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フリーランスでの失敗15選!失敗を防ぐ方法5つや成功する人の特徴も紹介

フリーランスでの失敗15選!失敗を防ぐ方法5つや成功する人の特徴も紹介のイメージ

フリーランスに転向する人の中には、会社に所属していた時にはなかった失敗をしてしまう人も多くいます。働き方の変化や、特有の制度についての理解の不足などが原因になります。

本記事では、フリーランスが陥りやすい失敗、失敗を防ぐための方法、成功するフリーランスの共通した特徴についても解説しています。フリーランスを目指している方やフリーランスとしてのキャリアを構築していきたい方はぜひ参考にしてみてください。

フリーランスは失敗する事が多い

フリーランスに失敗はつきものです。せっかくフリーランスになっても、失敗を重ねてしまい生活が苦しくなり、サラリーマンに戻らざるを得ないという本末転倒な結果となってしまうパターンもありえます。

フリーランスとして成功するには実績やスキルだけではなく、リスク回避や自己管理能力が必要になってきます。今回はフリーランスが気をつけるべき失敗例と、その対策方法を紹介します。

フリーランスでの失敗15選

フリーランスとしての道は、多くの可能性を秘めていますが、その一方で様々な困難や失敗も伴います。成功するためには、失敗から学び、それを未然に防ぐための知識を深める事が重要です。

また、万が一問題が起こってしまった場合も、スムーズに対応できるかどうかが、フリーランスとしての成功・失敗の分岐点になってきます。

この記事では、フリーランスとしてのキャリアで起こりがちな失敗15選を紹介いたします。

1:納期

納期は、フリーランスが守るべきクライアントとの約束です。会社員として業務を行なっていた際、万が一納期が遅れそうな場合は会社側が対応してくれる事もあります。しかし、フリーランスの場合はそれらの対応を全て自分自身で行わなければなりません。

また、納期を守らなかった場合、次から仕事が依頼されなくなる場合があります。フリーランスにとって、信用を失うという事は大きな失敗といえるでしょう。

2:体調管理

フリーランスは、体調不良の際も代わりがいないというのが会社員との大きな違いです。体調不良で業務ができず遅れてしまうと、その分クライアントの信用を失う事に繋がってしまいます。

体調を崩すのは睡眠不足や食生活、運動不足などが原因として考えられるため、しっかりと体調管理をしましょう。

また、体調を崩して仕事に支障をきたす場合は、体調不良の理由と見込まれる復帰日をクライアントに適切に伝える事が必要です。

3:確定申告

フリーランスは自分で確定申告をして税金を納めなければいけないのが、会社員との大きな違いです。そのため、きちんと準備をしておかないと申告が遅れてしまう場合もあります。

確定申告をしなかった場合「無申告加算税」が課せられ、申告をするよりも多く徴収されてしまいます。そうならないためにも余裕を持って確定申告をするようにしましょう。

また、収入や支出、経費の記録が不十分または不正確だと、適切な確定申告ができません。適切な帳簿管理が重要です。

出典|参照:No.2024 確定申告を忘れたとき|国税庁

出典|参照:No.2020 確定申告|国税庁

4:報酬を踏み倒される

クライアントが「飛んで」しまい、発注がなかった事にされてしまうパターンです。一番深刻なパターンは、納品後に姿をくらまし、報酬を受け取る事ができず結果タダ働きになってしまうという事です。フリーランスにとって、この失敗はかなり痛い経験でしょう。

契約をしっかりと結び、明らかにお金がなさそうなクライアントは報酬未払いのリスクもあるので、なるべく避けるなどの対策をとりましょう。

5:オーバーワーク

フリーランスは、仕事の多さがそのまま収入にダイレクトに響いています。しかし、自分でこなせるよりも多くの仕事を受注してしまうのも、フリーランスが陥りやすい失敗の一つとされています。

仕事を抱えすぎて昼夜逆転生活になってしまうと、体調を崩しやすくなります。また時間に余裕がなくなり、いつも納期直前に完成、などと言った事も起こってしまうでしょう。そうならないためにも、自分一人で確実にこなせる量を受注しましょう。

6:見積もりが甘い

独立したばかりのフリーランスが「仕事がもらえるだけでありがたい」という認識から、つい見積もりを安めに出してしまいがちです。

自分で「このくらい必要」という予算をしっかり決めておきましょう。また、追加発注になるのか、修正の範囲なのか、しっかり決めておく事が、予算面での失敗を防ぐポイントです。

また、予算以外にもプロジェクトの作業量や難易度を過少評価する事で、実際にかかる時間やリソースを見誤る可能性があります。

7:領収書のもらい忘れ

確定申告の際に必要になるため、領収書を受け取り、きちんと保管しましょう。

領収書をもらい忘れてしまうと確定申告を行えなくなり、困ってしまうでしょう。

また、領収書が発行されないケースには出金伝票を活用する事も重要です。領収書の保管と正確な記録は、確定申告のスムーズな進行と適正な納税に不可欠です。

8:金銭管理を怠る

フリーランスは会社員と違い、働いた分確実に収入が入ってきます。しかし会社員と違って会社が払ってくれるお金というのもなく、全て自分で支払わなければならない点もあります。

例えば税金もそうですし、自宅で働けばその分光熱費もかかります。

フリーランスは金銭面で失敗しやすい一面があるため、毎月の支出と収入のバランスをしっかり把握しましょう。

9:連絡・返信が遅い

フリーランスに限らず、仕事をする上で一番大事なのはレスポンスの早さです。特にフリーランスの場合、受注の連絡には速やかに返信するようにしましょう。

クライアントからの返信は遅れるほど信頼を失っていきますし、場合によっては返信をしなかったがために、仕事が他の人に決まってしまう事もあります。

10:SNSで炎上してしまう

フリーランスであるからこそ、自分のイメージは大事にしましょう。特に、昨今は企業もSNSやネットに精通しつつある時代です。SNSなどで炎上してしまうのは避けるべき失敗であると考えましょう。

悪い噂や言動が見受けられる相手は、リスク回避のために避けたいと先方が考えるのは当然の事です。炎上商法で自分の名前を売るような人もいますが、良識あるフリーランスはくれぐれもネットでの発言に気をつけましょう。

11:反社会勢力に関わってしまう

発注元が反社会勢力だったり、マルチ商法をしていたりと、犯罪行為に加担しているというパターンです。このような発注元と関わってしまうと、事件に巻き込まれたり、金銭でトラブルが起きたりする事もあるでしょう。

少しでも違和感を覚えたら早急に離れましょう。あまり慎重すぎるのも考えものですが、もしおかしいと思った場合、発注元がどういうところかしっかり証明できるようにしておきましょう。

12:製作物を二次利用される

クリエイティブ系のフリーランスに多い悩みが、制作物を流用されるという事です。いつの間にか自分の制作物が使われているものの、自分には一銭も入ってこないため、かなりの損害となってしまうでしょう。

特に厄介な場合が、クライアントに二次利用の意識がない場合です。こうならないために、制作物を使用する範囲を決めておき、そうでないところで使用されたら直ちに使用料を請求しましょう。

13:不規則な生活

あまりにも多くの仕事を受注しすぎてしまい、オーバーワークになってしまうという失敗事例もありました。このオーバーワークにより生活リズムが乱れ、いつの間にか寝不足や運動不足を引き起こしてしまいがちです。

会社員時代と違って定期的な健康診断もないため、より不健康な生活に気づきにくい点も原因の1つでしょう。

14:仕事以外の交流をしない

仕事をする以外は引きこもり、交流が全くなくなってしまうというパターンもあります。他者との交流が全くなくなってしまうのは考えものでしょう。

フリーランスは人脈が仕事に繋がります。また、人と会う事で様々な視点も増えていくでしょう。そのため、プラスになる交流は積極的に増やしていくのがおすすめです。

15:失敗を次に生かさない

一度失敗しても、諦めず対策して取り組めば挽回できる事もあります。しかし、失敗をなかった事にしてしまったり、反省もせず何も学ばないのでは同じ失敗を繰り返してしまうだけでしょう。しっかり失敗を反省し、再発しない対策をしましょう。

フリーランスでの失敗を防ぐ方法5つ

では、フリーランスが起こしやすい失敗を防ぐには、どうしたらいいでしょうか。簡単なようで難しかったりもしますが、ほとんどのフリーランスがこれらを心がけて失敗を乗り越えたという事例を紹介します。ぜひ参考にしてください。

1:口座を二つ作る

金銭面での失敗を防ぐためには、まずは業務用と生活用の口座を分けておく事です。

口座を分ける事によって、お金の管理や確定申告がしやすくなったり、税理士などの専門家に相談が容易になります。

また、ある程度の貯金を確保しておく事も大事です。日々の収入から何パーセントか貯金する、と言ったように計画的に貯金を積み立てておいて、万が一の事態に備えられるようにしましょう。

2:未来設計を行う

フリーランスにとってスケジューリングは大事です。身近な納期のスケジュールをしっかり把握して、どのペースで作業すると後で辛くならないか、などの見極めが大事です。

また、長期にわたっても、1年後や5年後どのような働き方をするか、という目的を持つ事が大事です。漠然と働いているよりも、例えば「確実なクライアントをいくつ増やす」「法人化する」など、ステップアップに繋がる目標を持って業務をするといいでしょう。

3:人脈を大切にする

フリーランスにとって、人脈は一番大事です。良質な仕事は、良質な人脈が運んできます。良質な仕事や知識を得るために、なるべく多くの人脈に触れるようにしましょう。

また、少しでも多く人脈がある事で、自分が困った時にかなり救われる事でしょう。また助けてもらうばかりでなく、自分も誰かが困った時に手助けができるようにすると、仕事の幅も自然と広がっていく事でしょう。

4:健康管理をする

日々のこまめな運動をはじめ、お酒のコントロールや睡眠時間の調整をするなどして、健康管理にしっかり気をつけましょう。今は、睡眠や食事のログを取れるアプリもあるので、忙しい方はそういったものを活用するのも一つのアイデアです。

健康管理にはお金がかかってくるものですが、体調を崩した時の方がお金がかかる、という事を常に念頭に入れましょう。日々少しでも健康に対するお金を使う事が、未来への投資という事です。

5:スキルアップに繋がる事をする

英会話をしたり、法律を学んだりなど、スキルアップに繋がる事を定期的に続けていきましょう。自分の仕事内容に繋がるものもいいですが、まず自分が決めた目標をこまめに続けるのがベストです。

中にはお金がかかるものもありますが、これも将来への投資と考えるとよいでしょう。

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フリーランスで成功する人の特徴

今までフリーランスの失敗例や失敗を防ぐ方法などを紹介しましたが、フリーランスで成功する人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。

フリーランスで成功する人には、持続的な学習意欲があったり、スキルと専門知識を豊富に持っている事などが挙げられます。

ここではフリーランスで成功しやすい人の特徴を紹介しています。

自己管理能力が高い

フリーランスの仕事は自己管理が求められます。成功するフリーランスは、時間を管理し、タスクを効率的にこなす能力が高い事があります。タスクリストの作成、優先順位付け、スケジュール管理などが重要です。

フリーランスは外部からの指導や監督が少ないため、自分から取り組む姿勢が大切です。目標を設定し、そのために自分自身でモチベーションを保ち、努力を続ける事が成功の鍵です。

他にも、フリーランスは自分の経済的な健全性を維持する必要があります。収入と支出を管理し、税金や保険などの財務事項に対処するスキルが必要です。

フリーランスは、収入が安定しておらず、仕事を休むとその期間の収入がなくなってしまいます。そのため、自身の健康管理も重要な仕事の1つと言えます。

ネットワーキング能力

フリーランスは他のプロフェッショナルとのつながりを築く事が重要です。

ネットワーキングを通じて、新たな機会やプロジェクトが得られる事や最新の業界ニュースやトレンドを把握できるため、「情報収集」はフリーランスにとって重要な仕事です。

積極的に同業者のコミュニティやセミナーに参加するなどして、フリーランスとして活躍している人の話を聞きましょう。

積極的に同業者のコミュニティやセミナーに参加するなどして、フリーランスとして活躍している人に話を聞きましょう。また、ネットワーキングイベントなどで同業者と交流する事で、フリーランス特有の孤独感などをなくす事ができます。

持続的な学習意欲があり、スキルと専門知識が豊富

フリーランスで成功するためには、専門知識やスキルが必要です。自分の分野で高い技術力や専門知識を持つ事が、顧客やクライアントからの信頼を築く基盤となります。

そして、自身のスキルや専門知識を磨くために、持続的な学習が求められます。ビジネス環境は常に変化しており、成功するフリーランスは、新しいスキルやトレンドに適応するための持続的な学習意欲を持っている事が多いです。

目の前のタスクに集中する事も大事ですが、長期的で明確なキャリアビジョンを持ち、自己成長を加速させましょう。

フリーランスの失敗のリスクについて把握しておこう

これまで様々なフリーランスの失敗パターンを紹介しました。しかし、失敗を恐れて何も始めようとしないフリーランスは、そもそも何も成功しません。失敗から学ぶ事もありますが、何もしなければ何も学べません。

少しでも失敗のリスクを減らすように記事の内容を参考にしつつ、失敗を恐れずに仕事に取り組んでみましょう。少しでも多くの仕事を成し遂げる事が、きっと今後の活躍に繋がります。

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.01.10
更新日
2024.08.29

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