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「カスタマーエンジニアがきつい」は本当か?将来性やキャリアパスについてもご紹介

「カスタマーエンジニアがきつい」は本当か?将来性やキャリアパスについてもご紹介のイメージ

顧客が利用しているシステムの設置や運用、保守、点検が業務であるカスタマーエンジニア。業務の成果や時間を感じやすい半面、「急な障害・トラブルへの対応」「残業や休日出勤」等の理由から「きつい」と言われることもあります。

本記事ではカスタマーエンジニアが「きつい」と言われる理由や、カスタマーエンジニアとして働く魅力、「きつい」と感じた時の対処法についてご紹介していますので、参考にしてみてください。

目次

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  1. カスタマーエンジニアの仕事が「きつい」4つの理由とは?
    1. 急な障害やトラブルへの対応が多い
    2. 顧客のクレームにも早急な対応が必要
    3. ソフトウェアやハードウェアに対して幅広い知識と技術が必要
    4. 残業や休日出勤が多い場合もある
  2. 未経験でカスタマーエンジニアになるのは「きつい」?
  3. カスタマーエンジニアの仕事が「きつい」と感じた時の対処法
  4. カスタマーエンジニアの仕事内容
    1. ハードウェア機器の設置や運用
    2. ハードウェア機器の保守
    3. ハードウェア機器の点検
  5. カスタマーエンジニアとシステムエンジニアの違い
  6. カスタマーエンジニアの年収相場は?
  7. カスタマーエンジニアに必要な3つの能力
    1. ハードウェアやソフトウェアの知識
    2. コミュニケーションスキル
    3. 臨機応変に対応する力
  8. 【8選】カスタマーエンジニアを目指す人におすすめな資格
    1. 基本情報技術者試験
    2. 応用情報技術者試験
    3. CCNA
    4. ITパスポート試験
    5. ORACLE MASTER Bronze
    6. 電気工事士
    7. 認定電気工事従事者
    8. 工事担任者試験
  9. カスタマーエンジニアのやりがいや魅力は?
  10. カスタマーエンジニアに将来性はあるのか
    1. カスタマーエンジニアが描けるキャリアパスは?
    2. カスタマーエンジニアからの転職先は?
  11. カスタマーエンジニアは将来性や魅力もある仕事

カスタマーエンジニアの仕事が「きつい」4つの理由とは?

カスタマーエンジニアの仕事は、顧客が使用している製品の保守対応やトラブル対応などを行います。このようなカスタマーエンジニアの仕事は、きついと言われることもあります。

ここでは、カスタマーエンジニアの仕事がきついと言われる理由を紹介していきます。

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急な障害やトラブルへの対応が多い

カスタマーエンジニアの仕事は、自社製品を使用している顧客対応を行うことです。製品にトラブルが発生した場合は迅速な対応を求められるため、急な障害やトラブルへの対応がきついと言われることがあります。

トラブル発生時には復旧までのスピードが非常に重要になるため、実際にトラブルが発生すれば深夜でも早朝でも対応に追われます。

素早く問題やトラブルを解決しなければいけないため、トラブル発生時にはプレッシャーがかかることもカスタマーエンジニアがきついと言われる理由だと言えるでしょう。

顧客のクレームにも早急な対応が必要

カスタマーエンジニアは他のエンジニア職と違い、直接顧客と関わる仕事です。

トラブルが発生し、顧客企業の担当者からクレームが入ることもあります。早急な対応を行わなければいけないことも、カスタマーエンジニアの仕事がきついと言われる理由の一つです。

突然、基幹システムにトラブルが発生すれば、企業の担当者も不安に駆られて感情的になる場合もあるでしょう。このような状況でも、カスタマーエンジニアは担当者からヒアリングを行い、迅速な原因究明を行うことが求められます。

ソフトウェアやハードウェアに対して幅広い知識と技術が必要

トラブル発生時にはカスタマーエンジニアには迅速な対応が求められますが、トラブルの原因究明や復旧を迅速に行うためには、幅広い知識が必要です。

システムは、ソフトウェアだけでなくハードウェアも組み合わされているため、トラブルの原因がハードウェアであるケースもあります。

そのため、カスタマーエンジニアにはソフトウェアとハードウェアの両方を含めた幅広い知識、スキルが求められ、カスタマーエンジニアの仕事はきついと言われています。

残業や休日出勤が多い場合もある

カスタマーエンジニアは、顧客が利用している製品にトラブルが発生すればすぐに駆けつけて迅速な対応を行う必要があります。そのため、残業や休日出勤がある仕事となっていることから、カスタマーエンジニアはきついと言われる場合があります。

ただし、残業や休日出勤がどのくらい発生するのかは企業や契約内容によっても異なるため、あらかじめ把握しておくと良いでしょう。

未経験でカスタマーエンジニアになるのは「きつい」?

カスタマーエンジニアの求人の中には「未経験可」で募集されているものもあるため、未経験からカスタマーエンジニアになることは可能です。

しかしカスタマーエンジニアにはソフトウェア、ハードウェア双方の幅広い知識が必要とされることから、知識がない状態でカスタマーエンジニアになると仕事がきついと感じる可能性が高いです。

また、未経験で入社した場合は自社製品やハードウェアに関する知識など身に付けなければいけない知識が非常に多くなる可能性があります。そのため、事前にある程度ITに関する基礎知識を身に付けておくようにしましょう。

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カスタマーエンジニアの仕事が「きつい」と感じた時の対処法

カスタマーエンジニアとして仕事をしていると、どうしてもきついと感じることもあるでしょう。このような場合は、別の企業への転職や、フリーランスとしての独立を検討してみると良いでしょう。

所属している企業によって残業や休日出勤などが少ないケースもあるため、働きやすい環境で働いているカスタマーエンジニアもいます。現状がきつい場合は、転職や独立で環境を変えることも可能です。

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カスタマーエンジニアの仕事内容

カスタマーエンジニアの仕事は、顧客が利用しているシステムを安定的に稼働させることです。トラブルが発生すればすぐに対応する必要がありますが、トラブルを回避するために日々の業務を行います。

ここではカスタマーエンジニアの仕事内容を紹介するため、どのような業務を行っているのか参考にしてみてください。

ハードウェア機器の設置や運用

カスタマーエンジニアは、顧客との契約内容に応じて、現地へ出向いてハードウェアの設置を行います。

また、機器を設置するだけでなく、システムを安定的に稼働させるための運用を行うことも仕事です。

ハードウェア機器の保守

カスタマーエンジニアはトラブル対応も仕事ですが、トラブルが発生しないように、長期的なハードウェア機器の保守を行うことも仕事です。

トラブルが発生した場合は、迅速に原因の切り分けを行い、スピーディなシステムの復旧を行うことが求められます。

ハードウェア機器の点検

保守対応の一部に含まれますが、導入したハードウェア機器やシステムの定期的な点検もカスタマーエンジニアの仕事です。

ハードウェアの部品交換や、システムのアップデートなどを行います。商品や機器が故障した場合も、カスタマーエンジニアが対応することになるでしょう。

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【完全解説】カスタマーエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、年収相場をご紹介

カスタマーエンジニアとシステムエンジニアの違い

カスタマーエンジニアとシステムエンジニアは、どちらもシステムに関係したエンジニアという点では近い職業です。

しかしカスタマーエンジニアがシステム導入後の安定稼働を目的としているのに対して、システムエンジニアは企業が求めるシステム開発を目的としているという違いがあります。

カスタマーエンジニアの仕事はハードウェア機器の導入やシステムの保守となります。一方で、システムエンジニアの仕事はシステムの要件定義や仕様書の作成、完成したシステムのテストや導入などが主な仕事となるでしょう。

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システムエンジニアとは?仕事内容や年収・資格まで詳しくご紹介

カスタマーエンジニアの年収相場は?

カスタマーエンジニアの平均年収は、約490万円となっています。この年収相場は「カスタマーサービス」という職種での年収相場となるため、カスタマーエンジニアよりも年収の低いヘルプデスクも含まれていることが予想されます。

そのため、実際にカスタマーエンジニアとして働いている人の年収は、この相場よりも高いケースも多いでしょう。

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カスタマーエンジニアが年収を上げるには?単価相場や今後の将来性についてご紹介

カスタマーエンジニアに必要な3つの能力

カスタマーエンジニアは顧客と近い距離で仕事をするため、一般的なエンジニアと異なるスキルが求められます。

カスタマーエンジニアはシステム開発を行うわけではないため、システム開発に関するスキルはあまり求められないでしょう。

これからカスタマーエンジニアを目指すのであれば、カスタマーエンジニアに必要な能力をあらかじめ把握しておくべきでしょう。ここではカスタマーエンジニアに必要な能力を紹介します。

ハードウェアやソフトウェアの知識

カスタマーエンジニアはトラブル対応の際に迅速な判断が必要とされるため、ハードウェアやソフトウェアの知識が必要になります。システムはソフトウェアとハードウェアで成り立っており、トラブルの原因がどちらにあるのか判断するためには、両方の知識が必要です。

しかし、双方の深い知識の習得は非常に難しく、カスタマーエンジニアとして働くには、広く浅く知識を持つことが重要になるでしょう。

実際の原因究明はシステムの専門家であるエンジニアが対応するケースが多いため、カスタマーエンジニアはフロントでの原因の切り分けなどを迅速に行えるだけの知識が求められます。

コミュニケーションスキル

カスタマーエンジニアには急なトラブル対応や社内の他の部署と連携した対応が求められるため、コミュニケーションスキルが必要です。

例えば、トラブル対応の際には担当者から状況のヒアリングを行いますが、担当者がITの知識を持っているとは限りません。

そのため、知識のない相手から状況を正確にヒアリングし、相手にわかるように説明するには、高いコミュニケーションスキルが求められるでしょう。

臨機応変に対応する力

カスタマーエンジニアは迅速なトラブル対応を行えることが重要になるため、臨機応変な対応力が必要になります。単に幅広い知識を持っているだけでなく、実際にトラブル対応に活かす力が必要です。

カスタマーエンジニアには、さまざまな原因が考えられる中で情報収集を行い、知識を活かして原因の切り分けを行い、迅速に対応できるスキルが必要になります。

\\カスタマーエンジニアの案件をご紹介します//

【8選】カスタマーエンジニアを目指す人におすすめな資格

カスタマーエンジニアは資格が必須の職業ではないため、資格がなくてもカスタマーエンジニアになることは可能です。

しかし、ITに関連した資格の取得によって、カスタマーエンジニアに必要な基礎的なITの知識やスキルを身につけることができるため、資格を取得するのもおすすめです。

ここではカスタマーエンジニアを目指す人におすすめな資格を紹介していくため、ぜひ資格取得の参考にしてみてはいかがでしょうか。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、ITエンジニアに求められる基礎的なIT知識やスキルを証明できる国家試験です。IPAが実施している情報処理技術者資格の一つで、スキルレベルは2に相当します。

システム開発やセキュリティ、データベース、ネットワークといったITエンジニアに必要な幅広い範囲の問題が出題されるため、試験勉強を通してITの基礎を身に付けることができるでしょう。

ITの全体把握に役立つため、これからカスタマーエンジニアを目指す人におすすめです。

出典|参照:基本情報技術者試験|IPA

出典|参照:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|IPA

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基本情報技術者試験の難易度は?偏差値や勉強時間もご紹介!

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位資格です。難易度も、一つ上のスキルレベル3に相当します。

応用情報技術者試験でも幅広いITに関する問題が出題されますが、記述式の問題が出題される分難易度が高くなっています。応用情報技術者試験に合格すれば、幅広い知識と応用力を持った人材として評価されやすくなるでしょう。

出典|参照:応用情報技術者試験(AP)|IPA

出典|参照:情報処理技術者試験 情報処理安全確保支援士試験 試験要綱|IPA

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応用情報技術者試験の難易度は高い!合格するための方法を解説

CCNA

CCNAとは、シスコシステムズ社が実施しているネットワーク系資格です。CCNAはシスコ技術者認定の中では入口の試験となりますが、知名度が高く、ネットワークの基礎知識を習得するのにおすすめです。

実際の現場ではシスコシステムズ社のネットワーク機器を導入しているケースも多いため、コマンドラインを覚えておけばカスタマーエンジニアとしての実務でも役立つでしょう。

▼関連記事
CCNAの資格とは?取得するメリットやスクール選びのポイントも紹介

ITパスポート試験

ITパスポート試験とは、IPAが実施している、ITに関する基本的な知識を証明できる国家試験です。

エンジニアに限らず、ITを利用する学生や社会人を対象にした試験となっています。そのため、これからカスタマーエンジニアを目指すという人にもおすすめです。

基本情報技術者や応用情報技術者よりも基礎的なIT知識について問われる試験であるため、受験する場合は最初にチャレンジすると良いでしょう。

出典|参照:iパスとは|IPA

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国家試験ITパスポート試験の概要・難易度を解説!受験するメリットも紹介

ORACLE MASTER Bronze

ORACLE MASTER Bronzeは、日本オラクル社が認定しているデータベース資格です。ORACLE MASTERはオラクルデータベースの知識や管理スキルを問う試験となっており、試験のグレードには「Bronze」、「Silver」、「Gold」、「Platinum」の4つがあります。

Bronzeはもっともやさしいグレードとなりますが、データベースの基礎知識を身に付けるのに役立ちます。なお、データベースを扱う他のエンジニア職の場合は、Silver以上を取得するのが望ましいです。

電気工事士

電気工事士とは、電気工事に関する作業を行うための国家資格です。カスタマーエンジニアとして電源周りの保守点検を行う場合、業務内容によっては電気工事士の資格が必要になるケースがあります。

電気工事士の取得によって、電気設備の工事に関する専門的な知識や技能を持っていることの証明になります。

なお、電気工事士の資格は第一種、第二種に分類されていますが、カスタマーエンジニアであれば一般住宅や小規模な店舗での電気工事が行える第二種電気工事士の資格を取得すると良いでしょう。

出典|参照:電気工事士の資格概要と電気工作物の範囲|一般財団法人電気技術者試験センター

認定電気工事従事者

認定電気工事従事者も電気工事を行うために必要な資格です。認定電気工事従事者の資格を取得することで、電圧600V以下で使用する設備の電気工事が行えるようになります。

認定電気工事従事者の認定には、第一種電気工事士試験合格や、第二種電気工事士免状もしくは電気主任技術者免状の交付を受けた後に実務を経験して講習を修了しておくなど、一定の条件があります。

出典|参照:認定電気工事従事者認定講習|一般財団法人電気工事技術講習センター

工事担任者試験

工事担任者とは電気通信の国家資格で、電気通信回線設備に端末設備などを接続するために必要になります。

また、カスタマーエンジニアとして通信周りの保守点検を行う場合、内容によっては工事担任者の資格が必要になるでしょう。

出典|参照:電気通信の工事担任者|電気通信国家機関センター

カスタマーエンジニアのやりがいや魅力は?

カスタマーエンジニアの仕事は、一般的なエンジニアと違って顧客と近い距離で行われます。トラブルが発生した場合には現場に駆けつけて、直接対応にあたるケースも多いです。

その際、顧客から直接感謝してもらえることもあるため、仕事の成果を実感でき、やりがいにも繋がりやすいでしょう。

\\カスタマーエンジニアの案件をご紹介します//

カスタマーエンジニアに将来性はあるのか

カスタマーエンジニアには、将来性があります。近年のDX化の流れを受け、さまざまな企業が業務のデジタル化を進めていますが、自社だけで対応できる企業は少数です。

多くの場合、システムベンダーなどのIT企業に仕事を依頼することになるため、カスタマーエンジニアが活躍できる場面は増えていくでしょう。

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【完全解説】カスタマーエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、年収相場をご紹介

カスタマーエンジニアが描けるキャリアパスは?

カスタマーエンジニアのキャリアパスとしては、定年まで現場で働くのが一般的です。また、キャリアアップを目指すのであれば、カスタマーエンジニアを取りまとめるマネージャークラスを目指すというキャリアパスもあります。

カスタマーエンジニアからの転職先は?

カスタマーエンジニアから転職する場合は、営業職やセールスエンジニアなどの職種が挙げられます。これらの販売系の職種であれば、カスタマーエンジニアとしての経験や身に付けたスキルを活かして働くことが可能です。

他のエンジニア職への転職を目指す場合は、カスタマーエンジニアのスキルが活かせるネットワークエンジニアやサーバーエンジニアなどのインフラ系エンジニアがおすすめです。

カスタマーエンジニアは将来性や魅力もある仕事

カスタマーエンジニアはきついと言われることもありますが、他のエンジニア職とは違った魅力ややりがいもあります。

ぜひ本記事で紹介したカスタマーエンジニアの仕事内容やカスタマーエンジニアを目指す人におすすめな資格などを参考に、カスタマーエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

\\カスタマーエンジニアの案件をご紹介します//

記載されている内容は2024年06月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.08.30
更新日
2024.06.21

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