MOS(Microsoft Office Specialist)資格は、WordやExcelのスキルを証明してくれる国際資格の1つです。資格を取得できれば、企業からの評価が上がったり、実用的なPCスキルが身に付くので仕事の効率性が上がります。
本記事では、MOS資格に独学で望むメリット・デメリットに加え、MOS資格の問題の特徴、独学に役立つおすすめのテキストを詳しく解説しています。MOS資格の取得を目指している方は、参考にしてみてください。
目次
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MOS資格について
- MOS資格を取得するメリット
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MOS資格は独学で合格が可能な資格?
- MOS資格に向けて独学するメリット
- MOS資格に向けて独学するデメリット
- MOS資格の問題に見られる特徴
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MOS資格に向けた独学に役立つテキスト23選
- 1:MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集
- 2:MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
- 3:MOS Excel 2016 対策テキスト&問題集
- 4:MOS Excel 2016 Expert 対策テキスト&問題集
- 5:MOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集
- 6:MOS Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
- 7:MOS Word 2016 対策テキスト&問題集
- 8:MOS PowerPoint 2016 対策テキスト&問題集
- 9:MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
- 10:MOS攻略問題集 Excel 365&2019
- 11:MOS攻略問題集 Excel 365&2019 エキスパート
- 12:MOS攻略問題集 Word 365&2019
- 13:MOS攻略問題集 PowerPoint 365&2019
- 14:エクセル兄さんが教える 世界一わかりやすいMOS教室
- 15:MOS Excel 2013 対策テキスト&問題集 改訂版
- 16:MOS攻略問題集 Excel 2016 エキスパート
- 17:MOS Accsess 2016 対策テキスト&問題集
- 18:MOS Word 2016 Expert 対策テキスト&問題集
- 19:MOS Excel 2013 Expert Part1 対策テキスト&問題集
- 20:MOS Word 2013 対策テキスト&問題集 改訂版
- 21:MOS攻略問題集 Word 365&2019 エキスパート
- 22:MOS攻略問題集 Word 2016
- 23:MOS対策テキスト Excel 365&2019
- MOS資格に向けた独学に使うテキストの選び方
- MOS資格に向けた独学のコツ
- MOS資格を独学で学習することに向いている人
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MOS資格の試験当日に持っていくもの
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MOS資格は独学で合格を目指そう
MOS資格について

MOS資格とはMicrosoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の略称です。Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5科目の試験があり、Microsoft社公認の世界共通資格です。
各科目の中でバージョン別に試験があり、さらに一般レベルのスペシャリストと上級レベルのエキスパートの2種類があります。
MOS資格を取得するメリット

MOS資格を取得するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、MOS資格を取得するメリットを詳しく紹介していきます。MOS資格を取得したいと考えている方は、参考にしてください。
- 企業からの評価が上がる
- 仕事の効率性が向上する
- 合格できなくても知識は身に付く
- 昇給の可能性が増える
企業からの評価が上がる
MOS資格を取得することで、WordやExcelなど目に見えないスキルを客観的に証明でき、自分のアピールポイントにできます。
また、Microsoft社公式の資格であるため、履歴書にも記載できようになります。
仕事の効率性が向上する
MOS資格の試験勉強をする過程で、実用的なPCスキルが身に付くようになります。それによって、PCを使った事務作業やプレゼン資料作成の効率化にもつながるでしょう。
合格できなくても知識は身に付く
もし試験に合格できなくても、合格するために勉強した内容は実務にも役立てられるため、自身のスキル向上にもつながります。
合格できなかったとしても何度でも挑戦できるため、しっかりと復習し、次の試験での合格を目指しましょう。
昇給の可能性が増える
MOS資格を取得することにより、自身のスキルを客観的に証明できるようになります。そのため、企業からも貴重な人材として認識され、昇給につながる可能性もあるでしょう。
MOS資格は独学で合格が可能な資格?

結論から述べると、出題範囲と学習ポイントを押さえてしっかりと対策すれば独学でも十分に取得できます。
特に、難易度が低めのスペシャリストレベルの試験であれば、比較的取得しやすいでしょう。
MOS資格に向けて独学するメリット
MOS資格は独学でも十分取得できると説明しましたが、独学よりも通信講座やスクールに通う方が良いと考えている方もいるでしょう。
ここでは、独学で勉強するメリットをいくつか紹介していきます。
- 学習量の調整をこまめに行える
- 学習コストを抑えられる
学習量の調節をこまめに行える
独学の場合は、勉強する日にち、時間、量などの管理をすべて自分で行うため、都合の良い時間に勉強できます。
また、MOS資格は随時試験が毎日実施されているため、自分が納得いくまで勉強してから試験を受けられます。
学習コストを抑えられる
オンライン講座やスクールでは授業料などの料金が発生しますが、独学であれば、参考書などのテキストさえあれば勉強できるため、最低限のコストに抑えられます。
また、ネット上でも様々な情報を調べられるため、無料で知識を身に付けられるでしょう。
MOS資格に向けて独学するデメリット

ここまで独学のメリットを紹介しましたが、実はデメリットもいくつかあります。MOS資格取得に向けて独学する場合は、メリットとデメリットの両方を把握しておくことが大切です。
ここでは、独学する際のデメリットをいくつか紹介しますので、参考にしてください。
学習スケジュールの管理が容易ではない
独学の場合は学習スケジュールを自分で決められるという自由度がある反面、空き時間ができてもめんどくさくなってしまったり、後回しにしてしまったりと、理想通りに勉強できない可能性があります。
そのため、独学の場合はしっかりと自分で決めたスケジュールを守って進めていくことが大切です。
初心者は労力がかかりやすい
初心者が独学で勉強しようとすると、どの参考資料が良いのか、どのように勉強していけばいいのかなど分からないことも多いでしょう。
周りにアドバイスをしてくれる経験者がいない場合は、分からないことを都度調べる必要があるため、どうしても労力がかかってしまいます。
モチベーションの維持が大変である
効率よく勉強できなくなってしまったり、分からないことを解決する労力がかかっていくうちに、だんだんとモチベーションが下がってしまう場合もあるでしょう。
独学でモチベーションを維持するためには、無理のないスケジュールを組むだけでなく、あらかじめ問題を解決する手段を確保しておくことも大切でしょう。
MOS資格の問題に見られる特徴

MOS資格の試験には、どのような問題が出題されるのか気になっている方もいるでしょう。
ここでは、MOS資格の問題にみられる特徴をいくつか紹介していきます。MOS資格の問題について知りたい方は参考にしてください。
- 独特の言い回しがある
- 対応力・実践力が問われる問題が出る
- セクションに分けられている
独特の言い回しがある
試験ではシートと指示が与えられ、WordやExcelなどのソフトを操作しながら問題を解いていきますが、その際の指示内容が、独特の言い回しで問われる問題があります。
そのため、どのような問題でも具体的にイメージしてすぐに問題に取り掛かれるようにしっかりと対策しておく必要があるでしょう。
対応力・実践力が問われる問題が出る
試験では、問題を見て実際にソフトを操作して答えるため、一連の操作を正しく行えるかの実践力が必要になってきます。
また、問題をしっかりと理解し、出題者の意図を汲み取る必要があるため、その場での対応力も必要です。
セクションに分けられている
MOS資格の出題範囲はツール全般ですが、ある程度まとまりがあります。
以下のリストはWord2019試験のセクションをまとめたものです。どのツールでも4~6のセクションに分けられているため、そのセクションをもとに学習することで効率よく試験勉強ができるでしょう。
- 文書内を移動する
- 文書の書式設定
- 文書を保存・共有する
- 文書を検査する
- 文字列や段落を挿入する
- 文字列や段落の書式設定
- 文書にセクションを挿入・書式設定する
- 表を作成する
- 表を変更する
- リストを作成・変更する
- 参照のための要素を作成・管理する
- 参照のための一覧を作成・管理する
- 図やテキストボックスを挿入する
- 図やテキストボックスの書式設定
- グラフィック要素にテキストを追加する
- グラフィック要素を変更する
- コメントを追加・管理する
- 変更履歴を管理する
MOS資格に向けた独学に役立つテキスト23選
独学でMOS資格の勉強をするにあたって、どの参考資料を使えばいいか分からない方もいるでしょう。ここでは、MOS資格に向けた独学に役立つテキスト23選を紹介します。
1:MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集
MOS Excel2019 試験のスペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でExcel2019スペシャリストレベルのセクションである、ワークシートやブックの管理、セルのデータの管理、テーブルのデータの管理、数式や関数を使用した演算の実行やグラフの管理について対策できます。
1つ1つのセクションについて細かく解説されており、図表も使用されているため初心者でも学習しやすいテキストになっています。
収録されている学習スケジュール表でスケジュールを立てながら効率よく勉強を進めることが可能です。
2:MOS Excel 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
MOS Excel2019 試験のエキスパートレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でExcel2019エキスパートレベルのセクションである、ブックのオプションと設定の管理、データの管理と書式設定、高度な数式・マクロ・グラフ・テーブルの作成・管理について対策できます。
出題範囲の高度な機能の操作方法や、大切なポイントを細かく解説しています。また、一通り勉強した後は確認問題でおさらいできます。
3:MOS Excel 2016 対策テキスト&問題集
MOS Excel 2016試験のスペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でExcel2016スペシャリストレベルのセクションである、ワークシートやブックの作成・管理、セルのデータの管理、テーブルの作成、演算の実行、グラフやオブジェクトの作成について対策できます。
また、MOS 2016の試験形式である「マルチプロジェクト」に対応した模擬試験が収録されているため、試験本番に向けて対応力と実践力を付けられるでしょう。
4:MOS Excel 2016 Expert 対策テキスト&問題集
Excel 2016試験のエキスパートレベル用のテキスト&問題集です。
Excel2016エキスパートレベルのセクションである、ブックのオプションと設定の管理やユーザー定義の表示形式、レイアウトの適用、高度な数式・グラフ・テーブルの作成について対策できます。
収録されている模擬試験プログラムで本番の練習が可能です。さらに自分が操作したファイルを使って付箋機能で付箋を付けた問題や、不正解だった問題を復習できる復習モード機能も搭載されているため、弱点を徹底的に克服できます。
5:MOS Word 365&2019 対策テキスト&問題集
MOS Word 2019 試験のスペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でWord2019スペシャリストレベルのセクションである、文書の管理、文書・段落・セクションの挿入と書式設定、表やリストの管理、参考資料の作成と管理、グラフィック要素の挿入と書式設定、共同作業の管理について対策できます。
また、自分のWordスキルを確認できるチェックシートが収録されているため、勉強しながら自分がどこまで理解できているか確認できます。
6:MOS Word 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
MOS Word 2019 試験のエキスパートレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でWord2019エキスパートレベルのセクションである、文書のオプションと設定の管理、高度な編集機能や書式設定機能の利用、ユーザー設定のドキュメント要素の作成について対策できます。
Excelの高度な機能について細かく解説しており、分かりやすい図表を見ながら効率よく学習できます。
7:MOS Word 2016 対策テキスト&問題集
Word 2016スペシャリストレベル用の対策テキスト&問題集です。
この1冊でWord2016スペシャリストレベルのセクションである、文書の作成と管理、文書・段落・セクションの書式設定、表やリストの作成、参考資料の作成と管理、グラフィック要素の挿入と書式設定について対策できます。
本番さながらの模擬試験や、試験中に各問題の採点結果を確認できる自動採点プログラムが収録されています。その場で採点結果を確認できるため、間違った問題をすぐ確認できます。
8:MOS PowerPoint 2016 対策テキスト&問題集
PowerPoint 2016 スペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。
PowerPoint2016スペシャリストレベルのセクションである、プレゼンテーションの作成と管理、テキスト・図形・画像の挿入と書式設定、表・グラフ・SmartArt・メディアの挿入・画面切り替えやアニメーションの適用、複数のプレゼンテーションの管理について対策できます。
解説で概要をつかんでレッスンに回答する学習スタイルで、着実にスキルを身に付けられるでしょう。また「マルチプロジェクト」という試験形式についても分かりやすく解説しています。
9:MOS Access 365&2019 Expert 対策テキスト&問題集
MOS Access 2019 試験のエキスパートレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でAccess2019エキスパートレベルのセクションであるデータベースの管理、テーブルの作成と変更、クエリの作成と変更、レイアウトビューを使ったフォーム・レポートの変更について対策できます。
解説を見て練習問題を解くという学習スタイルで効率よくAccessについて学ぶことが可能です。出題範囲には含まれませんが、知っておきたい機能を学べる事前学習ツールも収録されています。
10:MOS攻略問題集 Excel 365&2019
Excel 2019 スペシャリストレベル用の攻略問題集です。
問題だけでなく試験範囲の解説をしっかりとしてくれています。「マルチプロジェクト」の試験形式に対応しており、公式に発表されている出題範囲に沿って学習を進められます。
11:MOS攻略問題集 Excel 365&2019 エキスパート
Excel 2019 試験のエキスパート用の攻略問題集です。
問題だけでなくしっかりとExcelについて解説されており、合格に必要なスキルを身に付けられます。解説、模擬練習問題、模擬テストプログラムの3つで構成されているため、効率よく学習でき、最短距離で合格を目指せるでしょう。
12:MOS攻略問題集 Word 365&2019
Word 2019 スペシャリストレベル用の攻略問題集です。
Wordの機能について細かく解説されており、最短で合格を目指せます。練習問題+機能の説明+操作手順の3ステップで学習を進めた後は、模擬テストを使ってさらにスキルを高められるようになっています。
13:MOS攻略問題集 PowerPoint 365&2019
PowerPoint 2019 スペシャリストレベル用の攻略問題集です。
この1冊で解説から練習問題、最後に模擬試験まで受けることができ、出題範囲をしっかりと対策できます。付属のDVDに5回分の模擬テストプログラムが収録されており、1つだけでなく複数の模擬試験を受けられます。
なお、模擬テストプログラムはWindows 10で動作するため、動作環境をあらかじめ確認しておきましょう。
14:エクセル兄さんが教える 世界一わかりやすいMOS教室
MOS資格のExcel科目のスキルが楽しく学べて、知識が自然に身に付く参考書です。
「エクセル兄さん」こと、たてばやし淳氏が10年以上にわたるMOSインストラクターの経験から培った内容を詰め込んだ初心者向けの入門書となっています。
文字数が多く細かい解説ばかりの教科書的なものとは違い、要点だけをサクサク学べる1冊となっているため、MOS資格を受験する人だけでなくExcelを始めてみたいという人にもおすすめの1冊です。
15:MOS Excel 2013 対策テキスト&問題集 改訂版
Excel 2013スペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。2014年6月に出版されたMOS Excel 2013 対策テキスト&問題集の改訂版です。
この1冊で試験範囲すべての内容をカバーでき、出題範囲の機能や大事なポイントを細かく丁寧に解説してくれているため、実践力を養うことができます。
16:MOS攻略問題集 Excel 2016 エキスパート
Excel 2016 エキスパートレベル用の攻略問題集です。
練習問題を解きながら試験の合格に必要なスキルを確実に身に付けられるでしょう。収録されている5回分の模擬試験を受けることで、難しい問題が出てきてもしっかりと点数を稼げるようになります。
また模擬試験には1問ずつ採点結果を見られる「練習モード」と、本番同様の問題形式で出題される「本番モード」の2種類あり、しっかりと試験対策できます。
17:MOS Accsess 2016 対策テキスト&問題集
Access 2016スペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でAccess2016スペシャリストのセクションである、データベースの作成と管理、テーブル・クエリ・フォーム・レポートの作成について対策できます。
他の対策テキストとは異なり本書に収録されている模擬試験は3回分です。
模擬試験をすべて解いた後は、ランダム試験という機能を使って1回から3回までの模擬試験の問題をランダムで解くため、実践力を養えるでしょう。
18:MOS Word 2016 Expert 対策テキスト&問題集
Word 2016エキスパートレベル用のテキスト&問題集です。
この1冊でWord2016エキスパートのセクションである、文書のオプションと設定の管理、高度な文書デザインや参考書の作成について対策できます。
出題範囲すべての解説とレッスンが用意されており、練習問題などでは付箋機能を使って間違った箇所や苦手な問題を復習できます。
自分が使ったファイルで復習できるため、どの問題をどのように間違えたのかひと目で確認できます。
19:MOS Excel 2013 Expert Part1 対策テキスト&問題集
Excel 2013エキスパートレベル用のテキスト&問題集です。
FMO出版のテキストはPCスクール、大学、専門学校などで採用されており、本気で学びたい方におすすめのテキストとなっています。この1冊でExcel2013エキスパートの内容をすべてカバーでき、本試験に合わせた模擬試験3回分で徹底的に対策できます。
20:MOS Word 2013 対策テキスト&問題集 改訂版
Excel 2013スペシャリストレベル用のテキスト&問題集です。
2014年6月に出版されたMOS Word 2013 対策テキスト&問題集の改訂版で、この1冊で出題範囲をすべて学ぶことができ、万全の対策ができます。
機能が充実した模擬試験プログラムを使い本番さながらの問題を解くことができ、問題の解き方をアニメーションで分かりやすく解説してくれるアニメーション機能で、分からなかったところをしっかりと復習できます。
21:MOS攻略問題集 Word 365&2019 エキスパート
Word 2019エキスパートレベル用の攻略問題集です。
エキスパートレベルの高度な機能を細かく丁寧に解説しており、練習問題及び模擬試験を解きながら合格に必要な知識をしっかり身に付けられます。
MOS本試験を独自に分析した模擬テストプログラムで実力を付け、最短で合格を目指せるでしょう。
22:MOS攻略問題集 Word 2016
Word 2016スペシャリストレベル用の攻略問題集です。
出題範囲を完全網羅しており、動画解答と復習機能を備えた模擬テストで確実にスキルを伸ばせます。
全5回の模擬テストがあり、毎回異なる組み合わせで問題が出題される実力判定テスト機能で実践力を鍛えることが可能です。また多彩な復習機能があり、間違った箇所だけを再挑戦できるので章ごとの復習ができます。
23:MOS対策テキスト Excel 365&2019
Excel 2019 スペシャリストレベル用の対策テキストです。
出題範囲の個々の機能について合格に必要な知識と操作をしっかりと身に付けられます。
また試験の解答手順や注意点、受験時のアドバイスなども説明されていて、本書に記載されているURLから効率的な学習に役立つ実習用データと模擬テストをダウンロードでき、本番に向けて万全な対策ができます。
MOS資格に向けた独学に使うテキストの選び方

MOS資格のテキストはかなりの種類があり、どれにすればよいのか分からなくなってしまう方もいるでしょう。
ここではMOS資格のテキストの選び方について紹介していきます。
動作環境を確認する
動作環境とはソフトなどを起動するときに、正常に動作するための必要最低限の条件のことです。これを満たしていなければ、ソフトを起動できず、使うことすらできません。
パッケージ製品などはパッケージに必要な動作環境が記載されているため、自分のパソコンなどの機器と照らし合わせて使えるかどうか確認しておきましょう。
基本的にパッケージなどには、最低動作環境と推奨動作環境の2種類が記載されているため、できれば推奨動作環境の条件で使用するようにしましょう。
レベル段階に合わせたテキストを選ぶ
MOS資格の試験には一般レベルのスペシャリスト、上級レベルのエキスパートの2種類があります。エキスパートレベルがある試験科目は、Word・Excel・Accessの3科です。
Wordのスペシャリストレベルの試験は、文字サイズやフォントの変更、表の作成や編集、作成した文書の印刷など基本的な編集機能についての試験になっています。
一方エキスパートレベルの試験は、スタイル機能や目次、索引作成などの長文機能、他アプリケーションからのデータ取り込みなどの高度な機能についての試験になっています。
Excelのスペシャリスト試験の内容は、数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成などの基本的な機能についての試験です。
一方エキスパートレベルの試験は、ピポットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成、編集などの高度な機能についての試験になっています。
このように、スペシャリストレベルとエキスパートレベルの試験の内容は全く違うため、レベルに合ったテキストを選ぶようにしましょう。
バージョンに合わせたテキストを選ぶ
MOS資格の試験にはWord・Excel・PowerPoint・Access・Outlookの5種類あり、それぞれ2013、2016、2019と3種類のバージョンに分けられていて、試験内容も異なります。
Microsoft Officeは3年ごとに新しい機能が加わった最新バージョンがリリースされます。そのため、どれを取得すればいいのか分からない方はなるべく最新バージョンの資格を取るようにしましょう。
また、2016は一般レベルだったAccessが、2019では一般レベルがなく上級レベルのみとなっています。
初心者は図表入りの解説があるものを選ぶ
初心者でMOS資格の勉強を始めようとする場合、最初に文字だけの堅苦しいテキストを買ってしまうと、理解するのが難しく飽きてしまうことがあります。
MOS資格用のテキストには、図表を使いながら分かりやすく説明してくれるテキストがあるため、最初はそのようなテキストを選ぶようにしましょう。
読み込んで学びたいときは説明文重視のテキストを選ぶ
図表入りのテキストは初心者向けであるため、読み込んで学びたい方にとっては少し物足りない可能性があります。
より詳しく理解したい場合は、説明文重視のテキストを選ぶようにしましょう。説明文重視のテキストは実務でも役に立つため、経験者にもおすすめです。
模擬試験の問題があるか確認する
MOS資格の試験には過去問題が存在しないため、本番さながらの問題を練習できる模擬試験が収録されているテキストを選ぶようにしましょう。
また、中には模擬試験の自動採点機能や、間違った問題のみを出題してくれる復習機能などの便利な機能が収録されているテキストもあるため、買う前に確認してみましょう。
スキマ時間を活用したいときはコンパクトサイズのものを選ぶ
普段から仕事や学校などが忙しく、あまり勉強時間がないという方は、通勤や通学途中のスキマ時間に読めるコンパクトサイズのテキストを選ぶようにしましょう。
パソコンを使わなくても要点を確認でき、持ち運びも便利であるため試験前の確認用にも使えます。普通のテキストと合わせて、コンパクトサイズのテキストを持っておくと効率よく勉強できるでしょう。
短時間で学習したいときは問題演習形式のものを選ぶ
解説付きのテキストなどを使って一通り勉強した方は、問題演習形式のテキストを使って問題を解いてみましょう。
解説を見ただけでは実際に操作したときに理解できなかったり、分かっていても操作がおぼつかなかったりとうまくいかない可能性があります。
しかし問題演習形式のテキストを使えば、試験と同じようにパソコンで問題を解くことができ、効率よく短時間で学習を進められます。
なるべく最新の改訂版を選ぶ
MOS資格の試験内容は毎年変更が加わる場合があります。そのため、より最新の情報に対応している出版年月が新しいテキストを選ぶようにしましょう。
テキストを買う前によく確認することが大切です。
MOS資格に向けた独学のコツ

MOS資格を独学で取得するにあたって、実際どのように勉強を進めていったらいいのか分からない方もいるでしょう。
ここでは、MOS資格に向けた独学のコツをいくつか紹介していきます。
- テキストを読み込み対応力と実践的な力を付ける
- 試験日までのスケジュールはゆとりを持たせる
- ダブル受験する場合は試験範囲が重なっているか確認する
- 間違った箇所は時間をかけて復習する
テキストを読み込み対応力と実践的な力を付ける
MOS資格の試験では、実際にパソコンを使いながら問題を解いていくため、その場の対応力と実践的な力が必要になってきます。
しっかりと力を発揮できるように、テキストや問題集を読み込み、どんな問題が出てきても焦らず冷静に対応できるように準備しておきましょう。
そのためには、模擬試験が収録されているテキストを選び、本番さながらの問題をできるだけ多く解いておくようにしましょう。
試験日までのスケジュールはゆとりを持たせる
MOS資格の試験は1年に1回の全国一斉試験と別に、毎日開催している随時試験があるため、基本的にいつでも受けられます。慌てずにしっかりと自分が納得のいくまで勉強してから受けるようにしましょう。
そのためには、しっかりとスケジュールを立て、模擬試験で満点に近い点数を取れるくらいまで勉強し、余裕を持って試験に挑むことが大切です。
ダブル受験する場合は試験範囲が重なっているか確認する
まずダブル受験とは、Word、Excelのように1日で2科目を同時に受験することです。その際は、なるべく試験範囲が重なっている2科目を選ぶようにしましょう。
2科目となると勉強量も増え、覚えることも一気に多くなります。そのため、少しでも試験範囲が重なっているところがあれば、その分勉強量が少なくなるので効率的に進められます。
また、2科目勉強するときは、1科目すべて勉強し終わったら次の科目に移るのではなく、なるべく交互に勉強していくようにしましょう。
間違った箇所は時間をかけて復習する
問題集や、模擬試験の問題で間違った箇所の復習をしっかりするようにしましょう。ただ答えを見るだけでは理解できていない可能性があり、本番同様の問題を解けない場合があります。
答えを見るだけでなく、なぜこの答えになったのかなど、自分で考えて理解しておくようにしましょう。最終的には、模擬試験の問題に似た問題が出てきたとき必ず答えられるようにすることが大切です。
MOS資格を独学で学習することに向いている人
先ほどはMOS資格を独学で学習するときのコツを紹介しましたが、誰でも絶対に独学で受かるわけではありません。
ここでは、MOS資格を独学で学習することに向いている人はどのような人なのか紹介していきます。
難関試験に独学で合格したことがある
独学で勉強することに慣れていて、なおかつ難関試験に合格した経験がある場合は、しっかりとスケジュールを立てかなりの勉強をしたでしょう。
また、独学で慣れているのであればオンライン講座やスクールに無駄なお金をかけて勉強するよりも少ないコストでMOS資格の取得が目指せるでしょう。
関連資格をすでに取得している
関連資格を持っている人であれば、内容が似ている部分もあるため、効率よく勉強を進められるでしょう。
また、勉強の仕方や進め方もある程度分かっているため、勉強時間を短縮でき、短期間で資格を取れるでしょう。
MOS資格の試験当日に持っていくもの

試験当日にまず必要なのが、受験者IDとパスワードです。受験者IDは試験申し込み前に、公式サイトから登録するIDのことです。その時にパスワードも設定します。忘れずにメモしておきましょう。
受験票は試験会場によっては発行がない場所もあるため、申し込みをした試験会場に直接問い合わせて確認しましょう。
また、全国一斉試験で申し込んだ場合は、受験票が試験の10日前までに登録したメールアドレスにメールで届くようになっています。
次に写真付きの身分証明書です。有効期限内である運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、社員証や学生証などから1点を持っていくようにしましょう。身分証明書はすべて原本の提示が必要です。
また、試験当日はスマートフォンなど外部と通信できるもの、メモ用紙・筆記用具・USBメモリ・カメラ・ビデオなどの複写・記録できるものは持ち込めません。
また、時計やスマートウォッチ、問題集や参考書、飲食物も持ち込み禁止であるため、会場のロッカーに入れておくか、試験官の指示に従いましょう。
MOS資格は独学で合格を目指そう

MOS資格はスクールやオンライン講座で勉強しなくても、独学で十分取得できる資格です。
本記事で紹介した役立つテキストや独学のコツなどを参考にして、独学での取得を目指してみましょう。
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