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スキルシートを書く際のポイントをご紹介!資格や自己PRの書き方

スキルシートを書く際のポイントをご紹介!資格や自己PRの書き方のイメージ

スキルシートの書き方のポイント

スキルシートは、あなたが今まで経験してきたことを採用する側に伝えて、アピールする為のツールです。採用する側は、そのスキルシートを使って、あなたの今まで経験してきたことを確認・分析し、自社の開発に役立つ人物かどうかを判断します。

ですから、スキルシートの書き方や書く内容で、企業も評価が変わってきますし、スキルシートの内容が悪ければ、書類選考の時点で落とされることもあります。

また良く思われたいからと良い事ばかり書いて、採用に至ったとしても、スキルシートに記載されたことから期待された能力と、実際の能力との間に、大きな差が発生するとお互いに良い結果を得ることができません。

そういったことから、スキルシートの内容は非常に大事であると言えます。

スキルシートの書き方のポイントとしては、

「A4に2枚程度で、基本箇条書きで記載する。」
「具体的な会社名やサービス名は記載しない。」
「一般的な文言を使用し、過去に経験した職場の用語は書かない。」
「過去の仕事について、経験した内容と成果を記載する。」

の4つが大きなポイントです。フリーランスであってもそうでなくても、大きな違いはありません。以降では、その4つのポイントについて述べていきます。

ポイント1:A4に2枚程度で、基本箇条書きで記載する

スキルシートは、今までに経験した全ての仕事について、漏らさず書く必要があります。とは言え、これから受けようとする企業の仕事に合う内容を多めに書く方が良いでしょう。

様々な業種を経験している場合でも、受ける企業の仕事とは無縁の仕事を事細かく書く必要はありません。企業側もたくさんのエントリーシートを見ている訳ですから、無関係の仕事が目に付くと、書類選考で落とされることも考えられます。

働いた経歴を書くシートですが、これからの事とあまり関係の無い仕事については簡素に書いて、逆にこれからの仕事と関係がある仕事については、詳細までしっかりと書けば良いです。書くことが多い場合でも、自己PR以外の部分は、長い文章にならないように、注意が必要です。

ポイント2:具体的な会社名やサービス名は記載しない

スキルシートには、具体的な会社名やサービス名を記載しないのが一般的です。過去の仕事について、具体的な会社名やサービス名を記載するのは守秘義務に反することになるからです。

採用する企業側から見ても、守秘義務に反する内容を記載している場合は、信用も薄くなり、書類審査の段階で落とされてしまう可能性が高くなります。

具体的な会社名は伏せて、「大手金融機関」とか「大手システム開発メーカー」とか、どういうことをしていた企業で仕事をしていたかが推測できる書き方にしましょう。

また、業務内容についても、メーカーが特定できる製品名は書かずに、「金融系システムの開発」や「生産管理システムの開発」というような、業務の内容が推測できる書き方にしましょう。

ポイント3:一般的な文言を使用し、過去に経験した職場の専門用語は書かない

スキルシートに記載する内容として、過去に経験した職場で利用していた専門的な用語は書かない方がよいです。

同じ業種の企業に応募する場合は、以前の仕事で使用していた専門用語は通用するかもしれません。

しかし、他業種の仕事に応募する場合は、その様な言葉を使用することは避けて、分かり易い表現に置き換えた方が採用する側も、スキルシートを見ても疑問は少なくて済みますし、分からないことは面接で確認しようという気になると思います。

理解しがたい専門的な言葉を使っていると、読み手のことを考えて書いていないと思われ、お門違いと判断されることも考えられます。

また、専門的な言葉から特定の企業やサービス名が分かる場合もあり、先にも述べた守秘義務に反するケースになる場合もありますので、専門的な用語は極力書かない方が無難です。

ポイント4:過去の仕事について、経験した内容と成果を記載する

スキルシートにおいて、過去の仕事についての経験した内容と成果を記載することが一番重要です。フリーランスの場合は、多くの業種も経験しているでしょうし、エンジニアとしての経験も豊富で、すべてをスキルシートに書くのは大変な作業です。

今までの経験を分かり易く書き、その仕事での成果も記載することで、自身のスキルを表現します。そうすることで、採用側はそのスキルシートに書かれているスキルが、自社の必要としているスキルにマッチしているかを判断することになるので、非常に重要な内容です。

「担当した業務」

「その仕事を行った期間(いつからいつまで)」

「具体的な作業内容」

「スキル(言語、利用ツール等)」

は必ず書き、何をどの程度できるかが採用側に分かるように書く必要があります。加えて、その仕事で取り組んだことや、どんな成果を挙げることが出来たかも、非常に重要な判断材料になります。

また、リーダーとして経験したとか、チーム内でどのようなポジションで作業をしていたかなど、間接的な役割などについても記載しておくと、書類選考での高評価につながります。

例えば、「あるシステムの性能改善プロジェクトに於いて、処理速度を向上させるプログラムを開発し、従来製品から50%の性能アップを図ることができました。その結果、売り上げが前年比に比べ120%アップしました。」というような成功体験を記載しておくと、高評価にもつながります。

また、失敗経験を書くことでも採用の判断に有利に働くことがあります。失敗とその対策を書いておくことで、採用側は「こういう失敗をしているのであれば、同じ失敗はしないだろう。」という判断をすることも考えられます。今までの経験を多く書くことで、経験豊富なこともアピールできます。

また、自己学習をおこなっているのであれば、その内容も書いておくとよいでしょう。採用面接の場でも、「入社するにあたり何か取り組んでいることはありますか?」という質問はよくあります。転職に向けて勉強している姿勢を見せることはプラスに働くので、仕事の実務で使っていないスキルでも自身がある場合は書くようにしましょう。

以上を踏まえて、従来のスキルや経験のみならず、成功や失敗から学んだことなども加えながら、自身の人柄も採用側に伝えることができる内容になるように、意識して記載し、少しでも採用側の「気を引く」スキルシートを作成するようにしましょう。

スキルシートの資格欄の書き方

スキルシートの資格欄ですが、書くべき資格とそうでない資格があります。そうでない資格は、仕事に直結しない趣味やスポーツ関連の資格が該当します。

それ以外の仕事に直結する資格としては、国家資格・TOEICなどの語学系資格・普通自動車免許・MOSなどのパソコン系の認定資格は記載する必要があります。

国家資格の場合は、1級や2級のように級が異なる場合がありますが、この場合は下級の合格は記載する必要はありません。

TOEICなどの語学系については、あまりにも点数が低い場合は記載しない方が無難ば場合もあります。自分の結果をそのまま書いてしまって、採用側から見たときに「なんだ、この程度か」と思われないスコアを記載しなければなりません。

TOEICの場合、ビジネスで利用可能と判断できるのは600点以上、外資系で求められる点数は700点以上です。TOEICに関しては、このような指標も参考に、スキルシートに書くか書かないかを判断してください。

普通免許は、意外な場面で必要とされることがあるので、書いておきましょう。

MOSのようなパソコン系認定資格は、あれば全て記載してください。直接関係していないと思っても意外なところで利用するシーンがあるかもしれません。書いても無駄にはならないので、全て書くようにしてください。

資格を持っていないので書けない場合でも、これから取得する為に取り組んでいる資格を書き、いつ取得する予定で、勉強に取り組んでいるという内容を書けばアピールにもつながります。フリーランスであってもなくても、この資格のアピールは年収アップにもつながります。資格が無いからといっても資格欄は空白ではなく、必ず何か埋めるようにしましょう。

スキルシートの得意分野の書き方

得意分野の書き方ですが、得意分野も箇条書きで出来るだけ簡潔に書きましょう。フリーランスのエンジニアであれば、多くの経験から自分の得意分野も認識しているでしょう。

自己分析して、自分はこういう仕事のこういう作業が得意で自信があるという内容を書いてください。書く場合は抽象的にならないように、出来るだけ具体的に書くようにしてください。

例えば、実作業で経験した言語、データベースの種類、開発したアプリケーションの特徴、業務系知識、環境構築の経験など、どんな内容でも構いません。

「Windows系のサーバ構築が得意」とか「生産管理に関する業務システム開発」とか「Oracle、SQLサーバーのデータ解析」など、採用側も自社の求めいている人材か判断し易い内容になるように記載する必要があります。

フリーランスの場合は、顧客との折衝も自身で行っているケースも多いと思います。その場合は、システム開発を通じて、顧客折衝から納品まで全ての工程を経験していることも書くべきです。

スキルシートの自己PRの書き方

自己PRには、今までの経験を踏まえて、採用側がそのまま読んでも、あなたの「この会社で働きたい」という熱意が伝わる文章で書きましょう。

今までの経験を書くだけでなく、その経験から何を学んで、何に取り組んで、どんなことにこれから挑戦して、どんな成果を挙げようと思っているか、あなたの熱意を伝える項目です。

また、プロジェクトの一員として、気をつけたこと、それを踏まえて今後どういうことが出来るかを伝えるのも必要です。採用側のニーズに合わせて、アピールが強すぎてオーバースペックにならないように、欲しいと思われる人材をアピールする文章を書きましょう。

ただし、他の項目と異なり文章で書くので、ダラダラした文章にならないように、文章を分けて、読み易くする工夫も必要です。

また、間違った言葉の使い方をしないように注意も必要です。エンジニアとして、自身のアピールと、人柄と、スキルと、全てを採用側に伝えることができるよう、文章をまとめてみてください。

Midworksでは、フリーランスの案件紹介を始め、キャリア相談もできます。転職しフリーランスになることも視野にいれる場合はぜひ活用してみてください。

スキルシートの書き方の見本

スキルシートの書き方の見本ですが、インターネットで検索すれば多くの例が掲載されています。冒頭でも触れましたが、フリーランスでもそうでなくても書き方は大きく変わりません。

しかし、フリーランスの場合、自身のスキルが報酬に直結するので、今までどういう仕事を経験して、どんなスキルを持っているかをアピールする度合いが、企業に勤めていて転職する人と比べると、強いと思いますし、自分自身で採用側が満足のいくスキルシートを作成するのは難しいと思います。

まずは、インターネット上に掲載されている例を見本にスキルシートを作成してみましょう。そして、自分なりの表現に変えてみて納得の行くスキルシートを作成してみてください。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年12月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.13
更新日
2024.12.12

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