Midworks
  1. TOP
  2. お役立ちコラム
  3. フリーランスの基礎知識
  4. 課題・悩み
  5. 中小・ベンチャー企業が求める外部委託エンジニアを調査!勤めるために必要なことは?

中小・ベンチャー企業が求める外部委託エンジニアを調査!勤めるために必要なことは?

中小・ベンチャー企業が求める外部委託エンジニアを調査!勤めるために必要なことは?のイメージ

「中小企業やベンチャー企業の場合、フリーランスへの仕事の発注についてどんな風に考えているの?」
「中小企業やベンチャー企業が求めているフリーランスの年齢や経験年数って?」
「中小企業やベンチャー企業がフリーランスを募集する場合の報酬はどのくらい?」
このように、ベンチャー企業や中小企業のフリーランスエンジニア獲得意欲について詳しく知りたいと考えているフリーランスも多いのではないでしょうか。

本記事では、中小・ベンチャー企業が求める外部委託エンジニアに関する調査結果について解説しています。本記事を読むことで、中小企業がどのようなフリーランスエンジニアを求めているのか把握できるでしょう。

ベンチャー企業や中小企業が求めているフリーランスエンジニアの条件について知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

この調査のサマリー

株式会社Branding Engineerが実施した「中小・ベンチャー企業における外部委託エンジニアの獲得意欲」では、多くの中小・ベンチャー企業が30代かつ5年以上の実務経験を持つフリーランスエンジニアを求めているということが判明しました。

また、特にシステム開発経験やコンサルティングの経験を持った人材が求められる傾向がありましたが、協調性といった人間性の面も重視されていることが明らかになりました。

調査概要

本調査は「中小・ベンチャー企業における外部委託エンジニアの獲得意欲」に関する調査となっています。

調査期間としては2022年1月26日〜2022年1月29日までとなっており、中小・ベンチャー企業の経営者や役員417名を対象にインターネット調査で実施されました。

中小企業の37.6%が「外部委託エンジニア」の獲得に意欲的

本調査では、「Q1.あなたのお勤め先の「外部委託のエンジニア」の獲得意欲を教えてください。」という質問に対して、「かなり意欲が高い」と答えた経営者が13.6%、「やや意欲が高い」と答えた経営者が24.0%という結果になっていました。

なお、「あまり意欲はない」は29.5%、「全く意欲はない」は32.9%となっています。そのため、中小企業の約4割ほどが外部委託エンジニアの獲得に意欲を持っていると言えるでしょう。

求める年齢層は「30代」が56.7%で最多

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q2.外部委託のエンジニアに求める最適な「年齢層」を教えてください。」という質問をしたところ、「30代」と答えた経営者が56.7%という結果になっていました。

なお、「20代」が8.2%、「40代」が26.8%、「50代」が5.7%、「60歳以上」が1.3%となっています。そのため、中小企業が外部委託エンジニアに求めている年齢層では6割近くが30代と最多になっていました。

求める経験年数は「5-10年未満」が32.5%で最多

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q3.外部委託のエンジニアに求める「経験年数」を教えてください。」という質問をしたところ、「5-10年未満」と答えた経営者が32.5%という結果になっていました。

なお、「1年未満」が0.6%、「1-2年未満」が3.2%、「2-3年未満」が8.9%、「3-5年未満」が29.9%、「10年以上」が21.7%となっていました。そのため、中小企業が外部委託エンジニアに求めている経験年数は「5-10年未満」が最多という結果になっています。

求めるスキルは「システム開発」(59.9%)や「コンサルティング/PM」(37.6%)

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q4.外部委託のエンジニアに求める「スキル」を教えてください。(複数回答)」という質問をしたところ、「システム開発」と答えた経営者が59.9%、「コンサルティング/PM」と答えた経営者が37.6%という結果になっていました。

なお、「インフラ開発」が36.3%、「Webデザイン」が30.6%、「ゲーム開発」が7.6%、「その他」は11.5%となっていました。

求める契約形態は「準委任」が27.4%

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q5.外部委託のエンジニアに求める「契約形態」を教えてください。」という質問をしたところ、「準委任」と答えた経営者が27.4%という結果になっていました。

なお、「派遣」は19.1%、「どちらでも可」は53.5%という結果になっていたため、多くの中小・ベンチャー企業が「準委任」であれば問題ないと考えていると言えるでしょう。

65.0%の企業が外部委託エンジニアを「2~10人」募集したい意向

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q6.外部委託のエンジニアの募集したい「人数」を教えてください。」という質問をしたところ、「2~10人」と答えた経営者が65.0%という結果になっていました。

なお、「1人以下」は7.0%、「11~20人」は15.9%、「21~30人」は3.8%、「31人以上」は8.3%という回答でした。

募集時の一人当たりの報酬は「60-80万円未満」が27.4%で最多

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q7.外部委託のエンジニアを募集する際の「一人当たり報酬金額(SEレベル)」を教えてください。」という質問をしたところ、「60-80万円未満」と答えた経営者が27.4%という結果になっていました。

なお、「50万円未満」が19.1%、「50-60万円未満」が19.1%、「80-90万円未満」が13.4%、「90-100万円未満」が12.1%、「100-150万円未満」が3.2%という回答でした。

「他の開発メンバーとの協調性」や「幅広い知識と柔軟性」を期待する声も

Q1の問いに「かなり意欲が高い」「やや意欲が高い」と回答した回答者を対象に「Q8.外部委託のエンジニアに対して求めることがあれば自由に教えてください。(自由回答)」という質問をしたところ、協調性や柔軟性を重視する回答が多い傾向にありました。

他にも、「新鮮な風を吹かせて欲しい」や「コミュニケーション能力」、「指示を待つのではなく自発的に作業内容を理解し行動ができること」などの意見がありました。

フリーランスエンジニアとして中小企業やベンチャー企業で働くには

ここまで紹介したように、多くの中小企業、ベンチャー企業が外部委託エンジニアの獲得に意欲を持っています。実際にフリーランスエンジニアとして中小企業やベンチャー企業の案件を獲得するには、フリーランス向けのエージェントを活用するのがおすすめです。

フリーランスエージェントにはさまざまな企業の案件が集まっているため、希望に合った案件を獲得することができるでしょう。

なお、ベンチャー企業の場合は最新技術を使う案件やフリーランスにも裁量権が与えられている案件も多いため、スキルアップを目指すフリーランスエンジニアにもおすすめです。

まとめ

今回の調査では、中小・ベンチャー企業の4割程度が外部委託エンジニア獲得に意欲を示していることがわかりました。また、特に30代で5年~10年ほどの経験を積んでおり、システム開発などのスキルを持った人材が求められている傾向があります。

さらに、中小・ベンチャー企業は大企業と比較すると少人数であることから、自社の社員と協力して働いてくれる協調性や柔軟性を持った人材を重視していると言えるでしょう。

Midworks おすすめの案件例

この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年03月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.07.13
更新日
2024.03.08

このカテゴリの一覧へ

Midworksは
今よりあなたのキャリアに
合った働き方を提供します

詳しくはこちら

フリーランスと正社員、
働き方と年収はこんなに違う?

詳しくはこちら
運営グループ提供サービス