管理画面の作成や案件ページの作成、ユーザー認証機能、RSSフィード作成の機能などこれら全て、Djangoを使って行えます。使いこなせれば短期間でプロジェクト開発が可能です。
Djangoの使い方や利用するメリット・デメリットをご紹介していますので、参考にしてみてください。
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Djangoとは?
DjangoはPythonで書かれたオープンソースのWebフレームワークです。
Adrian Holovatyという名前の開発者によって作成され、フレームワークは15年以上前にリリースされました。
Djangoは、複雑なデータベース駆動型Webサイトの作成を簡単にできます。
また、Djangoは複雑なセットアップや構成を必要としないため、限られた時間で習得する必要がある人に注目されています。
さらに、Djangoのフレームワークは、コンポーネントの再利用性と「プラグイン可能性」、迅速な開発、繰り返さない(DRY)の原則を重視しています。そのため、短期間でプロジェクト開発が可能なのです。
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Djangoと他のPythonフレームワークとの違いは?
Pythonフレームワークでよく利用されるものはDjango、Tornado、Bottle、Flaskです。
Djangoは、大規模なWebアプリケーションを構築するための一般的なフレームワークです。Djangoは10年ほど前から存在しており、有名企業で使用されています。
Tornadoは、速度とスケーラビリティに重点を置いたフレームワークです。Tornadoは非同期通信のライブラリでもあり、処理速度を必要とする企業で使用されています。
Bottleは10年以上前から存在する古いフレームワークですが、使いやすく、デザインパターンに多くの柔軟性があるため、依然として人気のあるフレームワークの1つです。
Flaskはこのリストの最新のフレームワークの1つですが、サイズが大きくなったときにアプリを簡単にスケールアップできるモジュール性など、いくつかの非常に優れた機能を備えています。
しかし、Flaskは大規模なプロジェクトには向いていません。Flaskは、小規模なプロジェクトや、単純な機能の1ページのみが必要な場合によく使用されます。迅速な開発、特にニーズが小さいプロジェクト向けに設計されています。
Djangoと他のPythonフレームワークの最初の違いは、他のフレームワークのようにテンプレートを使用しないことです。
代わりに、HTMLページの作成プロセスを簡素化するDjango Templatesと呼ばれる独自のテンプレート言語を使用します。
Django TemplatesはPythonコードで記述されており、Pythonで作られたあらゆるページやプロジェクトで再利用できます。
また、Djangoは他のフレームワークとは異なり、SQLやその他のデータベース言語の知識は必要ありません。PostgreSQL、MySQL、SQLite3、Oracle、Microsoft SQL Serverなど、さまざまなデータベースをサポートしているため、開発者はコードの開発に専念できます。
DjangoにはORM(ObjectRelationalMapper)システムがあり、データベーステーブルをフィールドとメソッドを使用してPythonオブジェクトにマップできます。
Djangoと他フレームワーク(Flask/Rails/FastAPI 等)との比較
Webアプリケーションの開発において、フレームワーク選択はプロジェクトの成否を左右する重要な判断です。Pythonを用いたWeb開発においては、プロジェクトの規模や目的に応じて最適なフレームワークを選択することが肝要です。
全方位的な機能を備えたDjangoをはじめ、Rubyの世界で高い生産性を誇るRuby on Rails、あるいは自由度の高いマイクロフレームワークであるFlaskなど、多様な選択肢が挙げられます。さらに、近年では非同期処理に特化したFastAPIが、高速なAPI構築の新たなスタンダードとして急速に支持を集めています。
ここでは、Djangoと他の主要フレームワークを比較しながら、プロジェクトの規模や目的に応じた最適な選択を解説していきます。
軽量フレームワークFlaskとの比較
DjangoとFlaskは、どちらもPythonで構築されたWebフレームワークです。しかしながら、両者のアプローチは対照的といえます。フルスタックフレームワークであるDjangoに対して、Flaskはマイクロフレームワークとして設計されているからです。この違いを理解することで、プロジェクトに適したフレームワークが見えてきます。
ここでは、軽量フレームワークFlaskについて触れながら、Djangoと比較していきましょう。
Flaskとは
Flaskは2010年にリリースされたPythonの軽量Webフレームワークです。マイクロフレームワークという位置づけで、必要最小限の機能のみを提供しながら、開発者が自由に拡張できる柔軟性を備えています。WerkzeugとJinja2という2つのライブラリをベースに構築されており、シンプルな設計思想が特徴といえるでしょう。
Flaskは基本的なWebサーバー機能とルーティング機能を持ちますが、データベース操作やユーザー認証といった機能は、必要に応じて外部ライブラリを追加する仕組みになっています。
DjangoとFlaskの違い
DjangoとFlaskの根本的な違いは、フレームワークの設計思想にあります。Djangoはバッテリー同梱というアプローチを採用しており、ORM、テンプレートエンジン、管理画面、認証システムなど、Web開発に必要な機能が標準で組み込まれています。
一方、Flaskは開発者が必要な機能を選択して組み込む方式です。アーキテクチャ面では、DjangoがMVT(Model-View-Template)パターンを採用するのに対し、Flaskは特定のパターンを強制しません。
開発規模の観点からみると、Djangoは複数人での開発や長期運用を前提とした構造になっていますが、Flaskは個人開発や小規模チームでの利用に適しています。学習コストについても差があり、Djangoは機能が豊富な分、習得に時間を要しますが、Flaskはシンプルな構造のため短期間で基礎を身につけられるでしょう。
Ruby on RailsやPHPフレームワーク(例:Laravel)とのアーキテクチャ比較
WebフレームワークはPythonだけでなく、RubyやPHPといった他の言語でも充実しています。それぞれの言語に代表的なフレームワークが存在し、独自の設計思想とエコシステムを持っています。
ここでは、Ruby on RailsとPHPフレームワークであるLaravelについて、それぞれの詳細を確認した上で、Djangoとのアーキテクチャの違いを見ていきましょう。
Ruby on Railsとは
Ruby on Railsは、Rubyというプログラミング言語で書かれたWebアプリケーションフレームワークです。2004年にデンマークのプログラマーであるデイビッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏によって開発され、2005年に正式リリースされました。
RailsはMVCアーキテクチャを採用しており、Model(データ処理)、View(表示)、Controller(制御)の3つに役割を分離する設計になっています。Railsの特徴は、CoC(Convention over Configuration、設定より規約)という設計哲学にあります。
これは、あらかじめ用意された規約に従って開発することで、設定ファイルの記述を最小限に抑え、開発効率を高める考え方です。Railsという名称には、敷かれたレールに沿って開発することで迷わず進めるという意味が込められています。
PHPフレームワークとは
PHPフレームワークの代表格であるLaravelは、2011年にTaylor Otwell氏によって開発されたフレームワークです。PHPはWeb開発に特化したサーバーサイドのスクリプト言語で、WordPressをはじめ多くのWebサイトで利用されています。
Laravelはその中でも特に人気が高く、世界的に広く使われているフレームワークといえるでしょう。LaravelもMVCパターンを採用しており、アプリケーションの構造を明確に分離できます。
Eloquent ORMという直感的なデータベース操作機能を備えており、複雑なSQL文を書かずにデータベースを扱えます。Bladeというテンプレートエンジンを標準搭載しているほか、Composerというパッケージ管理システムを採用しているため、必要なライブラリを簡単に追加できます。定期的なアップデートが行われており、現在はLaravel11まで進化を続けているフレームワークです。
DjangoとRuby on RailsやPHPフレームワークの違い
DjangoとRuby on Rails、Laravelは、いずれもフルスタックフレームワークという共通点を持ちますが、設計思想や実装方法には違いがあります。アーキテクチャでは、DjangoがMVT、RailsとLaravelがMVCを採用していますが、実質的な役割分担は似ています。
言語の違いは、Djangoはオブジェクト指向と関数型の特徴を持つPython、Railsはオブジェクト指向のRuby、LaravelはWeb開発に特化したPHPをベースとしている点です。ORM機能では、Djangoのselect_relatedやprefetch_related、RailsのincludesやjoinsLaravelのEloquent ORMと、それぞれ独自の実装を持っています。
開発効率の面では、Railsが規約重視で開発スピードを重視し、Laravelは自由度と開発効率のバランスを取り、Djangoはセキュリティと堅牢性を優先した設計になっています。
近年注目のFastAPIとの比較
API開発の需要が高まる中、FastAPIは新世代のPythonフレームワークとして注目を集めています。従来のDjangoやFlaskとは異なるアプローチを取り、高速性と開発効率を両立させた設計が特徴です。
ここでは、API開発の需要増加で注目されているFastAPIの特徴とDjangoとの違いを詳しく見ていきましょう。
FastAPIとは
FastAPIは、Python3.6以降で動作する比較的新しいWebフレームワークです。非同期処理(async/await)をネイティブでサポートしており、高速なAPI開発に特化した設計になっています。
FastAPIの大きな特徴は、Pythonの型ヒントを活用することで、自動的にAPIドキュメントを生成できる点にあります。Swagger UIやReDocといったツールを通じて、リアルタイムでドキュメントが更新されるため、開発効率を高めやすくなりました。
性能面では、Node.jsやGoといった他言語のフレームワークと同等のパフォーマンスを発揮することから、マイクロサービスアーキテクチャやAPIサーバーの構築で選ばれることが増えています。
DjangoとFastAPIの違い
DjangoとFastAPIの顕著な違いは、処理モデルにあります。Djangoは同期処理が基本であるのに対し、FastAPIは非同期処理を前提とした設計です。この違いにより、I/O待ち時間が多いアプリケーションでは、FastAPIの方が高いパフォーマンスを発揮します。
用途の面では、DjangoがWebアプリケーション全般を対象とするのに対し、FastAPIはAPI開発に特化しています。機能の充実度では、Djangoが管理画面、ORM、認証システムなどを標準装備するフルスタックフレームワークですが、FastAPIは必要最小限の機能のみを提供し、軽量性を保っています。
エコシステムでは、Djangoが長年の蓄積により豊富なサードパーティ製パッケージを持つのに対し、FastAPIは比較的新しいものの、急速に成長しているコミュニティがあります。
Djangoでできることとは?
Djangoは、データベースの作成、フォームの作成、動的ページの生成など、一般的なWeb開発タスクを処理するように設計されているため、Djangoだけでもアプリ開発が可能です。
またDjangoには、サイトの機能を拡張するために使用できる再利用可能なアプリの大規模なコレクションもあります。Djangoはできることが多いフレームワークです。
以下に代表的なDjangoの利用方法を紹介します。
管理画面を作成できる
Djangoのできることの1つに管理画面を作成と利用があります。
Pythonのスタンダードライブラリのようなものと考えてください。管理画面があると作業工程が減るためとても便利です。
Djangoの管理画面はdjango.contribと呼ばれます。
django.contribは、DjangoでWebアプリケーションを開発するための機能です。
プロジェクトを作成および変更するための管理アプリケーション、HTMLページを生成するためのテンプレート、およびその他の多数のユーティリティが含まれています。
また、django.contribはコマンドラインにログインしなくても設定を変更したり、他のアクションを実行したりできるため、よく使う機能でもあります。
案内ページの作成ができる
簡単なホームページが作れます。
DjangoはMVC(Model View Controller)アーキテクチャパターンに従い、データモデルをユーザーインターフェースとビジネスロジックから分離させ、必要に応じてデータモデルとユーザーインターフェースおよびビジネスロジックを組み合わせ開発します。
これにより簡単に高度なホームページ作成ができるのです。
ユーザー認証の機能
Djangoにはユーザー認証の機能があります。
認証システムは、ユーザーアカウントを管理するための完全なツールセットを提供するシステムです。
オンラインストアやWebメールシステムなど、認証を必要とするWebアプリケーションの構築に使用できます。Djangoはどんな種類のユーザーインターフェースも提供しません。
しかし、他のフレームワークとは違いあらゆるサービスのサードパーティログインシステムと統合が可能な点もDjangoのできることです。
テンプレートエンジンの活用
Djangoにはテンプレートとして使える機能があります。
テンプレートエンジンとはテンプレートとデータモデルを合成したものです。テンプレートと呼んでいるものも厳密にはテンプレートエンジンを指している場合があるため注意しましょう。
テンプレートエンジンを利用するとできることが増えて作業時間が短縮できるため覚えておくといいでしょう。
Djangoの代表的なテンプレートはJinja2です。
jinja2はDjangoにデフォルトに備わっており、多機能でありながら習得が容易なため、あらゆるホームページ作成に利用されます。
RSSフィード作成の機能
RSS(Really Simple Syndication)は、ユーザーがお気に入りのWebサイトから最新のニュースや更新情報を入手できる形式を指します。
Djangoではdjango.feedsを利用してRSSフィードを作成します。
django.feedsで生成されたフィードアイテムは、アイテムの公開ステータス、作成者、日付、およびその他の属性によってフィルター処理できます。
RSSフィードが使えるとより良いサービスのためにできることが増えるのです。
O/Rマッパーの機能
O/Rマッパーは、SQLデータベースをPythonオブジェクトにマップするために使用できるDjangoアプリです。
リレーショナルデータベースを操作するための高レベルの抽象化レイヤーを提供します。
開発者は、SQLやデータベース構造の知識を必要とせずに、Pythonオブジェクトに格納されているかのようにデータを操作できます。
O/Rマッパーは、既存のデータベースに接続し、データベース内で見つかった各テーブルのモデルを作成することによって機能します。
URLディスパッチャーの機能
URLディスパッチャーは、URLをDjangoの関数にマップする方法です。
これは、WebアプリケーションのエンドポイントであるURLパターンの管理に役立つ組み込みモジュールです。
URLディスパッチャーを使用して、リクエストパラメータに応じてさまざまなビューまたは機能を選択できます。この関数は、ビュー関数やカスタムPython関数など、任意のPython呼び出し可能関数にできます。
また、URLディスパッチャーは任意のDjangoアプリで使用したり、FlaskやPyramidなどの他のフレームワークと組み合わせて使用したりできます。
Djangoだけでなくあらゆるフレームワークと組み合わせるとできることの幅が広がります。
静的ファイルの公開が行える
Djangoは静的ファイルを公開できます。
静的ファイルは、ユーザーに提供する前にコンパイルする必要がないファイルです。
静的ファイルは、コンパイルプロセスなしで生成および提供できるため、高速で開発できます。
これらのタイプのファイルは、一度だけ作成すると、その後永久に提供されるため、「ビルドワンス」または「ビルドネバー」とも呼ばれます。
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Djangoを利用するメリット
Djangoは多くのメリットがあります。
Djangoには、Python3のサポート、迅速な開発への取り組み、シンプルで実用的な設計などはDjango特有のものです。
すべて把握する必要はありません。しかし、できることが増えるため開発に関しては軽くでいいので覚えておきましょう。
以下にDjangoを利用するメリットを紹介します。
- ネット上にDiangoのノウハウが多い
- Python経験者であれば習得しやすい
- プロトタイプ開発が早く作れる
- 多機能のため開発費用削減の可能性がある
- 拡張性高く安心して改良できる
- メンテナンスが簡単にできる
- アプリケーションの共有が簡単にできる
- MTVモデルでアプリ開発ができる
- セキュリティ対策に期待ができる
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ネット上にDjangoのノウハウが多い
Djangoに必要なノウハウはネットで手に入れられます。
Diangoのノウハウは公式サイト、ブログ、エンジニア情報サイトを見れば入手できます。
それでも対応できない場合は英語圏のコミュニティを利用するといいでしょう。
英語圏のDjangoコミュニティは、メンバーが語学学習に関するヘルプ、アドバイス、サポートを得られる場所です。
また、英語を話すコミュニティなので、世界中の学習者が集まります。世界中の学習者が関わるため、従来より便利で簡単なノウハウを手に入れられる可能性が高いのです。
さらに、英語圏のユーザーは質問したり、アドバイスをしたり、お互いの経験を共有したりできます。
コミュニティに参加しているだけでもできることが増えるので検討してみてください。
Python経験者であれば習得しやすい
DjangoはPythonの経験があれば、学ぶのは簡単です。
DjangoはPythonで書かれたオープンソースのWebフレームワークです。
これは、最新のWebアプリケーションを開発するための一般的なフレームワークの1つであり、Pythonの経験があれば簡単に習得できます。
また、Python経験者はDjango以外のフレームワークの知識があるケースがほとんどなので、Djangoと組み合わせてできることを増やしていく方法もあります。
公式サイトの説明文は実用レベルで詳しく書かれており、基本をカバーするチュートリアルと例が含まれているため、開発者は簡単に始めて、Djangoの上に独自のプロジェクトを構築できます。
プロトタイプ開発が早く作れる
ラピッドプロトタイピングとも言います。
ラピッドプロトタイピングは、新しい製品やアイデアをテストするために簡易的なプロトタイプを作成するソフトウェア開発手法です。
これは、時間と労力を費やして最終製品を構築する前に、アイデアを検証する優れた方法です。時間や経費の問題でできることが限られている人は良く利用します。
ラピッドプロトタイピング手法は何十年も前から存在していましたが、Djangoなどの最新のWebテクノロジとフレームワークの出現により、再び人気を博しています。
多機能のため開発費用削減の可能性がある
Djangoは、データベース駆動型の複雑なWebサイトを迅速かつ効率的に構築するためのフル機能のフレームワークを目指して開発されたWebフレームワークです。
必要になる機能のほとんどが始めから搭載されているため、開発するための必要経費、設定の手間、開発時間や人件費が削減できる可能性があります。
拡張性高く安心して改良できる
Djangoは豊富なORM、管理インターフェース、RESTful APIを作成するためのライブラリが利用可能です。
また、Djangoは複数のデータベースバックエンド、テンプレート言語、およびパッケージ管理システム経由でインストールできるその他のサードパーティライブラリをサポートしています。
さらに、Djangoコミュニティはとても活発で毎日機能改善されているため、フレームワークだけ見ても拡張性が高いと言えます。
もし、フレームワークやデータベースなどの仕様が変わってしまっても問題ありません。Djangoコミュニティでは改善された機能について学習者向けにドキュメントを発表しているため学習して日が浅い人でも問題ありません。
メンテナンスが簡単にできる
Djangoはメンテナンスが簡単です。
DjangoはPythonで記述されているため、あらゆるタイプのデバイスまたはプラットフォーム用のWebアプリケーションを作成するために使用できます。
また、Djangoの管理サイトは、データを管理するときの強力なツールです。管理サイトを使用して、アプリケーションのデータを追加、変更、および削除できます。
アプリケーションの共有が簡単にできる
Djangoはアプリケーションの共有が簡単にできます。
Djangoは、Djangoのテンプレートを介して動的にページを生成するために簡単に使用できるオープンソースWebフレームワークです。アプリケーションは、インターネット上で利用できる状況なら自動で共有されます。
MTVモデルでアプリ開発ができる
MTVモデルとは、複雑なアプリケーションの構築に使用されるソフトウェア開発方法論です。
MTVモデルは、調査から設計、制作、配布まで、TVチャンネルと同じプロセスに従うアプリ開発戦略で開発工程が段階的なため、問題が発生したときに修正しやすい特徴があります。
MTVモデルは、複雑さに関係なく、あらゆるタイプのプロジェクトで使用できます。
セキュリティ対策に期待ができる
Djangoには、さまざまな悪意のある攻撃からサイトを保護するのに役立つ多くのセキュリティ機能があります。
代表的なのは、安全な接続層を備えた組み込みのSQLiteデータベース、クロスサイトスクリプティング保護、パスワードハッシュ、リクエストを安全に処理するための組み込みのHTTPライブラリ、自動CSRF保護などです。
Djangoのセキュリティレベルは高いと言えるでしょう。
Djangoを利用するデメリット
Djangoにもデメリットはあります。
場合によっては他の言語を利用した方がいいケースもあるため、Djangoを使ってうまくいかないときは検討してみてください。
以下に、Djangoのデメリットを紹介します。
機能全てを把握するのに時間が必要
Djangoの機能全てを把握するのにはかなりの時間が必要になります。
Djangoはデフォルトで備わっている機能自体が豊富なため、プログラミング経験者でも学習段階で手が止まってしまうかもしれません。
ネット上の日本語での情報が少ない
Djangoは英語圏での利用が活発なため日本語の情報が少ないのもデメリットです。
よく知られている問題点はネットですぐに検索できますが、中級者以上になると英語圏の情報を探る必要が出てくるかもしれません。
処理速度がやや遅めである
Djangoは処理速度が少し遅めです。
Djangoは自動でデータベースを管理していたり、必要に応じて機能が変わるパッケージがあるため、反映に時間がかかることもあります。
この場合Flaskといった別のフレームワークを使ってもいいかもしれません。
Djangoの6つの使い方
Djangoは他のフレームワーク言語と同じように設定し利用できます。
Flaskやその他のフレームワークやライブラリをインストールしたことがあるなら問題なく利用できるでしょう。
以下に、Djangoを利用するための準備と簡単な使い方を紹介します。
インストール
使っているパソコンがMacなら問題ありませんが、Windowsの場合はDjangoをインストールする前にPythonをインストールしておく必要があります。
Pythonがインストールできたらバージョンを確認しましょう。Pythonのバージョンが合っていないとうまく動作しないかもしれません。
Djangoは仮想環境内でpipを使ってインストールします。
インストールするコマンドはWindowsとMacで違うため間違えないようにしましょう。
また、データベースを操作したい場合は別途、データベースバインディングをインストールしましょう。データベースバインディングは利用するデータベースによってコマンドが変わります。
新規プロジェクトの作成
新規プロジェクトを作成するときはセットアップしましょう。
コマンドラインから、コードを置きたい場所にcdして$django-admin startproject mysiteと入力してください(パソコンによってコマンドが異なります)。
コマンドを実行するとmysiteディレクトリが作成されます。うまくいかない場合は公式サイトのdjango-admin実行時の問題を参考にしてください。
アプリケーションの作成
自分用のプロジェクトが立ち上がったら作業に移ります。
Djangoは基本的なディレクトリ構造を自動生成するため、ディレクトリを操作する必要はありません。
アプリの作成ではコードに集中しましょう。
アプリの作成はmanage.pyと同じディレクトリに入り、$python manage.py startapp pollsとコマンドを入力します。
コマンドを入力するとpollsというディレクトリが作成され、アプリ作成ができるようになります。
ルーティングの設定
url.pyファイルに書き込む設定のことです。
ルーティング内容を引数として受け渡して、その設定を保存しておく関数pathと、ルーティング処理を別のurls.pyへ受け渡すための関数includeで設定します。
pathはアプリが複雑になっていくほど多くなっていきます。
view関数の作成
polls/views.pyにview関数を作成します。
polls/views.pyを開いてください。
polls/views.pyにfromdjango.httpimportHttpResponseと書いてDjangoをインポートします。
一行開けてdefindex(request):と入力し、改行してreturnHttpResponse("Hello,world.")とコードを書くとview関数の作成は完了です。
urls.pyファイルを作って紐付けすると動作します。
チュートリアルを使う
公式サイトのチュートリアルを使うとスムーズにプロジェクトを進められます。
チュートリアルのページには問題解決のためのQ&Aも豊富にあり、ほとんどのケースに対応できます。
いきなりすべてを把握するのは難しいため、少しずつできることを増やしていくように利用するといいでしょう。
まずはチュートリアルで、学習を進めましょう。
Djangoで起きがちなパフォーマンス・拡張性の落とし穴とその回避策
Djangoは優れたフレームワークですが、適切な対策を怠るとパフォーマンス問題に直面します。開発初期は問題なく動作していても、データ量の増加やユーザー数の拡大に伴い、レスポンスが遅延するケースは少なくありません。
ここでは、実務で頻繁に遭遇するパフォーマンスの落とし穴と、その具体的な回避策を解説します。開発現場でも重視される、実践的なテクニックを紹介していきましょう。
①キャッシュ戦略:静的ファイル配信を最適化する
Webアプリケーションのパフォーマンス改善において、キャッシュ戦略は効果的な手法の1つです。
Djangoには、ページ全体、ビュー単位、テンプレートフラグメント単位など、複数のレベルでキャッシュを実装できる仕組みが用意されています。
静的ファイル配信では、ManifestStaticFilesStorageを使用することで、ファイル名に内容依存のハッシュを追加し、ブラウザキャッシュを有効活用できます。ファイルが更新されればハッシュも変更されるため、古いキャッシュが残る心配はありません。
キャッシュバックエンドとしては、Redisやmemcachedといったインメモリストレージを使用することで、データベースへのアクセスを削減できます。
②データベース/ORMチューニング:N+1問題・インデックス設計・複雑クエリを回避する
データベース周りの最適化は、Djangoアプリケーションのパフォーマンス向上において重要な要素です。
特にN+1問題は、開発者が気づかないうちに陥りやすい代表的なボトルネックといえます。N+1問題とは、メインのクエリで取得したレコードそれぞれに対して、関連データを取得するクエリが個別に発行される現象です。この問題を回避するには、select_relatedメソッドを使用しましょう。
データベースインデックスの設計も重要です。頻繁に検索条件として使用されるカラムや、外部キーにはインデックスを設定することで、検索速度を向上させられるでしょう。ただし、インデックスの設定しすぎは更新処理のパフォーマンスを低下させるため、バランスを考慮する必要があります。
複雑なクエリについては、ORMで表現しきれない場合は、生SQLを使用することも選択肢の1つです。
③コンテナ・クラウド環境での運用:スケーリング・ロードバランシング・オートスケールを使い分ける
現代のWebアプリケーション開発では、コンテナ技術とクラウドサービスの活用が標準となっています。
スケーリング戦略には、垂直スケーリング(スペックアップ)と水平スケーリング(台数増加)があります。Djangoアプリケーションでは、通常は水平スケーリングの方が効果的です。
また、AWS ALB、NGINX、HAProxyなどがロードバランサーとして使用されます。オートスケール機能を活用すれば、アクセス量に応じて自動的にサーバー台数を調整できるため、コスト最適化と性能維持を両立できるでしょう。
また、データベースについても、読み取り専用のレプリカを用意して読み取り処理を分散させることで、マスターDBへの負荷を軽減できる可能性があります。
④テスト/監視/CI/CDを含む運用自動化:開発から運用まで視野に入れた構造にする
持続的なパフォーマンス維持には、適切なテスト戦略と監視体制の構築が欠かせません。
Djangoには、pytestやunittestといったテストフレームワークと連携できる機能が組み込まれています。単体テスト、統合テスト、負荷テストを組み合わせることで、パフォーマンス劣化を早期に検知できるでしょう。
監視については、New RelicやDatadog、AWS CloudWatchなどのAPM(Application Performance Monitoring)ツールを導入することで、リアルタイムでアプリケーションの状態を把握できます。データベースクエリの実行時間、エラー発生率、レスポンスタイムなどの指標を継続的にモニタリングし、異常を検知したら即座に対応する体制を整えましょう。
CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)パイプラインでは、GitHub ActionsやGitLab CI、Jenkins、CircleCIなどを活用し、コードのプッシュからテスト、デプロイまでを自動化します。これにより、人為的ミスを減らし、開発サイクルを高速化できるでしょう。
Djangoでできることを知って学習してみよう
Djangoで可能なことを知り学習してみましょう。
学習はネットでも十分に可能です。Pythonを学習したことがあるなら早い段階でアプリ開発ができます。また、Djangoは日々改良されている活気のあるフレームワークです。毎日できることが増えていくフレームワークなのでWeb系エンジニアならおさえておきましょう。
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