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R言語エンジニアとして活躍しよう!主な仕事内容や年収を紹介

R言語エンジニアとして活躍しよう!主な仕事内容や年収を紹介のイメージ

R言語のエンジニアとして会社に勤めている人の中には、将来フリーランスになろうと考えている人もいるでしょう。会社員からフリーランスへ転身するなら事前に業界の将来性や重要なスキルを把握したいのではないでしょうか。

この記事ではR言語の将来性に加え、すでにフリーランスとして活動している人にも知っていてほしい年収の上げ方などをご紹介します。

この記事を読むことで、R言語は将来性のある仕事なのか、年収を上げるためにはどんなスキルが必要なのか把握し、今後のキャリアプランに活かすことができるでしょう。

R言語のフリーランスエンジニアになろうか検討している人やキャリアアップに悩んでいる人は是非チェックしてみてください。

R言語とは

R言語は、1990年の半ば頃に誕生したオープンソースで利用できるプログラミング言語です。グラフを作成したあと画像で出力ができるなどの特徴があり、統計やデータ解析に特化しています。

汎用的な言語ではないですが、折れ線グラフや円グラフなどや多数の形式のグラフを作成できるため、データ解析を便利に簡単に行いたいという方にはうってつけの言語でしょう。

R言語でできること

R言語は、短いコードで統計処理を簡単に行うことが可能です。

また、四則演算、ベクトル、行列の演算やグラフ作成専用の関数が用意されているため、様々な種類のデータを取り扱うことができることも特徴です。

また、自然言語処理やテキストマイニング、形態素解析なども行えることから、頻繁に出てくる単語をチェックしたり、単語同士の関連性をグラフで表せたりできます。

R言語エンジニアの主な職種

R言語は主にデータエンジニア、データアナリストとデータサイエンティスト、機械学習エンジニアという職種があります。

データエンジニアはシステムの開発に携わり、データアナリストとデータサイエンティストはデータを分析し課題解決の方法を提案します。機械学習エンジニアは、データをもとにコンピューターに学習させる職種です。

R言語エンジニアの年収はどれくらい?

年収は働くうえで重要なポイントではないでしょうか。ここからは、R言語エンジニアの年収を見てみましょう。

下記の表は、20代プログラミング言語別おおよその年収です。R言語は約476万円で1位、2位のScala言語より年収が36万円高いことが分かります。

また、R言語と比較されることが多いPythonの年収は約403万円となっており、R言語と比べると73万円もの差があります。

言語 年収
R 約476万円
Scala 約440万円
Objective-C 約407万円
COBOL 約406万円
Perl 約405万円
VC・VC++ 約404万円
Python 約403万円
Swift 約398万円
Ruby 約397万円
Go 約397万円

年代別の平均年収

下記の表は、20代から50代のR言語年代別年収です。40代の約753万円が最も高く、20代の約476万円が最も低い結果となりました。

また、20代から50代のR言語年代別年収から平均を計算すると約593万円という結果になりました。ITエンジニア全体の平均年収は450万円前後とされているため、そちらと比べるとR言語の平均年収の方が高いと言えます。

年代 年収
20代 約476万円
30代 約569万円
40代 約753万円
50代 約575万円

R言語エンジニアとして年収を上げるには?

R言語エンジニアとして、どうやって年収を上げていくか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

年収を上げるには今より単価の高い仕事を受注することが必要ですが、ただ闇雲に仕事をしていても効率よく年収をあげることはできません。

年収を上げるためには、これから身につけるスキルやキャリアプランが重要になります。どのようなスキルが必要か4つご紹介します。

  • データ分析・データ解析のスキルを身につける
  • AI・機械学習のスキルを身につける
  • PythonなどR言語以外の言語も身につける
  • データの統計処理で用いられる統計や数学の知識を身につける

データ分析・データ解析のスキルを身につける

データ分析や解析のスキルを身につけることは、年収アップに繋がります。R言語エンジニアが就けるデータアナリストやデータサイエンティストは、データ分析と解析に特化している職種です。

R言語はもともとデータ分析や解析を得意とする言語なので、データ分析などを強化することでより専門的なスキルを身につけ、単価の高い仕事を受注することができると言えます。

また、データサイエンティストの平均年収は約1,090万円と高収入です。データ分析と解析のスキルを上げ、高収入な職種を目指すことも可能と言えるでしょう。

AI・機械学習のスキルを身につける

R言語エンジニアは、近年注目されているAIや機械学習の開発に機械学習エンジニアとして携わることができるエンジニアです。

AIや機械学習のスキルを身につけ、専門性の高い機械学習エンジニアになれば、高単価な仕事に挑戦することもでき年収を上げることもできるでしょう。

PythonなどR言語以外の言語も身につける

Pythonなどの他のプログラミング言語を習得することは、年収をアップさせるのに役立ちます。

PythonはR言語と同じくAIやビッグデータで使用される言語のため、同じ分野の力を強化することができ、より専門的な仕事をすることができるでしょう。

またPythonはアプリケーションの開発にも用いられるので、R言語ではできない仕事を狙うことも可能です。R言語以外の言語を身につけることで、仕事の幅を広げることも検討してみてください。


▶︎Pythonエンジニアの年収とは?詳細記事はこちら!

データの統計処理で用いられる統計や数学の知識を身につける

R言語で使用するデータの統計処理には数学の知識が必要です。特にデータサイエンティストは統計学のスキルが欠かせません。

統計や数学の知識を身につけることで、高収入な職種にチャレンジすることが可能になります。

年収を上げる時にどんな職種に就くかによって、キャリアプランが変わってきます。今後年収について考える際は、同時にキャリアプランの見直しをしてみましょう。

R言語エンジニアのフリーランス案件の求人動向

近年ビッグデータや機械学習などの人工知能(AI)の需要が高まっており、その開発に必要な統計分析の分野であるR言語の求人も増えています。

IT業界は年々エンジニア不足になると予想されています。また、新人を育成するには時間がかかるため、企業にとって即戦力になるフリーランスは魅力的で必要な存在と言えるでしょう。

データ分析や統計はIT業界だけではなく、教育や建設など様々な業界の開発に必要とされる分野です。R言語は、広い範囲で活躍できる能力のため求人の増加も期待できると言えます。

未経験からでもR言語エンジニアになれる?

結論から言うと、全くの未経験からR言語エンジニアの仕事に就職するのは難しいでしょう。フリーランスとなればなおさら、未経験からの求人や案件は見つかりにくいといえます。

ただし、R言語以外のPython、Java、JavaScriptなどの言語をすでに習得しており、実務経験がある場合は未経験からのR言語エンジニアとして仕事をさせてもらえる可能性はあります。

R言語エンジニアを目指す人におすすめの資格

R言語エンジニアを目指している方は、統計検定やデータベーススペシャリスト試験(DB)、オープンソースデータベース技術者認定資格(OSS-DB技術者認定資格)などの資格を取ることをおすすめします。

統計検定は、統計についての知識などを評価する試験となっており、9区分の資格があるため、自分のレベルに合ったものを選ぶことが可能です。

データベーススペシャリスト試験(DB)では、データベースの企画や開発、運用保守の知識やスキルが問われます。

オープンソースデータベース技術者認定資格を持っていると、オープンソースデータベースの知識やスキルを持っていることを示すことができます。

自分に合ったものを選んで勉強をしてみると良いでしょう。

R言語エンジニアの将来性とフリーランスの今後

AIやビッグデータなどのR言語が得意とするデータ分析や統計の分野が注目をあびており、データエンジニアやデータアナリストなどの職種が必要とされています。

ITエンジニアが不足すると予測されている中、R言語エンジニアも例外ではないため需要は高まっていくと言えるでしょう。

企業は不足するエンジニアを確保しなければならないため、即戦力になるフリーランスは魅力的です。実際にR言語を保有するデータサイエンティストなどの求人があるため、フリーランスとして活躍するフィールドは今後も増えていくでしょう。


▶︎将来性のあるフリーランスエンジニアの職種とは?詳細記事はこちら!

R言語エンジニアの年収や将来性について知ろう

R言語エンジニアの年収や将来性についてご紹介しましたが、いかがでしょうか。

近年R言語の分野であるAIやビッグデータが注目され、R言語エンジニアの需要が高まっていることを把握していただけたでしょう。

年収を上げるためにもR言語の将来性を知り、キャリアプランを立てることが重要です。

これからフリーランスになることを検討している人は、年収を上げるためにはしっかりキャリアプランを立て、どのスキルを身につけて進んでいくか考えてみてください。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.06.13
更新日
2024.11.29

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