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研究職への転職時の自己PRの書き方と例文・面接時の受け答え方

研究職への転職時の自己PRの書き方と例文・面接時の受け答え方のイメージ

研究職志望者が自己PRで押さえるべきポイントは、その会社が求める人物像を分析し、自分がどうマッチしているかを論理的に説明できるかどうかです。自己PRを書くときには、自己分析を徹底的に行い、自分の強み弱みを知ってどう活かしカバーすのかを明確にしましょう。

本記事では、研究職志望者の自己PRの書き方を中心に、自己PRの例文・書く時の注意点など詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

研究職志望者の自己PRの書き方

研究職志望者が自己PRで押さえるべきポイントと書き方をお伝えします。まず研究職といっても自己PRの基本を押さえることには変わりありません。希望する会社と、その会社が求める人物像を分析し、自分とマッチしているか否かを判断、そしてマッチしているのであれば、どこがマッチしているのか、なぜそう考えるのかを自己PRに盛り込みましょう。

具体的な流れとしては、

① 自分の強みを話す
② 強みが形成されたきっかけを話す
③ 強みを証明する具体的なエピソードを話す
④ ③の他に強みを証明する具体的なエピソードを話す
⑤ 強みを仕事にどう活かすか伝える

といったものですと整理しやすいです。さらに、研究職には、「忍耐力」「コミュニケーション能力」「熱意」「理論的思考ができるか」が仕事の成果に大きくかかわります。この点についても自己PRに盛り込むといいでしょう。

研究職の仕事は多岐にわたりますが、他部署との連携はもちろん、資料作成、分析も仕事として大きな割合があります。つまり、資料作成能力や分析力を見抜くことも面接としてはみられるポイントです。自己PR文では、理論的に文書が進んでいるか、書いている内容に、分析をしたという背景が伝わるか、などを注意して書くと効果的です。

研究職志望者の自己PRの例文

研究職の自己PRの例文を用意しました。流れや構成をイメージしていただき、細かい点を自分の言葉に変えていただければ、自分の自己PRを完成させやすいでしょう。

多くの企業の中で、「人が幸せになるシステム開発」を掲げ、顧客のことを第一に考え、開発から販売、流通、アフターフォローまで全社一丸となり、長年にわたり、数多くの製品開発にあたってきた貴社の姿勢に非常に好感を抱きました。また、研究開発においては他部署も含めた会社全体の連携、チームワーク、知識が大切であると考えました。

また、前職では、営業部や管理部と連携をはかり、それをシステム部門の出す成果をよりいいものにするということを行っていました。そのため、他部署との社内連携の大切さや、コミュニケーション能力を養うことができました。

社内では、部署間の連携は私に任せるという流れができていたくらいです。この能力をこちらで活かし、長く愛され、人々に笑顔を与えられるような最終製品を貴社の一員として提供していきたいと思い、志望させていただきました。

いかがでしょうか。是非参考にしてください。

研究職志望者が自己PRを書くときの注意点

研究者が注意すべき自己PRのポイントをお伝えします。研究者の自己PRも通常の自己PRと型は同様です。自己分析を徹底的に行い、自分はどんな強みがあるのか、逆にどんな弱みがあるのか、強みはどう活かし、弱みはどう改善、カバーするのかを分析し明確にしましょう。

また、自己PRは、説得力がなければなりません。説得力は話の流れはもちろんですが、その中身が重要です。中身とは、自分の強みを証明する事例です。例えば、「私はシステム開発が得意です」というだけですと、「私は、前職で5年間システム開発に携わり、5以上の新しいシステムを開発しました。その結果、1つの主力製品を完成させ、今でも事業の柱となる商品となっています。」といったように、実勢を伝えることで、強みを伝えることができます。

つまり、自己分析以外に、自己のスキルや実績の棚卸も、自己PRをするうえでは準備として大切なことになります。成功のカギは、準備が8割、実施が2割と言われています。自己PRは書き出すよりもむしろどんなことを書くか、書く素材はどうするかを考え、集めてくることが大切です。

実際に自己PRを書くときは、研究職であるが故に、特に理論的であるか、具体的であるか、分析が十分行われているか、文書が分析的であるかなど、研究職ならではの特徴を押さえた自己PRがいいでしょう。

研究職志望者が自己PRを書くときに避けるべき表現

自己PRを書く際に注意したい点、それはネガティブな表現と嘘偽りです。研究職を目指す方は、前向きな人がほとんどでしょう。前向きな人も時にはネガティブになります。自己PRを書く際には、そのネガティブな部分を出さないようにしましょう。文字にしてみるとネガティブな個所は意外に目立ちます。

「ITエンジニアとして、より成果をあげるために自己成長し、頑張りたい」という発言と、「ITエンジニアとして、失敗しないように自己成長し、頑張りたい」という発言では、与える印象が違います。「より成果をあげる」という発言の裏には、まだまだ失敗が多いから頑張りたいという意図が含まれていたとしても、失敗というネガティブな言葉がないだけで大きく変わります。

また、嘘偽りを盛り込まないようにしましょう。たしかに自己PRでは、過大表現したくなります。研究職としての成果、研究職未経験であれば、研究職に役立つような実績を、見栄え良く表現したくなる気持ちは誰しもあります。しかし、それが逸脱してしまうと問題です。

できることを「できる」と伝えるのは問題ありませんが、できないことを「できる」と伝えて、仮に入社できても、実際にその成果や実績を会社にもたらすことは困難に等しいからです。まずは身の丈にあった内容を正しく伝えるようにしましょう。

研究職志望者が面接で自己PRを聞かれたときの受け答え方法

研究志望者が面接で自己PRを聞かれた場合にどのような受け答え方法をとれば効果的であるかをお伝えします。まず、自己PRについては、面接で聞かれる質問としてはメジャーなので、何を話せばいいかを予め用意しておきましょう。
具体的には、
①自分の強み
②強みが形成されたきっかけ
③強みを証明する具体的なエピソード
④強みを仕事にどう活かすか
を準備し、その流れにそって伝えるといいでしょう。

4つについて以下で補足説明をします。

①自分の強みについて

研究職としてこんな強みがなければならないのではないか、という疑問はいったん考えないようにしましょう。それを考えてしまうと、本当の自分に気づくことはできませんし、もし、研究職に合わせた自己PRを書くために強みを出してしまうと、実際に研究職に就いたとしても、実は違ったというミスマッチを起こしてしまう可能性があるからです。自分本来の強みを書き出してみましょう。

②強みが形成されたきっかけについて

研究職の自己PRでは、「自分はこんな強みがある」というところで終わらず、「その強みをどう活かすか」まで伝えましょう。それを伝えられなかった面接官からすると、「あなたの強みは分かりました、で、うちの会社に何をもたらしてくれるのだろうか?」という疑問がわいてしまうからです。「強みを活かして貴社に貢献します」という文はよく使われますが、どの強みを、どう活かして貢献してくれるのか?という疑問がわかないように文書を作りこみましょう。

自己PRを自分で添削する方法

次に、間違い探しです。間違いの種類は様々ですが、ここでは5つ紹介します。

①誤字
②文書の流れが変である
③ネガティブな発言をしている
④過度な表現をしている
⑤文法などが誤っており、何を言いたいかが分からない

といったものです。

特に誤字に関しては、何度も見直して確認しましょう。魅力的な文書をつくれることに越したことはありませんが、それよりも、誤字というマイナス点を得ないようにするほうが、健全です。魅力的な文書にはスキルがいりますが、誤字を防ぐことは、誰にでもできることなのです。

そして、音読することです。上記の5つは、黙読で見つけられないということではありませんが、音読することで、さらに見つけやすくなります。目で見て、耳で聞いて、話して感じることができるからです。近年はSNSなども発達し、文字で人に情報を伝えるという機会が増えてきています。

企業担当者は、文字を書き、発信するという機会が以前に比べ格段に増えてきています。そんな企業担当者の多くはこの音読をする方法で間違いを発見するということをしています。是非活用してみて下さい。

自己PRがない場合の対処法

研究職に問わず、自己PRがないと悩む方は多くいらっしゃいます。しかし、必ず強みはあります。まずは、過去の経験を思い出すこと、そして自分が持っているスキルを書き出しましょう。

経験や実績、スキルなど、思いつくまま書き出すのです。頭の中にあるだけでは、なかなか気づかないことも書き出すことで見つけやすくなります。信じておいて欲しいことは、だれもが強みを持っているということです。諦めずに自分自身と向き合いましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年06月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.13
更新日
2024.06.23

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