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エンジニアの労働単価の相場は何で決まる?言語別の単価もあわせて紹介

エンジニアの労働単価の相場は何で決まる?言語別の単価もあわせて紹介のイメージ

「エンジニアの労働単価の相場はどんな要素で決まるの?」
「エンジニアの年収相場ってどのくらい?」
「プログラミング言語によってフリーランスの単価相場はどのくらい変わるの?」
このように、企業で採用担当者をしている人の中には、エンジニアの労働単価の相場について詳しく知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、エンジニアの労働単価の相場に影響を与える要素について紹介しています。本記事を読むことで、エンジニアの労働単価や年収について把握できるでしょう。

また、プログラミング言語別のフリーランスの単価相場についても解説するため、フリーランスエンジニアの採用を検討しているという場合も参考にできます。

エンジニアの労働単価の相場がどのような要素で決まるのか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

エンジニアの労働単価の相場に影響を与える要素

エンジニアとして働いている人や、企業で採用担当者をしている人の中には、エンジニアの労働単価の相場について知りたいという人もいるでしょう。エンジニアの労働単価は、基本的にエンジニア1人が1ヵ月働いた場合に支払われる「人月単価」で決まります。

人月単価はエンジニアのスキルによっても変わりますが、他にも人月単価に影響を与える要素があります。ここではエンジニアの労働単価の相場に影響を与える要素について解説していくため、参考にしてみてください。

会社の規模

エンジニアの労働単価の相場は、勤めている会社の規模によって左右されます。たとえ同じスキルや経験、雇用形態で雇用されているエンジニアだとしても、所属している企業が変われば労働単価にも違いが出ます。

基本的には、会社規模が大きい企業に勤めているエンジニアの方が労働単価も高くなるでしょう。規模の大きな企業になると自社サービスを持っている場合も多いため、エンジニアに求められるスキルも高くなりますが、その分労働単価も高くなっていきます。

エンジニアのスキル・雇用形態

エンジニアの労働単価の相場は、エンジニア自身のスキルや雇用形態によっても変わります。基本的に高度なスキルを持っているエンジニアほど、労働単価も高くなるでしょう。

また、エンジニアの雇用形態には正社員や派遣社員、会社に雇用されずに個人で働くフリーランスなどがありますが、会社員の場合は平均年収が500万円ほど、派遣社員の場合は300万円ほどと差があります。

エンジニアの年収相場

エンジニアの年収は、正社員の場合で500万円ほど、派遣社員の場合で300万円ほどとなっています。日本の労働人口全体での平均年収は430万円ほどとなっているため、正社員として働くエンジニアの年収相場は高いと言えるでしょう。

なお、フリーランスエンジニアの場合は平均年収を出すことが難しいですが、システムエンジニアであれば平均年収は500万円ほどと言われています。

また、フリーランスの場合はスキルによって年収が大きく変わるため、専門性の高い知識やスキルを持つエンジニアや需要の高い言語を扱えるエンジニアであれば、年収1,000万円を超えるケースもあるでしょう。

【言語別】フリーランスの単価相場

前述のとおり、フリーランスエンジニアの単価相場は個人のスキルによって大きく変わります。また、扱えるプログラミング言語によっても単価相場は変わるため、フリーランスとして高い年収を稼ぎたい場合はどの言語を学ぶのかも重要なポイントになるでしょう。

ここからは、フリーランスの単価相場について解説していきます。

Java

Javaは、多くのフリーランスエンジニアから人気を集めているプログラミング言語です。Javaを扱うフリーランスの場合、単価相場は70万円ほどになるでしょう。

Javaは、仮想マシンであるJVM上で動作するという特徴があるため、WindowsやMac、AndroidなどのOSに依存せずに動作させることが可能です。

また、Javaは主に業務システムやWebシステムなどの開発に採用されており、特に大規模開発になくてはならない言語であるため、需要も安定していると言えます。

C言語

C言語を扱うフリーランスの場合の単価相場は、65万円ほどになるでしょう。C言語は非常に長い歴史を持つ言語で、さまざまな言語の元になったプログラミング言語です。

C言語には実行速度が速く、マルチプラットフォームに対応しているという特徴があり、主に基幹システムや組み込みシステムの開発などに用いられています。C言語を理解するにはメモリやCPUに関する内容も学ぶ必要があるため、習得難易度は高いでしょう。

Python

Pythonを扱うフリーランスの場合、単価相場は75万円ほどになるでしょう。PythonはWebサービス開発やシステム開発、ブロックチェーン開発など、幅広い分野の開発に用いられているプログラミング言語です。

近年では特に、AIや機械学習などの最先端分野で注目されており、需要が高まってきています。今後も最先端分野での需要が期待できることから、Pythonを扱えるフリーランスの単価も上がっていくことが期待できるでしょう。

PHP

PHPを扱うフリーランスの場合、単価相場は70万円ほどになるでしょう。PHPはWebアプリやWebサービスといった、Web開発に特化しているプログラミング言語です。

また、WordPressの構成にも用いられている言語であるため、PHPを扱うフリーランスであればWordPress案件も獲得することができるでしょう。

PHPの案件はWebサイトやWebサービスの案件がほとんどであるため、PHPとあわせてHTMLやCSSも習得するようにしましょう。

JavaScript

JavaScriptを扱うフリーランスの場合、単価相場は70万円ほどになるでしょう。JavaScriptはフロントエンド開発に使用されているプログラミング言語で、ブラウザを動かすために用いられています。

たとえば、近年増えているスライドショーやポップアップ表示など動きのあるWebサイトは、JavaScriptで開発されているのです。JavaScriptはWebサイトのほかにも、スマホアプリや基幹システム開発などにも用いられています。

Swift

Swiftを扱うフリーランスの場合、単価相場は80万円ほどになるでしょう。SwiftはApple社が開発した比較的新しいプログラミング言語で、現在ではiOSアプリ開発の主流の言語となっています。

Swiftは需要の高さから単価相場も高く、近年では関連書籍も多く発売されているため、これから学習を始めるのに適しています。特にiPhone向けアプリの開発に興味がある場合、Objective-CよりもSwiftを習得するのがおすすめです。

また、日本ではiPhoneの人気が高いため、今後もiOSアプリ開発の需要は続いていくでしょう。そのためSwiftは、将来性の高さにも期待ができるプログラミング言語だと言えます。

Go言語

Go言語を扱うフリーランスの場合、単価相場は80万円ほどになるでしょう。Go言語はGoogle社がリリースしているプログラミング言語です。

Go言語の特徴として、処理が高速である点やシンプルな記述ができる点、並列処理が言語レベルで可能な点などが挙げられます。

Go言語は大規模なWebシステム開発などに採用されるケースが増えてきており、希少性が高いことから単価相場も高水準です。将来性に期待ができる言語の1つだと言えるでしょう。

Ruby

Rubyを扱うフリーランスの場合、単価相場は80万円ほどになるでしょう。Rubyは、WebサイトやWebシステムの開発に用いられるプログラミング言語です。日本人のエンジニアが開発した言語であるため日本語の情報が多く、初心者でも学習しやすい言語となっています。

またRubyにはWeb開発を効率的にする「Ruby on Rails」というフレームワークがあり、開発スピードを上げることができることから、Ruby案件の中にはRuby on Railsを使用する案件が多いです。

COBOL

COBOLを扱うフリーランスの場合、単価相場は60万円ほどになるでしょう。COBOLは汎用機の制御に使用される言語で、計算処理や帳票出力などに強みを持っています。

長い歴史を持つ言語ですが、現在では金融機関などの基幹システムの開発に用いられています。英語に近い構文になっているため、ソースコードの可読性が高い点が特徴です。

新規開発の案件は少ないため、COBOLで開発されているシステムの保守案件が主になるでしょう。

労働単価に見合ったエンジニアを採用するコツ

企業の採用担当者としてエンジニアの採用に携わっている人の中には、労働単価に見合った優秀なエンジニアを採用する方法について知りたいという人も多いでしょう。

エンジニアを採用する場合、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。ここでは最後に、労働単価に見合ったエンジニアを採用するコツを紹介していきます。

最先端のITスキルを有しているか

IT業界は技術革新のスピードが速く、すぐに新しい技術や情報が生まれます。少し前まではトレンドだった技術がいつの間にか廃れ、新しい技術に変わっているというケースも珍しくはありません。

そのため、労働単価に見合ったエンジニアを採用するには、最先端のITスキルを持っているかどうか確認しましょう。新しい情報や技術を積極的に収集し、自分のものにしていけるエンジニアは優秀なエンジニアだと言えます。

高いスキルが身についているか

優秀なエンジニアは高度なスキルを持っています。労働単価に見合ったエンジニアを採用するためには、専門性が高く高度なスキルを身につけているかどうかも確認しましょう。

プログラマーなどの開発に携わるエンジニアの場合は、スムーズにプログラムを開発できるプログラミングのスキルを身につけているかどうかをチェックすると良いでしょう。

コミュニケーション力が高いか

エンジニアは1人でパソコンに向かって黙々と仕事をするイメージがつきものですが、実際にはチームで協力して業務を進めていきます。また、エンジニアの中にはクライアントと直接やりとりを行い、ニーズをヒアリングするというケースもあります。

そのため、コミュニケーション力の高いエンジニアを採用することもポイントです。高度なスキルを持っていてもコミュニケーション力の低いエンジニアでは、情報共有がうまくいかず開発作業に悪影響が出る可能性もあるでしょう。

高難度の資格を有しているか

エンジニアは資格が必須の仕事ではありませんが、難易度の高い資格を保有しているかどうかチェックするのもポイントです。資格を保有しているということは、一定の知識やスキルを持っているということの証明になります。

また合格率の低い資格であれば、それだけ優秀な人材であるということになります。これらを参考にすることで、モチベーションの高いエンジニアを採用できるでしょう。

相場にマッチした労働単価で優秀なエンジニアを採用しましょう

エンジニアの労働単価は、所属している会社の規模やスキル、雇用形態などさまざまな要素によって決まります。

ぜひ本記事で紹介した、エンジニアの労働単価の相場に影響を与える要素や労働単価に見合ったエンジニアを採用するコツなどを参考に、優秀なエンジニアを採用できるようにしましょう。

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この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年06月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.07.13
更新日
2024.06.29

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