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基本情報技術者試験の効率的な勉強法を解説

基本情報技術者試験の効率的な勉強法を解説のイメージ

基本情報技術者試験の効率的な勉強法は、過去問を繰り返し解いていく、書籍を使って基礎知識を身に付ける、学習サイトを使って問題を解いていくなどの方法があります。基本情報技術者試験の合格率は20%から30%と言われているため、しっかりとポイントを押さえて勉強することが重要です。

本記事では、情報技術者試験の効率的な勉強法について詳しく解説し、試験内容や出題構成、対策方法についても紹介しています。基本情報技術者試験の受験を検討している方は是非参考にしてみてください。

基本情報技術者試験ってどんな資格?効率的な勉強法を解説

基本情報技術者試験は、国家試験である情報処理技術者試験の一区分であり、試験に合格すればITエンジニアとして一定の基礎教養があることの証明になります。

基本情報技術者試験の合格率は20%から30%といわれており、情報技術者試験の下位資格のITパスポートの合格率約60%と比べると難易度は高く、ポイントを押さえて勉強する必要があります。

出題範囲も広く「コンピュータ科学基礎から、コンピュータシステム、システムの開発と運用、ネットワーク、データベース、セキュリティ、プログラミング」など多岐にわたります。

ここでは基本情報技術者試験を独学で合格するために効率的な勉強法を解説します。

出典:試験区分一覧|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

  • 過去問題を繰り返し解いていく
  • 書籍を使って基礎知識を身に付ける
  • 学習サイトを使って問題を解いていく

過去問題を繰り返し解いていく

基本情報技術者試験の効果的な勉強法として、過去問題を繰り返し解いていくことがおすすめです。最初に過去問題を解くことで、今の段階でどれくらい理解できているかがわかるからです。

基本情報技術者試験は、午前試験と午後試験に分かれており出題形式や出題数、配点なども大きく変わってきます。

過去問題と全く一緒の問題が出るとは限りませんが、似通った問題が出る傾向にあります。苦手分野の把握、基礎知識を身に付けるための方法としてまずは過去問題を解いていく方法がおすすめです。

過去問題は情報処理推進機構のサイトで公表されているので参考にしてみてください。

書籍を使って基礎知識を身に付ける

書籍を使って基礎知識を身につけることも大切です。基本情報技術者試験の認知度が高いこともあり、書籍の種類も豊富に揃っています。

イラストが多いものからテキスト中心の難しいものまであります。自分の理解度に合わせて選んでみると良いでしょう。

ちなみに、書籍の中でイラストが多いものでは「キタミ式イラストIT塾基本情報技術者令和04年」がおすすめです。

テキストが多めの書籍では「令和04年基本情報技術者試験合格教本」がおすすめです。

それぞれわかりやすく解説されており、人気の高い書籍なので活用してみてはいかがでしょうか。

学習サイトを使って問題を解いていく

基本技術者試験の勉強法として、学習サイトを使って問題を解いていくことも、効率的と言えるでしょう。

例えば、「基本情報技術者過去問道場」では過去問題はもちろん、出題範囲や勉強方法も学ぶことができます。

基本情報技術者過去問道場は、わかりやすく過去問題がまとめられた学習サイトなので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

基本情報技術者試験の内容

基本情報技術者試験がどういった資格なのかや勉強方法かはご理解いただけたのではないでしょうか。ここからは試験の内容について詳しく説明していきます。

  • 試験時間・申込方法・受験料
  • 午前試験と午後試験がある
  • 基本情報技術者試験の合格基準

試験時間・申込方法・受験料

試験時間は、午前と午後でそれぞれ150分ずつで構成されています。

出題形式は、午前試験が4択問題、午後試験は長文読解の多肢選択式で、午後試験は出題数11問の中から5問を選択し解答します。

申し込み方法は、まずIPA(情報推進機構)のインターネット受付ページにアクセスします。そこから必要事項を入力し申し込みをしていきます。

受験料は7500円(消費税込み)となります。試験実施期間に関しては、年に2回実施しています。

出典:令和4年度下期基本情報技術者試験について|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/r04-2fe_exam.html

午前試験と午後試験がある

基本情報技術者試験は、午前試験と午後試験があり一日がかりで受験する出題範囲の広い試験です。

午前試験の出題範囲はテクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系となります。テクノロジ系では、プログラミング、アルゴリズムなどIT技術に関する基礎知識が問われます。

マネジメント型ではプロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなどの問題が出題されます。ストラテジ系では法務、システム戦略、経営マネジメントなどの問題が出題されます。

出題範囲が広いので、まずはしっかりとした基礎知識を身に付けましょう。

基本情報技術者試験の合格基準

基本情報技術者試験の合格基準は、午前試験、午後試験でどちらも100点満点中60点以上が合格です。

午前試験は出題数が80問あり、1問あたり1.25点と言う配点なので60点以上取るためには、48問以上正解する必要があります。

一方で、午後試験は問題数が少ないので一番あたりの配点が大きく対策が必要と言えるでしょう。

午前試験、午後試験ともに60点以上を目指し学習をしていきましょう。

出典: 試 験 要 綱 Ver.4.9|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_9_henkou.pdf

基本情報技術者試験の午前試験の出題構成

午前試験の出題構成は以下になっており、すべて選択式の解答方式です。

  • テクノロジ系(50問)
  • マネジメント系(10問)
  • ストラテジ系(20問)

テクノロジ系(50問)

午前試験に出題される80問のうち、約50問がテクノロジ系の問題です。

いかにテクノロジ系の問題を攻略するかが合否のポイントになります。

出題内容としては、システム構成やアルゴリズム、プログラミングまで情報系の知識を問われる問題が中心です。

午前試験ではテクノロジ系の出題が約60%占めているので、重点的に勉強すると良いでしょう。

マネジメント系(10問)

マネジメント系からは約10問出題されます。プロジェクトのマネジメントからコミュニケーションの仕方などを問われる問題になるので、テクノロジとは異なり、IT系の仕事以外の方でも比較的対策は容易と言えるでしょう。

出題数は10問とはいえ、勉強法としても暗記なので確実に得点を重ねていきましょう。

ストラテジ系(20問)

ストラテジ系からは約20問出題されます。主に、システム戦略やマーケティングなどの問題が出題されます。

ストラテジ系もマネジメント系と同じく、暗記をして対策できる内容になるので確実に点数を取りたい部分です。

ビジネス用語としても、損益分岐点、ROIなどビジネスマンとしても役に立つ内容になるので、勉強して損はないでしょう。

基本情報技術者試験の午後試験の対策

午後試験は11問の出題から5問を選択し、回答する形式となっています。

ただし、第1問目の情報セキュリティ、第6問目のデータ構造とアルゴリズムが出題されますが、この2つは必ず回答が必要です。

それぞれどのような対策が必要か、さらに深掘りして解説します。

出典: 試 験 要 綱 Ver.4.9|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_9_henkou.pdf

問題番号 回答数 配点
1 1 20点
2〜5 2 各15点
6 1 25点
7〜11 1 25点

午前試験をしっかり理解した上で勉強する

午後試験は、午前試験の内容をしっかりと理解した上で勉強していきましょう。午後試験は、午前試験の基礎を応用した問題になるので、午前試験の知識が不足していると回答するのが難しくなるからです。

午後試験の過去問を解いてみて、わからない箇所があった場合は、もう一度テキストなどで基礎問題を確認し、理解を深めることが大切と言えるでしょう。

プログラミング言語を理解する

基本情報技術者試験の午後試験では、Java、Python、C言語、アセンブラ、表計算の中から1つを選ばないといけません。

ポイントは自分がやってみたいと思う言語を勉強するのがおすすめです。興味関心がないと勉強も嫌になるからです。

JavaやPythonはIT業界の中でも、非常によく使われている言語なので、やってみて損はないプログラミング言語と言えるでしょう。

Pythonを勉強する

午後試験の選択問題で、どのプログラミング言語を選んでいいか、迷われている方におすすめの言語がPythonです。

Pythonは、近年注目されているプログラミング言語で、データ分析やAIの機械学習に用いられる言語です。記述量も少なく簡潔にプログラムを書くことができます。

プログラミング初学者の方にとっては、学びやすくおすすめのプログラミング言語です。

基本情報技術者試験を効率的に勉強し合格を目指そう

本記事では、基本情報技術者試験を効率的に勉強する方法を解説しました。

基本情報技術者試験は、IT業界の登竜門となる国家試験です。

ITエンジニアやプログラマー、スキルアップを目指す方は勉強して損はないでしょう。

基本情報技術者試験は、ITの基礎知識が問われる試験です。過去問題をやってみて苦手な分野や理解できていない分野に関してはしっかりと見直す必要があります。

ぜひ効率的に基本情報技術者試験の勉強ができるよう、本記事が参考になれば幸いです。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2024.09.27

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