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フリーランスが増えすぎている?厳しい現実・安定的に稼ぐ方法も紹介

フリーランスが増えすぎている?厳しい現実・安定的に稼ぐ方法も紹介のイメージ

時間や場所にとらわれない自由な働き方で、自分で案件を選ぶことができるフリーランスが増えすぎているというのは事実です。増えている理由としては、働き方改革による影響やIT業界にフリーランスの需要が大きくなったということが挙げられます。

本記事では、フリーランスが増えすぎている理由を詳しく解説し、フリーランスの増えすぎによる厳しい現実、フリーランスとして安定的に稼ぐ方法について紹介しています。フリーランスという働き方を検討している人は是非参考にしてみてください。

フリーランスが増えすぎているのは本当か?

特定の企業に属すことなく個人で仕事を獲得し、自由な働き方をするフリーランスは近年増加していると言われています。

時間や場所にとらわれることなく自由に働きたい、自分のスタイルで仕事をしたいという理由からフリーランスとして働くようになる人も多いです。

また近年、インターネットなどの普及によりパソコンがあればさまざまな情報を簡単に収集できるようになったことで、フリーランスへのハードルも低くなり、自分に適した働き方を求めてフリーランスになる人が増えていると考えられます。

フリーランスが増えすぎている理由

フリーランスが増えすぎているのは事実ですが、どのようなことが要因となっているのかその理由について知りたいという人も多いでしょう。ここではフリーランスが増えすぎている理由について詳しく見ていきます。

働き方改革による影響

政府の働き方改革による影響が、フリーランスが増えすぎている一因となっています。

働き方改革によって、生産性の向上だけでなく意欲や能力を存分に発揮できる環境づくりのため、多様な働き方が認められるようになってきており、それによってフリーランスという働き方も注目されるようになったのです。

その他にも副業が推奨されるようになるなど、仕事に対する価値観が変わってきたことも影響しています。

副業が推奨されるようになった

多様な働き方により副業が推奨されるようになったことも、フリーランスが増える一因となっています。

副業を行うことで身についた能力や、ノウハウによって事業の成長も見込めると考える企業は副業を認めるようになってきました。

これにより、これまで副業をしたくてもできなかった人も副業を始めることができるようになってきたのです。

副業としてフリーランスで働く人にとっては事業が軌道に乗るまで様子を見ることができたり、仕事が不足してしまうといったリスクが低かったりするなど、さまざまなメリットがあります。また副業からフリーランスを始めるのであれば家族の理解も得やすいでしょう。

副業で稼ぐ力を身に付けた人が、フリーランスへと転身することも多くなったと考えられます。

働き方が多様化するようになった

少子高齢化による生産年齢人口の減少や育児介護との両立という課題を解決するために2018年厚生労働省は「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」を制定しました。

働き方改革関連法で長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、 雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保などを推進した結果、フレックス制やリモートワークの導入など企業も多様な働き方を認めるようになったのです。

これまでの会社に尽くし残業をするなど長時間勤務をすることが良いとされた時代から、個々の価値観に合ったさまざまな働き方が推奨される時代へと移行したのだと言えます。

働き方改革により働き方が多様化するようになったとは言え、全ての企業が実践できているわけではありません。これからより多くの企業が働き方の多様化を実践するようになれば、さらにフリーランスが増えるでしょう。

出典|参照:「働き方改革」の実現に向けて|厚生労働省

仕事に対する価値観が変わってきた

仕事に対する価値観が変わってきたことも、フリーランスが増える一因の一つです。これまでは仕事が最優先で会社に尽くすことが美徳だと考えられてきましたが、最近では仕事だけではなくプライベートも充実させたいとワークライフバランスを重視する人も増えています。

フリーランスは働く場所や時間を自由に決めることができるため、テレワークやリモートワークなど自由な働き方ができ、仕事以外に優先させたいことがある人にも人気です。

このように企業に属して働くのが当たり前という仕事に対する価値観が変わり、自分の価値観に合った自由な働き方を求めてフリーランスになる人が増加したのだと考えられます。

IT業界にフリーランスの需要が大きくなった

IT業界にフリーランスの需要が大きくなったのもフリーランスが増える一因です。近年デジタル技術などを活用することで事業を成長させていくDXの流れが来ています。

しかし、その一方でDXを推進できるほどの能力を持った人材が企業にいることは少なく、人材の育成から始められる余裕のある企業はそれほど多くありません。また人材育成に追われて外部に依頼する企業もあり、IT人材は不足している状態です。

IT人材が不足していることでIT業界におけるフリーランスの需要が大きくなり、これを好機と見たIT系のフリーランスが増えたと考えられます。

企業のDXを担当した経験や実績がある人は需要も高いため、フリーランスになっても仕事はあり、会社で働くよりも高収入を望める場合もあるでしょう。

フリーランスが仕事をする環境が整ってきた

フリーランスとしての働き方が一般的に世間で認められるまでは営業が難しく、仕事を見つけるのが困難でした。

そのため営業力やコミュニケーション能力がない人は、フリーランスを続けていくのが難しいと言われていましたが、近年フリーランスの営業を簡単にするクラウドワークスやランサーズといったプラットフォームが登場したことで、仕事が見つけやすくなりました。

フリーランスが仕事を見つけるプラットフォームとしてはクラウドワークスやランサーズなどがこれまで一般的でしたが、最近では隙間時間を売るというココナラやタイムチケットなどのサービスもあり、さらにフリーランスが仕事を見つけやすくなっています。

また事業所住所として登録できたり、フリーランス同士が交流できたりするコワーキングスペースも全国的に増えています。

さらに、さまざまなクラウド系の会計ソフトも開発されており、確定申告や経理に対するハードルも低くなったと言えるでしょう。

このようにフリーランスが仕事をする環境が整ってきたことも、フリーランスが増えている一因と言えます。

インターネットの普及やDX化の影響

インターネットの普及やDX化が進んでいる近年、IT業界の人材の需要が増加しています。

DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、デジタル技術を浸透させることでより良い生活へ変革するという意味です。

近年デジタル技術が進化したことで生産性が向上するなどさまざまな利益が生まれました。またさまざまな業種で画期的なサービスなどが現れ、新規参入する会社も増えました。

この影響でいろいろな業界で業務の改善が求められるようになり、そこで働く人々の働き方も変化したと考えられます。

またIT系の業務は遠隔作業が可能な場合が多かったり、特定の業務だけ切り出すことが可能だったりすることが多いです。

そのためフリーランスへ業務を依頼する企業が増えてきていることも、フリーランスが増える一因だと言えるでしょう。

リモートワークの浸透

2019年頃より猛威を振るうコロナウイルスの影響により、2020年頃から日本でもリモートワークが浸透しました。

リモートワークが浸透したことにより、会社へ行くことにこだわらない働き方が見直され、フリーランスという働き方が注目されたのだと考えられます。

またリモートワークをすることで通勤時間がなくなり時間に余裕ができたため、隙間時間を利用して副業を始める人が増えたのもフリーランスが増えた要因だと言えるでしょう。

フリーランスの増えすぎによる厳しい現実

さまざまな理由によりフリーランスが増えすぎていることを解説しましたが、フリーランスとして働くことは厳しいのが現実です。

ここではフリーランスの増えすぎによる厳しい現実について解説します。

景気や社会情勢に簡単に左右される

業務委託などを行うフリーランスの場合、景気や社会情勢に簡単に左右されてしまいます。これまで多く仕事を発注してくれていた企業も、業績が悪くなると発注が減ってしまう可能性が高いです。

景気が良い時は収入のアップも見込めますが、景気が悪くなるといくらスキルアップをしたり力を入れて営業したりしても仕事がもらえず収入が激減して生活が破綻する可能性もあります。

会社員として働いていたとしても不況によって解雇される可能性はありますが、労働法があるためリストラされる可能性は低いでしょう。

一方でフリーランスは何の後ろ盾もないため、真っ先に契約を切られてしまう可能性があるのです。

フリーランスは会社員と比べて景気や社会情勢に簡単に左右されるということをしっかり知っておき、自分なりに対策を考える必要があります。

常にスキルアップが必要

フリーランスは自分の働き方を自分で決めることができますが、会社員のように先輩からアドバイスをもらったり研修を受けたりすることができません。

また会社員の場合は向上心や意欲が認められれば、経験のない仕事を担う機会も与えられますが、フリーランスの場合は即戦力であることが必要とされるため経験のない仕事には携わることができないのが現実です。

フリーランスは自由な働き方ができるのが魅力ですが、その自由さに甘んじているとスキルアップができず業界のニーズの変化についていけなくなって仕事がなくなってしまう可能性もあります。そのためフリーランスとして活躍するためには常にスキルアップが必要です。

案件確保のための営業活動が難しくなっている

フリーランスが仕事を獲得するためには自分で営業活動を行い、仕事を見つけなければなりません。そしてフリーランスとして安定した収入を得ようとすれば、常に仕事を受注し続ける必要があります。

しかし近年、フリーランスの増加により案件確保のための営業活動が難しくなっています。収入が目標に届かなければ営業活動に力を入れる必要がありますが、営業は性格によって向き不向きがあるものです。営業が苦手な人の場合には案件を確保するまでに疲弊してしまう人もいるでしょう。

また営業活動に時間を取られるほど、業務以外にすべきことが増えて不利な状況になってしまいます。

社会的な信用は相変わらず得にくい

会社員の場合、勤務している会社や勤続年数、年収などによって社会的信用が決まりますが、フリーランスは会社員と比較して社会的信用が得にくいと言われています。

その人の社会的信用を判断する上で重視されるのは収入ですが、毎月一定の収入を得られる会社員とは異なりフリーランスは収入が一定ではありません。

現在の収入が高かったとしても今後の保証がないため、どうしても社会的な信用が得にくくなるのです。

そのためクレジットカードや銀行でのローン審査が通りにくくなってしまいます。すでにフリーランスとして高収入を得ており、所得証明をはっきりすることができれば話は別ですが、そのようなフリーランスは一握りだと言えるでしょう。

フリーランスとして安定的に稼ぐには

フリーランスが増えすぎていると言われる中で、クライアントから求められ安定的に稼げるようになるためにはどうすれば良いのか知りたい人もいるでしょう。

ここではフリーランスとして安定的に稼ぐためにはどうすれば良いのかを解説します。

  • 稼げる分野に特化する
  • 他のフリーランスとの差別化を図る
  • 専門的で需要のあるスキルを身に付ける
  • 数多くの案件に携わり経験値を積み重ねる
  • セルフコントロールを徹底する
  • 相談できる人を見つける
  • 複数の案件獲得方法・営業スタイルを見つけておく
  • エージェントに登録する

稼げる分野に特化する

フリーランスとして安定的に稼ぐためには、稼げる分野に特化するのがおすすめです。需要の高い分野なら仕事を得られる可能性も高くなります。

フリーランスのエンジニアの場合、稼げる言語に特化して勉強すれば効率的に稼ぐことが可能です。

とくにITやWeb系の仕事は人材が不足しがちなため、需要が高い分野を選んでスキルを身に付ければ安定して稼ぐことができるでしょう。

他のフリーランスとの差別化を図る

フリーランスが増えておりライバルが多い現状で、フリーランスとして安定的に稼ぐためには他のフリーランスとの差別化を図るのも大切なポイントです。そのためにはまず自分の強みを見つけましょう。

自分の得意分野を深めて他のフリーランスに負けない高度なスキルを身に付けるなど、専門性を磨いて差別化を図るのもおすすめです。

案件によってはいくつかのスキルを併せ持っている人を歓迎している場合もあり、いくつかのスキルを組み合わせるのも一つの方法と言えます。このように自分の強みを見つけ積極的にアピールしましょう。

また効率的に案件を獲得するためには、たくさんのフリーランスが利用しているプラットフォームは避けた方が良いと言えます。

専門的で需要のあるスキルを身に付ける

フリーランスとして安定的に稼ぐには、専門的で需要のあるスキルを身に付けることも大切です。

IT業界では日々さまざまな情報が更新され技術が開発されるなど、技術革新のスピードが速く、求められるスキルも変わっていきます。

フリーランス向けの仕事内容もトレンドによって変わっていくため、その需要に対応できる専門的なスキルを身に付けておけばフリーランスとして安定的に稼ぐことができるでしょう。

数多くの案件に携わり経験値を積み重ねる

フリーランスとして安定的に稼ぐためには、数多くの案件に携わり経験を積み重ねることが重要なポイントです。

クライアントはフリーランスがこれまで携わってきた案件などの実績からフリーランスのスキルを判断します。

スキルを磨き続け、高いスキルを身に付けて数多くの案件で経験値を積み重ねれば、それがスキルの証明にもなり、さらに幅広い仕事を受注することができるようになります。

また数多くの案件に携わって経験値を積み重ねることで、より単価の高い案件を受注しやすくなるでしょう。

セルフコントロールを徹底する

セルフコントロールはフリーランスにとって大切な能力の一つです。フリーランスは基本的に仕事を一人ですすめていかなくてはならないため、セルフコントロールを徹底できなければ納期に間に合わなくなってしまう可能性もあります。

納期に間に合わなければ、クライアントからの信用を失ってしまうでしょう。また、決められた勤務時間がないからと長時間業務を続けていれば体調を崩してしまう可能性もあります。

タスク管理をきちんと行うだけでなく、体調管理にも気を付けて、一度受注した仕事は責任を持ってやり遂げることが大切です。

このようにフリーランスとして安定的に稼ぐためには、セルフコントロールを徹底することが重要なポイントと言えるでしょう。

相談できる人を見つける

フリーランスで安定的に稼ぐためには、パートナーや友人、フリーランスのコミュニティの中などで相談できる人を見つけるようにしましょう。仕事の悩みだけでなく税金関係のことなども相談できる相手がいるだけで気持ちが楽になります。

会社員とは異なり一人で仕事をするフリーランスには、困った時などに気軽に相談できる先輩や上司がいません。相談できる相手がおらず一人で悩んでいると、仕事に集中できないなど支障が出る場合もあるでしょう。

こんなことも知らないなんて恥ずかしいと思っていることや、こんなことで悩んでいるのは自分だけだと思っていることも、その立場になるまで知らないことだったり、同じことで悩んだりした経験がある人がたくさんいたりすることもあります。

どのようなことでも相談できる人を見つけ、不安や悩みがある時は打ち明けるようにしましょう。

複数の案件獲得方法・営業スタイルを見つけておく

フリーランスで安定的に稼ぐためには、複数の案件獲得方法や営業スタイルを見つけておくことが大切です。仕事は待っているだけでは受注することができないため、自分で営業活動を行い、仕事を見つける必要があります。

取引先が1社だけの場合、安定して取引できているうちは良いですが、取引先が事業縮小や倒産するリスクを考えると心もとないと言えます。

そのためクラウドソーシングを活用して複数の案件獲得方法を見つけたり、営業スタイルを見つけたりしましょう。

エージェントに登録する

フリーランスで効率的に仕事を見つけるためには、エージェントに登録することも大切なポイントです。

エージェントを利用すれば、自分の能力や希望に適した仕事を紹介してもらうことができます。またクライアントとの間にエージェント担当者が入るため交渉しやすいでしょう。

基本的にある程度のスキルや経験がある人を対象としていることが多いため、高いスキルや経験があれば効率的に高単価の案件を見つけられる可能性が高いです。

他の方法で探すより稼げる案件を見つけやすいのもエージェントに登録するメリットと言えるでしょう。

フリーランスは諦めた方が無難な人の特徴

フリーランスで安定的に稼ぐためのポイントについて解説しましたが、フリーランスにも適性があるため誰もがフリーランスに適しているとは限りません。

ここではフリーランスは諦めた方が無難な人の特徴についてご紹介します。

  • 楽に稼げると思っている
  • 特筆すべきスキル・経験がない
  • セルフコントロールができない
  • プライドが非常に高い
  • 不安感が強く安定を好む
  • 現状に満足している
  • 会計や税金計算などの事務ができない

楽に稼げると思っている

フリーランスは楽に稼げると思っている人は、フリーランスを諦めた方が無難だと言えます。たしかにフリーランスは会社員よりも自由度が高いですが、楽なことばかり選んでいては稼ぐことはできません。

フリーランスは本業以外にも営業や事務処理を自分で行わなければならず、またフリーランスで高収入を得ようと思えば高い専門性や独自性が要求されます。

フリーランスで稼ぐためには常にスキルアップをして、自分の市場価値を高めることが必要です。

特筆すべきスキル・経験がない

フリーランスは自身のスキルを提供することでクライアントから報酬を得ます。特別なスキルは不要という案件もありますが、高度なスキルを求められることも多いです。

一時的ではなくフリーランスを長く続けていくなら、特筆すべきスキルや経験が必要になるでしょう。

スキルはあるけれど経験がないという場合には、資格を取得するのもおすすめです。フリーランスとしての事業内容に関連がある資格を持っているだけで、営業もしやすくなります。

セルフコントロールができない

セルフコントロールができない人も、フリーランスは諦めた方が無難でしょう。在宅案件が増えてきたもののフリーランスの働き方には時給型やジョブ型、フレックス制、常駐制などさまざまなものがあります。

時給型や常駐型の場合には会社員と同様に決められた時間に仕事をしなければなりません。

一方ジョブ型やフレックス制はある程度自分で時間を決めて働くことができますが、プライベートを優先しすぎたり、仕事を先延ばしにしたりしていると、求められている仕事をこなせなくなる可能性があります。

求められている仕事をこなせなければ、クライアントの信用を失い契約を打ち切られる可能性もあるため、セルフコントロールができない人はフリーランスに向いていないと言えるでしょう。

プライドが非常に高い

周りのアドバイスに素直に耳を傾けることができなかったり、人に頭を下げられなかったりするようなプライドが非常に高い人は、フリーランスは諦めた方が良いでしょう。

周りのアドバイスに耳を傾けることができなければ、ろくに話も聞いてくれないと思われて必要な情報も入ってこなくなります。また、人に頭を下げることができなければ問題が起きても解決することができず、契約を打ち切られてしまう可能性もあるでしょう。

アドバイスは多くの場合、力になりたい、協力したいという思いがあるからこその意見です。そのため耳が痛くなるような話でもアドバイスをしてもらってありがたいと受け止めるようにしましょう。

不安感が強く安定を好む

フリーランスという働き方は、不安感が強く安定を好むタイプの人には向いていないと言えます。今後について深く考えてしまったり、責任に押しつぶされてしまったりするような人にとって、フリーランスは荷が重すぎるでしょう。

軽くあしらわれてもあまり気にしない、失敗しても自分を必要以上に責めすぎない、集中して目の前の仕事に取り組むという意識を持つことが大切です。

不安感が強いと仕事が手につかなくなったり、必要以上に自分を他の人と比べてしまうようになったりしかねません。最悪の事態を予想するのは大切ですが、どこかで不安感を捨てる意識を持つようにしましょう。

現状に満足している

会社員で不満がなく現状に満足しているという人は、フリーランスに向いていないと言えるでしょう。

フリーランスになればこれまで守ってくれていた労働環境がなくなり、全てが自己責任になります。

固定給や社会保障がなくなるだけでなく、アドバイスをくれる先輩もいなくなってしまうのです。

また会社員なら毎月決まった額の給料をもらうことができ、有給休暇を使えば休んでいても収入を得ることができます。しかしフリーランスには有給休暇もなく、病気などで休んだ時の手当てもありません。

働き続けなければ収入を得ることができないという厳しさもフリーランスにはあるのです。

会計や税金計算などの事務ができない

会計や税金計算などの事務ができない人もフリーランスは諦めた方が無難だと言えるでしょう。フリーランスになると基本的に何でも自分でやらなくてはならなくなるため、本業以外にも事務作業を行う必要があります。

その中でも会計や税金計算などお金に関する業務は重要です。収入管理や確定申告には欠かせない大切な作業であるため、行わなくてはなりません。

最近ではフリーランスが行わなくてはならない事務作業をサポートするサービスも多いです。会計や税金計算などの事務作業が苦手でも、会計ソフトなどを利用することで効率よく事務作業を行うことができるでしょう。

出典|参照:所得税の確定申告|国税庁

フリーランスが増えすぎている現状を理解しよう

フリーランスが増えすぎている理由や、フリーランスの増えすぎによる厳しい現実、安定的に稼ぐ方法などについて解説しました。

コロナの影響でリモートワークが浸透したことや、自由な働き方を求める人の増加などにより、フリーランスは増えています。

時間や場所にとらわれないフリーランスという働き方は魅力的ですが、フリーランスになれば全てを自分で行う必要があり、責任も自分自身にのしかかります。

フリーランスが増えているということは、それだけライバルが多いということです。記事の内容を参考にフリーランスが増えすぎている現状を理解し、安定的に稼ぐためにはどのようにすればいいのかを知っておきましょう。

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年06月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.03.15
更新日
2024.06.03

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