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【6選】サービスエンジニアが取得すべき資格!未経験から目指す人にもおすすめ

【6選】サービスエンジニアが取得すべき資格!未経験から目指す人にもおすすめのイメージ

サービスエンジニアには必要となる資格はありませんが、知識や技術が重視されます。資格を取得することによって、自らのスキルを証明することができ、転職や昇格などに有利に働くケースが多くあります。

本記事では、サービスエンジニアになるために資格が必要なのか、サービスエンジニアが資格を取得するメリットやデメリット、サービスエンジニアにおすすめな資格を紹介します。サービスエンジニアに興味がある人は是非参考にしてみてください。

サービスエンジニアになるために資格は必要?

サービスエンジニアは知識や技術が重視される職業ですが、サービスエンジニアになるために必須となる資格はありません。しかし資格があれば、一定の知識やスキルを持っていることを証明することができます。

また、サービスエンジニアとして担当する業務によっては、特定の資格や免許が必要となるケースもあります。

たとえば、エアコンなどを扱う場合は第一種、もしくは第二種電気工事士の資格が必要です。そのため、サービスエンジニアを目指す場合は資格取得も検討すると良いでしょう。

出典|参照:電気工事士の資格と範囲 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

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サービスエンジニアが資格を取得するメリット

サービスエンジニアになるために必須の資格はありませんが、資格を取得することにはメリットもあります。

ここではサービスエンジニアが資格を取得するメリットについて解説していくため、参考にしてみてください。

転職や昇格に有利に働くことが多い

資格を取得すると、一定水準の知識や技術力を持っていることを証明できるようになります。そのため、保有している資格によっては評価に繋がり、転職や昇格の際に有利に働くケースも多いです。

たとえば、特定の資格取得が昇格のための要件になっているケースもあります。また、未経験からサービスエンジニアへの転職を目指す場合、資格を取得することによって努力や意欲などを買われ、採用してもらえる可能性もあるでしょう。

客観的に自らのスキルを証明することができる

資格を取得するということは、自身のスキルの客観的な証明になります。証明できるものが何もない状態で自身のスキルをアピールすることは難しいですが、資格があれば共通の指標となります。

そのため、採用側やクライアント側としても相手の能力を評価しやすくなるため、サービスエンジニアとしての評価に繋がるでしょう。

たとえば、名刺に保有している資格を記載しておけば、クライアントも安心して仕事を任せやすくなります。

資格手当が支給されるなど待遇面で優遇されることがある

企業によって対象となる資格には違いがありますが、特定の資格を取得することで資格手当が支給されるというケースも多いです。資格手当には一時金が支給されるケースもあれば、毎月の給与とは別に資格手当が受け取れるというケースもあります。

そのため、資格を取得することで年収アップにも繋がりやすくなります。このように、資格を取得すると待遇面で優遇されやすくなる点も、資格を取得するメリットだと言えるでしょう。

体系的に知識を積み上げることができる

資格取得を通して、サービスエンジニアに必要な知識を体系的に積み上げることができるというメリットがあります。サービスエンジニアとして実務経験を積んでも、知識が偏るケースは少なくありません。

資格を取得することで、未経験からサービスエンジニアに転職する場合でも、前提となる基本的な知識を身につけた状態から業務をスタートできます。

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サービスエンジニアが資格を取得するデメリット

サービスエンジニアが、資格を取得することには多くのメリットがあります。しかしその一方で、いくつかのデメリットも存在します。

ここではサービスエンジニアが資格を取得するデメリットを紹介するため、参考にしてみてください。

実務に活かせないケースがある

資格にもさまざまな種類があります。技能試験が実施されるような試験であれば実務に活かせるスキルを証明することができますが、知識を問う試験の場合、実際の業務では活かせないケースもあるでしょう。

ただし、知識の確認がメインとなる資格試験の場合、エンジニアに求められる幅広い知識を習得することができます。そのため、前提となる知識がある分、実務でも仕事をスムーズに覚えられる可能性はあるでしょう。

受験料・セミナー参加費などのコストがかかる

どのような資格を取得する場合でも、受験料などのコストがかかります。また、セミナーに参加する場合は、セミナー参加費などのコストも必要になります。

資格手当が出る場合、合格すれば受験費用も支給されるケースが一般的ですが、落ちた場合は自分で費用を負担しなければならないでしょう。

また、国家資格であれば受験料もそこまで高額ではありませんが、ベンダー資格の場合は数万円程度の費用負担が発生します。中には受験料が数十万円する場合もあるため、試験に落ちた場合のリスクは大きいと言えるでしょう。

学習するための時間を捻出するのに苦労する

資格試験に合格するには、当然ながら学習するための時間が必要になります。また、社会人であれば仕事と並行して試験勉強をしなければならないため、学習時間の捻出に苦労するケースも多いでしょう。

資格の中には実務経験のみで合格できるようなものもありますが、試験に落ちた場合は自分で受験料なども負担しなければいけなくなります。そのため、リスクを取りたくなければ十分な学習時間を確保して試験に臨むことになるでしょう。

実務経験を優先する企業もある

企業の中には、資格取得を推奨する企業もあれば、実務能力を優先する企業もあります。そのため、資格を取得しても評価に繋がらない可能性もあります。

また、サービスエンジニアの場合、資格を持っていなくてもある程度の実務をこなすことは可能です。そのため、実務経験によって資格取得の範囲がカバーできてしまっている場合、コストを掛けてまで資格を取得するメリットはないと言えるでしょう。

【6選】サービスエンジニアにおすすめの資格

サービスエンジニアに役立つ資格にもさまざまな種類があります。ここではサービスエンジニアにおすすめの資格6選を紹介していくため、資格取得の参考にしてみてはいかがでしょうか。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • 電気工事施工管理技士
  • 家電製品エンジニア
  • エックス線作業主任者
  • 家電製品アドバイザー

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、IT系のサービスエンジニアにおすすめの国家資格です。ITスキル標準のレベル2に設定されている資格で、国家資格の中では比較的易しい資格だと言えるでしょう。しかし、試験範囲が広いため十分な対策が必要です。

出典|参照:基本情報技術者試験(FE)|IPA

資格種類 国家資格
試験日程 上期・下期実施
出題形式 午前:多肢選択式(四肢択一) 午後:多肢選択式
試験内容 午前:テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系 午後:コンピュータシステム関連・情報セキュリティ関連・データ構造およびアルゴリズム関連・ソフトウェアの設計など
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめの勉強法 IT知識があまりない人:スクールや通信講座など IT知識がある人:書籍を使用した独学
令和3年度秋期 令和3年度春期 令和2年度10月 令和元年度秋期
受験者数 52,879人 32,549人 52,993人 66,870人
合格者数 21,190人 13,544人 25,499人 19,069人
合格率 40.1% 41.6% 48.1% 28.5%

出典|参照:応募者・受験者・合格者の推移表 | 独立行政法人情報処理推進機構

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基本情報技術者試験の難易度は?偏差値や勉強時間もご紹介!

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格です。基本情報技術者試験よりも高いスキルレベル3に設定されています。

IT系のサービスエンジニアの場合はプログラミングなどのスキルも必要となるため、取得しておくことで活躍の幅が広がるでしょう。

出典|参照:応用情報技術者試験(AP)|IPA

資格種類 国家資格
試験日程 春期(4月) /秋期(10月)
出題形式 午前:多肢選択式(四肢択一) 午後:記述式
試験内容 午前:テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系 午後:経営戦略・情報戦略・戦略立案やコンサルティング技法など
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめの勉強法 IT知識があまりない人:スクールや通信講座など IT知識がある人:独学でもきちんと対策をすれば取得可能
令和3年度秋期 令和3年度春期 令和2年度10月 令和元年度秋期
受験者数 33,513人 26,185人 29,024人 32,845人
合格者数 7,719人 6,287人 6,807人 7,555人
合格率 23.0% 24.0% 23.5% 23.0%

出典|参照:応募者・受験者・合格者の推移表 | 独立行政法人情報処理推進機構

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応用情報技術者試験の難易度は高い!合格するための方法を解説

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士とは、施工管理技士国家資格の一つです。施工管理技士の区分には1級、2級があるため、取得した資格によって「1級電気工事施工管理技士」「2級電気工事施工管理技士」と表記することになります。

出典|参照:施工管理技術検定とは|一般財団法人建設業振興基金

資格種類 国家資格
試験日程 第一次検定:令和4年6月12日(日) 第二次検定:令和4年10月16日(日)
出題形式 四肢択一式(マークシート方式)
試験内容 電気工学・電気設備・関連分野・設計・契約・工事施工・施工管理法・法規など
合格ライン 6割
受験料 第一次検定:13,200円 第二次検定:13,200円
おすすめの勉強法 過去問を繰り返し解く

家電製品エンジニア

家電製品エンジニアとは、家電のセットアップやトラブル対応に関するスキルを認定する資格です。

パソコンをはじめとした家電製品の設置や接続、セットアップ、トラブル対応などエンジニアの立場から行う資格で、「AV情報家電」と「生活家電」の2種類があります。

資格種類 ベンダー資格
試験日程 毎年3月・9月の年2回実施
出題形式 CBT方式
試験内容 AV情報家電(基礎技術・応用技術) 生活家電(基礎技術・応用技術)
合格ライン 6割
受験料 AV情報家電・生活家電 両資格を受験(4科目) 18,800円 AV情報家電・生活家電 いずれかを受験(2科目)9,400円 試験科目の免除により 2科目を受験 12,400円 試験科目の免除により 1科目を受験 6,200円
おすすめの勉強法 書籍を使った独学
第42回試験・AV情報家電 第42回試験・生活家電
受験者数 120人 144人
合格者数 44人 67人
合格率 36.7% 46.5%

出典|参照:直近試験の結果 | 家電製品協会 認定センター

エックス線作業主任者

エックス線作業主任者とは、労働安全衛生法に基づいた作業主任者の一つです。エックス線作業主任者は、エックス線装置などを使用する作業で管理区域ごとに選任が義務付けられています。安全に作業できるように指導、管理することが仕事です。

出典|参照:エックス線作業主任者|公益財団法人 安全衛生技術試験協会

資格種類 国家資格
試験日程 年3~6回
出題形式 5肢択一のマークシート方式
試験内容 エックス線の管理に関する知識・関係法令・エックス線の測定に関する知識 ・エックス線の生体に与える影響に関する知識
合格ライン 科目ごとの4割以上、かつ合計点が6割以上
受験料 6,800円
おすすめの勉強法 テキスト、問題集を利用した独学

家電製品アドバイザー

家電製品アドバイザーとは、家電の販売・接客スキルを認定する資格です。消費者の商品選択や使用方法、不具合対応、廃棄などについてアドバイスするプロフェッショナルになるための資格で、「AV情報家電」と「生活家電」の2種類があります。

資格種類 ベンダー資格
試験日程 毎年3月・9月の年2回実施
出題形式 CBT方式
試験内容 AV情報家電 商品知識と取扱い 生活家電 商品知識と取扱い CSと関連法規 (共通科目)
合格ライン 7割
受験料 AV情報家電・生活家電 両資格を受験(3科目)15,600円 AV情報家電・生活家電 いずれかを受験(2科目)9,400円 試験科目の免除により 2科目を受験 12,400円 試験科目の免除により 1科目を受験 6,200円
おすすめの勉強法 書籍を使った独学
第42回試験・AV情報家電 第42回試験・生活家電
受験者数 3,972人 4,031人
合格者数 1,435人 1,610人
合格率 36.1% 39.9%

出典|参照:直近試験と受験案内 | 家電製品協会 認定センター

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国家資格とベンダー資格、どちらを取るべき?

サービスエンジニアに役立つ資格は、大きく分けて国家資格とベンダー資格の2種類に分けることができます。ここでは最後に、国家資格とベンダー資格それぞれのメリットについて解説していきます。

国家資格を取得するメリット

国家資格の中には、取得していなければ一部の業務に携われないケースがあります。エアコンなどの電気工作物を扱うサービスエンジニアになる場合、第一種もしくは第二種電気工事士の資格が必要です。

また、医療機器を扱うサービスエンジニアになりたい場合は、国家資格であるエックス線作業主任者の資格を取得することが有効です。

エックス線作業主任者はエックス線を安全に扱うために設けられている資格になります。そのため、医療用のエックス線装置のメンテナンスや点検にもエックス線作業主任者の資格が求められるケースがあります。

出典|参照:資格の紹介(エックス線作業主任者)|公益社団法人安全衛生技術試験協会

ベンダー資格を取得するメリット

ベンダー資格の場合、国家資格に比べて自分で自由に試験日を設定しやすい点がメリットだと言えます。国家試験の場合は試験日が決まっていますが、CBT方式やオンラインで受験できるようなベンダー試験であれば、受験回数も多いため受験日を自由に選べます。

試験日が少ない国家資格と比べて、何度も受験の機会があるという点はベンダー資格のメリットでしょう。

また、ベンダー資格は実務に直接活かせる資格が多いため、資格取得を通してスキルアップにも繋がりやすいです。

サービスエンジニアは仕事内容に合った資格を取得しよう

サービスエンジニアを目指すのであれば、仕事内容に合わせて必要な資格を取得するのがおすすめです。

特に資格がなければ携われない業務もあるため、自分が目指す分野に合わせて資格取得を検討することが大切です。

ぜひ本記事で紹介したサービスエンジニアが資格を取得するメリットやデメリット、サービスエンジニアにおすすめの資格などを参考に、資格を取得してみてはいかがでしょうか。

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年11月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.10.27
更新日
2024.11.05

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