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AWSとはどんなメリットがあるの?サービスや取得できる資格を解説

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「AWSにはどんなサービスやメリットがあるの?」
「AWSで取れる資格は何がある?」
このように、AWSについて知らない人やAWSで取得できる資格に興味がある人もいるのではないでしょうか。

本記事ではAWSの概要やAWSを利用することのメリット、AWSで利用できるサービス、取得できる資格などについて紹介しています。

この記事を読むことでAWSの基本的な知識を得ることができ、メリットを理解した上でAWSを利用できるようになるでしょう。

また、AWSを利用する時に気を付けることも紹介しているため、スムーズにAWSを利用できるようにもなります。

AWSとは何か詳しく知りたい人や、AWSでできることや取得できる資格に興味がある人は、ぜひこちらをチェックしてみてください。

目次

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  1. AWSは何の略?
  2. AWSとはクラウドコンピューティングを使ったサービス
    1. パブリッククラウド
    2. プライベートクラウド
  3. AWSを利用するメリット
    1. ビジネスを効率化できる
    2. 調達費用を削減することができる
    3. セキュリティ対策ができる
    4. データベースを利用することができる
    5. サーバー環境を構築することができる
    6. 専用回線がある
    7. データを保存することができる
    8. コンテンツ配信をすることができる
    9. メールを送信することができる
    10. 開発サービスがある
    11. AIを利用できる
    12. ワークフローで管理できる
  4. AWSで利用できるサービス
    1. Amazon CloudWatch
    2. Amazon RDS
    3. Amazon EC2
    4. Amazon S3
    5. AWS Lambda
    6. Amazon Route53
  5. 個人で取得できるAWSの資格
    1. AWS Certified Cloud Practitioner
    2. AWS Certified Solutions Architect - Associate
    3. AWS Certified SysOps Administrator - Associate
    4. AWS 認定デベロッパー - アソシエイト
    5. AWS Certified Solutions Architect - Professional
    6. AWS 認定セキュリティ
    7. AWS Certified Database - Specialty
    8. AWS Certified Machine Learning - Specialty
    9. AWS Certified Advanced Networking - Specialty
    10. AWS Certified Data Analytics – Specialty
    11. AWS Certified: SAP on AWS - Specialty
  6. AWSを利用する時に気を付けること
    1. 構築や運用にノウハウが必要になる
    2. 従量制の課金になる
    3. ダウンタイムの対応が必要
    4. サポートを受けることもできる
  7. AWSを利用するメリットを知っておこう

AWSは何の略?

AWSとは、「Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス)」を略したものです。

AWSは、Amazonが提供しているサービスの1つを指します。また、AmazonはショッピングサイトやAWS以外にも、「Amazonプライム」や「Amazon Devices」といったサービスなども提供しています。

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AWSとはクラウドコンピューティングを使ったサービス

「クラウドコンピューティング」は、クラウド環境で提供されるコンピューティングを使ったサービスのことを指します。

したがってAWSは、Amazonが提供しているクラウド環境(インターネットネット環境)でサーバーやストレージ、データベースやソフトウェア、ネットワークを利用できるサービスのことになります。

▼関連記事
AWSエンジニアになるには?仕事内容や案件例・将来性についても解説

パブリッククラウド

パブリッククラウドは公共のクラウドという意味を持つため、クラウドサービスの提供者が構築した環境を、他のユーザーと共同で利用するというサービスになっています。

パブリッククラウドの特徴は、共同で利用できる環境が用意されており、その中から自分の希望に沿ったサービスを選択して利用できることです。サービスに申し込めば、すぐに使うことができます。

プライベートクラウド

企業が環境を構築して利用するクラウドサービスのことをプライベートクラウドといいます。パブリッククラウドのように他のユーザーと共同で利用するのではなく、単独の企業のみが環境を利用できます。

共同利用ではないためセキュリティ対策をしっかり行え、環境を好きなようにカスタマイズできることがメリットです。

しかし、クラウド環境を構築するための初期費用や手間がかかること、運用や保守、セキュリティなど全て自社で行わなければならない点がデメリットです。

また、それぞれの利点を組み合わせた「ハイブリッドクラウド」もあります。

AWSを利用するメリット

AWSは、調査会社Synergy Research GroupとCanalysによる調査結果によると、2023年第一四半期時点のクラウドシェア率1位で約32%のシェアを誇っています。

クラウドシェア率2位はMicrosoft Azureで約23%のシェアとなっているため、AWSとAzureでクラウドシェアの半分以上をカバーしていることになります。

クラウドシェア率1位となっているAWSは、どうしてそれほど人気があるのでしょうか。ここではAWSが選ばれる理由として、利用するメリットを紹介していきます。

出典:Q1 Cloud Spending Grows by Over $10 Billion from 2022; the Big Three Account for 65% of the Total|Synergy Research Group
参照:https://www.srgresearch.com/articles/q1-cloud-spending-grows-by-over-10-billion-from-2022-the-big-three-account-for-65-of-the-total

  • ビジネスを効率化できる
  • 調達費用することができる
  • セキュリティ対策ができる
  • データベースを利用することができる
  • サーバー環境を構築することができる
  • 専用回線がある
  • データを保存することができる
  • コンテンツ配信をすることができる
  • メールを送信することができる
  • 開発サービスがある
  • AIを利用できる
  • ワークフローで管理できる

ビジネスを効率化できる

AWSを利用すれば、これまで自社で管理していたサーバーをなくすことができます。これによって、サーバー管理や運用の手間がかからなくなることはメリットでしょう。

また、自社でストレージやCPU、メモリ等を用意していると使いきれない部分で無駄が生じます。AWSの場合、たとえばストレージであれば、使っている部分だけの課金になるためより効率的でしょう。

調達費用を削減することができる

クラウド環境を新たに構築しようとすると、手間も費用もかかります。しかしAWSの利用であれば初期費用が必要ないため、新たにクラウド環境を構築、調達する場合の費用を削減できます。

また、AWSは従量課金制であることも利用する上でのメリットでしょう。AWSの利用量に応じた課金制度となっているため、利用量が少ない場合でも安心して利用できます。

セキュリティ対策ができる

AWSクラウド内については、ユーザー自身でセキュリティ対策ができる、のもAWSを利用するメリットでしょう。

AWSの利用時には大切なデータの保管場所をセキュリティの高い場所に設定したり、データにアクセスできるユーザーを特定・制御することが可能です。セキュリティタスクを自動化することで、他に人的リソースを回せます。

データベースを利用することができる

AWSでは複数の専用データベースを利用できます。

専用データベースエンジンには、リレーショナルデータベース(RDBMS)やドキュメントデータベース、台帳データベースなどが用意されています。

多数のデータベースが用意されているため、ユーザーのさまざまなニーズに応えられるでしょう。

サーバー環境を構築することができる

AWSでは新しいデプロイ環境やテスト環境が用意されているため、世界各地のデータベースにサーバーを構築できるメリットがあります。

サーバー構築には初期費用もかからず、従量課金制となっているため、不要コストをかけずにサーバーを構築できることもメリットでしょう。オンプレミスでサーバー環境を構築する場合、サーバーの発注から納品、稼働までに日数がかかりますが、AWSでは省略可能です。

専用回線がある

AWSでは、「AWS Direct Connect」という専用回線が利用できます。専用回線とは、ユーザーがインターネットを経由せず、直接AWSに接続できるというサービスです。

AWSに専用回線があることにより、安定した接続を確立できたり、高いセキュリティ対策が可能になったりするメリットがあります。インターネット回線を使用してもAWSは利用可能ですが、回線の状況によっては接続が安定しない可能性があるでしょう。

データを保存することができる

AWSで代表的なストレージは、「Amazon S3」でしょう。

Amazon S3はオブジェクトサイズは5TBまで、1PUTにアップロードするオブジェクトの最大サイズは5GBという制限はあるものの、データの総量やオブジェクトの数に制限はありません。また、約99%の耐久性も誇っています。

Amazon S3以外にも、「Amazon Elastic File System」や「Amazon Elastic Block Store (EBS)」といったストレージサービスがあります。

出典:Amazon S3|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/s3/?c=s&sec=srv

コンテンツ配信をすることができる

近年では動画を配信する人も増えました。AWSでも「ライブストリーミングソリューション」を利用したコンテンツ配信ができます。

ライブストリーミングソリューションは2種類あり、Simple Storage Service(Amazon S3)を使用したものとAWSライブストリーミングが用意されています。

それぞれカスタマイズや出力方法、ライブリワインドやリスタートなどの機能がついているかどうか、といった違いがあります。

メールを送信することができる

AWSからメールを送信できる、Amazon SES(Simple Email Service)も利用可能です。Amazon SESはサーバーレスで独自のドメインを利用でき、メール認証によって信頼性を担保できます。

Amazon SESを利用してメールを送信した場合、レピュテーション管理が不要なこと、大量メール用に価格設定されていることもメリットでしょう。

開発サービスがある

AWSには、AWSのアプリケーションを開発するためのデベロッパー用ツールが用意されています。

2023年4月には、ソフトウェア開発サービス「Amazon CodeCatalyst」が、提供開始されました。Amazon CodeCatalystでは、ブループリントを使用して、すぐに新しいプロジェクトを開始し迅速に構築、提供するためのサポート機能があります。

Amazonのフルマネージドサービスであることも、ポイントでしょう。

出典:Amazon CodeCatalyst の一般提供を開始|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2023/04/general-availability-amazon-codecatalyst/

AIを利用できる

AWSではAIサービスも利用できます。たとえば、「Amazon Rekognition」では機械学習によって画像認識やビデオ分析を自動化したり、「Amazon Lookout for Vision」では欠陥のある製品の品質検査を自動化します。

他にも、オペレーションを改善する「AWS Panorama」なども利用可能です。AWSは、新たなAIの開発にも積極的に取り組んでいるため、今後も利用可能なAIサービスは増えるでしょう。

ワークフローで管理できる

AWSには、ワークフロー管理に利用できるサービスがいくつかあります。

他のAWSサービスと連携しやすい「AWS Step Functions」や、データ収集や加工、カタログ化などを行える「AWS Glue」にもワークフローの管理機能があります。

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AWSで利用できるサービス

ここからは、AWSで利用可能な代表的なサービスを5つ紹介していきます。AWSを適切に活用するために、それぞれどのようなサービスか知っておくとよいでしょう。

Amazon CloudWatch

「Amazon CloudWatch」は、AWSのリソースやAWSで現在実行されているアプリケーションをリアルタイムでモニタリングし、メトリクスの収集や追跡などを行えるサービスです。

メトリクスのしきい値をあらかじめ設定しておけば、しきい値を超えた際にアラームやリソースの自動変更などを行いパフォーマンスを向上させます。

視覚化ツールによって、システム全体でのリソースの使用率や、アプリケーションのパフォーマンスの可視性が得られるでしょう。

Amazon RDS

「Amazon RDS」は、AWSが提供しているリレーショナルデータベースのことです。

従来のようにオンプレミスで構築するのではなく、AWSで利用契約すればすぐに利用開始できるデータベースとなっています。Amazon RDSを利用すればデータベースの管理や保守作業をする必要がなくなるため、より効率的に業務を行えるようになるでしょう。

Amazon EC2

「Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)」とは、AWSで利用できる仮想サーバーサービスです。

Amazon EC2であれば、サーバーの使用状況が変わった際もCPUやメモリなどのスペックの変更が簡単にでき、一時だけスペックを上げることも可能です。

Amazon S3

「Amazon S3」とは、AWSが提供しているオブジェクトストレージサービスのことです。

高い耐久性を誇り、データの総量には上限がないため実質無限に利用可能なストレージになっています。Amazon S3も使った分だけコストがかかる仕組みであるため、コスト削減に繋がるでしょう。

AWS Lambda

「AWS Lambda」はサーバーレスコンピューティング、つまりAWSが提供しているサーバーレスで使用するためのサービスになります。

AWS Lambdaを使えば、通常サーバーが必要になるWebアプリケーションの稼働もサーバーレスで行えるということです。これにより、サーバーを構築し運用管理する手間や費用が発生しなくなります。

AWS Lambdaの使用料金も従量課金制で、使用した時間だけの請求となるため、コストを削減できるでしょう。

Amazon Route53

「Amazon Route53」はAWSが提供しているドメイン登録やDNSルーティング、ヘルスチェックなどの機能が使えるサービスです。

管理したいドメインがある場合、Amazon Route53にドメイン登録して管理できます。登録可能なDNSレコードもAレコードタイプやCAAレコードタイプ、TXTレコードタイプなど、さまざまなタイプを登録可能です。

ヘルスチェックではリソースのチェックを行い、リソースの管理も可能になります。

個人で取得できるAWSの資格

AWSには、個人で取得可能な資格がいくつかあります。

個人で取得できるAWSの資格は、4つのレベルに分かれています。難易度が低い方から、基礎レベル・アソシエイトレベル・プロフェッショナルレベル・専門知識レベルとなります。

AWSはクラウドサービスとしての人気が高いことやシェア率の高さから、資格取得しておくことで就活や転職に有利になるでしょう。

出典:AWS 認定|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/

▼関連記事
AWSの個人利用では何ができる?メリットや注意点もあわせて紹介

AWS Certified Cloud Practitioner

「AWS Certified Cloud Practitioner」は、AWSの資格の中でも基礎レベルにあたり、もっとも難易度が低いとされている資格です。

AWSを触り始めて間もない人や、営業やマーケティングなどのためにAWSを活用したい人向けに、AWSの入門としておすすめの資格となっています。試験は、複数選択または複数応答からなる65問で行われます。試験時間は90分です。

出典:AWS Certified Cloud Practitioner|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

AWS Certified Solutions Architect - Associate

「AWS Certified Solutions Architect - Associate」は資格の名称の通りアソシエイトレベル、試験難易度でいうと中レベルの資格です。対象となるのは初心者レベルではなく、AWSを1年程度は使用した経験がある人でしょう。

試験は、複数選択または複数応答からなる65問、130分で行われます。合格するためにはある程度、しっかり勉強する必要があるでしょう。

出典:AWS Certified Solutions Architect - Associate|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/l

AWS Certified SysOps Administrator - Associate

「AWS Certified SysOps Administrator - Associate」もアソシエイトレベルのAWSの資格です。試験難易度は中程度、複数選択または複数応答による65問の質問を130分で解いていくことになります。

AWSをすでに触ったことがあるレベルの人が対象の資格で、デプロイやプロビジョニング、ネットワークやコンテンツ配信、セキュリティ・コンプライアンスなどが出題対象となっています。

出典:AWS Certified SysOps Administrator - Associate|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-sysops-admin-associate/

AWS 認定デベロッパー - アソシエイト

「AWS 認定デベロッパー - アソシエイト」も資格の名称通り、アソシエイトレベルで難易度が中程度のAWSの資格です。この資格はAWSでの開発・保守に関する資格であるため、開発者向けです。

試験時間は4時間、試験内容にはデプロイやセキュリティからAWS開発、リファクタリングなどが含まれます。

出典:試験対策: AWS 認定デベロッパー – アソシエイト|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/training/classroom/exam-readiness-aws-certified-developer-associate/

AWS Certified Solutions Architect - Professional

「AWS Certified Solutions Architect - Professional」はAWS Certified Solutions Architectのプロフェッショナルレベルの資格となっており、難易度は高めです。

資格試験は75問、180分で行われます。AWS CLIやAWS API、要件を正確に捉え評価する、ハイブリッドアーキテクチャの設計能力などが求められます。

出典:試験対策: AWS 認定デベロッパー – アソシエイト|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/training/classroom/exam-readiness-aws-certified-developer-associate/

AWS 認定セキュリティ

「AWS 認定セキュリティ(AWS Certified Security - Specialty)」はAWSの資格の中でも専門知識を要する資格試験で、難易度は高いでしょう。

セキュリティという資格の名称の通り、インシデント対応やログ記録、モニタリング、データ保護といったセキュリティに関する問題が65問ほど出題され、試験時間は170分となっています。

出典:AWS 認定セキュリティ – 専門知識|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-security-specialty/

AWS Certified Database - Specialty

「AWS Certified Database - Specialty 」は、主にAWSのデータベースについての知識に特化した、専門知識レベルの資格です。試験内容はデータベース設計やデプロイと移行、データベースセキュリティなどデータベースについての内容となっています。

出題数は65問、試験時間は180分です。難易度が高い資格試験であるため、データベーステクノロジー分野の経験が5年程度あるとよいでしょう。

出典:AWS Certified Database - Specialty|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-database-specialty/

AWS Certified Machine Learning - Specialty

「AWS Certified Machine Learning - Specialty 」はAWSの専門知識レベルの資格です。Machine Learningという名称の通り、クラウドでの機械学習ソリューションを設計、構築、デプロイや最適化するといった能力が求められます。

試験は65問、180分で行われます。初心者ではなく、1年~2年程度の実務経験がある人向けの資格です。MLシステム開発に携わる人にとっては、知識を広げるのに役立つ資格でしょう。

出典:AWS Certified Machine Learning - Specialty|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-machine-learning-specialty/

AWS Certified Advanced Networking - Specialty

「AWS Certified Advanced Networking - Specialty 」はAWSの資格の中でもとくにネットワーク関係に特化した専門知識レベルの資格で、試験難易度は高めです。

AWSのテクノロジーやセキュリティ、ストレージオプション、ネットワークセキュリティ機能といった幅広い知識が求められます。

AWS Certified Data Analytics – Specialty

「AWS Certified Data Analytics - Specialty」は、クラウド上でのデータ分析に関する知識が問われる資格です。専門知識レベルの資格の1つであるため、難易度は高めでしょう。

Amazon AthenaやAWS GlueといったアナリティクスといったAWSのさまざまなサービスの知識が必要になります。

出典:AWS Certified Data Analytics - Specialty|AWS
参照:https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-data-analytics-specialty/

AWS Certified: SAP on AWS - Specialty

「AWS Certified: SAP on AWS - Specialty 」はクラウド上でSAPソリューションを設計したり、SAPワークロードを実装するといったSAPに特化したAWSの資格です。

SAP on AWSの約1年以上の経験や、SAP自体を5年程度経験している人が対象となっている、専門性の高い資格です。

SAPは日本でも多くの企業が導入しているソフトウェアであるため、できれば取得しておきたい資格の1つでしょう。

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AWSを利用する時に気を付けること

AWSは非常に便利なクラウドサービスではありますが、利用する上での注意点があります。ここからは、AWSを利用する時に気を付けておきたいポイントを紹介するため、参考にしてみてください。

▼関連記事
【詳しく解説】AWSは何がすごいのか?代表的なサービスや使うメリットを紹介

構築や運用にノウハウが必要になる

AWSにはさまざまなサービスがあり、現在も増え続けています。どのサービスが自分の目的に沿っているのか、それぞれのサービスについて知識がないとベストな選択ができないでしょう。

AWSが管理してくれない部分は自分で管理しなければならないため、ノウハウも必要です。

従量制の課金になる

従量課金制であるために、どの程度の費用が発生するのかあらかじめ予想が立てにくいでしょう。

それほど使っていないと思っていても、たくさんのデータを保管してしまっていた場合は予想外に費用がかかる可能性があります。

ダウンタイムの対応が必要

AWSで利用しているサービスがメンテナンス等で使えなくなり、ダウンタイムが発生することがあります。AWSのサービスを使えないダウンタイプをどう過ごすのか、どう対応していくのかあらかじめ決めておいた方がよいでしょう。

また、ダウンタイムを最小限に抑えるための工夫も必要になります。

サポートを受けることもできる

AWSの知識が不足している場合は、「AWS Partner Network」でサポートが受けられます。

クラウド移行を目指しているけれど知識がないという場合でも、AWS Partner Networkのパートナーになればクラウドに移行するためのサポートをしてもらえます。個人で利用する場合やノウハウのある人がいない場合は、検討してみましょう。

AWSを利用するメリットを知っておこう

AWSとは利用できるサービスが多く、簡単に利用できる点が魅力のクラウドサービスです。

料金は従量課金制となっており、使った分だけ請求されるため、余計なコストがかかる心配はありません。ある時間帯だけCPUやメモリの使用量を増やすといった、効率的な使い方も可能です。

ぜひこの記事を参考に、AWSを効率的に利用していきましょう。

\\スキルアップを目指して資格を取得しよう//

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.07.03
更新日
2024.03.23

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