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「ORACLE MASTERがいらない」は本当か?資格取得のメリットや資格の特徴を解説

「ORACLE MASTERがいらない」は本当か?資格取得のメリットや資格の特徴を解説のイメージ

ORACLE MASTERが「いらない」と言われる理由は、「資格がなくてもプログラマーになれる」と考える人が多いからです。しかし、資格を取得すれば転職で有利になったり、キャリアアップにつなげたりすることができます。

ORACLE MASTERの特徴や取得するメリットについてご紹介していますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

ORACLE MASTERとは

ORACLE MASTERとは、日本オラクル社のデータベース製品であるOracle Databaseシリーズを扱うスキルを認定するベンダー資格です。試験にはデータベースの管理や運用、SQLの習熟度といった問題が出題されます。

現在の試験のグレードは、Platinum、Gold、Silver、Bronzeの4段階になっています。ORACLE MASTERは国家資格ではありませんが、Silver以上の資格を取得していればデータベースの運用管理スキルがあるエンジニアとして評価されやすくなるでしょう。

出典|参照: 会社概要 | Oracle 日本

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ORACLE MASTERが「いらない」とされる理由

ORACLE MASTERはデータベース関連の知識やスキルを証明できる資格として有名です。しかし中には、「プログラマーにはORACLE MASTERはいらない」という声もあります。

ここではORACLE MASTERがいらないとされる理由を紹介していきます。

プログラマーは資格よりもスキルが重視されるから

プログラマーは資格や学歴などよりもスキルが重視される傾向があるため、ORACLE MASTERをはじめとした資格はいらないと言われることがあります。

企業が中途採用の人物像で求めているのは、即戦力としての実力を持った人材であることが多いでしょう。中途採用の場合は特にスキルや実績が重視されるため、資格を取得するよりも自分が、どのように企業に貢献できるのかをアピールする方が有効という考えもあります。

実務未経験が前提の採用であれば別ですが、経験のあるプログラマーやエンジニアであれば資格の獲得は必須であるとは言えないでしょう。

資格を取得していなくともプログラマーにはなれるから

プログラマーを名乗るために必須と言われる資格はないでしょう。また、特に資格を取得しなくてもプログラマーになれるため、ORACLE MASTERはいらないと言われることがあります。

たとえば医師や弁護士などの職業を目指すのであれば、それぞれ必要な国家資格を取得する必要があります。しかしプログラマーの場合は就職活動を行い、プログラマーとして企業に採用してもらえれば、それだけでプログラマーを名乗ることは可能です。

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プログラマーに資格が有利に働くシーンとは

プログラマーを名乗るための資格は必須ではないため、ORACLE MASTERをはじめとした資格はいらないという声もあります。しかし資格を取得することで得られるメリットもあります。

ここではプログラマーに資格が有利に働くシーンを紹介していくため、資格取得の参考にしてみてはいかがでしょうか。

就職・転職・スキルアップ

資格を取得することで、プログラマーとして就職や転職を目指す場合に有利になるケースがあります。また、既にプログラマーとして働いている人もスキルアップに役立つでしょう。

たとえば、特定の案件に参画するために資格が求められるケースがあります。また、未経験からプログラマーを目指す場合、アピールできるスキルや実績がないため、資格を取得することで、一定の知識やスキルを持っていることを証明できるようにしておくのがおすすめです。

参加できるプロジェクトの幅が広がる

資格取得を通して、プログラマーとしてのスキルアップに繋がります。そのため、参加できるプロジェクトの幅が広がり、収入アップやキャリアアップに繋げることも可能になるでしょう。

また、資格取得のために勉強することで、自分が興味を持てる分野を見つけることにも繋がるでしょう。さらに資格を取得することで興味のある仕事に関われるようになれば、モチベーションが上がりやすくなり、プログラマーとしてステップアップしていくことにも繋がります。

企業によっては資格手当が支給される

企業の中には資格手当として、特定の資格を取得している社員に対して手当を支給しているケースもあります。そのため、資格を取得することで年収アップに繋がる可能性があるでしょう。

どの程度の資格手当が支給されるのかは資格の種類や企業の制度によって異なりますが、目安として5,000円~10,000円程度の手取りアップになるでしょう。ORACLE MASTERのSilverであれば、月額6,000円程度の資格手当がもらえる可能性があります。

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プログラマーがORACLE MASTERを取得するメリット

資格を取得することで、プログラマーにとって有利に働くシーンも多いでしょう。それでは、プログラマーがORACLE MASTERを取得することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

結論から述べますと、ORACLE MASTERを取得することには、スキルアップ以外にも多くのメリットがあると言えるでしょう。ここでは、プログラマーがORACLE MASTERを取得するメリットを紹介していくため、参考にしてみてはいかがでしょうか。

RDBとSQLの基礎が学べる

ORACLE MASTERを取得することで、RDBやSQLの基礎を学べます。RDBとはRelational Database(リレーショナルデータベース)の略で、データを表として管理する関係データベースのことを指します。

RDBはデータベースの主流となっており、あらゆるシステムで利用されているため、RDBの仕組みについての理解が深まることにはプログラマーとしてもメリットがあると言えるでしょう。

また、ORACLE MASTERを取得することで、RDBを管理するために用いられるデータベース言語であるSQLについても身につけることが可能です。

大きな国内シェアを占めるデータベースを扱える

RDBは現在のデータベースの主流とされています。また、その中でもOracle Databaseシリーズは国内でのシェアの大多数を占めています。

そのため、ORACLE MASTERを取得することで、国内でのシェアがもっとも大きいデータベースを扱えるようになると言えるでしょう。また、Oracle Databaseシリーズは大手企業や官公庁で採用されているケースも多いため、転職の際にも活かせる可能性が高いでしょう。

資格としての信頼度がある

ORACLE MASTERは国家資格ではありませんが、知名度がとても高いデータベース資格として認知されています。資格としても信頼度が高いことから、ORACLE MASTERを取得することで就職や転職で有利に働くと言えるでしょう。

特に新卒や未経験からエンジニア職を目指す場合、履歴書にORACLE MASTERを記入できることは自信にも繋がります。ORACLE MASTERのBronzeやSilverを取得した後は、上位の資格取得を目指すと良いでしょう。

出典|参照: オラクル認定資格制度 | Oracle University

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ORACLE MASTERの特徴

ORACLE MASTERの資格制度は現在「ORACLE MASTER 2019」という体系になっています。ORACLE MASTERの取得を検討している人の中には、現在のORACLE MASTERにどのような特徴があるのか知りたいという人もいるのではないでしょうか。

ここでは最後に、ORACLE MASTERの特徴を紹介していくため、参考にしてみてください。

出典|参照: オラクル認定資格制度 | Oracle University

ブロンズ・シルバー・プレミアムの3段階に分かれている

ORACLE MASTERはBronze、Silver、Gold、Platinumの4段階に分かれていますが、Platinumに関しては詳細未定です。また、Oracle DatabaseのSQLに特化した「ORACLE MASTER Silver SQL 2019」という試験も追加されています。

さらに、従来のORACLE MASTERではBronzeを取得するためにはSQL系試験とDBA系試験に合格する必要がありましたが、現在はDBA系試験のみでBronzeを取得できるようになっています。

出典|参照: オラクル認定資格制度 | Oracle University

ブロンズのスキップも可能

ORACLE MASTERはBronze、Silver、Gold、Platinumがありますが、Bronzeは取得せずにSilverを受検することも可能です。

以前のORACLE MASTERではSilver取得の前提条件としてBronze取得が必須となっていましたが、現在は最初からSilverを取得できるようになっています。

出典|参照: オラクル認定資格制度 | Oracle University

有効期限が無期限である

以前のORACLE MASTERにはOracle Databaseのバージョンが資格名称に入っていました。そのため、そのバージョンの製品が更新されなくなった場合、資格も期限切れとなってしまう仕組みになっていました。

しかし新しい体制のORACLE MASTERにはバージョンが入っていないため、資格も無期限に効力が発揮できるでしょう。

さらに以前は資格を維持するために再認定を受ける必要がありましたが、現在は資格の失効自体なくなっているため、再認定を受ける必要もないでしょう。

ORACLE MASTERの特徴・メリットを理解して取得を目指そう

ORACLE MASTERを取得することにはさまざまなメリットがあります。

ぜひ本記事で紹介したプログラマーに資格が有利に働くシーンやプログラマーがORACLE MASTERを取得するメリットなどを参考に、ORACLE MASTERの取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.26
更新日
2024.10.25

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