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プログラマーは将来性がない?需要や将来性の高いプログラミング言語について解説

プログラマーは将来性がない?需要や将来性の高いプログラミング言語について解説のイメージ

近年、AIの発展によりプログラマーの将来性は危ういと考える人もいます。一方で、プログラマーとして上流工程を担えるようにスキルアップを図れば、需要の高いプログラマーになることは可能です。

本記事では、プログラマーの将来性を中心に、キャリアアップを目指す方法、将来性の高いプログラミング言語について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

【職種別】プログラマーの将来性

現代のコンピューター技術は日進月歩の歩みを見せ、今や企業だけではなく個人間でもなくてはならない存在になりました。

コンピューターだけではなく、スマホやタブレットなどさまざまな電子機器が身近なものとなり、それに伴うソフトウェア開発にはプログラマーの存在が非常に重要となっています。

プログラマーに対する需要は高まり、将来性のある職業の1つとなっています。具体的な職業ごとに将来性をご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

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Webプログラマー

Webプログラマーの職業は今後も非常に将来性が高いです。

AIやIoTなどのテクノロジーがますます現実世界に浸透し、あらゆる産業にITが不可欠になっています。この成長する需要に対応し、個人の価値を高める姿勢が鍵です。独自のスキルと知識を磨くことで、他に代えが効かない存在になり、将来の成功を築けます。

時代に適応し、常に向上心を持つことが、Webプログラマーとしての将来性を確保する道です。

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ゲーム系プログラマー

ゲーム業界は急成長中で、市場も拡大しています。さらに、最新技術を駆使し、革新的なゲームを開発する仕事が待っています。プログラミングスキルと創造力を結集し、ゲームの進化に貢献するプロフェッショナルは今後も必要不可欠です。

ゲームプログラマーとして、将来輝かしいキャリアを築けるでしょう。

組み込み系プログラマー

家電や業務用機器に加え、IoT機器の普及により需要が拡大しています。さらに、IoTエンジニアとしても組み込みエンジニアの経験とスキルが重要視されています。

新たな分野からの需要が増加し、デジタル製品や産業用機械だけでなく、持続的なソフトウェア保守作業も行うことで、組み込みエンジニアの職種は今後も安定的な需要が期待されるでしょう。

汎用系システムプログラマー

汎用系システムプログラマーは、大型メインフレームのプログラム開発を担当する職種で、個人データ処理などに重要です。

しかし、コンピューターからPCへの移行やオープン系の普及により需要は減少傾向です。専用の言語や高いコストが課題です。現在はオープン系が主流ですが、一部企業では未だに汎用系を使用しています。

将来的にはオープン系の普及が進むでしょうが、完全には消滅しない可能性もあります。市場動向に敏感に対応する必要があるでしょう。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアの将来性は非常に明るいです。スマートフォンアプリやゲームアプリ以外にも、多くのアプリケーションが広く利用されています。

ノーコード(NoCode)ツールの台頭により、プログラミング言語の知識がなくてもアプリケーションの開発が可能です。ITの進化は加速しており、アプリケーションエンジニアの需要は安定し、今後も期待されます。

基本的な考え方を理解し、技術を磨くことで、キャリアの成功が見込めます。

オープン系プログラマー

オープン系プログラマーの将来性は明るいです。プログラマーの市場は細分化されつつあり、AI、IoT、自動制御などの分野で高い需要が予測されています。

将来にわたり市場で求められるプログラマーとなるためには、関連するプログラミング言語のスキルとアプリケーション知識を磨く必要があります。市場動向に適応し、新たな技術とトレンドに対応するプロフェッショナルが求められます。

セキュリティ系プログラマー

セキュリティ系プログラマーは今後も不可欠な存在です。

セキュリティの重要性はますます高まり、企業にとって欠かせない要素となっています。高度なIT社会でセキュリティの仕事が減少することは考えにくく、むしろ増加する傾向です。セキュリティエンジニアの役割は不可欠で、将来性は確実です。

セキュリティに特化したスキルを持つことは、IT分野での成功につながるでしょう。

通信系プログラマー

通信系プログラマーは今後ますます需要が高まる職種と言えます。従来のネットワーク接続から、リモート会議や遠隔操作など広域な通信アプリケーションが増えています。

このトレンドに合わせて、通信系プログラマーの役割が重要性を増し、市場で期待されています。ネットワークの専門知識とプログラミングスキルを組み合わせ、広範な通信ニーズに応える能力を持つプロフェッショナルは、今後のIT分野で注目されるでしょう。

プログラマーの現状や今後の需要は?

プログラマーは需要も高く、人材の流入も多いとされる職業ですが、離職率が高めという現状もあります。

その理由には、納期などによって徹夜をしなければならない時期があるなど仕事の環境がハードという点が挙げられるでしょう。

そのため、近年では海外のプログラマーを採用し人手を補いつつ、費用を抑えている企業も多くなってきています。

しかし、プログラマーだからといって24時間365日激務というわけではありません。納期がない時期は暇になることもあり、そういった面では繁忙期がある他の仕事と変わらないでしょう。

プログラマーはAIに仕事を奪われる?

近年、目覚ましいAIの発展が話題となっています。世間では、AIの発展によって仕事が奪われる可能性も示唆されています。

プログラマーはAIに仕事を奪われるのか、という話もありますが、結論、AIには奪われないといえます。AIを活用するのは人間の仕事です。今後は、AIを活用し、いかに効率的に業務を進めるかが重要になってくるでしょう。

そのため将来性のあるプログラマーを目指すのであれば、プログラミングや各言語に対する知見だけではなく、AIについても深い理解があるとよいでしょう。

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プログラマーがキャリアアップする可能性

プログラマーがキャリアアップする方法には、主に2つのパターンが存在しています。

自分が生涯プログラマーを貫きたいのか、より広く活躍したいかによって、プログラマーのキャリアアップの道は変わるでしょう。

ここではプログラマーがキャリアアップする方法について詳しく紹介していきます。

上流工程を目指す

プログラマーのキャリアアップには、SEやプロジェクトマネージャーなどの上流工程を行う職種を目指すという方法があります。

こういった職種を目指すにはプログラマーとしてのスキルだけでなく、高度なコミュニケーション能力やマネジメントスキルを取得する必要があるでしょう。

上流工程がこなせれば、関われる仕事の範囲が広げられ、活躍できる範囲も広くなるでしょう。

プログラマーとしてスキルアップする

プログラマーとしてスキルアップするには、セキュリティ分野が注目されています。

サイバー攻撃が増加する中、セキュリティに精通し、システムの安全性を保つスペシャリストの需要が高まっています。

ネットワークやサーバーの設計・運用を担当し、ユーザーのデータを守る役割はやりがいのあるものです。セキュリティ対策のスキルは今後も重要性が増し、成長が期待される分野です。

プログラミング未経験の方や将来プログラマーを目指している人には、
同社が運営するプログラミングスクール「tech boost」がおすすめです。

将来性の高いプログラミング言語は?

今後のテクノロジーの進化に対応できる可能性が高く、需要が高まっているとされている言語を5つ紹介します。

さまざまなプロジェクトに適用できる拡張性と柔軟性を持ち、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能、ブロックチェーンなどの新しい技術やトレンドに対応するための機能やライブラリを提供する言語が注目されています。

そのため、需要が高まっている言語に対応できれば、将来性のあるプログラマーになれるでしょう。

ただしプロジェクトや業界のニーズによって、適した言語が異なることに注意してください。

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Python

Pythonは、サーバーサイド開発や内部での処理に使用され、多くの場面で活用されています。例えば、YouTubeやInstagramなどの大規模なプラットフォームでもPythonが利用されています。

さらに、Pythonはビッグデータ、AI、データサイエンスなどの分野で注目を集めています。

具体的には、Webアプリケーション開発、ゲーム制作、スクレイピング、機械学習、ディープラーニング、ビッグデータ解析、シミュレーションソフトウェア(宇宙や地球工学など)、数値解析ソフトウェア(電力など)など、多岐にわたる分野でPythonが活躍しています。

その幅広い用途と将来性から、Pythonはプログラマーにとって非常に価値のある言語です

JavaScript

JavaScriptは、Webサイト制作からWebアプリ開発、デザインソフトへの自動処理、スクレイピング、Webゲーム開発、さらにはデータ収集やAPI連携まで、多岐にわたる用途で利用できるプログラミング言語です。

特にWeb開発現場では、手軽にプログラムを書いてテストできる利便性が高く、学習資料やコミュニティも豊富に存在し、学習しやすい特徴があります。

日本語のドキュメントも多いため、初学者にとってもアクセスしやすく、JavaScriptの知識は今後ますます重要となるでしょう。

Java

Javaはプログラミング言語の王道で、Webアプリケーションやデスクトップアプリケーション、POSレジ、勤怠管理システムなど幅広い領域で活用されています。

その魅力の一つは、OSに依存しない開発が可能な点です。Javaのプログラムはどの環境でも動作し、クロスプラットフォーム対応が容易です。

安定性と信頼性が求められる分野での利用が多く、今後も需要が高まる可能性があるため、プログラミングを学ぶ際にはJavaは優れた選択肢でしょう。

Rust

Rustは、プログラミング言語として安全性と高性能を両立させる特徴を持ちます。メモリ管理やセキュリティに対する厳格な監視をコンパイル時に行うため、大規模なシステム開発やアプリケーション開発において優れた安全性を提供します。

多数のエンジニアが協力してもバグが少なく、信頼性の高いシステムを構築できます。また、クラウドストレージやブラウザなどの大規模な接続に対して高速な処理とデータの堅牢性を提供し、セキュリティにも強みを持っています。

これらの特徴から、Rustは大規模なシステムとアプリケーションの開発に適しており、将来性の高いプログラミング言語とされています。

Swift

Swiftは急速に人気を伸ばし、Apple製品のiOS開発言語として不動の地位を築いています。Appleデバイスの普及が続く限り、Swiftの需要は安定し続けるでしょう。Apple関連のアプリケーション開発に興味がある方には、Swiftの学習が将来に向けた有望な投資と言えます。

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プログラマーの生涯年収

プログラマーの生涯年収は、約1億9,000万円と言われています。これは、22歳(新卒)から59歳(定年)まで働くことを考えた場合の試算です。

サラリーマンの生涯年収が約2億円と言われることもあるため、大きな差はないと考えられています。またこの値は、平均値ですので、案件の受注数やスキルの程度、資格の有無によっては大きく変わる場合もあります。

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将来的にはプログラマーもマネジメントスキルが必要?

指示されるまま下流工程をこなしている間は、特に必要ないとされるマネジメントスキルですが、将来的にはプログラマーにもマネジメントスキルが求められる場合もあります。

例えば、フリーランスとして独立する場合や、自ら企業を設立する場合にはプログラミングの仕事だけではなく、自身や従業員の管理をしなければなりません。

管理者になるという面から見ると、業務をスムーズに動かし業績を向上させるマネジメントスキルは必須の項目となるでしょう。

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プログラマー「35歳定年説」とは?

プログラマーの世界には「35歳定年説」と呼ばれる説が存在します。

しかしIT業界では35歳を過ぎて現役で活躍しているプログラマーも多く存在しています。ではなぜ、業界で35歳定年説が浸透しているのでしょうか。

肉体・精神面の衰えが目立ち始める年齢だから

人は30歳半ばを迎えると体力が衰え始めると言われています。プログラマーは仕事内容によっては業務の時間が長く、不規則な生活になりやすい職種です。

業務内容はデスクワークがほとんどで運動不足になることも多いため、身体に負担がかかり、長期間続けていると体調を崩してしまうこともあるでしょう。

若い頃であれば、ある程度の不調なら乗り越えられるかもしれませんが、身体の衰えを感じ始めるようになると一度体調を崩してしまうと中々改善することができず業務に差し支えてしまうこともあります。

また、身体だけではなく脳の学習能力が低下しはじめるのも35歳前後という説があります。プログラマーの世界は、多くの言語を操り、新しい知識や、生み出される数々の技術を学習していかなければなならない職種です。

そのため、学習能力や学びたい、という意欲が低下する35歳を過ぎると日々進化していく業界自体から取り残されてしまう、と考えられているのでしょう。

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35歳を過ぎてもプログラマーでいることは可能

プログラマーは35歳前後で定年となる説について説明しましたが、現在ではこの説は当てはまらないケースの方が多いという意識が浸透しつつあります。

確かに20代の頃に比べれば無理はできないかもしれませんが、スケジュールを立てて生活習慣に気を遣い、無理なく仕事に取り組めば十分プログラマーとして活動できるでしょう。

また、35歳を過ぎると学習能力が低下すると言いましたが、これは科学的には証明されていない通説です。

そのため本人の気持ちの持ち方次第で、35歳を過ぎても新しい知識を取り入れていくことは可能でしょう。

自分が生涯プログラマーとして従事していたいのか、それともキャリアアップによって新しい職種で活躍していきたいのかを見極めて、自分に合った仕事のやり方を模索していきましょう。

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年09月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.13
更新日
2024.09.08

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