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フリーランスのイラストレーターになるには?準備や案件獲得方法も詳しく紹介

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自身のセンスを生かすことができ、自由な働き方が魅力的なフリーランスのイラストレーターを目指すため、業務内容や案件獲得などについて知りたい人は多くいるでしょう。

本記事にて、フリーランスのイラストレーターに転身する際に必要な前知識や、イラストレーション業界で成功するための戦略やコツを紹介します。記事を読むことで業界のトレンドやニーズ、注意点や疑問などの理解も深められるでしょう。気になる人はぜひ参考にしてください。

目次

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  1. フリーランスのイラストレーターとはこんな仕事
    1. イラストレーターの仕事内容
    2. イラストレーターの平均年収・単価相場
  2. 会社員とフリーランスのイラストレーターの違い
    1. 営業を自分で行う必要がある
    2. 報酬形態の違い
    3. オリジナリティのあるイラストが重要
  3. フリーランスイラストレーターに必要な4つのスキル
    1. 高度な描画技術
    2. コミュニケーション能力
    3. 時間管理能力
    4. ビジネスマインド
  4. フリーランスイラストレーターになる前の6つの準備
    1. 開業届の提出
    2. 資金を用意しておく
    3. 税金や保険の知識を身に付けておく
    4. ポートフォリオの作成
    5. 名刺の作成
    6. 仕事に繋がる人脈を広げておく
  5. フリーランスのイラストレーターの案件獲得方法
    1. クラウドソーシングの活用
    2. マッチングサイトの活用
    3. コンテストへの応募
    4. ストックイラストをスタートさせる
    5. SNS・ホームページの活用
    6. 知人や友人に紹介してもらう
    7. クリエイター向けイベントへの参加
    8. エージェントの活用
  6. 未経験からフリーランスイラストレーターになる方法
    1. イラストレーターに必要なスキルを身につける
    2. まずは副業で実績をつくる
    3. 開業届の提出
    4. 独立準備をする
    5. 退職届を出す
    6. 社会保険の手続きを進める
  7. フリーランスのイラストレーターにおすすめなサイト
    1. MUGEN UP
    2. ココナラ
    3. クラウドテック
    4. ポテパンフリーランス
    5. クラウドワークス
  8. フリーランスイラストレーターで失敗しやすいケース
    1. いきなり独立してしまう
    2. 案件をうまく受注できない
  9. フリーランスのイラストレーターになって成功する方法
    1. ニーズの把握に努める
    2. スケジュール管理の徹底
    3. 継続的なスキルアップ
  10. フリーランスのイラストレーターになるための準備をしよう

フリーランスのイラストレーターとはこんな仕事

フリーランスのイラストレーターは基本的にクライアントから業務を委託され、製品デザインやキャラクターデザインなどを手がけます。

仕事内容でいえば、フリーランスのイラストレーターと、会社員として働くイラストレーターに違いはほとんどありません。しかし、案件獲得や年収に関しては異なるといえるでしょう。

上記について、以下で詳しく解説していきます。

\\デザイン関連の案件をご紹介します//

イラストレーターの仕事内容

イラストレーターの仕事は、さまざまなプロダクトに使われるイラストを描きます。昨今ではデジタルでイラストを作成するケースがほとんどのため、クライアントからは「Illustrator」や「Photoshop」などのグラフィックソフトを扱えるスキルが要求されるでしょう。

ここからは、フリーランスのイラストレーターが携わる仕事内容について紹介するため、参考にしてみてください。

企業や自治体から依頼された製品のデザイン

経験者やスキル持っているフリーランスのイラストレーターであれば、有名企業や自治体からの発注を受けるケースもあるでしょう。

また、自治体がデザインを依頼する場合は、その土地にゆかりのあるフリーランスのイラストレーターに発注するケースも多いです。近年ではご当地キャラクターの人気が出るケースも増えてきています。

自分が住んでいる地域の自治体に営業をかけておくことで、仕事の依頼に繋がる可能性もあるでしょう。

ソーシャルゲームのキャラクターデザイン

近年ではスマートフォンが普及したことでソーシャルゲームの人気が高まっており、多くの企業がソーシャルゲームの開発を行っています。

そのため、クライアントが指定したソーシャルゲームのキャラクターデザインを行う案件も非常に多いです。このような案件の場合、キャラクターイラストの作成の他、ゲームの背景などを任されるケースもあります。

企業広告やパッケージのイラスト作成

企業広告やパッケージイラストの作成のような案件は、一部の有名なイラストレーターに声がかかるケースがほとんどです。

企業広告などの仕事を担当すれば、フリーランスのイラストレーターとしての知名度も大きく上がります。また、案件の報酬も高額になるでしょう。

イラストレーターの平均年収・単価相場

会社員のイラストレーターの平均年収は約357万円です。フリーランスの場合、200万円未満が32.0%と最多で、次いで200万円以上400万円未満の26.9%となっています。1,000万円以上の人も約3%いるため、スキルや経験によっては高収入も期待できるでしょう。

イラストレーターの単価相場としては、イラスト1枚が3,000円から10,000円程度とされています。

それぞれの働き方や働く量によって、年収は大きく異なりそうです。高年収を目指したい方は、自分にしか出せない価値を提供したり、稼働数を増やして複数案件を受注したりするようにしましょう。

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会社員とフリーランスのイラストレーターの違い

イラストレーターになる場合は会社員のイラストレーターになる選択肢と、フリーランスのイラストレーターになるという選択肢があります。

どちらを選ぶかによって仕事の仕方や報酬面にも違いが出てくるため、自分が希望する働き方をするためにもどのような違いがあるのか知っておくことが大切です。

ここでは会社員とフリーランスのイラストレーターの違いについて解説していきます。

営業を自分で行う必要がある

会社員のイラストレーターとして働く場合は、仕事を獲得するのは営業担当者の仕事です。一方、フリーランスのイラストレーターの場合は、他の人が仕事を用意してくれるわけではないため、自分で案件を獲得する必要があります。

よって、フリーランスのイラストレーターとして働く場合は、イラストの作成という本業の他に、ポートフォリオを用意して自分で企業や自治体などに営業をかける業務が発生します。

さらに、フリーランスの場合は仕事のスケジュールや金銭管理なども全て自分で行う必要があるため、イラストを描く作業以外にもやらなければいけないことが多いでしょう。

報酬形態の違い

会社員のイラストレーターとして働く場合、会社の賃金体系に従うことになります。そのため、毎月決まった金額の給与が支給されますが、スキルや実績によって大幅に給与をアップさせることは難しいです。

一方、フリーランスのイラストレーターの場合は、本人のスキルによって報酬の金額が大きく変わってくるため、会社員イラストレーターよりも年収が高くなるケースが多いです。

また、フリーランスの場合は会社員のように給与から天引きされることがないため、報酬を100%受け取れます。

オリジナリティのあるイラストが重要

フリーランスのイラストレーターの場合は、会社員のイラストレーターよりもオリジナリティやセンスが求められます。

単純にイラストが上手い人は大勢います。多くのライバルがいる中から自分に依頼してもらうためには、独自性で他のイラストレーターと差別化する必要があるでしょう。

会社員のイラストレーターであれば、クライアントと直接コミュニケーションを取る機会は少ないでしょう。一方で、フリーランスのイラストレーターの場合は自分で直接クライアントと折衝する必要があるため、コミュニケーション能力が必要になります。

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フリーランスイラストレーターに必要な4つのスキル

フリーランスとしてのイラストレーターの道を選ぶことは、自由な時間を持ちながら自分のスタイルで仕事をする魅力があります。

しかし、その自由さには多くの責任が伴います。成功するためには、単に絵を上手く描けるだけでは不十分です。フリーランスイラストレーターとして成功を収めるためには、特定のスキルが求められます。

ここでは、その中でも特に重要とされる4つのスキルについて詳しく解説します。

高度な描画技術

イラストレーターとしての基本は、もちろん描画技術です。クライアントの要求を満たすためには、多様なスタイルや技法を習得し、それを適切に活用する能力が求められます。

また、トレンドを追いかけるだけでなく、独自性を持った作品を生み出すことで、他のイラストレーターと差別化を図ることが大切です。

コミュニケーション能力

フリーランスとして働く場合、クライアントとのコミュニケーションは欠かせません。要望を正確に理解し、自分のアイディアを効果的に伝える能力は、仕事の質を向上させるだけでなく、信頼関係を築く上でも不可欠です。

コミュニケーション能力を最大限に活かすために、積極的にコミュニケーションを取りに行くことも求められます。積極的な姿勢は失わないようにしましょう。

時間管理能力

フリーランスは自分の時間を自由に使える反面、仕事の進行や納期管理は自分自身で行う必要があります。効率的にタスクをこなすための時間管理や、複数のプロジェクトを同時に進行させる推進力は、プロフェッショナルとしての信頼性を高める要素となります。

複数案件を受注する場合、効率的に業務を進めることが重要になります。収入を安定させるためにも、時間管理を徹底するようにしましょう。

ビジネスマインド

イラストレーターとしての技術だけでなく、自分のスキルを商品として売り出すためのビジネスセンスも必要です。価格設定、契約交渉、マーケティングなど、フリーランスとしての経営側の知識も磨くことで、安定した収入を得ることが可能となります。

フリーランスはあくまでも個人で仕事を進める必要があります。個人として独立した存在で活躍できるよう、マルチなスキルを身につけられるようにしましょう。

フリーランスイラストレーターになる前の6つの準備

現在会社員のイラストレーターとして働いている人の中には、将来的にはフリーランスのイラストレーターとして活動することを目標にしている人もいるでしょう。フリーランスになるためには手続きが必要です。

会社を独立してフリーランスのイラストレーターになるのであれば、会社員時代から準備を進めておくことが大切です。ここでは、フリーランスのイラストレーターになるための準備について紹介していきます。

開業届の提出

フリーランスのイラストレーターになるには、開業届を準備しておく必要があります。開業届は正式名称を「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」と言い、個人事業主として活動するために必要な届け出です。

開業届は原則として事業を開始した日から1ヵ月以内に所轄の税務署に提出する必要があるため、忘れずに用意しておきましょう。書類は国税庁のホームページからダウンロードできます。

出典:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

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資金を用意しておく

フリーランスのイラストレーターとして独立してからしばらくは、安定的に仕事を獲得することは難しい可能性があります。そのため、仕事が獲得できなくても生活に困ることがないように、資金を用意しておきましょう。

フリーランスのイラストレーターとして生活を成り立たせるには、クライアントと信頼関係を築き、継続的に案件を獲得できるようにする必要があります。会社員として仕事をしながら、目安として半年程度の生活費を貯金しておくようにしましょう。

税金や保険の知識を身に付けておく

会社員のイラストレーターの場合、税金等は給与から天引きされる形になるため、自分で税金を納めるという意識がない人も多いでしょう。

しかしフリーランスになった場合、自分で税金や保険料を納付する必要があるため、税金や保険の知識を身に付けておくようにしましょう。フリーランスは毎年確定申告を行い、納税する必要があります。

また、フリーランスは怪我や病気のリスクだけでなく、仕事をする上でクライアントに損害を与えるリスクもあるため、自分で適切な保険に加入することも検討する必要があるでしょう。

出典:個人事業主・フリーランスの確定申告について|本澤税理士事務所
参照:https://honzawa-tax.jp/zeimu-kojin/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E4%B8%BB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E7%94%B3%E5%91%8A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

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ポートフォリオの作成

フリーランスのイラストレーターが仕事を獲得するためには、自身のスキルや作品の方向性などをクライアントにアピールする必要があります。そのため、自身の作品をまとめたポートフォリオを用意しておきましょう。

クライアントは提出されたポートフォリオを参考に仕事を依頼するかどうかを検討するため、ポートフォリオは仕事を受けられるかどうかを左右する重要なものになります。そのため、過去に自分が制作した作品をわかりやすくまとめておきましょう。

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名刺の作成

フリーランスのイラストレーターとして活動するのであれば、名刺も用意しておく必要があります。フリーランスは自分で営業活動を行うことになるため、名刺があればさまざまな場所で仕事を獲得するチャンスにも繋がります。

クライアントになりえる人に出会えても、その場で名刺を持っていなければそれだけでチャンスを逃してしまうでしょう。イラストレーターであれば、IllustratorやPhotoshopなどのツールを使って簡単に名刺を作成できます。

名刺には、自身のメールアドレスやポートフォリオに繋がるURLなども掲載しておきましょう。

仕事に繋がる人脈を広げておく

フリーランスのイラストレーターとして活動するには、仕事に繋がる人脈を作っておくことも大切です。フリーランスのイラストレーターとして活動している人の中には、人脈を活かして仕事を獲得している人も多いです。

知り合いからの依頼であれば、その人のスキルや個性などを理解した上で仕事を受注できるため、契約後のミスマッチも発生しにくいでしょう。人脈を広げておけば、継続依頼に繋がる可能性も高まります。

\\デザイン関連の案件をご紹介します//

フリーランスのイラストレーターの案件獲得方法

会社員と違いフリーランスのイラストレーターの場合は、自分で案件を獲得しなければいけません。フリーランスのイラストレーターが案件を得る方法としては、自ら営業をかける方法の他に、さまざまな方法があります。

どのような案件獲得方法があるのか把握しておき、案件獲得のチャンスを増やしておきましょう。ここではフリーランスのイラストレーターの案件獲得方法について解説していくので、参考にしてみてください。

クラウドソーシングの活用

クラウドソーシングは、インターネット上の不特定多数の人材に対して、企業や個人が業務委託案件を発注することです。

昨今のクラウドソーシングサービスにはさまざまなイラスト関連の案件が掲載されているため、希望に合った案件に応募できます。

マッチングサイトの活用

クライアントの要望にあったフリーランスをマッチングするマッチングサイトを利用するという方法もあります。

マッチングサイトの場合は、サービス上でポートフォリオが作成できる機能が用意されているケースも多いです。このようなサイトであれば、自身の作風を求めているクライアントに出会える確率も上がります。

コンテストへの応募

世間ではさまざまなイラストコンテストやコンペが開催されているため、応募して入賞すれば、賞金を獲得できます。

また、受賞歴はポートフォリオにも掲載できるため、コンテストで入賞すればクライアントへの良いアピールになるでしょう。また、受賞歴が増えればクライアントの目にもとまりやすくなるため、仕事に繋がるチャンスも増えます。

ストックイラストをスタートさせる

「ストックイラスト」とは、PIXTAなどの素材サイトで配布されているイラストです。ストックイラストを始めることで、フリーランスのイラストレーターとして収入を得るチャネルを増やすことに繋がります。

このような素材サイトでイラストを販売する場合、一度の利用で得られる報酬は少ないですが、何度も利用してもらえればそれだけ報酬も増えていきます。また、一度イラストを作成して販売しておけば、働いていない時間にも収入が増えていくというメリットがあります。

SNS・ホームページの活用

フリーランスのイラストレーターが案件を獲得するためには、SNSやホームページを使って情報発信することも重要です。自身の営業用のホームページを作成して、作品を掲載しておきましょう。

また、SNSを使って継続的に情報発信を行うことで、目を止めたクライアントから声をかけてもらえる可能性もあります。SNSの機能を活用することで、自分の存在を知ってもらえるでしょう。

知人や友人に紹介してもらう

前述のとおり、知人や友人などの人脈を活かして案件を獲得することも可能です。知人からの紹介で仕事をもらえるケースは意外に多いため、フリーランスの交流会やイベントなどに参加して人脈を増やしておくとよいでしょう。

フリーランスとして活動している人の中には、仕事を依頼する側の人も存在しています。フリーランス同士の自脈を形成できれば、自然に仕事の依頼が来るようになるでしょう。

クリエイター向けイベントへの参加

クリエイター向けの勉強会や交流会では、同じようにフリーランスのイラストレーターとして活動している人も大勢集まります。

このようなイベントに参加して情報交換を行うことで、案件の獲得に繋がる可能性も高まるでしょう。

エージェントの活用

エージェントであれば自分で営業活動を行わなくても、エージェント側が希望やスキルなどに合った仕事を紹介してくれます。

エージェントの中にはしっかり週5日常駐の案件に特化しているエージェントもあれば、リモートワークや週2、週3日など余裕を持った働き方ができるエージェントもあります。自分の希望の働き方ができるエージェントを選びましょう。

\\希望条件に沿った案件をご紹介します//

未経験からフリーランスイラストレーターになる方法

イラストレーションは、言葉を超えて感情やメッセージを伝える強力な手段です。多くの人々が、この魅力的な世界に足を踏み入れたいと考えていますが、未経験からどのようにスタートすれば良いのか迷ってしまうことも少なくありません。

しかし取り組み方次第では、フリーランスのイラストレーターとして、成功を目指すことができるでしょう。

未経験からフリーランスイラストレーターになるための6つの具体的な方法を紹介します。これらのステップを順番に実践することで、あなたもイラストレーターとしてのキャリアを歩むことができるでしょう。

["イラストレーターに必要なスキルを身につける","まずは副業で実績をつくる","開業届の提出","独立準備をする","退職届を出す","社会保険の手続きを進める"]

イラストレーターに必要なスキルを身につける

未経験からフリーランスのイラストレーターを目指す場合、まずはイラストレーターに必要な基本スキルを身につけることが重要です。

基本的なスキルが身についているかどうかで、今後よいデザインが作れるかどうかが決まるといっても過言ではありません。基本スキルを身につけるまでは地道は作業や勉強が多いですが、コツコツと取り組むようにしましょう。

まずは副業で実績をつくる

基本的なスキルが身についたら、副業で案件を受注してみることをおすすめします。いきなり独立する方もいらっしゃいますが、案件が受注できない場合もあるため、まずは副業からスタートしましょう。

未経験の場合は実績をつくることが最優先のため、単価に関わらず受注できる案件は積極的に獲りに行くようにしましょう。

開業届の提出

副業を始めた際には、併せて開業届も提出するようにしましょう。開業届は、個人事業主になるために必要な書類です。事業を開始ししてから1か月以内に提出することになっているため、注意が必要です。

開業届を提出することで、事業用口座の開設や青色申告ができるようになります。フリーランスとして働くために重要なもののため、確実に手続きを進めるようにしましょう。

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フリーランスが開業届を出す目的とは?書き方や提出する時に必要なものも解説

独立準備をする

副業で案件の受注が定期的にできるようになり、収入が安定してきたら、独立の準備を進めるとよいでしょう。

独立をすると、会社員の生活とは大きく異なる部分が多くあります。補助などが基本的にはない状態で生活をする必要があるため、住居や生活資金の確保は前もって進めるようにしましょう。

フリーランスになるデメリットとして、社会的信用は低くなることが挙げられます。そのため、会社員のうちに引越しやクレジットカードの作成は進めておくようにしましょう。

退職届を出す

独立の準備ができたら会社を退職し、独立しましょう。退職には会社独自でルールが定められている場合もありますので、事前に確認の上で進めることがおすすめです。

また、会社で関係性のあった方には丁寧にあいさつをすることも忘れないようにしましょう。今後も関係性は大切にするべきですし、前職のつながりから案件の受注につながるケースもあります。

社会保険の手続きを進める

退職後には、社会保険の手続きを自分でする必要があります。手続きが必須なのは、「国民健康保険」と「国民年金保険」です。これらは加入が義務付けられているため、確実に手続きを進めるようにしましょう。

手続きを怠った場合、別途支払いが必要になるケースもありますので、注意しましょう。

\\充実の福利厚生で安心して働こう//

フリーランスのイラストレーターにおすすめなサイト

フリーランスのイラストレーターが仕事を得る方法として、案件を紹介してくれるサイトを利用する方法があります。サイトに登録しておくことで、効率的に仕事を獲得できるようになるでしょう。

ここではフリーランスのイラストレーターにおすすめなサイトを紹介するため、参考にしてみてください。

MUGEN UP

MUGEN UPは、クライアントとクリエイターのマッチングを行っているサービスです。クリエイターと共に2D、イラストやアニメーション、3DCGなどを制作しています。

イラスト制作の場合は、アートディレクターと登録しているクリエイターがチームになり、プロジェクトのニーズに合わせてイラストを制作します。イラスト制作のすべての工程を引き受けるだけでなく、線画や背景など得意な部分だけを引き受けることも可能です。

ココナラ

ココナラは、自分のスキルを販売できるサービスです。一般的な案件紹介サイトとは異なり、自分で自分の得意スキルをサービスとして販売できます。

ココナラを利用する場合は、ポートフォリオを用意してイラストが購入されるのを待つことになります。ココナラでイラストを販売している人は多いため、他の出品者と差別化するためにもオリジナリティを出すことが大切です。

クラウドテック

クラウドテックはイラスト系案件を含めたリモート案件を扱っている求人サイトです。クラウドワークスが運営しているエンジニアやデザイナーを対象としたサービスで、リモートワーク案件に特化している点が特徴です。

クリエイター職としては、Webデザイナーやイラストレーター、アニメーター、グラフィックデザイナー、2Dデザイナー向けの案件があります。

リモートワークだけでなく週3~4日から働ける案件も豊富に取り扱っており、未経験OKの案件もあります。

ポテパンフリーランス

ポテパンフリーランスは、フリーランスに特化した案件紹介サービスです。基本的にはフリーランスエンジニア向けの案件が多いですが、イラストやWebデザイン、3Dデザイン、アニメーション作成などの案件もあります。

具体的な案件の内容としては、ソーシャルゲームの背景やイラスト作成、キャラクターモデルの作成、アイテム作成、Webサイトのデザインなどがあります。

クラウドワークス

クラウドワークスは、イラストを始めとした、さまざまな業務委託の案件が集まっているクラウドソーシングサイトです。クラウドワークスには開発系の案件やデザイン系の案件などの案件があります。

比較的簡単な案件から実績が求められる案件など、求められるレベルの幅も広いです。イラスト系の案件の中には商品のイメージイラストやキャラクターデザイン、バナー作成などさまざまな案件がありますが、案件のほとんどはコンペ方式になっています。

フリーランスイラストレーターで失敗しやすいケース

フリーランスという働き方は広がりつつあり、フリーランスとして活躍している方も増えてきています。しかし中には、失敗して会社員に戻るケースもあるようです。

フリーランスのイラストレーターとして失敗するケースを学ぶことで、失敗を避けて行動することができます。フリーランスのイラストレーターとして活躍したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

いきなり独立してしまう

フリーランスとして安定的に案件を受注し、生計を立てることは簡単ではありません。いきなりフリーランスとして独立してしまうと、生活するために必要な資金を稼ぐこともできなくなり、フリーランスとして活動できなくなってしまいます。

そのため、すぐに独立するのではなく、副業として案件を受注することから始めてみるのがよいでしょう。副業として安定的に案件を受注することができるようになったら、フリーランスとして独立する流れがおすすめです。

案件をうまく受注できない

案件の受注方法が分からず、フリーランスとして独立したものの収入を得ることができないケースもあります。フリーランスのイラストレーターとしての案件受注方法は様々で、それぞれに合った方法で進めるべきだといえます。

また、案件の受注に関しては、経験値やスキルによってその難易度が異なります。自分の状況をよく見極めたうえで、最適な方法を選択するようにしましょう。

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フリーランスのイラストレーターになって成功する方法

フリーランスのイラストレーターとして独立した人の中には、フリーランスとして成功した人もいれば、失敗してしまった人もいます。フリーランスのイラストレーターとして成功するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは最後に、フリーランスのイラストレーターになって成功するための方法を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

ニーズの把握に努める

フリーランスとして活動するには、クライアントのニーズに応えることがもっとも重要です。

そのため、クライアントのニーズをしっかりとヒアリングし、クライアントがどのような成果物を求めているのか把握した上で期待に応えられるようにしましょう。

スケジュール管理の徹底

フリーランスのイラストレーターとして成功するには、スケジュール管理を徹底することが大切です。フリーランスは仕事の納期の管理を自分で行わなければいけません。

スケジュールを適切に管理できず納期に間に合わなくなってしまうと、クライアントにも迷惑をかけてしまいます。また、仕事を受注しすぎて体調を崩してしまうと逆に収入が減少してしまうため、しっかりとスケジュール管理を行いましょう。

継続的なスキルアップ

フリーランスのイラストレーターとして成功するには、継続的にスキルアップすることが大切です。たとえばWebデザインなどのイラスト作成以外のスキルを身に付けることで、ニーズの高いイラストレーターになれます。

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フリーランスのイラストレーターになるための準備をしよう

フリーランスのイラストレーターになるには、会社員の内にしっかりと準備を行っておくことが大切です。

ぜひ本記事で紹介したフリーランスのイラストレーターになるための準備や案件獲得方法、フリーランスのイラストレーターにおすすめなサイトなどを参考に、フリーランスのイラストレーターを目指してみてはいかがでしょうか。

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年06月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.05.08
更新日
2024.06.04

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