Midworks
  1. TOP
  2. お役立ちコラム
  3. プログラミング言語
  4. PHP
  5. PHP副業の案件獲得方法とは?案件数が多く土日にも稼働できる!

PHP副業の案件獲得方法とは?案件数が多く土日にも稼働できる!

PHP副業の案件獲得方法とは?案件数が多く土日にも稼働できる!のイメージ PHP副業の案件獲得方法とは?案件数が多く土日にも稼働できる!のイメージ

PHPとは動的にWebページを生成できる、プログラミング言語です。PHPを用いた副業の案件には新規ECサイトの開発、既存サイトの一部回収、保守管理などがあります。案件が多様にあるので、副業の需要は高いと言えます。

本記事では、PHPの副業の業務内容を中心に、単価相場、案件の特徴、副業に向いている人の特徴についてご紹介しています。PHPを用いた副業に興味がある方は、参考にしてみてください。

PHP副業の業務内容とは

PHPはバックエンドエンジニア用のプログラミング言語なので、副業案件はサーバーサイドの開発や運用に携わるものがほとんどです。案件の具体的な業務内容は、WebサイトやWebアプリの開発が中心になります。

案件の種類としては新規ECサイトの開発のような大きな案件から、既存サイト内の一部改修など小規模なもの、保守管理などの継続案件まで多岐に渡ります。

いずれにせよ、PHPはWebページに動的な機能を追加するために開発されたプログラミング言語という経緯もあり、Web絡みの案件で力を発揮するのが強みです。SNS開発やWordPressのカスタマイズなど、PHPへのニーズは今後さらに高まることが予想されています。

PHP副業案件の単価相場

PHPは多くの企業が自社のWebサービスの開発で利用しているプログラミング言語です。既存のシステムの多くで利用されているということは、改修やカスタマイズ、保守運用といったフェーズでもPHPが使われる頻度は当然高くなります。

ニーズの高さは金額に直結するため、PHPエンジニアの報酬は高額な案件が少ないわけではなく、60万~70万円程度が単価相場とされています。在宅の副業案件に限定すると、単価相場は少し下がって50万~60万円程度のものが多くなるでしょう。

もちろんこれらは成果型の報酬金額の一例で、時給制の案件もありますし、クラウドソーシングなら数万円程度の案件もあります。金額の低いものは作業量が少ない案件や、納品の完了責任を伴わない案件に多く見られるでしょう。

PHP副業案件の特徴

WordPressは全Webサイトの4割超程度、CMSでは6割超程度と圧倒的なシェアを占めますが、そのコアソフトウェアのほとんどはPHPによって書かれています。PHPのWebに対する強みはここに端を発していると言って良いでしょう。

PHP副業案件の特徴は、この強みに由来する案件数の多さにあります。

ここでは、豊富な案件数が副業事情にどういう影響を与えているかについて説明します。

案件数が豊富で土日にも稼働できる

前述したように、PHPの副業案件は数多く存在します。募集案件が多い分、勤務形態や応募資格には幅があり、自分の条件に合ったものを見つけられるでしょう。

副業希望者の多くは、本業の勤務のない土日を使ってダブルワークしたいと考えているのではないでしょうか。また、通勤時間やコロナ禍での出勤のデメリットを踏まえ、在宅での作業を希望する人が多いでしょう。

募集されている副業案件は「週○日勤務OK」などの表記で、週の稼動日数を設定しているものが大半です。例えば「週2日」という表記は土日という意味なのか、平日の2日間という意味なのかなど、募集要項をきちんとチェックしないと誤った判断をくだしかねません。

また、在宅か常勤かという点でも働き方は変わります。

募集内容で注意しなければならないのは「リモート可」と「フルリモート」の違いです。リモート可は業務の一部がリモート可能という意味の場合や、リモートを希望すれば在宅でフルリモートできるという意味の場合もあります。こういった点も事前にチェックしましょう。

プログラミング言語によって案件数は大きく異なりますが、案件数が豊富なPHPなら土日フルリモートの案件を見つけることも可能でしょう。

報酬は実績によってアップする

PHPの副業案件は、大規模なものから小規模なものまで多種多様です。小規模なものなら実務経験の浅い人にも門戸が開けられている案件も多いため、副業初心者でも始めやすいプログラミング言語と言えるでしょう。

大規模な案件や報酬が高額な案件は競争率も応募条件も厳しくなります。実務経験○年以上という案件がほとんどですが、その条件をクリアしているからといって必ずしも受注できるというわけではありません。

クライアントが採用の際に重視するのは単なる年数ではなく、これまでにどういった案件をこなしてきたかという点です。具体的なプロジェクトの名前や担当した作業領域、保持しているスキルなどをまとめたものが実績として評価されます。

実務経験がない、あるいは浅い人が最初から大きな実績を持つことは難しいでしょう。ただ、小規模な案件でも誠実にこなしていけば実績の1つとしてカウントされます。

PHPにはたくさんの副業案件があるので、コツコツと積み重ねていけばそれが実績となり、やがて高額報酬の案件獲得に繋がると意識しましょう。

PHP副業案件の獲得方法

PHPの副業案件は数多く存在しますが、効率的に受注するためには自分の働き方に合った獲得方法を見つける必要があります。

月にどれくらい稼ぎたいのか、副業のために何時間費やせるのか、週末以外で稼動できる曜日はあるのかなど、目標と自分の生活スタイルとのバランスを取りながら無理のない範囲で案件獲得を目指しましょう。

スキルや実務経験があっても、案件の見つけ方や受注の仕方が分からなければ副業は始められません。ここでは、代表的な案件獲得方法を4つ紹介します。

副業・フリーランスエージェントに登録する

自分で営業して案件を獲得するには時間と労力が必要です。その点、副業エージェントやフリーランスエージェントに登録すれば案件をエージェントを経由で紹介してもらえるため、案件探しの手間が大幅にカットできます。

これらのエージェントサービスでは自分のスキルや稼動可能日、報酬額などの条件を事前に登録しておくため、紹介してもらえる案件はある程度こちらの希望にかなったものに限定されます。営業活動を代行してくれるサービスと考えると分かりやすいでしょう。

その反面、スキルや実務経験が足りない場合は案件をあまり紹介してもらえないというデメリットが生じます。また、エージェントサービスでは受注成立後に手数料が引かれるため、自分で営業する場合にかかる労力と比較してどちらが効率的か検討してみましょう。

副業エージェントやフリーランスエージェントは、実務経験があり高単価な案件を探している人に向いているサービスです。

SNSを活用する

FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSを活用するのも案件獲得に有効です。PHP副業関連のハッシュタグを付けて投稿したり、クライアントの募集投稿から自分に合った案件を探したりするなど、気軽に始められるのが大きなメリットです。

個人の営業活動をSNS経由で行う形なので、エージェントサービスを利用した際にかかる手数料のような料金は発生しません。ただ、こちらが気軽に始められるのと同様に、クライアント側もカジュアルなスタンスでDMなどを送ってくるケースがあります。

条件や報酬額などが曖昧なオファーが届くこともあるので、受注する前に細かい部分まで確認することが重要です。また、SNSを使ったやり取りになるので、個人情報の取り扱いに十分注意しましょう。

友人・知人から紹介してもらう

友人・知人がフリーランスや副業でPHP関連の業務に携わっている場合は、その人から案件を紹介してもらえるケースがあります。エンジニア同士で案件をやり取りしたり共同でプロジェクトにあたったりすることは、そう珍しいことではありません。

もちろん、自分から情報発信しなければ案件が勝手に転がってくるようなことはないでしょう。自分がPHPの開発スキルを持っていて、なおかつ副業を探していることを周囲に知ってもらう必要があります。

友人や知人から案件を紹介してもらうことのメリットは、営業活動に時間を費やさずに済むことです。PHP副業の報酬はWebサイトやアプリの開発といった業務の提供に対して支払われるもので、営業活動そのものには発生しません。

そういった意味でも、友人・知人からの紹介は理想的な案件獲得方法ですが、間柄が親しい分、納期や報酬などが曖昧になってしまうことがあります。後々のトラブルを避けるためにも、事前に条件などを設定した上で作業に入ることをおすすめします。

クラウドソーシングを活用する

副業に費やせる時間が少ない人や実務経験が浅い人は、エージェントサービスから適切な案件を紹介してもらうのが難しい場合があります。また、周囲にエンジニアの知り合いが少ない人も、案件を紹介してもらえる機会は少ないでしょう。

その点、クラウドソーシングには規模や職種の異なるさまざまな案件があるため、自分に合ったものを見つけるのは比較的容易です。

初心者でも受注可能な小規模な案件が多いのもクラウドソーシングの特徴の1つですが、それらは単価が比較的安い傾向にあります。また、エージェントサービスと同様にクライアントの報酬の中から手数料が引かれた形で支払われるという点にも注意が必要です。

PHPの在宅での副業案件として考えると報酬の面でやや物足りない感はありますが、実績を作るという点では非常に有用なサービスと言えるでしょう。

PHP副業に必要なスキル

前述したように、PHPはWebに特化したプログラミング言語なので、副業案件もWebアプリやWebサイトの開発に関するものがほとんどです。

それらの案件を受注するためにはPHP単体の理解だけではなく、周辺言語や付随する開発環境の知識も必要でしょう。こうした知識があれば受注できる案件の幅が広がるため、案件獲得のためにぜひマスターしておきたいところです。

ここでは、PHP副業を受注する上で必須のスキルを5つ紹介します。

ECサイト・Webサイトの開発スキル

Webサイトを制作するにはさまざまなスキルが必要になりますが、代表的なものにHTMLとCSSがあげられます。HTMLとCSSは、「HTML/CSS」などのようにセットで表記されることが多く、Webサイト制作の基盤となる言語です。

2つの役割はそれぞれ決まっており、HTMLがWebサイトの「骨組み」を、CSSがレイアウトやフォントなど「見栄え」の部分を構築しています。初期のWebサイトはこの2つによって構築されることが多かったのですが、現在は多くの機能が追加されるようになりました。

Webサイトの1つであるECサイトは情報を一方通行で掲示するだけでなく、会員登録やログイン、オンライン注文など、情報を双方向でやり取りさせる必要があります。これを行うにはバックエンドの処理が必要となり、ここでPHPが使われています。

ブログなどECサイト以外でもデータ処理が必要なWebサイトはたくさんあるので、バックエンドエンジニアにとってPHPのコーディングスキルは必要不可欠と言えるしょう。

JavaScript・フロントエンドに関するスキル

PHPは内部のデータ処理を行うバックエンド用のプログラミング言語ですが、JavaScriptはWebサイトやアプリの見た目を装飾するフロントエンド用の言語です。前述したHTMLとCSSもフロントエンドの言語に含まれます。

具体的にはポップアップウィンドウを出したり画像を拡大させたりするなど、見た目に動きを出すことが可能で、現在ではほとんどのWebサイトでJavaScriptが使われており、TwitterやFacebook、HuluなどもJavaScriptで作られています。

バックエンドエンジニアも、フロントエンドの知識がないと開発を円滑に進めることが難しくなるでしょう。案件を継続的に受注するためにも、JavaScriptなどフロントエンドの言語も積極的に学習しましょう。

Webアプリ・サービスの開発スキル

Webサイトの中にも、ECサイトなどのように双方向のやり取りが可能なものもありますが、基本は情報閲覧用に制作されています。これに対して、Webアプリは提供元とユーザーとのコミュニケーションの幅が広いことや多機能であることが特徴です。

Webアプリと似たものにネイティブアプリがありますが、これはApp StoreやGoogle Play Storeでダウンロードし、スマートフォンにインストールするアプリのことです。

スマートフォンの機能と連動して使えるのが強みですが、ユーザーにとってはインストールすることへの心理的ハードル、エンジニアにとっては高額な開発費用がデメリットでしょう。また、AppleやGoogleの審査を通らなければならないという点を面倒と感じる人も多いでしょう。

Webアプリはこうした負担が少なくアップロードなども手軽に行えるのがメリットで、YouTubeやTwitterなどが該当します。

Webアプリ・サービスの開発においてもPHPのコーディングスキルは必須ですが、他にもデータベース関連やセキュリティなど、コーディング以外のスキルも使えると重宝されるでしょう。

フレームワークスキル

PHPでWebアプリやシステムの開発に携わる際に必要となるのがフレームワークです。フレームワークとは、さまざまな開発に使える汎用的なコードがまとめられた枠組みのことで、開発工程の短縮や作業負担を少なくするソフトウェアとして多くの現場で導入されています。

LaravelやCakePHP、Symfonyなどさまざまなフレームワークが存在しますが、機能性に富んでいる、動作が軽いなどそれぞれに特徴があり、実際の案件では「Laravelエンジニア募集」など各フレームワークに限定した募集も見かけます。

フレームワークを使うとPHPでプログラムを書くときと比べて10分の1程度の行数で済むケースもあるので、エンジニアにとっては必須のスキルと言えるでしょう。

PHPのフレームワークで開発業務に携わるには、PHP単体ではなくそれぞれのフレームワークを使いこなすための知識も学ばなければなりません。

またどのフレームワークを選ぶかですが、これは有名で広く使われているものを学習するのが基本です。ただ、Laravelのように後発でも急速に人気が拡大しているフレームワークもあるので、最新情報は常にチェックしましょう。

WordPressのカスタマイズスキル

WordPressのカスタマイズは、副業案件の中で大きな割合を占めるジャンルです。PHPはWordPressのシステムを構築するプログラミング言語なので、この案件の獲得にはPHPの知識が必要です。

実際のカスタマイズではPHPの他にHTML/CSSやJavaScriptの知識が必要なケースが多くなるので、それらも併せて学習しましょう。

WordPressはブログの制作を目的に作られたシステムなので、既存のブログの模写コーディングで習熟度は上がります。ある程度スキルが上がったら実際に自分でブログを開設し、さまざまなカスタマイズを施してみましょう。

PHPの副業に向いている人の特徴

PHPの副業に必要なスキルは前述した通りですが、それらが満たされているからといって副業の受注から収益化まで、必ずしも上手くいくという保証はありません。継続的に副業できるかはプログラミングの知識や実績とは別の要素が大きく影響してきます。

社会人としての常識やビジネスマナーなどを持ち合わせているのは当然ですが、ここではPHPエンジニアにとって特に必要とされる資質や能力について説明します。

コミュニケーション力が高い

副業でPHPの作業と聞くと、ひとりでコツコツとキーボードを打ち込む姿をイメージする人が多いのではないでしょうか。実際にそういう側面はありますが、PHPの副業案件は複数人で1つのプロジェクトにあたることも多く、その際には他のメンバーとの連携が必要となります。

在宅で作業するケースでも進捗などの連絡を相互に取り合ったり、トラブルが生じたりした際など密なコミュニケーションが必要となる局面は少なくありません。また、対クライアントとの関係でも打ち合わせや交渉など、コミュニケーション能力が必要な局面は多々訪れます。

エンジニアリングマネージャーなど、マネジメント部門の職種に就く際に強く求められるのが高いコミュニケーション能力です。上級職へのジョブチェンジを狙っている人は、コミュニケーション能力の向上を日々心掛けましょう。

課題解決に向けた提案力がある

クライアントがPHP案件でエンジニアを募集するのは、現状のシステムで何らかの不具合や問題を抱えており、それを解消してほしいと考えているからです。ただし、クライアントが「○○を○○してほしい」と具体的に提示してくるケースがすべてとは限りません。

例えば、クライアントから「ECサイトの売上を伸ばすためのリニューアル」というオーダーを出された場合、エンジニア側はクライアントの要望を実現するためにPHPを使ってできることを提案する必要があります。

つまり、エンジニア側からの提案とクライアントの要望が合致して、はじめて作業に取りかかれるようになるのです。

また、作業工程の途中で何らかのトラブルが発生したケースでも、そのトラブルがどういう種類のもので、どういう作業をすれば改善できるといった提案も必要になるでしょう。

実績・ポートフォリオを持っている

PHPの副業案件を獲得する上で大きなアドバンテージになるのが実績です。これまで開発に関わってきたプロジェクトや実務経験年数などでアピールできるベテランエンジニアは、その実績だけで案件を獲得できるでしょう。

しかし、実務経験の浅い人やPHPを学び始めたばかりの人はそのような実績がありません。単価の安い案件をこなしながら少しずつ経験を積んでいく方法もありますが、努力に対する見返りが低すぎるとモチベーションの維持が難しくなることもあるでしょう。

副業は、土日や勤務後のオフタイムを使って行うことが多くなります。そんな貴重な時間を費やしているのですから、報酬は高いにこしたことはありません。

そこで必要になるのが、自分のスキルを証明するためのポートフォリオです。「WordPressのカスタマイズ」でも触れましたが、自分でブログを開設し、それをポートフォリオの1つとすることもできます。

PHPのスキルを言葉で説明するのは難しいですが、ポートフォリオを提出すればクライアントはある程度のスキルレベルを判断できるでしょう。

PHPの副業案件を見つけるのにおすすめサービス

ポートフォリオなどの準備も整い、いざ案件受注という段階になって考えるのがどの求人サービスを利用するかということです。副業は稼動可能な時間が限られているケースがほとんどなので、副業に特化したサービスを利用するのが望ましいでしょう。

PHPの副業案件の紹介サービスを展開するサイトは数多く存在します。それぞれ特徴や強みは異なりますが、ここではおすすめのサービスを3つ紹介します。

シューマツワーカー

慢性的な人手不足が続くIT業界と、副業したいエンジニア・デザイナーとのマッチングを目的とした副業仲介サービスを展開しているのがシューマツワーカーです。

募集案件はシステム開発やデザイン、マーケティングに関連したものが中心で、専属の副業コンシェルジュがサポートしてくれるのが特徴です。コンシェルジュからのヒアリングを経て紹介された案件や募集案件の中から希望するものを選び、エントリーするという流れになります。

シューマツワーカーのもう1つの特徴は時給制の案件が多いということです。稼動時間を自分でコントロールできるのは大きなメリットですが、成果型の案件と比べると報酬がやや低いと感じることもあるでしょう。

その分労働による負荷は低くなるので、本業との両立を第一に考える人にとっては働きやすいシステムと言えます。時給は2,500円程度のものが多く、勤務時間は週10時間以上、フルリモートの案件も豊富です。

基本的には実務経験のあるエンジニアやデザイナーが対象です。

また、スタートアップ企業の案件が多いため、将来的に起業を考えている人にとっては良い経験を得る機会となるでしょう。

クラウドワークス

個人・法人を問わず、インターネットを通して仕事の受発注が可能なクラウドワークスは、副業をしたことがある人なら知っている人が多い大手クラウドソーシングサービスです。

募集案件の幅が非常に広く、まったくの未経験で始められるものから実務経験やスキルレベルを厳格に定めたプロフェッショナル用のものまで多岐に渡ります。PHP関連の案件も豊富ですが、写真や音楽系などさまざまな職種の案件があるのが特徴の1つです。

案件の数や種類が多いため、自分がやりたい業務に絞って受注できるのがクラウドワークスの強みです。小さい案件なら空いている時間で手軽にこなすこともできます。また、トラブル対応や報酬の仮払い方式など、サポート体制も充実しています。

単価は職種や規模の大小、求められているスキルレベルなどによって大きく異なりますが、未経験で始められるものや実務経験が求められていないものは低く抑えられています。

一方、報酬が高額な案件は実務経験が必要なものがほとんどで、経験が浅い人が受注するのは難しいでしょう。また、最大で契約金額の20%と設定されている手数料を高いと感じる人も中に入るでしょう。

ただ、フリーランスが自分で営業して案件を受注する際のコストや、報酬未払いなどのトラブルが生じたときの損益を考えると、サポート体制が充実したクラウドワークスのサービスが高いとは言い切れないのではないでしょうか。

ちなみに、報酬額が20万円を超えると手数料は契約金額の5%まで下がります。

出典:【共通】システム利用料について|クラウドワークス
参照:https://crowdworks.secure.force.com/faq/articles/FAQ/10210?l=ja&url=10210

ITプロパートナーズ

週2日から始められる副業案件や、フリーランスや起業を視野に入れている人向けの案件を紹介するエージェントサービスを展開しているのが、ITプロパートナーズです。

ITプロパートナーズは、仲介会社を挟まない直請け案件を紹介してもらえるのが特徴です。直請けなので単価は高めで、稼動時間が少なくても比較的高額な報酬を得られます。

基本的にはしっかり稼ぎたい人向けのサービスなので、高度なスキルや豊富な実務経験を求められる案件がほとんどです。PHP開発経験のない人の案件受注はかなり難しいと言わざるを得ません。

ITプロパートナーズでは専属のエージェントが付き、案件紹介の他、契約交渉などのサポートを受けられます。契約が成立し業務がスタートした後でも、さまざまなサポートで業務をやりやすくしてくれるでしょう。

契約期間の満了前には継続か終了かの意思確認があり、終了の場合は次の案件を紹介してくれるのもメリットの1つです。

リモート案件はたくさんありますが、フルリモートで働きたい場合はエージェントにその意思をきちんと伝える必要があります。ただ、提示する希望条件が厳しすぎれば紹介してもらえる案件数は当然少なくなります。

自分の現状のスキルに対するニーズがどの程度あるのかを客観的にはかりつつ、現実的な条件を提示することが重要です。

PHPは将来性のある分野

PHPはさまざまなバージョンアップを経て、現在もWeb開発の主力として使われているプログラミング言語です。しかし、ネット上ではPHPを「オワコン」とする意見もちらほら見受けられます。

オワコンな理由の1つとして、PHPがインタープリタ型で処理速度が遅いというものが挙げられます。実行前にプログラムを変換させるコンパイラ型と異なり、インタープリタ型は実行時にプログラムを変換させるため、処理速度が多少遅くなるのは事実です。

ただ、現在のコンピュータの性能を考えると膨大な量の計算をさせない限り、処理速度の違いはそれほど感じないのではないでしょうか。むしろ、いちいち実行ファイルを作成しなければならないコンパイラ型より、開発効率が良いケースも多々あります。

また、RubyやPythonなど、PHP以外にもWeb開発で使える言語があることをPHP低評価の理由とする向きもあるのです。

確かに他の言語でもWeb開発は行えますが、既存システムの多くがPHPで作られています。何よりWordPressがPHPで作られているということこそ、他言語にはない大きな強みです。

PHPエンジニアの業務は開発だけではなく保守運用や改修など多岐に渡るので、それらの案件が多数あることもPHPの将来性を担保していると言えるでしょう。

また、PHPは構文がシンプルで習得しやすいという特徴があります。変数や出力方法などはRubyやPythonにも応用が効くため、他言語を学ぶ際にも有益です。

Web開発の分野で他言語の案件も増えていますが、PHPはもともとのマーケットが広い言語です。クライアントが既存のサービスを終了しない限り、PHPの需要が減る可能性は低いでしょう。

この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.12.27
更新日
2024.03.11

このカテゴリの一覧へ

Midworksは
今よりあなたのキャリアに
合った働き方を提供します

詳しくはこちら

フリーランスと正社員、
働き方と年収はこんなに違う?

詳しくはこちら
運営グループ提供サービス