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Pythonエンジニアとは?年収や仕事内容、おすすめの資格を紹介!

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「Pythonってそもそも何?」
「Pythonエンジニアって儲かるの?」
「Pythonエンジニアが年収を上げるために必要なスキルや知識って?」
Pythonエンジニアが気になるけどその実態をもっと知りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、Pythonエンジニアのフリーランス案件の求人動向や年収、Pythonエンジニアに必要なスキル、Pythonエンジニアの年収が高いと言われる理由などについてご紹介します。

この記事を読むことで、Pythonエンジニアはどれくらいの年収なのか、必要なスキルはあるのかどうかを知ることができ、Pythonエンジニアの実態を知ることができるでしょう。

Pythonエンジニアになりたい方やキャリアを積みたい方は、ぜひチェックしてみてください。

目次

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  1. Pythonエンジニアとは?
    1. Pythonでできること
  2. Pythonエンジニアの仕事内容
    1. Pythonによるプログラミング
    2. アルゴリズム設計
    3. データの分析
    4. AIの開発
    5. Webアプリケーション開発
    6. 自動運転システムの開発
    7. IoTデバイスの制御システムの構築
    8. ロボットに搭載する感情エンジンの開発・制御
  3. 高年収を目指しやすいPythonエンジニアの職種
    1. AIエンジニア
    2. データサイエンティスト
  4. Pythonエンジニアの年収はどれくらい?
    1. Python案件の単価相場は60~80万円ほど
    2. 経験年数別の単価目安
  5. Pythonエンジニアの年収が高いと言われる理由
  6. Pythonエンジニアの年収アップに必要なスキルや知識
    1. 最新知識をすぐ身につけるスキル
    2. マネジメントスキル
    3. データを分析するスキル
    4. AIの知識
    5. 環境構築・インフラ運用の管理能力
    6. ソフトウェア開発の実務経験
  7. 【2選】Python エンジニアになるために必要な資格
    1. Python3エンジニア認定基礎試験
    2. Python3エンジニア認定データ分析試験
  8. 未経験からでもPythonエンジニアになれる?
  9. Pythonエンジニアになるには?未経験からのロードマップ
    1. 1.バックエンド言語を学習する
    2. 2.バックエンドエンジニアとして実務経験を積む
    3. 3.機械学習、データ分析を学習する
    4. 4.ポートフォリオを作成する
    5. 5.Python認定資格を取得する
  10. Pythonの学習方法
    1. 書籍
    2. 初心者向けの学習サイト
  11. Pythonエンジニアの将来性とフリーランスの今後
  12. Pythonエンジニアのフリーランス案件の求人動向
  13. Pythonのフリーランス案件例
    1. フルコミット案件
    2. リモート・在宅案件
  14. Pythonエンジニアのことを理解しキャリアアップを目指そう
  15. Midworks おすすめの案件例

Pythonエンジニアとは?

プログラミング言語の一種であるPythonを用いて、システム設計やプログラミングを手がける技術者をPythonエンジニアと呼びます。PythonはAIや機械学習の分野で活用されており、GoogleやYouTube、PayPalなどのサービスにも使われている言語です。

文法がシンプルであるため、コードの読み書きがしやすい特徴があります。他の言語と比べて理解しやすい言語であることから、プログラミングの入門に適していると言えるでしょう。

さらにWindows・Mac・Unixなど言語を使用できるプラットフォームが多く、他の言語とも組み合わせやすいことから幅広い分野で活用できる汎用性の高さもPythonの特徴です。

Pythonは海外では以前から活用されていたものの、日本でも活用するケースが増えてきたことからPythonに特化したエンジニアへの注目が集まっています。

Pythonでできること

PythonはAI開発や機械学習、Webアプリケーション、デスクトップアプリケーション、組み込みアプリケーションの開発など、さまざまな分野の開発が実現できます。

Pythonは、AI開発や機械学習などに特化したさまざまなライブラリやフレームワークが用意されています。近年ではAI開発などの最先端分野の開発で活用されているため、Pythonを身につけることで将来AIエンジニアを目指すことも可能になるでしょう。

Pythonのフレームワークについて詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてみてください。


▶︎Pythonフレームワークおすすめ8選を紹介!

Pythonエンジニアの仕事内容

Pythonはさまざまな分野の開発に用いられる言語であるため、Pythonエンジニアになった場合にどのような業務を行うのかイメージがしにくいという人もいるのではないでしょうか。

Pythonエンジニアの中にも、Webアプリケーションやシステム開発などの開発分野の業務を行うエンジニアがいれば、データ分析など研究分野の業務を行うエンジニアもいます。ここでは、Pythonエンジニアの仕事内容について解説していくため、参考にしてみてください。

Pythonによるプログラミング

Pythonエンジニアの中には、Pythonを使ったプログラミングを主な業務にするエンジニアがいます。

Pythonによるプログラミングを行う場合、「Pythonic」と呼ばれる「Pythonらしいシンプルで読みやすいコードを書く」という共通認識のもと、開発を行うのが特徴となっています。

Pythonicを意識することにより、開発者以外がコードを見た場合でも読みやすく、処理速度も高速なプログラムを開発することができるでしょう。

アルゴリズム設計

Pythonエンジニアの中には、アルゴリズム設計を担当するエンジニアも存在しています。アルゴリズムとはコンピューターで計算を行う際の手順や計算方法を指す言葉です。

Pythonエンジニアはデータ分析を行うためのアルゴリズムを設計します。このようにPythonエンジニアはデータサイエンティストの業務を行うケースもあるため、Pythonのプログラミングスキル以外の専門的な知識やスキルが必要になるのが特徴的だと言えるでしょう。

データの分析

PythonエンジニアはPythonのライブラリなどを活用したデータ分析を業務として行うこともあります。

Pythonのライブラリやフレームワークにはデータ分析に強みを持つものも多いため、Pythonエンジニアの中にはデータサイエンティストのようにデータ分析を主な業務としている人もいるでしょう。

近年ではビッグデータの利活用が多くの企業で広まっていることもあり、Pythonを使ったデータ分析のニーズも高まっています。

AIの開発

Pythonは近年注目されているAI開発に用いられる言語です。そのため、Pythonエンジニアの中にはAI開発の分野で活躍しているエンジニアも存在しています。

Pythonには「scikit-learn」や「TensorFlow」、「OpenCV」などAI開発や機械学習に活用できるライブラリが充実しているため、Pythonのスキルを習得することでAI開発にも携われる可能性があります。

Webアプリケーション開発

Pythonエンジニアには、Webアプリケーションのサーバーサイド開発を主な業務にしているエンジニアも多いです。PythonはWebアプリケーション開発に用いられるケースも多く、YouTubeやInstagramなどの有名なサービスもPythonで開発されています。

Pythonはコードがシンプルでライブラリやフレームワークも豊富にあるため、多くのエンジニアがPythonを使ってWebアプリケーション開発を行っています。

自動運転システムの開発

自動運転システムは、乗り物や機械の操縦をシステムに任せ、運転を自動化するシステムです。

自動車に取り付けたセンサーが歩行者や障害物などを検知し、情報を処理した上で状況に適した操作を実行できるのが特徴になります。そのような自動運転システムの開発にも、Pythonは活用されているのです。

自動車分野では、交通事故の低減や長時間の運転の負担を軽減する効果などが期待され、積極的に研究・開発が進んでいます。自動運転システムは発展途上であるため、自動運転システム開発に携わるPythonエンジニアのニーズは高いと言えるでしょう。

IoTデバイスの制御システムの構築

IoTとは、ものがインターネットに接続できる仕組みです。インターネットを通じてものを操作したり、状態や動きを感知したり、もの同士で通信をするといった機能があります。

ハードウェアの小型化や高性能化、センシング技術の進歩に伴い、近年は照明・家電・ドア・シャッターなどあらゆるデバイスでIoTが活用されるようになりました。IoTデバイスを制御するシステムの構築にもPythonが使用されています。

今後も新しいIoTデバイスが続々と登場すると考えられます。そうなれば、IoTデバイスの制御システムはさらに求められることになるので、Pythonエンジニアの需要は増えることになるでしょう。

ロボットに搭載する感情エンジンの開発・制御

ロボットに搭載される感情エンジンの開発と制御にもPythonは用いられています。本来、ロボットには人間のような感情はありません。しかし、感情エンジンを搭載することで、人の言葉や表情の変化などを学習し、ロボットでありながら人間に近い振る舞いができるようになります。

感情エンジンが求められる分野の一例には、自動車が挙げられます。たとえば、自動車に搭載されたAIが運転手の感情を読み取り、自ら感情を持ってコミュニケーションをとることで相棒のような存在に感じ、自動車に愛着を持てるでしょう。

感情エンジンの開発・制御にもPythonは必要な技術です。感情を持つロボットの開発は多くの研究者や技術者の夢であるため、感情エンジンの研究・開発が活発になるのに合わせて、今後Pythonエンジニアはますます求められる存在となるでしょう。

高年収を目指しやすいPythonエンジニアの職種

プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、Pythonエンジニアは年収の相場が高めです。Pythonエンジニアにも複数の種類があるため、中でも高年収を目指しやすい職種をご紹介します。

AIエンジニア

AIエンジニアは、Pythonを使ってAI(人工知能)の開発を担う技術者です。PythonはAI分野で大活躍しているプログラミング言語であるため、Pythonに強いエンジニアはAIの研究・開発に取り組む企業から求められる人材になります。

業務はアルゴリズムの開発・実装、機械学習向けのデータ収集が中心です。また、コンサルティングやデータアナリティクスの業務を担うケースもあります。

社内や取引先などでAIに関する知識がある人がいないケースでは、システム構築の相談やアドバイスを任されることも少なくありません。

AIエンジニアの年収相場は、600万円ほどです。開発するAI技術が高度なものであれば、年収1,000万円以上を得られるケースもあります。

データサイエンティスト

データサイエンティストは、データの収集や分析を担う職種です。AIシステムを構築する上で必要となる職種であり、AIエンジニアと兼任するケースも珍しくありません。

データサイエンティストとして働くためには、プログラミングやITをはじめ、数学や統計学などの知識も必要です。

ビッグデータの分析では、

・クローリング(クローラーがWebを巡回して情報収集)
・スクレイピング(Webから収集したデータを分析・格納可能なデータにする)
・データ前処理(収集データを扱いやすいように整える)
の3つの工程が発生します。

各工程に使用できるライブラリがすでにPythonにあるため、Pythonエンジニアはデータサイエンティストとしての活躍も期待されているのです。そんなデータサイエンティストの年収相場は、700万円ほどです。能力や企業によっては年収1,200万円以上になる場合もあります。

ただし、データサイエンティストは未経験ではチャレンジが難しい職種です。AIエンジニアとして実務経験を積んだり、データ分析・効果検証など研究系のスキルを習得したりすることが望ましいでしょう。

Pythonエンジニアの年収はどれくらい?

フリーランスのPythonエンジニアの平均年収は約990万円です。しかし、フリーランスのPythonエンジニアの年収はどれぐらいのキャリアを積んでいるかで異なります。

Pythonエンジニアはじめ、他の言語のエンジニアの平均年収を以下で参照してください。スキルの希少性や、需要の高さでエンジニアの年収は多少前後するでしょう。

言語 平均年収
Python 約990万円
Java 約820万円
PHP 約860万円
Ruby 約960万円
JavaScript 約860万円

Python案件の単価相場は60~80万円ほど

フリーランス向け案件紹介サービスでは、Python案件の単価相場は月額単価60~80万円程度が相場となっています。

ただし、フリーランス向け案件は求められるスキルや案件の規模によっても単価が変わってくるため、Pythonの案件の中には月額単価150万円を超えるような高単価案件も存在しています。

また、Webアプリケーション開発などの一般的な開発案件であれば60~80万円ほどが相場となりますが、機械学習などの専門性の高いスキルが必要とされる案件の場合は80~100万円ほどが相場となるでしょう。

経験年数別の単価目安

フリーランス案件の単価は経験年数によっても変わってきます。フリーランスのPythonエンジニアの場合、実務経験が1~2年ほどであれば月額単価は40万円ほど、2~3年ほどであれば50万円ほどとなっています。

また、実務経験が5年以上のPythonエンジニアであれば、月額単価70万円以上が目安となるでしょう。そのため、自身の実務経験年数の単価相場よりも獲得した案件の単価が低い場合、報酬の交渉を行った方が良いでしょう。

Pythonエンジニアの年収が高いと言われる理由

Pythonエンジニアの年収が高い理由は主に3つあります。「機械学習に強いプログラミング言語である」「Python言語を使用できるエンジニアが少ない」「複数の某有名サイトが多く使用している言語である」です。

今後AIを使用したWebサービスが急速に増えることで、機械学習に強いPythonの需要は高まるでしょう。

また、現在の日本ではJavaやPHPに比べてPythonの知名度はあまりないため、今後需要が高まっていく中でエンジニア不足になる可能性もあります。

そして、有名なサイトでも使用されている言語であることから、現在でも需要は十分にあるため、Pythonエンジニアの仕事は多いと言えるでしょう。


▶︎Pythonの勉強法について詳しく知りたい方はこちら!

Pythonエンジニアの年収アップに必要なスキルや知識

Pythonエンジニアを目指すためには、必要なスキルや知識があります。Python言語は日本での普及率が他の言語に比べて低く日本語の情報が少ないため、情報を素早く収集する必要があるでしょう。

以下では、Pythonエンジニアに必要なスキルと知識をご紹介します。

最新知識をすぐ身につけるスキル

最新の知識とはさまざまです。「新しい技術」や「業界に合わせたプログラミング」、「プログラミング言語のバージョンアップ」など目まぐるしく変化します。その変化や知らない情報を調べ、いち早く身につけるスキルが必要でしょう。

常に広い視野を持って、自分の知らない知識やスキルを追う探求心が必要となります。また、次々に新しくなる情報や、プログラミング言語の変化に対応していくスキルも重要になるでしょう。

マネジメントスキル

Pythonエンジニアに必要なスキルとして「マネジメントスキル」が挙げられます。フリーランスでは、仕事を自分で取るなど、すべて一人で行わなければなりません。

それはメリットとして、自分で仕事の量を調整することができますが、納期に間に合わなくなりそうになった場合は助けてくれる人がいません。そのため、納期は余裕を持って設定し、顧客維持のためにも信用を失わないよう注意する必要があります。

会社で雇われて仕事をもらうわけではないため、マネジメントスキルが求められるでしょう。

データを分析するスキル

Pythonを使用したプログラミングには、「膨大な情報を収集、分析」する過程があります。

そのため、顧客が分析してほしい情報がどの情報なのかを的確に捉えることが重要となり、またアプリケーションを開発する際には、学習機能のあるシステムが必要とする情報を読み込ませ学習させることが重要となるでしょう。

Pythonエンジニアを目指すためには、的確にデータを収集し分析するスキルが求められます。特に、ビッグデータを扱うような大規模案件に参画したい場合は、データ分析のスキルを磨いておくことが重要です。

AIの知識

Pythonの特徴は、「Java」や「PHP」にはない学習機能というものがあることです。この機能は主にAIにつながるものですが、PythonではAIを開発し、そのAIに情報を与え学習させなくてはなりません。

Pythonエンジニアの仕事には、こうしたAIのシステムを求める案件もあるため、AIの知識に加えて学習機能の知識やディープラーニングについての知識も必要になるでしょう。

環境構築・インフラ運用の管理能力

環境構築やインフラ周りの管理能力があれば、獲得できる案件の幅が広がります。高単価案件を獲得したい場合は、データベースなどのITインフラの管理スキルがあることが重要になるでしょう。

近年では、クラウドサービスを利用するケースが主流のため、クラウドを利用したインフラの管理スキルを身につけておきましょう。

ソフトウェア開発の実務経験

PythonエンジニアとしてシステムやWebサービスなどのソフトウェア開発の実務経験があれば、フリーランス案件にも参画しやすくなります。フリーランス案件の多くは実務経験を重視するため、少なくとも3年程度の経験は積んでおきましょう。

また、Python以外にもサーバーサイドの開発で用いられる、RubyやJavaなどのプログラミングスキルが必要になるケースもあります。

【2選】Python エンジニアになるために必要な資格

Pythonエンジニアになるために必須とされている資格はありません。ただ、資格は自身のスキルを証明するものとなります。また、資格の勉強をすることによって、よりPythonについての知識が深まるでしょう。

ここでは、Pythonエンジニアを目指す方におすすめの資格試験を紹介していきます。ご興味がある方は、参考にしてみてください。

Python3エンジニア認定基礎試験

Pythonエンジニアとしての基礎レベルの知識が問われる資格試験となっており、入門レベルと言えるでしょう。

Python3エンジニア認定基礎試験に合格することで、基礎レベルの知識が定着しているという証明になります。

Python3エンジニア認定データ分析試験

比較的新しい資格となっており、基礎的なことに加えて実践的な知識も問われる資格試験となっています。

Python3エンジニア認定データ分析試に合格することで、一定以上の実践力があるという証明になるでしょう。

未経験からでもPythonエンジニアになれる?

未経験からでもPythonエンジニアになれる可能性はあるでしょう。ただ、難易度は非常に高く、現実的ではないと言えます。

エンジニアの求人は、システムの開発経験者などを優先的に採用していくため、プログラミングが未経験であればプログラミングスクールなどでスキルを身につけてからPythonエンジニアを目指してみてください。

Pythonエンジニアになるには?未経験からのロードマップ

需要が高く、高年収を目指せるPythonエンジニアに魅力を感じ、未経験だけどチャレンジしたいと考える人も多いのではないでしょうか。

Pythonエンジニアになりたいのであれば、そのステップを知ることも大切です。ここで、未経験からPythonエンジニアになるためのロードマップをご紹介します。

1.バックエンド言語を学習する

未経験からすぐにPythonエンジニアになることは難しいため、まずはバックエンド言語から学び始めましょう。バックエンドとは、人の目に見えないシステムやデータベースなどを指します。バックエンドの開発に用いられる言語は以下のとおりです。

・Java
・Ruby
・PHP

Javaは世界中で使われているプログラミング言語であり、OS環境を問わず使用できる特徴があります。需要の高い言語なので、覚えて損はありません。

Rubyは日本人によって開発された言語であり、日本語での情報収集がしやすいことから、初心者も学習しやすい言語です。ライブラリも充実しており、あらゆる開発に用いられています。

PHPはWebシステムの開発で使用される言語です。種類豊富なフレームワークが存在するため、テンプレートを活用することで円滑にプログラミングができます。

2.バックエンドエンジニアとして実務経験を積む

バックエンド言語を身につけたら、バックエンドエンジニアとして実務経験を積んでいきましょう。Pythonエンジニアに転職するまで、少なくとも2〜3年の実務経験を積むことが望ましいです。

バックエンドエンジニアとして働くためには、未経験可の求人・案件を狙ってみてください。未経験可の求人・案件は、実務経験を重視していません。そのため、一定レベルの知識があれば採用される可能性が高いです。

3.機械学習、データ分析を学習する

バックエンドエンジニアの仕事をしながら、ここで初めてPythonに関する学習を進めていきましょう。Pythonエンジニアに求められるスキルは多岐にわたりますが、まずは機械学習とデータ分析の学習がおすすめです。

機械学習とデータ分析は、Pythonエンジニアの求人・案件の中でも需要が高い傾向にあります。現場で求められるスキルであるため、必ずマスターしておきましょう。

機械学習の開発やデータ分析では基本的にライブラリを使用します。そのため、フレームワークやライブラリを使いこなせるようにしておくと良いでしょう。
代表的なライブラリとして、

・機械学習では「TensorFlow」「PyTorch」「scikit-learn」
・データ分析では「NumPy」「Pandas」「SciPy」

などがあります。

4.ポートフォリオを作成する

バックエンドエンジニアとしての実務経験を積み、機械学習・データ分析の学習も完了したら、Pythonエンジニアに転職するための準備を進めていきます。未経験でPythonエンジニアに転職する場合、ポートフォリオが重要です。

ポートフォリオには、これまで学んできたバックエンド言語やバックエンドエンジニアの経験などをまとめていきます。Pythonを使ったポートフォリオを作成し、スキルをアピールするのも良いでしょう。

ポートフォリオが充実しているほど、経験やスキルのアピールにつながるので、Pythonエンジニアへの転職成功率は高まります。

5.Python認定資格を取得する

Pythonに関するスキルがあることを客観的に証明するためにも、認定資格の取得を目指しましょう。Pythonの認定資格には、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施する「Python3エンジニア認定基礎試験」が挙げられます。

Python3エンジニア認定基礎試験では、Pythonの基礎知識が問われるため、初めて取得する資格に最適です。問題数は40問で、PC上から選択式で回答していく形となっています。全問中7割の正解で合格です。

出題傾向としては、一般的な知識に加えて「Pythonチュートリアル」という公式の教材の基礎文法部分が中心です。そのため「Pythonチュートリアル」を活用して試験勉強を進めていくことをおすすめします。

Pythonの学習方法

ここからは、Pythonの学習方法について紹介していきます。学習方法をいくつかピックアップしていきます。

Pythonの学習方法についてご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

書籍

まずは、書籍でPythonを学習してみましょう。書籍だけでなく学習サイトと併用することで、より効果的に学習することができます。

書籍には、Python未経験者のための入門書や、Pythonの基礎知識を習得した中級者のための書籍などがあります。

自分のレベルに合った書籍を読み進めてみてください。

初心者向けの学習サイト

最後に紹介するPythonの学習方法は、初心者向けの学習サイトです。初心者向けの学習サイトには、未経験者向けのコースが用意されているため、安心して学習に取り組めるでしょう。

初心者向けの学習サイトで一通り学習を終えたら、本格的にPythonを学ぶことができるサイトもあるため、実務レベルのスキルを身につけたいという方は、チェレンジしてみてください。

Pythonの勉強方法について詳しく知りたいという方は、以下の記事もチェックしてみてください。


▶︎Pythonの勉強方法について徹底解説!

Pythonエンジニアの将来性とフリーランスの今後

学習機能を使用したアプリケーションの開発や、膨大な量の情報を分析し有益な情報を会社に提供するデータサイエンティストの仕事など、Pythonの需要は高まりつつあります。

日本のPythonエンジニアの数はまだ多くなく、今後のシステム開発の需要によってはエンジニアが不足することが予想されます。従って、Pythonエンジニアの将来性は大いに期待できると言えるでしょう。

Pythonエンジニアのフリーランス案件の求人動向

Pythonはプログラミング言語の種類です。

Pythonエンジニアの日本での需要は年々高まってきています。その理由は、Pythonが他のプログラム言語である「PHP」「Java」と比較して、AIや自動化といった分野と相性が良いためでしょう。

Pythonは機械学習が得意で、今後のWebサービスの開発において重要な役目を果たしていきます。

しかし、現在の日本ではプログラミング言語として浸透しておらず、普及しているのは「PHP」「Java」などです。今後、Webサービスにおいての自動化需要が高まるにつれてPythonエンジニアの需要も高まっていくと予想されます。

Pythonのフリーランス案件例

ここまで記事を読み進めた方で、実際にどのようなPython案件があるのか気になった方も多いでしょう。

ここからは実際に出されているPythonのフリーランス案件・副業案件について紹介していくため、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

フルコミット案件

月単価が100万円~120万円と相場以上に高額で魅力的な案件です。しかし、月に140時間~180時間稼働する必要があるため、副業としては参加することはできないでしょう。

業務内容を確認してみると、高額な報酬に見合ったハイレベルな内容となっているため、スキルに自信がある方におすすめの案件となっています。

リモート・在宅案件

こちらはリモートOKが特徴な案件です。月に140時間~180時間と週40時間対応する必要があります。

「好きな場所で働きたい!」という方におすすめなリモートの案件だと言えるでしょう。

Pythonエンジニアのことを理解しキャリアアップを目指そう

Pythonは比較的新しい言語であるため、日本での普及はまだまだですが、今後Pythonエンジニアの仕事の増加は大いに期待できるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、Pythonエンジニアのことを理解して、キャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

Midworks おすすめの案件例

この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年07月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.05.16
更新日
2024.07.18

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