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フリーランスにおすすめの業務委託契約書テンプレート8選!基本の記載項目も解説

フリーランスにおすすめの業務委託契約書テンプレート8選!基本の記載項目も解説のイメージ

「フリーランスに業務委託契約書は必要なの?」
「フリーランスの業務委託契約書に記載しておくべき項目って?」
「フリーランスの業務委託契約書として使えるテンプレートにはどんなものがある?」

このように、フリーランスとしてどのような業務委託契約書を作成すべきか知りたいという人もいるでしょう。

この記事ではフリーランスに業務委託契約書が必要なのかどうかや、フリーランスが業務委託契約書に記載しておきたい項目などについて紹介しています。この記事を読むことで、どのような業務委託契約書を作成すれば良いのか把握できるでしょう。

また、フリーランスが業務委託契約書に使えるテンプレートについても紹介するので、フリーランスにおすすめの業務委託契約書を知りたいという人も参考にできます。

フリーランスとしてどのような業務委託契約書を作成すれば良いのか知りたい人は、チェックしてみてください。

目次

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  1. フリーランスに業務委託契約書は必要?
    1. リスクを回避できる
    2. 双方の信頼感が増す
  2. フリーランスが業務委託契約書に記載しておきたい16項
    1. 1:契約書の表題(タイトル)
    2. 2:契約者の基本情報
    3. 3:契約形態
    4. 4:契約内容
    5. 5:契約期間
    6. 6:契約更新・解除
    7. 7:報酬
    8. 8:経費
    9. 9:再委託
    10. 10:著作権
    11. 11:知的財産権
    12. 12:不可抗力
    13. 13:秘密保持
    14. 14:損害賠償
    15. 15:反社会的勢力の排除
    16. 16:管轄裁判所
  3. フリーランスの業務委託契約書に収入印紙は必要なのか
    1. 2号文書
    2. 7号文書
    3. 収入印紙を貼り忘れるとペナルティを課される場合がある
  4. フリーランスが業務委託契約を結ぶ際の注意点
  5. フリーランスが業務委託契約書に使えるテンプレート8選
    1. 1:bizocean
    2. 2:テンプレートBANK
    3. 3:ウェブさえ
    4. 4:ビズ研
    5. 5:LEGAL MALL
    6. 6:弁護士法人 咲くやこの花法律事務所企業法務の法律相談サービス
    7. 7:弁護士法人阿部・楢原法律事務所
    8. 8:文例書式テンプレート集
  6. フリーランスが業務委託契約書をテンプレートで作成する際の注意点
    1. 状況に応じて内容を変える
    2. トラブルを想定して細かい取り決めをする
    3. 曖昧な表現をしないようにする
    4. 不安な場合は弁護士などの専門家に相談する
  7. フリーランスが業務委託契約書を作成する際はテンプレートを活用しよう

フリーランスに業務委託契約書は必要?

フリーランスとして仕事をする場合、必ずしもクライアントと業務委託契約書を交わす必要はありません。しかし業務委託契約書を交わすことにはさまざまなメリットがあるため、フリーランスには業務委託契約書が必要だと言えるでしょう。

業務委託契約書を交わさずに仕事をした場合、後からトラブルに発展してしまう可能性もあります。ここではフリーランスになぜ業務委託契約書が必要なのかどうか解説していくため、参考にしてみてください。

リスクを回避できる

契約自体は口頭での約束でも双方で合意していれば成り立ちますが、口頭だけではどのような内容で契約が結ばれているのか証明することが難しいです。

たとえば、成果物を納品したのに何度も修正を出されていつまでもOKをもらえなかったり、報酬が支払われなかったりする可能性もあります。

また、クライアントに損害を与えてしまった場合、損害賠償について取り決めていなければ、無限に賠償金を請求される可能性もあるでしょう。

このような事態を回避するためにも、業務委託契約書を交わして具体的な契約内容を取り決めておくことが大切です。

双方の信頼感が増す

業務委託契約書を交わしておくことで、双方の信頼感が増すというメリットもあります。前述の通り、口頭で仕事の内容を確認するだけでは、双方で認識に誤差が生まれてしまう可能性もあります。

また、契約途中でトラブルが発生した場合、お互いの認識を主張するばかりで余計に問題がこじれてしまう可能性があるでしょう。このような事態になれば、双方の信頼関係も失われてしまいます。

そのため、お互いに信頼関係を構築して仕事をするためにも、業務委託契約書を交わしておくことが重要になってきます。

フリーランスが業務委託契約書に記載しておきたい16項

ここまで紹介したように、フリーランスにとって業務委託契約書を交わしておくことは非常に重要です。しかし業務委託契約書を用意するにしても、具体的にどのような項目を記載すれば良いのかわからないという人も多いでしょう。

ここでは、フリーランスが業務委託契約書に記載しておきたい項目を紹介していきます。業務委託契約書を作成する際の参考にしてみてください。

1:契約書の表題(タイトル)

業務委託契約書には、どのような契約書なのかわかるようにタイトルを記載しましょう。業務委託契約書の場合、タイトルも「業務委託契約書」で問題ありません。

また、契約内容によっては「請負契約」、「委任契約」のようなタイトルを記載するケースもあります。

2:契約者の基本情報

業務委託契約書には契約者の基本情報についても明記する必要があります。この契約が「誰と誰の契約なのか」がわかるように、契約者情報を記載しておきましょう。

契約者情報については、会社名や法人名など正式名称で記載する必要があります。また、人名についても戸籍に登録してある通りの正式な漢字で記載しましょう。

万が一、契約者氏名の漢字が戸籍の漢字と違っている場合、契約後に難癖をつけられてしまう可能性もあります。

3:契約形態

業務委託契約書には契約形態についても明記しておいた方が良いでしょう。フリーランスの業務委託契約での契約形態には「委任契約」と「請負契約」の2種類があり、契約形態によっても報酬が支払われる条件が違っています。

委任契約は業務に対して報酬が支払われる契約形態、請負契約は成果に対して報酬が支払われる契約形態です。契約形態については業務委託契約書に記載しない場合もありますが、不要なトラブルを避けるためにも明記しておくのがおすすめです。

4:契約内容

業務委託契約書では、具体的な契約内容について定めておきましょう。契約内容についてクライアント側とフリーランス側で齟齬があると、トラブルに発展する可能性があります。

フリーランス側でよくあるトラブルとしては、「事前に伝えられていた内容以上の業務を任せられる」、「報酬を支払ってもらえない」などがあります。このようなトラブルを避けるためにも、具体的にどのような業務を行うのかしっかり明記しておきましょう。

また、コンサルティング業務など、業務によっては普段の業務内容をクライアントが把握しにくいものもあります。このような業務を行う場合は、定期的なミーティングやレポート提出など、業務をチェックできる体制についても決めておくとよいでしょう。

5:契約期間

契約期間について記載しておくことで、計画通りに業務を請け負いやすくなります。

また、契約期間について明確に取り決めておかなければ、フリーランス側が意図しない形で業務を継続させられたり、突然解除されたりする可能性もあります。契約期間は業務内容に合わせて自由に設定できるため、業務内容を考慮した上で契約期間を決めると良いでしょう。

6:契約更新・解除

業務委託契約書には、契約更新や契約解除についても記載しておきましょう。契約期間が長期に渡る場合は、解除を申し出ない限りは自動更新されるように明記しておくのがおすすめです。自動更新される仕組みにしておくことで、契約手続きの手間を削減できます。

また、契約解除についても明記しておきましょう。契約解除の条件としては、「双方の合意があった場合は契約を解除する」、「契約違反があった場合には契約を解除できるものとする」などが挙げられます。

契約更新や契約解除もフリーランスが自身の身を守るために大切であるため、明記しておきましょう。

7:報酬

業務委託契約書では、報酬が支払われる条件や報酬の金額などを具体的に明記しておきましょう。また、報酬の支払い方法や支払い日についても取り決めておくことが大切です。

業務委託契約書に記載する項目の中でも、報酬に関する内容は特に重要です。金銭が絡む内容はトラブルになりやすいため、フリーランスが自身の身を守るためにも、報酬は細かい部分までしっかりと定めておく必要があります。

報酬について取り決めておかなければ、最悪の場合報酬が支払われない可能性もあるでしょう。報酬が発生する条件や金額以外に、報酬を振り込む際の振込手数料はどちらが負担するのか、外税なのか内税なのかといった内容まで決めておきましょう。

また、報酬の支払いのタイミングは納品月の末日締め、翌月末払いにしておくと、あまり間を開けることなく報酬を受け取れます。

8:経費

フリーランスとして業務を行う際は、交通費や通信費などの経費がかかります。そのため、業務委託契約書には業務で必要になった経費をどちらが負担するのか明記しておくようにしましょう。

経費の取り扱いがどちらになるのかによって、受け取れる報酬の金額も変わってきます。意図しない形で報酬が減ってしまわないようにするためにも、経費の支払いについて定めておく必要があります。

9:再委託

「再委託」は、クライアントから依頼された業務をさらに外部に委託することを指します。業務委託契約書では再委託についても取り決めておきましょう。

業務委託契約書で再委託について取り決めておくことにより、トラブルを回避することに繋がります。再委託が可能な場合は第三者へ業務を委託できるため、効率的に仕事を進めることが可能になるでしょう。

しかし再委託はクライアント側の意図が作業者へ伝わりにくくなることもあり、認めていないケースも多いです。再委託を認めていない場合に再委託を行えばトラブルになるため、契約を締結する際に再委託の可否について確認し、明確に取り決めておきましょう。

10:著作権

業務委託契約書には著作権についても記載しておくと安心です。成果物を納品することで報酬を受け取る場合、著作権が誰に付随するのか明らかにしておきましょう。

基本的に著作権は成果物を作った側が保有するものです。しかし業務委託契約の場合は、報酬の支払いが行われたタイミングでクライアント側に著作権が移るケースも多いです。

そのため、業務委託契約書でも著作権について明確にしておかなければ、後からトラブルに発展する可能性もあります。

出典:【フリーランス】業務委託契約における著作権条項の基礎知識|中央区・壷屋法律事務所
参照:https://tsuboya-law.com/blog/column/20211015172545-1446/

11:知的財産権

「知的財産権」とは、知的創造活動によって生み出された成果物が無断使用されないように保護する制度です。前述の著作権や特許権、商標権なども知的財産権に含まれています。

クライアントとの間でこれらの権利についての認識に齟齬を生まないためにも、業務委託契約書では知的財産権について記載しておくとよいでしょう。認識に相違があった場合、後々トラブルに発展する可能性もあります。

著作権で解説した通り、成果物を納品することで報酬を受け取る場合は、知的財産権についても明確に定めておきましょう。

出典:知的財産取引に関するガイドライン・契約書のひな型について|中小企業庁
参照:https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/chizai_guideline.html

12:不可抗力

業務委託契約書では、不可抗力によって業務が遂行できなかった場合についても明記しておくことが大切です。業務委託契約を結んだ場合、基本的に必ず期限までに業務を完遂する必要があります。

しかし天災や病気、事故などの不可抗力によって、業務を遂行できなくなる可能性もあるでしょう。このような場合にも柔軟に対応できるようにするためには、業務委託契約書で不可抗力が発生した場合の対応についても取り決めておくことが大切です。

万が一の事故などによって業務が完了できなくなった場合に責任を追及されないようにするためにも、不可抗力発生時の対応も業務委託契約書に明記しておきましょう。

13:秘密保持

「秘密保持」は、業務を遂行する上で知り得た情報を外部に流出させないようにするという取り決めのことを指します。業務委託契約書では、秘密保持についても定めておくとよいでしょう。

秘密保持の対象になる情報を外部に漏らしてしまった場合、クライアントから損害賠償を請求されるリスクもあります。そのため、業務委託契約書で具体的にどのような情報が秘密保持の対象になるか定めておくことが大切です。

業務委託契約書で明確にしておくことで、気づかないうちに秘密保持を破ってしまうリスクを軽減できるでしょう。

14:損害賠償

業務委託契約書では、損害賠償の範囲や上限額なども明記しておきましょう。フリーランスとして業務を行う場合、情報漏洩や著作権の侵害などフリーランス特有のリスクも付きまといます。

このようなリスクを回避するためにも、業務委託契約書で損害賠償の範囲や上限額を定めておき、できるだけ範囲や上限を少なくしておくことが大切です。

出典:業務委託契約書における損害賠償条項に関する注意点とは|リーガルD法律事務所
参照:https://www.ys-law.jp/IT/%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8/%E6%A5%AD%E5%8B%99%E5%A7%94%E8%A8%97%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%90%8D%E5%AE%B3%E8%B3%A0%E5%84%9F%E6%9D%A1%E9%A0%85%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%B3%A8/

15:反社会的勢力の排除

業務委託契約書では、反社会的勢力の排除についても明記しておきましょう。契約者のどちらかが反社会的勢力に属している場合や、反社会的勢力との関わりがわかった場合に、契約を解除できるようにしておくことが大切です。

16:管轄裁判所

業務委託契約書では、万が一裁判に発展してしまった場合の管轄裁判所についても明記しておきましょう。トラブルが裁判にまで発展してしまった場合、事前に管轄の裁判所が決まっていないと、クライアント側に近い地域の裁判所が指定されてしまう可能性があります。

クライアント側とフリーランス側が同じ地域であれば問題ありませんが、離れている場合は管轄の裁判所が遠いとそれだけ負担も大きくなります。そのため、事前にお互いの中間地点にある裁判所を設定しておく方が良いでしょう。

出典:契約書の合意管轄条項(専属的合意管轄)の記載方法、交渉方法|弁護士法人 咲くやこの花法律事務所
参照:https://kigyobengo.com/media/useful/498.html

フリーランスの業務委託契約書に収入印紙は必要なのか

「収入印紙」は、国に対する税金や手数料の支払いを目的として発行される証票です。業務委託契約書に収入印紙が必要になるのか気になっているという人もいるでしょう。

収入印紙は、業務委託契約書を含めた課税文書を作成した場合に必要になるものです。収入印紙を貼らなかった場合は、ペナルティが課せられるケースがあるため注意が必要です。

ここでは収入印紙が必要な業務委託契約書のパターンについて解説していくため、参考にしてみてください。

2号文書

「2号文書」と呼ばれる請負に関する契約書を発行する場合、契約金額に応じた収入印紙を貼る必要があります。請負契約を締結する場合は、印紙税額に応じた収入印紙を貼りつけなければいけません。

1万円未満の場合は非課税ですが、1万円~100万円以下の場合は200円、100万円~200万円以下の場合は400円など、収入印紙の金額は法律によって定められています。

出典:印紙税額|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/publication/pamph/inshi/pdf/zeigaku_ichiran_r0204.pdf

7号文書

「7号文書」と呼ばれる継続的取引の基本となる請負契約書を発行する場合、収入印紙を貼る必要があります。

たとえば「請負基本契約書」や「業務委託基本契約書(請負)」、「売買基本契約書」、「代理店契約書」、「販売代理店契約書」、「取引基本契約書」などは継続的な取引が基本です。

このような契約書を作成する場合は、一通につき一律4000円の収入印紙を貼りつける必要があります。

出典:No.7104 継続的取引の基本となる契約書|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7104.htm

収入印紙を貼り忘れるとペナルティを課される場合がある

収入印紙が必要な契約書で収入印紙を貼りつけなかった場合、過怠税が徴収されるなどのペナルティが課せられます。本来納付すべき印紙税の額と、その2倍の金額の合計額が徴収されます。

出典:No.7131 印紙税を納めなかったとき|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7131.htm

フリーランスが業務委託契約を結ぶ際の注意点

業務委託契約書を2部以上作成する場合は、関連した書類であることを示すために割印が必要になります。また、2ページ以上の業務委託契約書を作成する場合は、ページの繋がりを示すために袋とじと契印が必要です。

割印が契印を押すことで、改ざんや差し替えを防止することが可能になります。

出典:割印の役割とは?契約書に必要な押印の種類について解説|Free
参照:https://www.freee.co.jp/kb/kb-contract/tally_impression/

フリーランスが業務委託契約書に使えるテンプレート8選

業務委託契約書は自分で一から作成しなくても、インターネットで検索するだけでさまざまな便利なテンプレートを見つけられます。しかし種類が多すぎて、どのテンプレートを利用すれば良いのかわからないという人も多いでしょう。

ここでは、業務委託契約書のテンプレートやひな形をダウンロードできるサイトを紹介していきます。フリーランスが業務委託契約書として使えるテンプレートを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。

1:bizocean

「bizocean」はさまざまな書式テンプレートを提供しているWebサイトです。業務委託契約書の書式テンプレートだけでも複数の書式を扱っており、制作者の情報やレビュー、ダウンロード数なども掲載されています。

bizoceanの業務委託契約書の書式テンプレートカテゴリでは、現在200件以上のテンプレートが掲載されています。無料でダウンロードできるものも多いため、自身の職種や契約内容に合ったテンプレートを見つけられるでしょう。

2:テンプレートBANK

「テンプレートBANK」は、用途に合わせた業務委託契約書をダウンロードできるWebサイトです。一般的な業務委託契約書だけでなく、成功報酬型の契約書などさまざまな種類が用意されています。

「ビジネス書類」や「デザインテンプレート」、「業種」などカテゴリごとに目的のテンプレートを探すことが可能です。また、「業務委託契約書」のテンプレートだけでも複数の種類が掲載されており、無料でダウンロードできます。

3:ウェブさえ

「ウェブさえ」は、Webサイトの企画や制作を行っている株式会社ウェブさえが運営しているブログです。「ウェブさえあれば」をコンセプトにしたサイトで、ビジネスや生活などさまざまな事に役立つ情報を発信しています。

「ウェブさえ」では、必要な項目が予め含まれたフリーランス向けの業務委託契約書のテンプレートが公開されています。

また、テンプレートだけでなくそれぞれの項目に関して解説も記載されているため、どのような業務委託契約書を用意すれば良いのかわからない駆け出しのフリーランスにおすすめです。

4:ビズ研

「ビズ研」は登録不要で利用できるビジネステンプレートを提供しているWebサイトです。用意されているテンプレートは総務や営業、人事や労務など部署ごとにわかれており、豊富な種類が用意されています。

業務委託契約書のテンプレートには、収入印紙の貼り方や割印の押し方などの解説も記載されています。業種を問わず利用できる名刺のテンプレートなども用意されているため、業務委託契約書以外のテンプレートも活用できるでしょう。

5:LEGAL MALL

「LEGAL MALL」はベリーベスト弁護士法人が運営している法律情報サイトです。債務整理や労働問題、交通事故など法律に関するさまざまな情報を提供しています。

LEGAL MALLが提供している業務委託契約書のテンプレートは弁護士が監修しているため、安心して利用できます。ダウンロードして固有名詞等を書き換えるだけですぐに利用できるため、すぐに業務委託契約書が必要なフリーランスにもおすすめです。

6:弁護士法人 咲くやこの花法律事務所企業法務の法律相談サービス

「弁護士法人 咲くやこの花法律事務所 企業法務の法律相談サービス」では、「企業法務の取扱い分野」の「業務委託契約書とは?作成方法や注意点を弁護士が解説【雛形テンプレート付き】」という記事内で契約書のテンプレートを掲載しています。

弁護士事務所が提供しているテンプレートであるため、信頼性が高いと言えます。テンプレートには業務委託契約書の一般的な項目が盛り込まれており、会員登録不要で無料ダウンロードできるため、手軽に利用しやすいテンプレートだと言えるでしょう。

7:弁護士法人阿部・楢原法律事務所

「弁護士法人阿部・楢原法律事務所」では、法律事務所のホームページ上で契約書のひな形を公開しています。一般的な書式のテンプレートサイトではないため、Wordなどの形式でダウンロードすることはできません。

利用する場合はサイト上に掲載されているテンプレートをコピー&ペーストし、必要に応じて項目を変更してから利用することになるでしょう。

8:文例書式テンプレート集

「文例書式テンプレート集」は無料で利用できるさまざまなテンプレートを提供しているWebサイトです。Word、Excel、パワーポイントなどさまざまなOfficeの文例テンプレートがすべて無料でダウンロードできます。

業務委託契約書テンプレートはWordで提供されています。業務委託契約書の他にもビジネス、日常で利用できるテンプレートが用意されているため、あらゆるシーンで活用できるでしょう。

フリーランスが業務委託契約書をテンプレートで作成する際の注意点

業務委託契約書をテンプレートで作成する場合、いくつか気をつけなければいけないポイントもあります。ここでは最後に、フリーランスが業務委託契約書をテンプレートで作成する際の注意点を紹介していきます。

状況に応じて内容を変える

業務委託契約書の内容は、自身の契約に合わせてアレンジすることが大切です。テンプレートは一般的なケースを想定して作成されているため、作業内容に専門的なものが含まれている場合は、契約内容にも反映させましょう。

トラブルを想定して細かい取り決めをする

業務委託契約書の内容は、トラブルにならないように細かな点まで記載しておくことが大切です。細かい部分まで事前に取り決めておくことで、双方が安心して契約を結べるでしょう。

曖昧な表現をしないようにする

業務委託契約の内容を確認すると、疑問点が出てくるケースも多いです。このような場合は曖昧な点や疑問点を放置せず、必ずはっきりさせましょう。

曖昧な表現を放置すると後からトラブルになる可能性もあります。また、契約書の内容は後から変えることが困難なため、疑問点があった場合は必ずクライアントに相談するようにしましょう。

不安な場合は弁護士などの専門家に相談する

自力での解決が難しい場合など、困った場合は専門家に相談することも大切です。業務委託契約書の作成をプロに依頼することもできるため、不安な場合は弁護士など法律のプロに相談しましょう。

フリーランスが業務委託契約書を作成する際はテンプレートを活用しよう

フリーランスとして契約を結ぶ場合は、業務委託契約書を作成することが大切です。

ぜひ本記事で紹介したフリーランスが業務委託契約書に記載しておきたい項目や業務委託契約書に使えるテンプレートなどを参考に、業務委託契約書を作成してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年08月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.04.20
更新日
2024.08.03

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