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【現場のリアル】iOSエンジニアは「きつい」と言われる8つの理由とは?実際の年収事情も交えて詳しく解説!

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iOSエンジニアが「きつい」と言われる理由は「英語ができないと最新の情報を入手できない」「仕様の変更により過去のプログラムが動かなくなることがある」からです。一方、日本ではApple製品の人気が高く、iOSアプリのシェア率が高いことからiOSエンジニアの将来性は高いでしょう。

iOSエンジニアの概要や向いている人の特徴についてご紹介していますので、iOSエンジニアへの就職・転職を考えている人は参考にしてみてください。

そもそもiOSエンジニアとは?

iOSエンジニアとは、iOSアプリの開発をメインに行うエンジニアのことです。日本は、iPhoneやiPadなどのApple製品のシェアが高い国であるため、iOSエンジニアという職業も身近な存在となっています。

iOSエンジニアの仕事は、Webデザイナーが考えたデザインをiOSアプリに実装したり、機能やAPIの実装をしたりすることが主な仕事です。

また、iOSアプリに関連したドキュメントを作成したり、アプリに不具合が見つかったりした場合は、修正することもiOSエンジニアの仕事です。

iOSエンジニアの就職先としては、自社サービスとしてiOSアプリを開発している事業会社やアプリ開発を請け負う受託会社、クライアントにエンジニアの労働力を提供するSESなどが挙げられます。

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いきなりiOSエンジニアを目指すのは「きつい」?

エンジニア職にもさまざまな種類がありますが、いきなりiOSエンジニアを目指すのは、きついと言われることがあります。iOSエンジニアはエンジニアの中でもiOSアプリに特化していることから、専門性が非常に高く、汎用性は低いです。

そのため、まずIT未経験からiOSエンジニアになるのはハードルが高く、iOSエンジニアが求められる分野も非常に狭いという特徴があります。そのため、いきなりiOSエンジニアを目指すのは、きついでしょう。

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【8選】iOSエンジニアが「きつい」と言われている理由

iOSエンジニアを目指すのはきついと言われることがありますが、具体的にどのような理由からきついと言われているのでしょうか。

ここでは、iOSエンジニアが「きつい」と言われている理由を紹介していくため、どのような理由があるのか参考にしてみてください。

言語の汎用性がない

iOSアプリの開発で使用されるプログラミング言語は、Apple社が自社のアプリ開発のために開発したもので、後発の言語となっています。

iPhoneやiPadといったApple社のアプリ開発にしか、使用できない言語であるため、非常に汎用性が低いです。

iOSエンジニアを目指して言語を習得しても、その言語を応用して、他のシステムやWebアプリケーション開発などが難しいため、スキルを身に付けられないでしょう。

また、iOSアプリの開発は、Apple社の経営方針に依存してしまうため、安定性がないことがきついとされる理由の一つです。

チームのコミュニケーションが苦痛になる

iOSエンジニアに限った話ではありませんが、エンジニアは一人で開発を行うのではなく、他のエンジニアと協力して、チームで開発を進めることが多いです。また、情報共有やコミュニケーションはチャットやメールなどのツールを利用することになります。

しかし、このようなコミュニケーションツールは、どうしても直接対面で話す場合と違って送信されてくる文章がすべてになるため、メッセージの送り相手によっては意思疎通がしにくい面があります。

そうしたことの積み重ねを通じて、チームでのコミュニケーションがきついと感じることもあるでしょう。

会社がブラックな可能性

ブラックな体質の企業は、iOSエンジニアに限らず存在しています。もしブラック企業に入社してしまった場合、働くのがきついと感じることもあります。

ブラック企業の数は減少している傾向にはあると言われていますが、業界や業種ごとの具体的なデータはないため確証はないでしょう。ブラック企業に就職してしまうリスクは、ゼロではありません。

しかし、iOSエンジニアは専門職であり、需要も高いため、経験を積むと転職しやすいというメリットもあります。自身のキャリアを選択する際には、企業の評判や労働環境についても注意深く調査することが重要です。

Swiftの仕様変更の対応がきつい

iOSアプリ開発で用いられている主流の言語はSwiftです。Swiftは新しい言語ということもあり、頻繁にアップデートが行われています。

そのため、iOSエンジニアとしてSwiftを使用していると、頻繁に発生するSwiftの仕様変更への対応がきついという面もあります。

実際に、過去のアップデートでSwiftのデータ型が変更になったことで、それ以前のコードで記述されたプログラムは実行時エラーが発生するようになってしまいました。

このようなアップデートが頻繁に発生すると、エンジニアは過去コードの改修も行わなければいけなくなるため、大きなストレスを抱えることになります。

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英語の情報が多い

Swiftは後発の言語ですが、コミュニティの活動は活発に行われており、さまざまな情報が発信されています。しかしSwiftのコミュニティは英語で情報を発信しており、公式のドキュメントやブログも英語です。

そのため、英語が得意ではないのにSwiftを扱う場合、最新の情報を入手しようと思っても、英語の情報が多いことからきついと感じる人もいます。近年では、翻訳ソフトの技術も発展しているため、英語ができなくてもSwiftを扱うことはできるでしょう。

しかし細かいニュアンスなどは不明であるため、英語ができる方がスムーズにSwiftを扱えるでしょう。

仕様変更により実務にも影響することが多い

Swiftは後発の言語であり、現在もまだ開発中となっています。そのため、Swiftの仕様変更が実務にも影響を与えることが多く、きついと言われています。

仕様変更が発生することで、過去に開発されたプログラムが上手く動かなくなることも多いです。

このようなケースでは、ユーザーにも不利益を与えることになるため、iOSエンジニアは仕様変更によって不具合が発生していないかどうか確認し、問題があれば修正対応を行わなければいけません。

属人化することが多い

iOSエンジニアは、特定の分野に特化しているため、会社にとって属人化のリスクがあります。エンジニアの退職や病気などの影響で開発に支障が生じる可能性もあります。

このようなことが原因で、転職をしたくとも属人化による激務が原因で、その体力がなくなってしまったり、責任感が強い人だった場合は辞めづらくなってしまうでしょう。

汎用性の高いスキルが身に付けられない

iOSエンジニアとして仕事をしていれば、iOSアプリ開発に必要なスキルは身に付けることが可能です。

しかし業務を通して身に付けられるのは、iOSアプリ開発に関するスキルだけであり、汎用性の高いスキルが身に付けられないことがあり、自身の成長のことを考えるときつさを感じるでしょう。

iOSエンジニアとして仕事をする場合は、自分で構成管理などのスキルを身に付けることが大切です。

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iOSエンジニアの仕事が「きつい」と感じてしまう人の特徴

ここまで紹介したとおり、iOSエンジニアの仕事はきついと言われることも多いです。しかし、iOSエンジニアの仕事内容が、きついと感じるかどうかは人によっても異なります。

iOSエンジニアに向いている人であれば、問題なくiOSエンジニアとしてキャリアアップしていくこともできるでしょう。

ここでは、iOSエンジニアの仕事がきついと感じてしまう人の特徴を紹介するため、どのような人がiOSエンジニアの仕事に向いていないのか参考にしてみてください。

  • 汎用性の高いスキルを身に付けたい人
  • Apple製品に思入れがない人

汎用性の高いスキルを身に付けたい人

iOSアプリの開発で用いられるプログラミング言語は専門性が高いですが、汎用性は低いです。そのため、汎用性の高いスキルを身に付けたい人の場合、iOSエンジニアの仕事をきついと感じる可能性が高いでしょう。

エンジニアを目指す人の中には、手に職を付けてつぶしの効くスキルを身に付けたいという人も多いです。このような人の場合、iOSエンジニアになると理想と現実のギャップに苦しむ可能性があります。

Apple製品に思い入れがない人

プログラミングの仕事をする人の中には、もともとその分野の開発に興味があり、仕事にする人も多いです。そのため、特にApple製品に対する思い入れがない人の場合、iOSエンジニアとして仕事をしても、きついと感じる可能性が高いでしょう。

普段からPhoneやiPadを触っている人であれば、自分から興味を持って仕事をすることができます。しかしこれらに興味がない人は、仕事をしていても楽しいとは思えないでしょう。

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iOSエンジニアの平均年収は?

iOSエンジニアに興味がある人の中には、iOSエンジニアがどのくらいの年収を稼げる仕事なのか知りたいという人も多いでしょう。エンジニア職の中には仕事の過酷さの割に年収が低いことから、仕事がきついと感じるケースもあります。

しかしiOSエンジニアの場合、他のエンジニア職と比較しても年収水準は高い仕事となっています。ここでは、iOSエンジニアの平均年収について解説していくため、参考にしてみてください。

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平均年収はiOSエンジニアの「きつさ」に関係している?

iOSエンジニアの平均年収は、求人サイトの情報によると870万円ほどとなっています。他のエンジニア職と比較してもiOSエンジニアの平均年収は高い水準にあるため、iOSエンジニアの仕事がきついと感じる理由は平均年収には関係していないと言えます。

iOSエンジニアは近年需要が増している職業であり、専門性も高いことから、平均年収も高い傾向にあると言えるでしょう。

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iOSエンジニアに向いている人の特徴

iOSエンジニアという仕事には向き不向きがあるため、iOSエンジニアの仕事をきついと感じる人もいます。しかしその一方で、iOSエンジニアに向いている人も存在しています。

iOSエンジニアに適性がある人であれば、iOSエンジニアの仕事をきついと感じることなく成長していける可能性も高いでしょう。ここでは、iOSエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。

  • 年収を安定させたい
  • 専門スキルを身に付けてApple製品に関わりたい
  • スマホアプリでキャリアを積みたい
  • 今後需要が高いスキルを身に付けたい
  • 新しいことを進んで取り入れることができる

年収を安定させたい

iOSエンジニアの年収は、他のITエンジニアと比較しても高い水準にあります。

エンジニアの年収は、需要と共有によって変わるため、供給に対して需要の高いiOSエンジニアは年収が高いです。そのため、高い年収を得て収入を安定させたいと考えている人は、iOSエンジニアに向いています。

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専門スキルを身に付けてApple製品に関わりたい

iOSエンジニアの仕事の中には、Apple社が発信している最新のiOSの情報をキャッチし、開発に反映させることも含まれています。常に最新のiOSの動向を把握しておく必要があるため、もともとApple製品に対する興味がある人の方が適性があります。

そのため、iOSに関する専門性の高いスキルを身に付けてApple製品に関わっていきたいと考えている人は、iOSエンジニアに向いていると言えるでしょう。

スマホアプリでキャリアを積みたい

エンジニアとしてのキャリアをスタートする人の中には、スマホアプリを軸にキャリアを積んでいきたいと考えている人も多いでしょう。このような人は、iOSエンジニアに向いています。

iOSアプリの開発にはSwiftが用いられていますが、日本でのiOSアプリのシェアの高さに対して、Swiftを扱えるエンジニアは少ないです。そのため、スマホアプリ開発の現場で活躍したい人はiOSエンジニアを目指すと良いでしょう。

今後需要が高いスキルを身に付けたい

日本ではiPhoneやiPadといったiOSのシェアが高く、iOSアプリのシェアも高まり続けています。今後もiOSアプリの需要は伸びていくことが予想されているため、将来性があり需要の高いスキルを身に付けたい人は、iOSエンジニアに向いています。

アプリ開発でも、スマホファーストという考えが求められるようになっていることから分かるとおり、iOSエンジニアは将来性の高い職業の一つです。

新しいことを進んで取り入れることができる

iOSエンジニアとして仕事をする場合、Webアプリやネイティブアプリの開発が多数を占めます。また、iOSエンジニアはフロントエンド、バックエンド両方の開発に携わります。

このように幅広い業務を担うことになるため、常に新しいことを進んで取り入れていけるような人はiOSエンジニアに向いていると言えるでしょう。

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iOSエンジニアの今後・将来性

ここまで紹介してきたとおり、Apple製品は日本での人気が高く、iOSアプリのシェアも高いです。今後もiOSエンジニアの需要は高まっていくことが予想されているため、iOSエンジニアは将来性が高い仕事だと言えるでしょう。

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iOSエンジニアの仕事内容を理解して転職も視野に入れよう

iOSエンジニアの仕事は専門性が高く、汎用性に欠けているため、厳しいと言われます。Swiftの変更への対応や情報の多さも負担です。また、属人化しやすく他の分野への応用が難しい特徴もあります。

しかし、iOSエンジニアは需要が高く、高収入と安定性が魅力です。Apple製品への情熱や新しい技術への学習意欲がある人にとって充実したキャリアを築けるでしょう。

ぜひ本記事で紹介したiOSエンジニアという仕事の概要やiOSエンジニアがきついと言われている理由などを参考に、iOSエンジニアの仕事内容について理解を深めてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年06月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.07.21
更新日
2024.06.21

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