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VBエンジニアの年収はどのくらい?将来性やキャリアについても解説

VBエンジニアの年収はどのくらい?将来性やキャリアについても解説のイメージ

社内のシステムやアプリケーションの開発に用いられてきたVB(Visual Basic)。VB6.0のサポートが終わり、VB.NETへの移行が進んでいることから、今後は移行案件での活躍が期待できます。

本記事では、VBの将来性に加え、VBエンジニアの平均年収、VBエンジニアとして年収アップを目指す方法について紹介していますので、参考にしてみてください。

VB(Visual Basic)エンジニアのフリーランス案件の求人動向

社内のシステムやさまざまなアプリケーション開発に用いられてきたVB(Visual Basic)ですが、フレームワークが豊富で作業効率の良いJavaScriptがWebサービス事業で多く使われていることからWindows系の新規開発に関する案件は減りつつあります。

フリーランスエンジニア向けの案件数は汎用性の高いJavaやWebサイトやWebアプリケーションの開発でしばしば使われるPHPなどが多く、それらに比べるとVBは少なめです。しかし、VBエンジニアは不足状態が慢性化しているため、まだまだ需要はあります。


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VBエンジニアの年収はどれくらい?

プログラミング言語は前年に年収の高い言語であっても、同じくらいの収入を翌年も得られるとは限りません。近年のVBエンジニアの年収は380万~590万円程度、Visual Basicの後継であるVB.NETは370万~570万円程度となっています。

年収は各年代でも異なり、20~40代までではR言語、50代ではC++が高めです。VB、VB.NETのどちらも若い年代のエンジニアよりもベテラン層の年収が多く、20代と40~50代とでは200万円近く差があります。

言語 年収
VB 380万~590万円程度
VB.NET 370万~570万円程度
C 390万~620万円程度
C#.NET 380万~620万円程度
C++ 390万~640万円程度
COBOL 410万~620万円程度
F# 310万~550万円程度
Go 400万~560万円程度
Java 380万~630万円程度
JavaScript 380万~580万円程度
Objective-C 400万~600万円程度
Perl 410万~600万円程度
PHP 360万~590万円程度
PL/SQL 390万~610万円程度
Python 400万~620万円程度
R 480万~750万円程度
Ruby 400万~600万円程度
Scala 440万~610万円程度
SQL 390万~580万円程度
Swift 400万~600万円程度
VC・VC++ 400万~ 590万円程度
年代 VBの年収 VB.NETの年収
20代 380万円程度 370万円程度
30代 500万円程度 490万円程度
40代 580万円程度 580万円程度
50代 590万円程度 570万円程度

VBエンジニアの職種と平均年収

VBを扱うエンジニアはプログラマー、システムエンジニア、Webエンジニア、インフラエンジニアなどさまざまな職種で活躍しています。

プログラマー全体の平均年収は400万円弱とほかの職種に比べるとやや低めですが、システムエンジニア、Webエンジニア、インフラエンジニアは比較的高く、500万円弱~570万円程度となっています。

どの職種においても勤務先や仕事の際に求められるスキル、個々のキャリアで年収が異なることから、それぞれ金額の幅は広めです。

VBエンジニアとして年収を上げるには?

VB.NETを扱う際は、.NET Frameworkをフルに活かし、オブジェクト指向プログラミングができるようスキルを高め、確実に案件をこなしていけば単価アップに繋がるでしょう。

また、VB、VB.NETだけでなく別のプログラミング言語のスキルを磨きVisual Studioでの開発キャリアを重ねていくと受注できる案件の幅が広がります。Webアプリケーション開発で使われるフレームワークASP.NETの知識も身につけておくとよいでしょう。

フリーランスエンジニアとして収入を上げるには技術面だけでなく、クライアントとの交渉に役立つコミュニケーションスキル、マネジメントスキルも必要です。

VBエンジニアの将来性とフリーランスの今後

VB6.0のサポートが終了したことによりセキュリティ面でのリスクが高まり、VB.NETへの移行が進んでいます。移行を経験し変換ツールを扱いなれていると移行案件での活躍が期待できるでしょう。

今後VB.NETは、稼働しているシステムの保守、改修案件がメインとなり、その需要も徐々に少なくなると考えられていますが、過去に開発されたシステムを使用している企業や官公庁がある限り、案件がなくなることはないでしょう。

しかし、汎用性に乏しい言語だけでフリーランスとして収入を得ていくことは、将来的にかなり厳しいと言わざるを得ません。

VBエンジニアのキャリアや将来性について知ろう

培ったスキルや経験を活かしVBエンジニア、VB.NETエンジニアとして独立する場合には、失敗がないよう必要なスキルや将来性について知り、キャリアプランを考えておくことが必要です。

現段階ではVBやVB.NETの案件募集は少なからずありますが、新たなシステムへ切り替えるタイミングが訪れれば状況は変わります。フリーランスエンジニアとして成功するために、先を見越し発展性のあるプログラミング言語のスキルを高めキャリアアップしていきましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年06月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.05.16
更新日
2024.06.05

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