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【初心者向け】プログラマーになるには?勉強時間やおすすめの資格・言語について解説

【初心者向け】プログラマーになるには?勉強時間やおすすめの資格・言語について解説のイメージ

プログラマーとは、システムエンジニアが作成した仕様書をもとにプログラミングをして開発を行う職業で、システム開発プロジェクトにおける実装の工程を担当します。スキルや専門性は求められますが、未経験から勉強して就労する人も増えてきている職業です。

本記事では、プログラマーになるために必要なステップや、プログラマーになるために必要な知識やスキル、プログラマーに向いている人の特徴などを紹介しています。

プログラマーの仕事内容とは

プログラマーの主な仕事内容は、システムエンジニアが設計したプログラムに基づき、システムが作動するようコードを書くことです。コンピュータがコードを正確に理解できるように、わかりやすくシンプルなコードをミスなく書く技術が求められます。

バグや障害などが発生した際には、システムエンジニアと連携し、適切に修正を行い問題なく動作するようにすることも大切な業務です。

プログラマーになる方法

近年日本ではIT人材の不足から、IT人材の需要は高まっています。プログラマーとして働ける人材を求める企業が増えているのも事実です。

プログラマーになるためにはスキルを身に付ける必要があります。未経験でも就職することは可能ですが、プログラミング言語に対する基礎的な知識や理解が求められるでしょう。

ここでは、プログラマーになるにはどうすればよいのか、プログラマーの目指し方について紹介していきます。

理系大学の専門学部で学んでから就職する

理系大学などの専門の学部が開設されている大学を卒業し、プログラマーとして就職する方法があります。

大学に進学することで、プログラミングの知識だけでなく幅広い教養を身に付けることもできます。また将来的に海外移住やフリーランスのプログラマーとして働きたいと考えている人は、大学で外国語やグローバルな知識を学ぶことができるのでおすすめです。

プログラミングの専門学校で学んでから就職する

プログラミングの専門学校を卒業し、プログラマーとして就職する方法もあります。専門学校は大学と違い2年制が多いため、短期的に学んで現場ですぐに働きたいと考えている人におすすめです。

専門学校では現場で即戦力となる人材を育成するので、実習を中心としたカリキュラムが整っています。また将来プログラマーとして働きたいと考えている人が集まるので、切磋琢磨できモチベーションの源泉にもなるでしょう。

エンジニア職から転職する

プログラマーになるには、エンジニア職から転職を目指すという方法があります。プログラマーに近いエンジニア職としては、システムエンジニアやWebエンジニアなどの職種が挙げられます。

これらの職種に就いて仕事をしていれば、業務の中でも連携を取る機会が多いため、プログラマーに必要な知識やスキルが身につくでしょう。

ただしより専門的なプログラマーの知識は、自身で勉強していく必要があります。

未経験歓迎の求人を探す

独学でスキルを習得し、未経験でプログラマーを目指すという方法があります。求人サイトの中には未経験可の求人もあるため未経験でも挑戦することは可能です。

ただし、プログラマーに求められる知識やスキルは非常に幅広く、一から学ぶの難しいです。そのため、未経験でプログラマーになるのは非常に困難なルートだと言えるでしょう。

未経験からプログラマーを目指す方法

「未経験からプログラマーになれるの?」「高卒でもなれる?」「社会人からでも勉強できるの?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

ここでは未経験からプログラマーになるための方法を紹介します。

中学生・高校生でプログラマーになるには

中学生がプログラマーを目指すなら、以下の方法があります。
・独学
・プログラミングスクールに通う
・高専に進学
スクールや高専に進学する場合はそれなりに費用が必要となるので保護者によく相談しましょう。

高校生がプログラマーを目指すなら、以下の方法があります。
・未経験で就職
・プログラミングの専門学校に進学
・理系大学に進学
・プログラミングスクールに通う
プログラミングの専門学校や理系大学では基礎知識に加え、実践的なプログラミングを経験できる機会もあるでしょう。

社会人からプログラマーになるには

社会人からプログラマーになるには以下の方法があります。
・独学で勉強して転職
・エンジニア職から転職
・プログラミングスクールに通う
・未経験歓迎の中途採用に応募する
中途採用の募集の中には、「未経験歓迎」という企業も多く存在します。転職前にある程度のプログラミング言語のスキルや知識は身に付けておきましょう。

未経験からプログラマーになるのが「きつい」と言われる理由

「プログラマーはきつい」と言われているのを耳にして、本当かどうか疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。プログラマーはやりがいがある反面、大変さもあります。

プログラマーは厳しい納期の中でプロジェクトを確実に納めなければならず精神的なプレッシャーは大きいです。また納期直前になると業務が深夜まで長引いたり、急なトラブルやバグの対応に追われるので体力的にも負担がかかります。

プログラミングを取得するのに必要な勉強時間

未経験者がプログラミング言語を習得するのに必要な時間は、1日3時間勉強したとしてPythonやRubyなどのスクリプト言語の場合、約2か月程度かかります。またC言語やJavaなどの高級言語の場合は、約3か月半から半年程度です。

プログラマーには複数の言語習得が求められるので、さらに時間を要すると心得ておきましょう。またプログラマーになった後も継続的な勉強は必須です。

プログラマーに向いている人の特徴

プログラマーは物事を体系的に整理し、目標までの筋道を立てる考え方、「論理的思考力(ロジカルシンキング)」が求められます。なので日ごろから「どうすれば目標を達成できるのか」を常に考え続けられる人は向いているでしょう。

またプログラマーは他のエンジニアと連携しながら業務を進めていくのでコミュニケーション能力が高い人も向いています。

論理的思考能力・問題解決力がある人

プログラミングは論理的な思考が重要です。問題を分析し、複雑な概念を理解し、論理的に解決策を考える能力が求められます。

また、プログラミングは問題を解決するためのコードを書くことが主な仕事です。複雑な課題に対して創造的な解決策を見つける能力が必要です。細かい文法やコードの記述に注意を払い、ミスを最小限に抑える能力が重要です。

忍耐力

プログラマーには忍耐力が重要です。プログラミングは時に難解なバグの解決や複雑な問題の対処が必要な場面があり、バグの発見やデバッグ作業に多くの時間がかかることがあります。その際に忍耐力を持つことは非常に役立ちます。
忍耐強く課題に取り組むことが大切です。

継続的な学習意欲と創造性

テクノロジーの進化は速く、新しいプログラミング言語やツールが頻繁に登場します。
プログラマーは常に学び続け、新しい情報を吸収する意欲が大切です。
また、新しいアプリケーションやソフトウェアを開発する際には創造性が求められます。
問題に対して革新的なアプローチを考える能力がプラスになります。

プログラマーになるには【おすすめ資格6選】

プログラマーは資格が必要な仕事ではないため、特に資格を持っていなくても必要なスキル、経験があればプログラマーになることは可能です。

しかし、プログラマーに求められる知識やスキルが専門的であるため、資格を取得することで業務にも役立つケースがあります。

ここでは、プログラマーに役立つ資格を紹介します。

基本情報技術者試験

プログラマーを目指すうえで取得しておきたいのがIPA独立行政法人情報処理推進機構が行っている「基本情報技術者試験」です。

基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門とされている試験です。受験者が指導者の下でIT戦略の立案や要件定義への参加、効率的なシステム構築などの役割を果たせるようになる事を目的としています。

出典|参照:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html

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応用情報技術者試験

基本情報技術者試験よりもワンランク上のIT系国家試験が、応用情報技術者試験です。応用情報技術者試験では、技術や管理、経営といった幅広い分野の知識や応用力を身に付けることができるため、プログラマーとしてより上流工程の業務にも携われます。

出典|参照:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html

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情報セキュリティマネジメント試験

プログラマーにはシステムエンジニアと業務を円滑に行うためにも、セキュリティ関連の知識やスキルも求められます。情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに特化した国家資格です。

受験者にシステムを安全に維持・改善していくために必要な情報セキュリティの知識を持つことやリスクへの対応などの役割を果たす事を求めています。

出典|参照:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/index.html

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ITパスポート試験

ITパスポート試験は、ITの基本的な知識を身に付けられる国家試験です。IPAが認定している国家資格で、選択式のITの問題が100問出題されます。

プログラマーを目指す人に限らず、ITを利用する社会人やエンジニアを目指す学生にもおすすめの資格です。ITパスポートを取得しておけば、基本的なITの知識があることを証明できます。

出典|参照:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

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PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、一般社団法人PHP技術者認定機構が運営する民間資格です。PHPのスキルを証明できる唯一の資格で、試験は初級・上級・認定ウィザードの3種類があります。

プログラマーを目指す人は初級試験合格から目標にしましょう。

出典|参照:https://www.phpexam.jp/summary

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Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験はRuby Associationが運営している資格で、Rubyベースでのシステム開発を行うために必要な基礎知識や応用力を認定するものです。

Ruby技術者認定試験を取得できれば、Rubyでのシステム開発を行うための知識・スキルを客観的に証明できるようになるでしょう。

出典|参照:

プログラマーになるには【おすすめ言語5選】

プログラマーには複数の言語を扱えるスキルや知識が求められます。扱える言語の幅が広いほど、希少価値の高い人材になるので複数言語の取得がおすすめです。

ここでは未経験者におすすめなプログラミング言語を紹介します。

Java

JavaはC言語を基にして作られたプログラミング言語で、ゲーム以外にも金融機関のシステムや家電などに使用される汎用性の高い言語です。

特徴としては実行速度が速い点やセキュリティ性が高い点、大規模システムの開発に向いており、日本語で学習できる環境が豊富な点があげられます。

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JavaScript

JavaScriptとは、主に動的なWebサイトの開発に使用されているプログラミング言語です。Webサイトにアニメーションなどの動きを付けることができる言語でフロントエンドで動作します。

近年のWebサイト制作の現場では、HTML、CSSと共に欠かせないプログラミング言語となっています。またJavaScriptは環境構築などの手間がなく、Webブラウザとエディタがあればすぐに開発できるので、初心者からでも学びやすい言語です。

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PHP

PHPはサーバーサイドで動くスクリプト言語で、WebサービスやWebアプリの作成には欠かせないため、世界で高いシェアを誇っています。

ブログやSNS、ECサイトなどを作る上で必要となるお問い合わせフォームやログイン機能などもPHPで作られている場合がほとんどです。またWordPressもPHPで開発されているため、使用できると自由にカスタムできます。

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Rudy

Rubyはスマホアプリやブラウザを使用するソーシャルゲームのサーバーサイドでよく使用される言語です。未経験者でもわかりやすい言語ですが、実際にRubyを使用してゲーム等を開発しようとすると本格的なプログラミングが必要となります。

特徴としては幅広い用途で使用できたり、コードの記述量が少ないため読み書きしやすかったりします。RubyMotionを使用することでスマホアプリのサーバーサイドにも対応可能になるため、将来性が高い言語と言えるでしょう。

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Python

Pythonは読みやすさ・わかりやすさを重視したプログラムで、未経験者でも理解しやすいようにデザインされています。また実用的で高い拡張を兼ね備えているのもPythonの魅力といえるでしょう。

Pythonは汎用的なプログラミング言語で、いろいろなアプリケーション開発やシステム管理ツールとして幅広く使われているので、未経験者におすすめです。

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プログラマーの将来性

近年IT業界は人材不足で、経済産業省によると2030年までにIT人材は約40万人も不足すると言われています。需要に対して圧倒的に供給が追い付いていないので、プログラマーの需要は今後も高まっていくでしょう。

プログラマーになるにはまずスキルや資格の習得を目指そう

ゲームプログラマーになるためには、さまざまな知識やスキルを身に付けておく必要があります。

ぜひ本記事で紹介したプログラマーになるために必要な資格や言語、プログラマーの目指し方などを参考に、必要とされる資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年09月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.13
更新日
2024.09.18

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