか。
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