【職種別】フリーランスエンジニアの年収一覧！年代やプログラマーの言語別にも紹介

フリーランスエンジニアになると実力に見合った報酬を受け取ることができたり、自分のやる気次第で仕事の量を増やしたりできます。そのため日本人の平均年収よりも高い傾向にあり、今よりも年収アップを期待できるでしょう。

本記事では、フリーランスエンジニアの職種別・年代別・言語別の平均年収を詳しく解説しています。フリーランスエンジニアを目指そうと考えている方は必見です。

ITフリーランスになると年収は上がるのか？

IT関係は、フリーランスで働く人が多い業界のひとつです。特にエンジニアやプログラマーは、会社から独立し、フリーランスで生計を立てるキャリアプランを構築している人が多い傾向にあります。

一般的に、フリーランスになることで収入が上がるケースは少なくありません。その理由を見ていきましょう。

実力に見合った報酬を受け取りやすくなる

会社員として、企業に所属して働いていると、個人の報酬を支払うのは会社です。そのため、高いスキルを持ったITエンジニアであっても、規定内の報酬しか受け取れないことがあります。

フリーランスとして独立すれば、実力次第でさらに難しい案件をこなすことができ、また働きに見合った報酬を案件ごとの単価で受け取れます。

年収が上がるのは、月収制ではなく単位制になるため、案件ごとに実力に見合った支払いを受け取りやすくなるためです。

やる気次第で仕事を増やすことができる

ITフリーランスは、やる気次第で今よりも仕事を増やせます。常駐先を持って働きながら、単発の仕事を受注することも可能です。

在宅で働くプログラマーやエンジニアであれば、さらに自由度の高い仕事が可能になるでしょう。年収アップのためのアプローチが会社員時代よりもより幅広くなるため、年収を上げるチャンスを増やしやすいとも言えます。

自分が得意な仕事に集中しやすくなる

会社に所属していると、どうしても得意ではない仕事をこなさなければならない場合も多いです。また社内の人間関係を構築したり、教育をはじめとした様々なポジションを担当したりしなければならず、効率良く収入に結びつかないこともあるでしょう。

一方フリーランスは、自分の得意な仕事に集中して取り組みやすくなります。そのため、より効率良く稼ぎやすい仕事に的を絞れます。結果として年収も上がりやすくなるでしょう。

Midworksでは、あなたのスキルや経験を活かせる案件を多く取り扱っています。気になる案件をぜひ探してみてください。

ITフリーランスの平均年収一覧

ITフリーランスの平均年収が知りたいという方は多いのではないでしょうか。ここからは、ITフリーランスの平均年収を一覧にして紹介していきます。

ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

システムエンジニア

フリーランスのシステムエンジニアの平均年収は、700～1,000万円ほどとなっています。その中でも、月収が60～90万円ほどのシステムエンジニアが多い傾向にあります。

また会社に所属しているシステムエンジニアの年収平均は600万円ほどです。所属している企業や個人のスキル、年齢や役職によっても異なりますが、フリーランスの方が稼いでいる金額が高いと言えるでしょう。

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プログラマー

フリーランスのプログラマーの平均年収は、600万円ほどとなっています。会社員のプログラマーの場合は500万円前後となっているため、やはりフリーランスの方が年収は高い傾向にあると言えるでしょう。

ただし、プログラマーは個人の実力と案件の難易度によって、さらに年収に幅が出やすい仕事でもあります。プログラミングに特化して、より高い実力を持っている人は、さらに高い年収を誇るパターンもあります。

一方で、プログラミングのみを担当している場合、担当案件によっては年収が100万円前後になってしまうフリーランスの人も少なくありません。

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ネットワークエンジニア

フリーランスのネットワークエンジニアの平均年収は、600～700万円ほどとなっています。常駐案件が多く、さらに長期の案件に及びやすいため、実力や経験に信頼を持ってもらえると、より高い年収を取得しやすいと言えるでしょう。

長期案件が多い傾向にあるネットワークエンジニアは、フリーランスでも安定が得られるというメリットがあります。

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データベースエンジニア

フリーランスのデータベースエンジニアの年収は、500～600万円ほどとなっています。会社員のデータベースエンジニアで、400～600万円ほどとなっているため、やはりフリーランスの方が年収はやや高めだと言えるでしょう。

データベースエンジニアの場合、資格の有無によって、より高額の案件や常駐先を見つけやすい傾向にもあります。汎用的なデータベースの操作スキルと、製品に関する知識を持っている人ほど、高い年収を目指しやすい仕事だと言えます。

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Webエンジニア

フリーランスのWebエンジニアの年収は、平均でおよそ500～700万円となっています。オンラインメディアをはじめとして、様々なWebシステムが登場するようになった現代において、Webエンジニアはニーズの高い仕事です。

そのため、常に人材不足が起きている現場もあり、フリーランスになった場合でも高単価の仕事を探しやすいと言えるでしょう。

未経験からWebエンジニアにチャレンジする人も多く、副業としてプログラミングからスタートする方法もあります。

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マークアップエンジニア／フロントエンドエンジニア

Web制作に携わるエンジニアのひとつが、「マークアップエンジニア」や「フロントエンドエンジニア」です。

HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いて、Web制作を行うのがメインの仕事であり、フリーランスで働いている人が多い仕事のひとつでもあります。

未経験からチャレンジする人が多い傾向にあるのも、この「マークアップエンジニア」や「フロントエンドエンジニア」です。

マークアップエンジニアやフロントエンドエンジニアの平均年収は、フリーランスで600万～800万円ほどとなっています。マネージャーやディレクターとして働くことができると、さらに年収が高くなり、フリーランスで年収1,000万円を超える人もいます。

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制御・組み込みエンジニア

フリーランスの制御・組み込みエンジニアの平均年収は、600万円前後となっています。取扱う言語によって、フリーランスでも年収に差が出やすく、C言語を取り扱っているエンジニアで、660万円前後が平均年収です。

アセンブラのみの場合は、C言語よりもやや低くなり、およそ570万円になります。

制御・組み込みエンジニアは仕事が多い一方で、若手のエンジニアが少なく、年々エンジニア数が減っていると言われています。

中でも、開発言語においては若手スタッフの不足に悩むシーンが多いため、経験が浅く、スキルにやや不安があっても、チャレンジしやすい仕事でしょう。

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テストエンジニア

フリーランスのテストエンジニアの平均年収は、400～500万円ほどとなっています。

テストエンジニアの場合、現場によって求められる仕事の内容やスキルが大きく異なるため、平均年収にも幅があります。800万円以上の年収を得ているエンジニアもいれば、200万円ほどのテストエンジニアも少なくありません。

また、テストエンジニアは、システムエンジニア業務と兼業されていることも多いです。そ場合、平均年収はやや高くなる傾向にあります。

なお、テストエンジニアは外資系企業の方がより高い年収を得やすいでしょう。

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ブリッジSE

フリーランスのブリッジSEの平均年収は、500～800万円ほどとなっています。フリーランスのITエンジニアの中では、ブリッジSEは年収が高い傾向にあります。

これは、一般的にシステム開発を行うエンジニアに加えて、外国企業と日本企業の橋渡しを務める役割があるためです。

またブリッジSEが活躍することが多い外資系の企業や海外との連携案件は、平均して報酬が高く設定されているケースも多いため、これも平均年収の高さに関係しています。

常駐先や個人のスキル、経験によっては、年収が1,000万円を超えるフリーランスのブリッジSEも少なくありません。

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プロジェクトマネージャー

「PM」と略されることも多いプロジェクトマネージャーは、フリーランスの平均年収が550～650万円ほどとなっています。ITフリーランスの中では、リーダーや管理を務めるポジションであるため、やや高めと言えるでしょう。

現場やスキル、経験によっては、年収が1,000万円を超えているフリーランスのプロジェクトマネージャーも少なくありません。プロジェクトを重ねていくごとに、経験によってスキルが高まっていくため、年齢による年収差も大きいと言えるでしょう。

また、プロジェクトマネージャーは専門性が高く、プロジェクト全体を管理するという責任の大きさが収入の高さにも表れています。

▼PM・PMOについて詳しく知りたいという方は、以下の記事もチェックしてみてください。

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年代別フリーランスエンジニアの平均年収

ここでは、年代別フリーランスエンジニアの平均年収を紹介していきます。20代で700万円ほど、30代で800万円ほど、40代で860万円ほど、50代で630万円ほどでした。

このデータから、40代が最も年収が高く、50代が最も年収が低いことがわかります。フリーランスエンジニアは会社員と違って年功序列もないため、スキルを磨けば20代や30代でも年収1,000万円を目指せるでしょう。

言語別フリーランスエンジニアの平均年収

ここでは、言語別フリーランスエンジニアの平均年収を紹介していきます。Go（Golang）で600万円ほど、Rubyで900万円ほど、JavaScriptで800～900万円ほど、Pythonで600～800万円ほど、PHPで700～900万円ほどでした。

この他にも様々な言語がありますが、年収を上げるために需要の高い言語を習得すると良いでしょう。

言語	平均年収
Go（Golang）	600万円ほど
Ruby	900万円ほど
JavaScript	800～900万円ほど
Python	600～800万円ほど
PHP	700～900万円ほど

また、年収は受注する案件の単価や必要とされるスキルによっても変わってきます。実際の案件や単価が気になる方はこちらから探してみてください。

フリーランスエンジニアが年収を上げるために

フリーランスエンジニアが年収を上げるために必要なことにはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、フリーランスエンジニアが年収を上げるために必要なことを紹介していきます。

ご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

• 営業のスキルを磨く
• クライアントからの信頼を獲得する
• 効率良く進められるよう仕事を選ぶ
• 常に新しい技術を学習する

営業のスキルを磨く

フリーランスエンジニアは自分自身で仕事を取ってくる必要があるため、営業のスキルは必須となります。フリーランスエンジニアとしてスキルがあっても、仕事がなければ宝の持ち腐れです。

常に安定して仕事を取ってくることができるように営業のスキルを磨いていけば、結果的に年収アップに繋がっていくでしょう。

クライアントからの信頼を獲得する

フリーランスエンジニアが年収を上げるためには、クライアントからの信頼を獲得することも大切です。信頼を獲得するためにはクライアントからの連絡を丁寧に行ったり、クライアントのニーズを把握して様々な提案をしていきましょう。

こうした仕事の成果だけではなく、プロセスまで大事にするよう心がけるとクライアントからの信頼を獲得できるため、年収を上げることにも繋がります。

効率良く進められるよう仕事を選ぶ

年収を上げるためにも、仕事を選ぶ際には効率が良いかどうか考えるようにしましょう。報酬が良いからと時間がかかる仕事ばかり受けていては、割に合わないと感じる場合があります。

多くの仕事を受けることも可能ですが、割に合わない仕事は断りましょう。効率良く進められるよう仕事を選んでいくことが、年収アップに繋がります。

常に新しい技術を学習する

常に新しい技術を学習することも年収を上げるひとつの方法です。フリーランスエンジニアに限ったことではありませんが、求められているスキルが常に変化していくのがエンジニアです。

そのため、常に新しい技術を学習するという姿勢が大切になってきます。クライアントのニーズに応えられない状況になってしまっては、年収を上げることは難しくなります。

日々の学習を怠らないことが年収アップにも繋がっていく、と常に念頭に置いておきましょう。

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IT業界のフリーランスとして働くために

いかがでしたでしょうか。IT業界は、フリーランスとして働く人も多く、自分次第で様々なワークスタイルを選択できるのが特徴です。

フリーランスには、メリットもデメリットもありますが、やはり自分の実力次第で、キャリアアップを目指しやすいという魅力は大きいでしょう。実力を活かし、より高い年収を目指したい人にとっては、フリーランスはうってつけの働き方とも言えます。

ただし、年収をアップさせる方法は、人によって適しているものが様々です。資格を取得したり、より安定した常駐先を探したり、高単価の案件をたくさん取るようにしたり、方法やアプローチも変わってきます。

重要な点は、自分に合ったルートを模索し、より効率良く稼ぐ方法を知ることでしょう。

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