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フリーランスになるには?必要なスキル・能力やメリット、適した職種を解説!

フリーランスになるには?必要なスキル・能力やメリット、適した職種を解説!のイメージ

特定の企業に属せず、独立して仕事を受けたり、プロジェクトを進めたりするフリーランス。ワークライフバランスが確保しやすいなどの理由から近年増加しています。自由度や収入増加などのメリットもあれば収入の不安定や福利厚生の少なさなどのデメリットもある働き方です。

本記事では、フリーランスの基本的な意味や必要とされる能力、フリーランスに適した職種やスキルを効率的に学ぶ方法を紹介しています。フリーランスとして働くことを検討している人は必見です。

フリーランスとは?

フリーランスとは、会社や組織などに所属せずに個人で自由に契約する働き方のことを言います。個人のスキルや特技を活かし、主に単発で仕事を契約します。

ライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーといった、何らかのスキルに依る職種が多いものの、基本的には誰でもフリーランスと名乗れます。

フリーランスのメリットとしては、仕事をする時間や場所、仕事内容の自由度が高いことが挙げられます。また、自分で仕事を選び仕事量も調整できることなどから、プライベートを含めた生活全般に影響のある働き方と言えるでしょう。

副業との違いは「本業とするか否か」です。企業と雇用契約を結びながら、空いた時間で他の仕事をすることを副業と言う一方、フリーランスの場合は独立した事業者として、企業や個人と業務委託契約を結びます。

フリーランスの現状

2019年の厚生労働省の調査によると、本業と副業を合わせた全体で「雇われない働き方」もしくは「法人の経営者で『店主』ではない者」を合わせると約390万人でした。

「雇われない働き方」には個人業務請負・受託、自由業・フリーランス、クラウドワーカーなどを選択した人が含まれています。

出典|参照:雇用類似の働き方の者に関する調査・試算結果等(速報)|独立行政法人 労働政策研究・研修機構

フリーランスの働き方

フリーランスは、特定の企業に属せず、独立して仕事を受けたり、プロジェクトを進めたりするため、自己管理や効率的な働き方が求められます。

スケジュール管理やタイムマネジメントを自身で行い、ワークライフバランスの確保を確保しつつ、自分のスキルの向上や最新の技術の取得、専門知識更新のために継続的な学習が必要で、収入の管理もしなければなりません。

自由度が高くなる一方で、オンオフの切り替えを行い、プライベートと区別することやリスクへの対策が必要です。

今後の展望・将来性

フリーランスは今後も増加する可能性が高いと言われています。なぜかというと、日本はアメリカの方向性をたどる傾向があり、アメリカの現状を参照するとフリーランス人口が増えているからです。

また、これもアメリカの現状が関係していますが、プロジェクトベースの働き方が増加していることも要因の一つとして挙げられます。

プロジェクトベースの働き方とは、プロジェクトという特定の仕事のためにチームを作り、プロジェクトが終了するとチームも解散するというものです。

日本でも今後、プロジェクトベースの仕事が増えると予想されているため、それに伴いフリーランス人口も増加すると考えられています。

【7選】フリーランスになるために必要な能力やスキル

フリーランスとして活動する上で必要な能力は何でしょうか。職種上必要なスキル以外にも、継続して仕事を行っていく上で重要となる能力があります。

基本的に一人で活動することから、プライベートも含めた生活全般を組み立てていく必要があります。人によっては向き不向きもあるかもしれませんが、学習によってある程度までは習得できるスキルと言えるでしょう。

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専門的な知識やスキル

まず、フリーランスとして提供するサービスに関する専門知識とスキルが必要になります。
プログラマー、デザイナー、ライター、翻訳者など、あなたが選んだ分野において深い専門知識やスキルを持つことが不可欠です。

例えば、コーディング、ライティング、デザイン、プログラミング言語やフレームワーク、翻訳、通訳、営業、広報に関する知識などです。

フリーランスの分野や職種によって必要な知識とスキルは異なりますので、適用性に注意してください。

適切にスケジュール管理できる力

スケジュール管理には体調管理などの、全体的な自己管理能力も含まれます。基本的に一人で作業を進めるため、この能力はフリーランスにとって重要度が高いものです。

会社勤めなどの場合は必然的に他人の目があり、それが圧力となって行動につながることもありますが、フリーランスの場合にはそのような圧力が全くありません。

スケジュールを自分で管理し、納期を守ることはクライアントとの信頼関係を作り、継続した案件を獲得するためも重要なスキルでしょう。

他者との良好なコミュニケーションが取れる力

案件を獲得するための営業から成果物の納品まで、クライアントなどとのやり取りが多くあります。基本的なコミュニケーションとしては、納期などの時間を守ることやメール、チャットなどの連絡にすぐ返信することなどでしょう。

また、クライアントの意図を適切に理解する能力や、スムーズに意思疎通できることは、仕事をする上でのストレスをなくすことにつながります。

良好なコミュニケーションを続けることでクライアントとの信頼関係がつくられ、安定した継続案件の獲得につながるでしょう。

引き受ける仕事を選べる力

フリーランスは報酬や仕事内容、スキルなどを検討して自分に合う仕事かどうかを見極める能力が求められます。あらかじめ、自分が重視する項目がどのようなものかを考えておくことも役立つでしょう。

また、フリーランスとしてレベルアップするためには仕事を選ぶことが必要であるとも言われています。理想的な仕事とは何か、仕事を通してどのように成長できるかについて、日頃から意識しておくことが大切です。

さらにスキルアップしていくためには、今の自分にとって少し難しいと思える案件にチャレンジすることなども必要になるでしょう。

常に新しいスキルを磨こうとする向上心

フリーランスは自分のスキルを使って仕事をするため、スキルや特技が商品と言えます。そのため今持っているスキルを向上させたり、新しいスキルを身に付けたりすることが常に必要になってきます。

場合によっては資格を取得したり、専門知識をさらに深めたりするための勉強を続けることが大切です。また、常に新しい情報を入手する姿勢や、日々の中で勉強の時間を作るなど、自主的に学ぶ力や向上心が高い人は有利でしょう。

働き方・仕事の方向性を明確にできる決断力

会社であれば上司が決める事柄でも、フリーランスの場合は全て自分一人で決めることになります。どの仕事を引き受け断るのかから始まり、価格交渉やクライアントにどのような提案をするかなど、あらゆる場面で決断することになります。

毎日の仕事の中でテキパキと決断していく力が必要です。

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仕事に対する行動力

フリーランスの場合、まずは自分で仕事を取りに行く行動力が求められます。仕事を獲得するための営業はもちろんのこと、継続して案件を獲得するための工夫や、毎日の仕事の進め方など、全てにおいて自主的な行動が必要です。

フリーランスのメリット

フリーランスとして働くことには多くのメリットがあります。
ただし、フリーランスにはリスクや挑戦も存在し、自己管理や安定性の確保に対する責任が高まります。
個人の目標や状況に応じて、フリーランスライフを検討する際にこれらのメリットとリスクをバランスさせることが重要です。

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自由度と柔軟性が高い

フリーランスは自分の仕事のスケジュールを自由に設定できるため、仕事とプライベートライフとの調和がしやすいでしょう。

また、休暇や休息を自分で調整しやすく、生活スタイルに合わせて働くことができ、朝型の人も夜型の人も、生産的な時間帯に仕事をすることができることを意味します。

そのほかにも、インターネットを通じて仕事を受注・実行できるため、地理的な制約が少ないです。通勤の必要がなく、自宅、コワーキングスペース、カフェ、さらには海外からでも仕事が可能で、生活の場所を選びやすく、移動の自由が増します。

収入を高められる

成功すれば、フリーランスは収入を高めるチャンスがあります。プロジェクトごとに価格を設定し、クライアントを獲得することで、収益性を向上させることができるでしょう。

自分自身をブランド化し、市場で差別化するためのマーケティング活動が重要です。効果的なマーケティング戦略を展開し、クライアントを引き付けることで、高収入を獲得するチャンスが増えます。

クライアントとの関係を維持し、高品質なサービスを提供することは、リピートビジネスを確保し、収入を増やす方法の一つです。

スキルの向上と自己成長

フリーランスは様々なプロジェクトに参加するため、新しいスキルを学ぶ機会が多いです。異なる業界や分野で経験を積むことで、自己成長や専門知識・スキルの幅を広げることができます。継続的な学習と成長は収入の増加にもつながるでしょう。

フリーランスとしての経験は、将来独立起業を考えている場合にも有利です。クライアントベースや専門知識を構築できるため、起業家としてのステップアップが可能になります。

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フリーランスのデメリット

フリーランスとして働くことには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。

ここで紹介するデメリットは、フリーランスとして独立する際に考慮すべき点であり、リスクや不安を最小限に抑えるために、適切な対策や計画が必要です。

収入が不安定

フリーランスは仕事の依頼やプロジェクトごとに報酬を受け取るため、収入が一定ではなく不安定です。

クライアントの倒産や契約違反などから影響を受ける可能性があり、クライアントからの仕事が途切れたり、支払いが遅れたりすることなどから、長期的な安定感や将来の展望が不明確であることがデメリットとなります。

社会保険の負担

会社員と異なり、フリーランスは自身で社会保険料や税金を計算・納付する必要があります。

これにより、経済的な負担が大きく、収入から多くの費用が引かれることになります。
社会保険料の負担を適切に把握し、計画的に収支を管理することや税務申告や保険料の支払いなど、法的な義務を適切に遵守することが大切です。

会社員に比べ、社会保険料や税金の計算・納付の手間がかかることを理解した上でフリーランスを目指しましょう。

労働権の不確実性

フリーランスは独立して働くため、労働基準法などの労働権が社員と比較して適用されにくい場合があり、労働条件や福利厚生が不十分です。

例えば、フリーランスには割増賃金や最低賃金といった概念がなく、安い賃金で長時間労働になってします場合などがあります。フリーランスに対するパワハラの問題も出てきており、フリーランスは社会的に立場が弱いということも知っておきましょう。

【6選】フリーランスに適した職種

フリーランスに多く見られる職種を大まかに分けると、クリエイティブ系、ライター系、IT系、美容系などがあります。学校などで専門の教育を受けた人が独立する場合もありますが、独学や未経験から始める人もいます。

Webデザイナー

フリーランスでデザイン系の仕事を継続していくには、デザイン力を磨くことが重要です。PhotoshopやIllustratorなど、Adobeの画像処理ソフトなどはほとんど必須と言ってもよく、スキルの習得が前提です。

Webデザイナーの場合は、SEOの知識やマーケティング理論なども学んでおくと有利だと言われています。

また、デザインの分野ではクライアントの考えを反映することが求められるため、コミュニケーション力、相手の意図を汲み取るスキルや、自分の考えを効果的に提示する力も必要です。

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Webプログラマー

プログラマーはプログラミング言語を用いてWebサイトなどを開発する仕事です。 プログラミング言語には様々な種類があり、言語によって需要が違ってきます。複数の言語スキルがあるプログラマーは、年収が上がりやすい傾向にあるでしょう。

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Webライター

Webライターの主な仕事は、企業のWebサイトをはじめとして幅広い内容のWeb記事を執筆することです。在宅が可能なため副業としても人気の職種となっており、未経験からでも案件を獲得できます。

一般的には、実績を積み、ライティングスキルを磨くことで単価が上がります。専門的な知識を持っている場合や、SEOに関する知識を持っている場合は高収入を得られる可能性もあるでしょう。

エンジニア

日本国内ではエンジニアが不足している状況です。そのため、即戦力として働けるフリーランスのエンジニアは企業にとって貴重な存在です。

エンジニアに必要となるのはプログラミングのスキルであり、職種によって様々な言語があります。例えば、Web系のエンジニアであればHTMLやCSS、JavaScriptなど、Webサービス系の構築をする場合であれば、JavaやRubyなどの言語が必要となります。

イラストレーター

イラストレーターは企業などのWebサイトや印刷媒体、ゲーム、広告などのイラストを作成するため、IllustratorやPhotoshopなどのソフトを扱えることが基本です。案件によっては、 他の描画ソフトを扱えると有利な場合もあります。

クライアントの要望を聴き取る能力も必要ですが、基本的に一人で作業するため、在宅可能な案件が多いという特徴があります。クラウドソーシングや制作会社に登録する方法、SNSを活用した営業などで案件を獲得することが多いです。

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ブロガー

ブロガーはWebライターと並んで人気があり、手軽に始めやすいのが特徴です。ブログのアフィリエイトが収入源となるため、SEOの知識やコピーライティングスキル、ブランディング戦略など、総合的なWebマーケティング能力が必要となります。

Webに関する幅広い知識が必要なため、特に最初は大変なこともありますが、知識がついた時にはWebマーケターへの転身を視野に入れることが可能です。

フリーランスとしてのスキルを効率的に身に付ける方法

スキルを証明することやスキルアップを図ることはフリーランスにとって必須とも言えます。スケジュール管理能力を活かして勉強の時間を確保し、効率よくスキルを習得しましょう。

ここからは、フリーランスとしてのスキルを効率的に身に付ける方を紹介します。

専門的なスキルはスクールで学ぶ

スクールに通うのは費用がかかる分、専門的かつ実践的なスキルを教えてもらえるというメリットがあります。独学では得られない知識として、現役フリーランスの実践的な知識を得られるほか、卒業後のサポートとして仕事を紹介してもらえる場合もあります。

弊社が運営するプログラミングスクール「tech boost」では、給付金を利用できれば業界最安クラスでスキルを学ぶことができます。まずは無料カウンセリングで何が学べるか相談してみましょう。

セミナーに参加して人脈を広げる

勉強会やセミナーに参加することで、知識を得ると同時に人脈を広げられます。このようなセミナーには未経験者向けから上級者向けまであり、専門に特化したものや交流を目的したものなど様々です。

セミナーの種類によっては、異なる分野の情報を交換したり、知識だけでなく実際の現場の体験談などを教えてもらえたりするというメリットがあります。

また、クライアントを紹介してもらえることがあるため、セミナーには積極的に参加すると良いでしょう。

仕事を遂行しながら学ぶ

「知識を得ること」と、「実際の仕事の中で、学んだ知識を活かすこと」を並行して行えば、効率的にスキルアップできます。仕事の中でスキルアップが実感できると、モチベーションも上がるでしょう。

さらに、ある程度のスキルがあるならば、現在の自分のスキルレベルよりも少し上の仕事に挑戦することで、効果的に学べます。

フリーランスに必要なスキルを把握して効率的に身に付けよう

フリーランスは基本的にスキルを商品とするため、スキルを身に付けることや自主的に学習することが大切です。それ以外にも、自己管理能力やコミュニケーション力など、フリーランスとして仕事をする上で必要な能力があります。

継続して案件を獲得していくためには、日々の生活の中で学ぶことや、仕事を選ぶ際の判断や決断力、考えを実行に移す行動力など、全体的に見て自ら試行錯誤していけるかどうかが重要と言えるでしょう。

フリーランスを取り巻く状況は今後も変化していくと予想されるため、この記事を参考に何が必要なスキルなのかを把握し、効率的に身に付けていきましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年05月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.01.09
更新日
2024.05.14

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