UnityはC#を使用した3D・2Dゲーム開発に使用されるゲーム開発ツールです。
本記事では、そんなUnityを用いた開発を行なうエンジニア(Unityエンジニア)の平均年収、年収を上げるために必要な知識、向いている人の特徴、将来性などについて解説しています。
この記事を読むことで、Unityエンジニアに関する基礎知識や、Unityエンジニアとしてさらにレベルアップする方法を知ることができるでしょう。
目次
目次を閉じる
Unityエンジニアのフリーランス案件の求人動向
2022年現在、Unityエンジニアの求人は多いです。
ゲーム業界自体の発展や、家庭用ゲームやスマートフォン向けゲームアプリの需要増大、近年では「メタバース」に対する注目が高まったことで、Unityを活用するVRやARの技術が一般にも広がりつつあることが主な要因です。
ゲーム開発以外の場所でUnityが使われるシーンも増えており、Unityエンジニアの需要は今後も高まっていくと考えられます。
Unityエンジニアの年収はどれくらい?
以下で示した年収はあくまで平均ですが、Unityエンジニアは他の言語のエンジニアと比較すると、高めに設定されていることがわかります。
ただし、Unityエンジニアに限らず、フリーランスエンジニアの年収は実務経験年数やキャリアによって大幅に変わるため、参考程度に確認しておきましょう。
| 原語・使用ツール | 平均年収 |
|---|---|
| Unity | 約300万~800万 |
| C# | 約300万~500万 |
| JavaScript | 約240万~800万 |
Unity案件の単価相場
Unity案件の平均の単価相場は60万円~80万円台が多くなっています。
ただし、Unityエンジニアとしての実務経験年数が1~2年程度の場合、単価相場の平均は35万円~50万円台となります。
実務経験が3~4年以上になると、月50万円~75万円台が平均単価になってきます。経験年数で金額に差があるのがわかるでしょう。
Unityのフリーランスエンジニアとして年収を上げるために必要なスキルや経験
フリーランスのUnityエンジニアとして年収を上げるために必要なスキルや経験を、ここでは3つ紹介します。
Unityエンジニア以外でも使える知識なので、ぜひ覚えておきましょう。
業界ごとの専門知識
Unityはゲームエンジンですが、ゲーム業界以外の場所で用いられるケースも増えています。
3DCGの映像制作に使用する、AR/VRを活用したコンテンツ制作に用いる、建築でのBIMのデータを取り込んでシミュレーションに使うなど、そのシチュエーションも様々です。
また、一見関係ない場所でUnityが関わってくることもあります。それぞれの業界に関する基礎知識を入れておくと仕事に活用できるでしょう。
業界によって重要視されるスキルも変わります。自分の働く業界ではどのようにUnityが使われているのか、事前に調べておきましょう。
▶︎Unityの勉強方法とおすすめのWebサイトについて!詳細記事はこちら!
他プログラミング言語の知識
Unity自体は、プログラミング言語を使わなくてもゲーム開発などができますが、開発効率を高めたり表現の幅を広げたりするには、プログラミング言語の知識が必要になります。趣味ではなく仕事で使うのであればなおさらです。
Unityでは「C#(シーシャープ)」というプログラミング言語を使用します。
C#は、WebアプリやWindows向けアプリを開発するのにも向いている言語です。習得すればUnityを使わない仕事でも活かせるでしょう。ぜひ学習してみてください。
マネジメントスキル
マネジメントスキルとは管理能力のことで、「対象を管理するための能力」という意味があります。管理の対象には「組織」「スケジュール」「事業」「自分自身」など、様々です。
特定の企業に勤めて与えられた仕事をこなすのとは違い、フリーランスは仕事の時間や量などを自分で選べるため、自分のスケジュールや体調を管理して仕事量を調整することは、とても大切な能力となります。
Unityエンジニアに向いている人
Unityエンジニアに向いている人の特徴はいくつかありますが、そのうちの1つが「地道な作業をコツコツ続けられる人」です。
Unityに限らず、IT関連エンジニアの仕事内容は地道なトライアンドエラーの繰り返しです。また、大規模なプロジェクトであっても、エンジニアは基本裏方に回ります。そんな作業でもやり遂げられる集中力とモチベーションを持てる人は、Unityエンジニアに向いていると言えます。
他にも、新しい技術に対して、常に興味を持ち続けられる好奇心も大切です。
IT技術は次から次へと進化していくため、新しいことを学習できる能力が重要となります。新技術に対しても億劫にならずに使ってみたいと思える人は、エンジニア向きだと言えます。
Unityエンジニアの将来性とフリーランスの今後
「Unityエンジニアのフリーランス案件の求人動向」でも書きましたが、Unityエンジニアの求人は多いです。また、Unityが使われる業界も広がっています。
Unityの需要も伸びており、それに伴ってUnityエンジニアの需要も堅実に伸びていくと考えられます。
ただし、今後Unityに代わる汎用性の高いエンジンが出てきて、シェアを獲得する可能性もあります。Unityだけにこだわるのではなく、Unity以外でも使えるスキル(プログラミングなど)を伸ばしていくことが大切です。
フリーランスという働き方も一般的になり、今後も働き続けるためには、自己の能力を磨き続けることが大切です。
Unityのフリーランス案件・副業案件例
ここまで記事を読み進めた方で、実際にどのようなUnity案件があるのか気になった方も多いでしょう。
ここからは実際に出されているUnityのフリーランス案件・副業案件について紹介していくため、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
フルコミット案件
月単価が90万円~100万円と相場以上に高額で魅力的な案件です。しかし、月に160時間~180時間稼働する必要があるため、副業としては参加することはできないでしょう。
業務内容を確認してみると、高額な報酬に見合ったハイレベルな内容となっているため、スキルに自信がある方におすすめの案件となっています。
リモート・在宅案件
こちらはリモートOKが特徴な案件です。月に140時間~180時間と週40時間対応する必要がありますが、報酬が月70万円~100万円と相場よりも高額です。
「好きな場所で働きたい!」という方におすすめなフルリモートの案件だと言えるでしょう。
Unityエンジニアのことを理解しキャリアアップを目指そう
ここまでUnityエンジニアについて書いてきました。
Unityは様々な業界で使われていて需要もあり、それに伴いUnityエンジニアの需要も高まっています。
ただし、この先もずっとそうだとは限りません。Unityだけに依りすぎないようにスキルを伸ばして、Unityエンジニアとしてキャリアアップを目指していきましょう。
Midworks おすすめの案件例
- 芝公園駅 / 港区月額80万〜90万円
- 新宿駅 / 新宿区月額70万〜90万円
- 本郷三丁目駅 / 文京区月額80万〜90万円
- 渋谷駅 / 渋谷区月額70万〜120万円
- 京橋駅 / 大阪市城東区月額100万〜200万円
関連記事
フリーランスのキャリア
【弁護士監修】フリーランス新法の影響値はエンジニアの契約形態によって変わる?対象外の場合についてもご紹介
【弁護士監修】フリーランス新法が「業務委託」の発注者と受注者に与える影響とは?メリットと注意点をご紹介
【弁護士監修】フリーランス新法施行でSES事業者が注意すべき事項とは?発注者によって異なる適用範囲に注意が必要!
【弁護士監修】準委任契約はフリーランス新法の適用対象になる?実際の影響や注意するべきことをご紹介!
【弁護士監修】フリーランス新法の制定はフリーランスの権利保護が目的!エンジニアが新法適用に合わせてすべきことをご紹介
【弁護士監修】エンジニアの副業はフリーランス新法の適用対象になる!契約の際の注意点もご紹介
【弁護士監修】フリーランス新法施行はエンジニアにも影響がある?具体的な対策をご紹介
【弁護士監修】フリーランスが報酬未払いを防ぐには?企業側の対策と対処方法についてもご紹介
インタビュー
フリーランスに転向し収入も生活も向上 アップデートを続けるエンジニアの情報収集方法を公開
新業界参入と同時にフリーランスに転向したエンジニアの情報収集方法とは?
常に情報を更新してより良い選択を ベテランフリーランスエンジニア直伝の情報収集術をご紹介
理想的なエンジニア像を描き、自由な働き方を求めてフリーランスへ。
フリーランスになって収入が3倍!全エンジニアに独立は怖くないと伝えたい
評価と報酬を考え、的確な情報を得ながら働けるフリーランスは、自分にあった生き方
専門家としての誇りを持ち、期待に応えてしっかり稼ぐ
思いもかけないフリーランスとしてのキャリア。そこには大きな可能性がたくさん詰まっていた
エンジニアの職種
【8選】ゲームプログラマーにおすすめの資格は?求められる能力や仕事内容も解説
フリーランスSEの年収は高い?メリットやデメリットも解説
データサイエンティストに向いている人の9つの特徴とは?「やめとけ」と言われる理由についてもご紹介!
【11選】ゲームプログラマーに必要な言語は?プログラミング言語の学習方法もご紹介
【最新版】ゲームプログラマーの年収は高い?雇用形態別、年齢別、業種別に詳しくご紹介!
セールスエンジニアがきついと言われる理由5選|向いている人の特徴やメリットも
ゲームプログラマーがきついとされる12の理由とは?仕事の魅力、将来性についてもご紹介!
フリーランスのデータサイエンティストになるには?メリット・キャリアパスも紹介
フリーランスのお金
【安心して働く】フリーランスの福利厚生とは?利用できるサービスや選ぶポイントをご紹介
検収書とは?関連書類との違いや発行の流れ・記載方法も紹介
フリーランスには確定申告は必要?青色申告と白色申告の違いもあわせて紹介
振替伝票とは?他伝票との違いや作成する際のポイントも紹介
【PR】年に一度の難関を軽々と乗り越えるために! クラウド確定申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」体験レポート
【PR】面倒な確定申告を解決!やよいの青色申告 オンラインを導入すべき3つのメリット
フリーランスの確定申告に役立つアプリ10選を紹介!選び方・注意点も解説
納品書の書き方をマスターしよう!記入項目から作成時の注意点まで解説
業界特集
生成AI分野フリーランスエンジニア案件特集|最先端技術を駆使!注目スキルと開発プロジェクト事例
小売業界フリーランスエンジニア案件|年収アップとキャリアアップを実現!最新トレンドと案件獲得のコツ
教育業界(EdTech)フリーランスエンジニア案件特集|学びの未来を創る!求められるスキルと開発事例
ゲーム業界フリーランスエンジニア案件特集|ヒットタイトル開発に参加!最新技術と開発環境のリアル
広告業界(AdTech)フリーランスエンジニア案件特集|データ活用と最新技術で広告効果を最大化!
通信業界フリーランスエンジニア案件特集|5G時代のインフラ開発を担う!必須スキルと最新動向
建設業界のフリーランスエンジニア向け案件特集|技術革新が進む中で求められる人の特徴や実際の案件をご紹介









