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基本情報技術者試験の履歴書への正しい記載方法とは?書き方の例もあわせて紹介

基本情報技術者試験の履歴書への正しい記載方法とは?書き方の例もあわせて紹介のイメージ

基本情報技術者試験を履歴書に記載する際は、正式名称での記載や状態の記載、記載の順番など注意すべき点がいくつかあります。基本情報技術者試験のメリットは、ITの基礎スキルを証明でき、有効期限がないため、取得すれば一生使い続けられるという点です。

本記事では、基本情報技術者試験を履歴書に記載すべき理由や正しい記載方法を書き方の例を交えて解説しています。基本情報技術者試験やその他資格の履歴書への記載方法がわからないという方は是非参考にしてみてください。

基本情報技術者試験はどのような資格?

基本情報技術者試験は国家試験の1つで、情報処理技術者試験に含まれます。情報処理技術者試験の中で各試験に難易度が設定されていて、レベルの種類はレベル1から4です。

基本情報技術者試験はレベル2に位置しており、レベル1にはITパスポート試験が含まれています。基本情報技術者試験はITに関する知識を証明できるでしょう。

試験は春と秋の年2回行われます。また午前と午後の各150分で実施され、午前は四肢択一問題、午後は多肢選択式問題が出題されます。60%以上得点を獲得できれば合格です。

出典:基本情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

基本情報技術者試験を履歴書に記載すべき理由

上記で基本情報技術者試験の概要を説明しました。

では、基本情報技術者試験を履歴書に記載する理由はあるのでしょうか。以下で書くべき理由を2点紹介します。

ITの基礎スキルを証明できるため

基本情報技術者試験は、新卒の就職活動で有利に働くことが多いでしょう。なぜなら、基本情報技術者試験はITの基礎スキルを証明する資格だからです。

またIT企業では、新卒入社後に基本情報技術者試験の取得を薦めている場合もあります。基本情報技術者試験に相当するITスキルを入社前に保持していることが証明できれば、他の志望者と差を付けられるでしょう。

有効期限がないため

資格の種類によっては、取得日から一定期間経つと有効期限が切れて、履歴書に書けなくなってしまうものもあります。

一方、基本情報技術者試験には有効期限がありません。そのため、一度取得すれば一生使い続けられるのです。

基本情報技術者試験の履歴書への正しい記載方法

上記で基本情報技術者試験を履歴書に書くべき理由を説明しました。では、基本情報技術者試験をどのように履歴書に記入すればいいのでしょうか。

以下で正しい書き方を7点紹介します。すべての項目を満たせるように記入しましょう。

正式名称で記載する

資格名は必ず正式名称で記入しましょう。実用英語技能検定が「英検」と略されるように、多くの資格は略して呼ばれています。履歴書に記載するときは、資格名の正式名称を確認し、その通り書くことが重要です。

本記事で紹介している資格の正式名称は「基本情報技術者試験」です。

一方、基本情報技術者試験は以前は第二種情報処理技術者試験という名称でした。自分が取得した時期にどの資格名だったのかを合格証書で確認し、そこに記載されている資格名称を記しましょう。

記入する箇所は「免許・資格欄」

基本情報技術者試験は資格であるため、記入するのは免許・資格欄です。記入欄を誤ると、書類審査で不合格になってしまう可能性があります。

また、履歴書の形式によって記入欄の位置や行数が異なるでしょう。使用する履歴書のフォーマットを確認した上で、記入を始めるのがおすすめです。

基本情報技術者試験の後に一文字分空けて状態を記載

免許や資格を履歴書記載する際には、資格名の後に一文字文空白を空けて、現在の状況を記入しましょう。免許や資格の種類によって状況の書き方は異なります。記入例は以下の通りです。

・基本情報技術者試験 合格
・普通自動車第一種運転免許 取得
・TOEIC750点 取得

このように、明確に合格と不合格が区別される資格には「合格」と書きましょう。一方、運転免許や、TOEICやTOEFLなど得点で結果を表す資格は「取得」と記載するのが一般的です。

免許や資格名の後に書く言葉は、多くの場合、公式ホームページ等で確認できます。正式名称と併せて確認しましょう。

他の資格も取得している場合は日付順に記載

資格を複数持っている場合は、取得日が古い資格から記入します。アピールしたい資格のため一番上に書く、ということがないように気を付けましょう。

また、履歴書における免許・資格欄には年月日を記載しますが、和暦と西暦のどちらかに統一して書きましょう。和暦と西暦のどちらかがわからない場合は、インターネットで公開されている対応表を活用するのがおすすめです。

運転免許は基本情報技術者試験及びその他の資格よりも上に記載

履歴書の免許・資格欄では、運転免許等の免許は資格よりも上に書きましょう。よって、免許を記載した後に、資格を取得年月日順に記載します。

また、免許において、普通自動車第一種運転免許だけでなく第二種免許を持っている方もいるでしょう。免許の中でも異なる種類の免許を持っている場合は、取得年月日順にすべての所有免許を記載し、その後に資格を記載します。

受験日ではなく取得日を記載

多くの履歴書において、免許・資格欄には年月日を記入する欄があります。この欄には、受験した日付ではなく、資格の取得日を記載するのが必須です。基本情報技術者試験の場合は、合格証書に記載されている日付を書くのが一般的でしょう。

資格によって取得日の確認方法は異なります。主な確認先は、資格の公式ホームページや合格証書、合格証明書、賞状などです。合格日を確認できる書類は丁寧に保管しておきましょう。

万が一、合格を証明するものを紛失してしまったときは、資格試験の主催団体に問い合わせるのが一般的です。基本情報技術者試験を主催しているのは、情報処理推進機構のため、ここに確認の問い合わせをしましょう。

全て書き終わった際の「以上」を忘れない

所有している免許や資格をすべて書き終わったら、1つ下の行に必ず「以上」と記入しましょう。これが書かれていないと、確認不足と思われ、履歴書を受け取ったときにいい印象を持たれません。

履歴書の記載方法には一般的なルールがあります。それらのルールから逸れた履歴書はとても目立つとともに、人柄を悪く判断されてしまう可能性もあるでしょう。

作成後は必ず見直しを行い、ルールに則っているか、誤字脱字がないか確認する癖をつけるのがおすすめです。

基本情報技術者試験の履歴書への書き方の例

上記で正しい記載方法を説明しました。正しい記載の仕方を反映した記入例は以下の通りです。

・2022年4月15日 基本情報技術者試験 合格
・令和2年10月 基本情報技術者試験 合格

このように、履歴書によって和暦と西暦が指定されている場合や、年月だけを記載し、日にちは書かない形式の履歴書もあるでしょう。履歴書によって様々ですが、全体を通して、和暦・西暦、年月日・年月を統一するのが大切です。

また、資格のほかに免許も取得している場合の書き方は以下の通りです。

・2022年6月 普通自動車第一種運転免許 取得
・2020年4月 基本情報技術者試験 合格

上記でも触れたように、免許と資格の両方を取得しているときは、取得年に関係なく、免許を上部に記載します。

履歴書への資格を書くときの注意点

これまで正しい記入方法や記入例を説明しました。

では、上記で紹介した項目以外に記入時に注意すべきことはあるのでしょうか。以下で注意点を2点紹介します。

勉強中である資格も書く

履歴書を作成する時点で、新たな資格を取得するにあたり勉強している場合もあります。例えば、基本情報技術者試験に合格して、今は上位資格である応用情報技術者試験に挑戦している場合です。

もし、今勉強している資格が応募先の企業で効力も持ちそうな資格なら、履歴書に記入するのがおすすめです。ただし、免許・資格欄ではなく、履歴書の下部にある特記事項に記入しましょう。記入例は以下の通りです。

・応用情報技術者試験 現在勉強中
・英検準一級 合格に向けて勉強中

ここでの注意点は、勉強を開始している資格のみ記載する点です。資格取得の目標は掲げているが、勉強に手を付けていないときは記載するのはやめましょう。

面接官に、勉強中の資格について深堀りされたとき、答えられない知識が多いと、勉強していないことが伝わり、履歴書の嘘がばれてしまいます。

企業先が必要としている資格を優先的に書く

数多くの資格を保有していると、履歴書の免許・資格欄の行が足りず、書ききれない場合もあるでしょう。この場合は、応募する企業が求めているであろう資格を優先的に記入するのが重要です。

例えば、IT系企業なら基本情報技術者試験やITパスポートなどのIT系の資格を、バックオフィスの職種に応募する場合は日商簿記を、外資系企業ならTOEICや英語検定を記載します。

優先して記載する資格を選定する際に、資格取得の難易度の高さだけで決めてしまうのは避けましょう。なぜなら、いくら高難易度の資格であっても、業務に役立たないと判断されれば、加点対象にはならないからです。

企業の業務内容を調査した上で、必要とされる資格を明らかにし、効力のある資格欄を書きあげましょう。

基本情報技術者試験の履歴書への書き方を押さえよう

これまで、基本情報技術者試験の履歴書への記入方法や記入例、注意点を紹介しました。

面接を行う担当者にとって、履歴書は志望者に触れる初めての機会のことが多いです。履歴書を見て志望者の志望度ややる気の高さが伝われば、その履歴書の効力が高いといえます。

よって、免許・資格欄で応募先で求められる資格を記入することや、特記事項に勉強中の資格も記しておくことで、学習意欲の高さをアピールできるでしょう。

また、上記で述べたように、履歴書には基本的なルールがあります。履歴書の書き方が原因で第一印象を悪くしないために、正しい書き方を把握しましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.22
更新日
2024.11.08

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