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Java案件の単価相場は?高単価のために求められることや将来性も解説

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フリーランス向けのJava案件には、モバイルアプリケーション開発・基幹システム開発・Webアプリケーション開発・組み込み系システム開発などがあります。実務経験が少ない人向けの単価相場は、週5日勤務で月収30~50万円程度。高いレベルが求められる単価相場は、週5日勤務で月収90~100万円と高単価になります。

本記事ではより単価の高い案件を獲得するための方法、案件獲得のために求められるスキルについて解説していきます。

フリーランス向けJava案件の種類と内容

フリーランス向けのJava案件と言っても、その内容はさまざまです。Javaはプログラミング言語の中でも汎用性が高い言語であるため、Java案件の中にもAndroidアプリ開発案件やWebアプリケーション開発案件など多くの種類が存在しています。

フリーランスのJavaエンジニアを目指すのであれば、具体的にどのような案件があるのか把握しておくことも大切です。ここではフリーランス向けJava案件の種類と内容について解説していくため、参考にしてみてください。

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モバイルアプリケーション開発

モバイルアプリケーションの中でも、Android向けアプリケーション開発ではJavaやKotlinが用いられるケースが多いです。KotlinとはJavaをベースにより安全化させたサブセット言語であり、Javaのコードを呼び出すなどJavaとの相互利用ができます。

そのため、フリーランス向けのJava案件の中にもモバイルアプリケーション開発の案件は多いでしょう。中にはKotlinのスキルも求められる案件がありますが、Javaを扱うことができればKotlinも問題なく習得できるでしょう。

基幹システム開発

基幹システムとは、企業の主要業務に用いられるシステムを指します。基幹システムは「在庫管理システム」「販売管理システム」「人事給与システム」「会計システム」などの業務システムによって構成されています。

Java案件にはこのような規模の大きな基幹システム開発もあります。基幹システムの場合はプロジェクトも大規模なものになるため、大企業の案件であるケースがほとんどです。

Webアプリケーション開発

Java案件の中でも、特にWebアプリケーション開発の案件は割合が多い傾向があります。Javaはさまざまな業種、分野のWebアプリケーション開発に用いられているため、あらゆるWebアプリケーション開発案件が集まっています。

組み込み系システム開発

組み込み系とは、電化製品や機械などの独立した機械の中に組み込まれたマイコンを制御するシステムを指します。組み込み系の開発ではC系言語が用いられるケースが多いですが、Javaも組み込み系の開発を行うことが可能です。

特に近年ではIoTや自動運転などのニーズの高まりによって組み込み系の案件が増加傾向にあるため、Java案件でも組み込み系システム開発の案件が増えてきています。

Javaを使った組み込み系システム開発の実務経験を積んでおくことで、幅広い案件を獲得できるフリーランスのJavaエンジニアになれるでしょう。

既存システム等の改修や保守・運用

Javaで開発された基幹システムの数は多いです。また、このような既存の基幹システムは長期的に利用することになるため、Java案件の中には新規開発だけでなく既存システムの改修や保守、運用などの案件も存在しています。

基幹システムの開発経験を持ったフリーランスのJavaエンジニアであれば、既存システムの改修や保守運用案件が獲得できる可能性も高いでしょう。

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Javaの在宅案件・リモート案件はどのくらいある?

Javaはさまざまな分野の開発に用いられていますが、中でも大規模な基幹システム開発に用いられるケースが多いです。このようなプロジェクトは大企業の案件が多いことから、セキュリティ上の問題もあり、ほとんどが常駐案件となっています。

そのため、Javaの場合は他の言語と比較しても在宅やリモートの案件の数はあまり多くないと言えるでしょう。

ただし、Javaはモバイルアプリ開発などにも用いられており、近年ではリモートワークの重要性が増していることから、今後はJava案件の中にも在宅やリモートが可能な案件が増えていく可能性はあります。

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Java案件の単価相場

フリーランスのJavaエンジニアを目指している人の中には、フリーランスとして生活していけるかどうか不安に考えている人もいるでしょう。

フリーランスエンジニア向けの案件は、本人の実務経験の長さによって単価相場が変わってきます。そのため、フリーランスのJavaエンジニアを目指すのであれば、Javaの経験年数ごとの単価相場や案件の内容についても把握しておくことが大切です。

ここではJava案件の単価の相場について解説していくため、参考にしてみてください。

実務経験が少ない人向きの案件

実務経験が少ない人向けの案件では、週5日常駐勤務の単価相場は月額30万~50万円程度になるでしょう。具体的には、実務経験1年程度の場合で30万円~40万円程度、実務経験2年程度の場合で40万円~50万円程度が相場となります。

また、案件の内容としてはアプリケーション開発の案件が多いです。スキルとしては、1年程度のJavaの実務経験や、他の言語での開発経験などがあれば応募できるものも存在しています。

実務経験が多少ある人向きの案件

実務経験が多少ある人向けの案件では、週5日常駐勤務の単価相場は月額50万~60万円程度になるでしょう。フリーランス向け案件の中には、実務経験が少ないと獲得できない案件も多いですが、実務経験年数が3年程度あれば多くの案件に応募できるようになるでしょう。

案件の内容としてはアプリケーション開発の案件が多いです。また、フルリモートやサーバーサイドの開発経験など、案件に合ったスキルが求められる傾向があります。

高いレベルが求められる案件

フリーランス向けのJava案件の中でも特に高いレベルが求められる案件の場合、単価相場は月額90万〜100万円と高単価になるでしょう。案件の内容としては、モバイルアプリ開発やサーバーサイド開発などが多いです。

また、マネジメント経験のある人材ならばプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなどのポジションで案件に参画できるようになるため、年収1,000万を超えることも難しくはないでしょう。

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より単価の高い案件を得るために求められる経験やスキル

フリーランス向けのJava案件は、他のプログラミング言語と比較しても比較的単価が高い傾向にあります。しかしフリーランスとして長く働くためにも、できるだけ単価の高い案件を獲得していきたいという人も多いでしょう。

高単価なJava案件を獲得するためには、ニーズの高いスキルを身につける、実務経験を積んでおくといった努力が必要になります。

ここではより単価の高い案件を得るために求められる経験やスキルを紹介していくため、参考にしてみてください。

複数の種類・分野についての開発経験・スキル

フリーランス向けのJava案件はWebアプリケーション開発の案件が多いです。そのため、Web開発だけであってもフリーランスのJavaエンジニアとして仕事をすることが可能でしょう。

しかしJava案件には他にもさまざまな種類があるため、一つの種類や分野の開発だけができる人材よりも、さまざまな分野の業務に対応できるような人材の方が高単価な案件獲得につながります。

IT業界は特に技術の進化が早いため、一つの種類や分野の開発のみを行っていては、将来仕事がなくなってしまう可能性もあります。

Javaの場合、近年では特にAndroidアプリ開発の需要が世界的にも高まっているため、Androidアプリ開発を含めた複数の分野の開発に対応できるようになると良いでしょう。

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フレームワークやライブラリを扱うスキル

Javaには便利なフレームワークやライブラリが充実しています。幅広いフレームワークやライブラリを扱うことができれば、参画できるJava案件の種類も増えるため、高単価な案件も獲得しやすくなるでしょう。

Javaのフレームワークやライブラリにはさまざまなものがありますが、特にトレンドフレームワークとして注目されている「SpringBoot」を扱えるようになっておけば、ニーズの高いJavaエンジニアになれるでしょう。

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さまざまな規模での開発経験

Javaは汎用性の高い言語であるため、フリーランス向けのJava案件の規模はスタートアップ企業やベンチャー企業からの比較的小規模なものから、大企業からの大規模システム案件までさまざまです。

たとえばスタートアップ企業のWebアプリ開発案件を中心に対応していると、大規模システム開発の構成などへの理解を深めることができなくなります。

逆に、大企業の大規模案件ばかり対応していると、スタートアップ案件ならではのスピード感やトレンドの技術についていけなくなる可能性もあります。

このように、自分が対応できる仕事の幅を狭めないためにも、さまざまな規模の開発案件を積み上げていくことが大切です。

上流工程やマネジメント系の経験

システムやアプリケーションの実装工程のみを担当するエンジニアよりも、上流工程の要件定義や設計などができるエンジニアの方が高単価案件を獲得しやすいです。企業に勤めているエンジニアと同様に、上流工程の方が高度なスキルが求められ、責任も重たくなるためです。

クライアントのニーズをヒアリングして要件定義や基本設計ができれば、クライアントからの信頼も得やすいでしょう。また、マネジメント系の経験のある人材ならば、より高単価なプロジェクトマネージャー案件を獲得することも可能になるため、年収アップにつながるでしょう。

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Java案件で求められている人材の傾向

Javaは幅広い分野に活用されているため、Javaが扱えればフリーランスエンジニアとして仕事をすることはできるでしょう。しかし今後はJavaだけでなく、多様なスキルを持った人材が求められるようになる可能性があります。

そのため、Javaだけでなく他のさまざまな言語のスキルも習得していくことが大切だと言えるでしょう。

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Javaに将来性はある?

Javaは、現在トレンドとなっているAIや機械学習などの分野ではあまり用いられる言語ではありません。しかしすでに多くの実績を持っているJavaの需要が今後減少していく可能性も低いため、Java案件には将来性があると言えるでしょう。

また、今後新規開発の案件が減少していったとしても、Javaで開発された既存システムは多く存在しているため、改修案件や保守運用案件にも一定の需要が期待できるでしょう。

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フリーランスJavaエンジニアが案件獲得のために求められること

フリーランスエンジニアとして働くためには、自分自身で案件を獲得していく必要があります。フリーランスを目指している人の中には、どのようなスキルや経験を身につけておけばよいのか知りたいという人も居るでしょう。

ここでは、フリーランスになったJavaエンジニアが案件を獲得していくために求められることを紹介します。

Javaについての専門的な知識

Java案件の中には、Java以外のプログラミング言語を扱う案件も多く存在しています。そのため、Javaと併せて用いられるような相性の良い言語のスキルを含めた、Javaに関する専門的な知識を身につけておきましょう。

Javaと相性の良い言語としては、RubyやPython、Kotlinなどが挙げられます。このように、事前にJavaと組み合わせて使用されるプログラミング言語を扱えるようになっておけば、幅広い案件を獲得できるようになるでしょう。

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UI/UXに関するスキル

UI/UXとは、Webアプリケーションなどを利用するユーザーの満足度を高めるためのWebデザインの仕組みです。Java案件の中にはモバイルアプリ開発の案件も多いため、UI/UXに関するスキルがあると活躍できる幅も広がります。

ITインフラ等の関連する分野の知識・スキル

Java案件の中にはサーバーサイドの案件もあります。サーバーサイドの案件ではサーバー側のシステム開発を行うことになるため、サーバーやネットワーク、データベースなどのITインフラに関連した知識やスキルを身につけておくとよいでしょう。

十分な開発経験

JavaはWebアプリケーションやモバイルアプリ、大規模システム開発などさまざまな開発に用いられる言語です。そのため、多くの開発経験を積んでおくことが大切です。

Java案件の中ではWebアプリケーション開発の案件が多いため、アプリケーションの開発経験を積んでおくとよいでしょう。十分なアプリケーションの開発経験があれば、幅広い案件で活躍できるようになります。

コミュニケーションのスキル

フリーランスのJavaエンジニアとしてスムーズに業務を進めるためには、コミュニケーションスキルが必要になります。

Javaは大規模システムプロジェクトで用いられるケースが多いですが、このような規模の大きな案件ではコミュニケーションがスムーズにできていなければ進捗にも影響してしまいます。

そのため、クライアントのニーズを正確にくみ取り、チームメンバーに対して自分の意図を適切に伝えるコミュニケーションスキルを身につけることが大切です。

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Java案件の単価相場知り、キャリアに活かそう

フリーランス向けのJava案件には、さまざまな種類の案件が存在しています。この記事で紹介したJava案件の単価の相場やより単価の高い案件を得るために求められる経験やスキルなどを参考に、スキルを身につけて高単価な案件を獲得できるJavaエンジニアを目指しましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.06.30
更新日
2024.02.24

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