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要件定義に携わるエンジニアが取得すべき資格12選!未経験の人にもおすすめ

要件定義に携わるエンジニアが取得すべき資格12選!未経験の人にもおすすめのイメージ 要件定義に携わるエンジニアが取得すべき資格12選!未経験の人にもおすすめのイメージ

資格を取得することで自分のスキルを証明できたり、転職活動で有利に働いたりします。要件定義に携わるエンジニアには基本情報技術者試験やシステムアーキテクト試験などがおすすめです。これらの試験範囲を学習することで、ITに関する基礎知識やフレームワークを身に付けることができます。

要件定義に携わるエンジニアが資格を取得するメリット・デメリット、おすすめの資格をご紹介していますので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

要件定義に携わるエンジニアになるために資格は必要?

未経験の方が要件定義に携わるエンジニアになる時、収入を得るために資格は必ずしも必要ではありません。しかし、資格を取得することで評価されるケースもあります。資格を取得すると自身のスキルアップになり、他者から見てもスキルを証明することができます。

会社によっては給料に「資格手当」や資格取得をした時に「合格報奨金」制度を取り入れているケースもあるでしょう。難しい資格ほど評価されることが多く、保有者が少ないです。資格を持っていない人との差をつけるためにも、資格取得を目指してみましょう。

要件定義はプロジェクトを成功させるためにも重要な役割です。開発を成功させるために役立つ資格を取得しておきたいです。

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要件定義に携わるエンジニアが資格取得をするメリット

エンジニアになるには必ずしも資格が必要ではありませんが、持っていることでメリットもあります。資格を取得するのは簡単ではありません。特に難易度の高い資格ですと何度かチャレンジすることもあるでしょう。

資格を持っていることで、どのような待遇が受けられるのか、多くのメリットを参考にしてみましょう。

客観的に自分の知識レベルを証明できる

要件定義に携わるエンジニアが資格を取得すると、知識を身に着けていると客観的に証明することができます。システムエンジニアとして働く上で役立つ知識があるとわかってもらえることで、専門的知識を必要とする業務も安心して任せてもらえます。

知識を活かした業務に就くことで、自身のレベルアップにも繋がり仕事にやりがいを感じるでしょう。エンジニアとして重宝され、専門知識が必要な新規プロジェクトにも携わるチャンスも巡ってくるでしょう。

資格の取得を推奨する企業も多い

要件定義に携わるエンジニアが資格を取得すると企業側にもメリットがあります。これは、資格を取得させることでエンジニアの知識や技術のレベルと平準化することができるからです。エンジニアのレベルを一定化することで、業務もスムーズに進んでいきます。

プロジェクトを進める上で、ある程度の専門知識があることで意思疎通がスムーズに行え、滞りなく業務を進めていけます。このようなことで、企業はできるだけ多くの社員に資格を取得するように勧めます。

現場では得られない高度な知識が習得できる

要件定義に携わるエンジニアが資格を取得すると、基礎知識から高度な専門知識まで身に着けることができます。資格の中には難易度の高いものもあり、スキルアップを目指して受験することもできます。難易度の高い資格では、専門分野の高度な知識が求められるでしょう。

合格を目指して勉強することで、現場では携われない事も学ぶことができ自身のスキルアップに繋がります。また、資格によっては日常で必要なビジネス知識も学ぶことになり、自身のスキル改めてチェックすることができ、レベルアップできるでしょう。

転職活動や昇格に有利に働くことが多い

エンジニアが資格を取得していると、転職時に有利になることがあります。特に難易度の高い国家資格は評価も高いでしょう。もし、転職時の面接でスキルや実技経験が同じ人がいれば、資格を取得している人の方が有利になります。取得するまでの努力や意欲も評価されるケースもあるでしょう。

また、会社が求める資格を持っている場合は昇格しやすい傾向にあります。資格を何も持っていない人よりも持っている方が有利で、企業によっては特定の資格を持っていない場合昇格が難しいこともあるでしょう。

資格手当の支給など年収アップにつながることもある

エンジニアの資格を取得していると資格手当がもらえるケースもあります。対象になる資格は企業によって違いますが、会社が求める資格を持っていると資格手当が毎月支給されたり、合格時に受け取れることがあります。

会社が求める資格であれば、受験料を負担することもあります。自費で受けることなく合格できれば多くのメリットがあるでしょう。資格手当は対象になる資格と金額がわかりやすく、年収アップに繋がりやすいです。

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要件定義に携わるエンジニアが資格取得をするデメリット

システムエンジニアの資格取得はメリットが多くありましたが、デメリットもあります。デメリットを知らずに取得を目指すと、想像していたものと違い途中で挫折してしまうこともあるでしょう。

デメリットをしっかり確認してシステムエンジニアの資格取得を目指しましょう。

資格を取得するための準備期間が必要

資格を取得のためには学習の時間が必要になります。資格の種類によって勉強時間に違いがありますが、働きながら資格取得をする場合は勉強時間の確保が難しいです。難易度が高い資格程多大な時間がかかり、毎日続けなければいけないケースもあるでしょう。

時間的に余裕のない中で資格取得をするにはモチベーションの維持が課題になります。また、資格の種類によっては年に数回しか受けられないこともあります。もし不合格になってしまうと、半年後や1年後までテストが受けられなくなるでしょう。資格取得後に転職を希望する場合は計画性をもって行動すると良いです。

すぐに実務に活かせるとは限らない

難易度の高い資格をやっと取得しても知識がメインの資格試験の場合は能力をすぐに活かすことが難しいです。どちらかと言うと、数日間の技能試験があるような資格の方が、実践的な能力を示すことができます。

しかし、資格を取得したからと言って専門的な業務すぐに就けるわけではありません。特に要件定義に携わるシステムエンジニアは、知識ではなく業務経験が重視されます。まずは日々の業務の中で知識を応用していくことで周りに認めてもらえるでしょう。

受験料・教材代などのコストがかかる

資格取得の勉強には参考書など教材費が必要になります。独学で勉強をする時は参考書や過去問題などのテキストで行い比較的少ないコストで合格を目指せます。

学校や通信教育を利用して勉強をすると金額が大きく跳ね上がり、負担も大きくなるでしょう。目指す資格にもよりますが、ある程度資金に余裕をもって受験すると良いです。

また、試験を受ける時は受験料も必要になります。国家資格ですと比較的に安価ですがベンダー系の資格になると1万~数万円することもあります。会社によっては合格すれば全額負担するケースもあり、受験前に良く確認しておくと良いでしょう。

職場によっては実務経験が重要視される

システムエンジニアの業務は知識よりも実務経験が重視される傾向にあります。実務経験が豊富な人は優秀な人材として扱われ、中途採用の面接では実務経験を重視して選ばれます。

難易度の高い資格に合格をしても、実務経験がないと評価されにくいでしょう。このようなことでエンジニアの資格は意味がないと言われてしまいます。

要件定義に携わるエンジニアは資格を取得していなくても業務に携わることができます。実務経験を積みながら資格を取得すると評価が上がるでしょう。

【12選】おすすめの資格

エンジニアの資格はとても多くあります。これから資格を取得したい人にとっては、どれを選べば良いか判断が難しい場合もあるでしょう。

ここでは要件定義に携わるエンジニアにおすすめする資格を厳選しています。どのような資格があるのか、参考にしてみてください。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験はITエンジニアの定番の資格です。これからIT企業へ就職や転職を考える人に取得して欲しい資格です。試験範囲を学習することで、ITを戦略的に考える能力が身に付きます。IT関連の基礎的な知識や技術を知っているとアピールできます。

受験者の傾向は社会人が約7割、学生が3割で、ソフトウェア業や情報処理業務、提携サービス業が圧倒的に多いです。

資格種類 国家資格
試験日程 年2回 上期下期
出題形式 午前:4肢択一式(小問80問)午後:長文形式(大問11問から5問を選択して回答)CBT形式で実施。
試験内容 内容は基礎レベル。 午前:テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系 午後:コンピュータシステム関連・情報セキュリティ関連・データ構造およびアルゴリズム・ソフトウェアの設計など
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめ勉強法 IT知識があまりない人:スクールや通信講座 IT知識がある人:書籍を使用した独学

出典:基本情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

出典:スケジュール、手数料など|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html#:~:text=%E5%8F%97%E9%A8%93%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%99,%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

令和4年度 上期 令和3年度 下期11月 令和3年度 下期10月 令和3年 上期6月
受験者数 8,449人 43,850人 8,981人 25,637人
合格者数 3,816人 8,449人 43,134人 10,087人
合格率 45.1% 38.8% 46% 39.3%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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基本情報技術者試験の難易度は?偏差値や勉強時間もご紹介!

応用情報技術者試験

応用情報技術者は独立行政法人の情報処理推進機構が主催する資格です。ITエンジニアとして役立つ、応用的な知識や技術を試すことのできる試験です。情報処理技術者試験制度の改正が行われた際、旧ソフトウェア開発技術者の後継試験として誕生しました。

基本情報技術者試験の上位に位置づけられており、多くの企業で取得推奨されているでしょう。受験者の平均年齢は29~30歳くらいで、ある程度業務経験を積んだ人がチャレンジしています。プログラマーやシステムエンジニアの方が受験しています。

資格種類 国家資格
試験日程 春期4月 秋期10月
出題形式 午前・多肢選択式(四肢択一) 午後・記述式
試験内容 応用レベルの知識と技能、マネジメント系、ストラテジー系
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめ勉強法 T知識があまりない人:スクールや通信講座 IT知識がある人:書籍を使用した独学

出典:応用情報技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

出典:スケジュール、手数料など|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html

令和4年度春期 令和3年度秋期 令和3年度春季 令和2年度秋期
受験者数 32,189人 33,513人 26,185人 29,024人
合格者数 7,827人 7,719人 6,287人 6,807人
合格率 24.3% 23.0% 24.0% 23.5%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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応用情報技術者試験の難易度は高い!合格するための方法を解説

システムアーキテクト試験

システムアーキテクトは、情報処理推進機構が認定する国家資格です。プログラマーやSEの上級職にあたるシステムアーキテクトは、知識や経験、実績が必要になります。プロジェクトマネージャーやITストラテジトを目指す方に受けてもらいたい試験です。

この資格を持っていることで、将来の選択肢が増えて自身も確実に成長することができるでしょう。また、転職の際には保有する知識と豊富な経験が証明でき、アピールポイントとして使うことができます。

資格種類 国家資格
試験日程 4月
出題形式 多肢選択式、記述式、論述式
試験内容 共通キャリア、スキルフレームワークのレベル4、コンピューター要素技術と理論など
合格ライン 6割
受験料 5,700円
おすすめ勉強法 書籍を利用した独学

出典:システムアーキテクト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sa.html

出典:インターネット受付|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/ap_net_kojin_bassui_r01a.html#:~:text=%E5%8F%97%E9%A8%93%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%99%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6&text=%E5%8F%97%E9%A8%93%E6%89%8B%E6%95%B0%E6%96%99%E3%81%AF%E3%80%815%2C700%20%E5%86%86,%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

令和4年度 令和3年度 令和2年度 令和元年度
受験者数 3,474人 3,433人 5,217人 5,832人
合格者数 520人 567人 798人 736人
合格率 15% 16.5% 15.3% 12.6%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広く精通できる知識を習得できます。ネットワークエンジニアやインフラ系のエンジニアを目指す人におすすめの資格です。

資格種類 国家資格
試験日程 4月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 ネットワークシステム、ネットワークサービス
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめの勉強法 知識がある人:書籍

出典:ネットワークスペシャリスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

出典:スケジュール、手数料など|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html

令和3年度春期 令和2年度 令和元年度秋期 平成30年度秋期
受験者数 8,420人 中止 11,882人 12,322人
合格者数 1,077人 中止 1,707人 1,893人
合格率 12.8% 中止 14.4% 15.4%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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ネットワークエンジニアにおすすめの資格18選!取得するメリットや勉強法も紹介

プロジェクトマネージャ試験

プロジェクトマネージャ試験は情報処置推進機構が主催する国家資格です。プロジェクトのリーダーどして現場をまとめたり、計画や実行、管理する人に向いています。受験に年齢制限はなく、現場での経験も問いません。スキルアップのために取得したい人にもおすすめです。

資格種類 国家資格
試験日程 10月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 応用数学、情報理論の基礎理論やデータ構造、プログラミング、アルゴリズム
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめ勉強法 IT知識がある人:参考書 IT知識がない人:スクール

出典:プロジェクトマネージャ試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/pm.html

出典:スケジュール、手数料など|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html

令和3年度 令和2年度 令和31年度 平成30年度
受験者数 6,680人 6,276人 10,909人 11,338人
合格者数 959人 948人 1,541人 1,496人
合格率 14.4% 15.1% 14.1% 13.2%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

ITストラテジスト試験

ITトラテジストは情報処理技術者の資格の中で最高峰となる資格です。以前はシステムアナリストと言う名称で親しまれていましたが、後に現在の名称になりました。現場で多くの経験を積み、豊富な知識を持っている人におすすめの資格です。

資格種類 国家資格
試験日程 4月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 システム戦略、システム企画、経営戦略マネジメントなど
合格ライン 6割
受験料 5,700円
おすすめの勉強法 参考書、問題集

出典:ITストラテジスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/st.html

令和4年度 令和3年度 令和元年度 平成30年度
受験者数 4,450人 3,783人 4,938人 4,975人
合格者数 660人 579人 758人 711人
合格率 14.8% 15.3% 15.4% 14.3%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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ITストラテジスト試験について徹底解説。試験の難易度から勉強方法もご紹介!

情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティーに関する専門的な知識を学び、企業や組織が使用する情報システムの企画や設計、開発などを支援します。情報セキュリティマネジメントに関する業務やセキュリティ対策を行う業務の方におすすめな資格です。

資格種類 国家資格
試験日程 4月、10月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 セキュリティ系、ネットワーク、データベースなど
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめ勉強法 参考書、インターネット、セミナー、通信教育

出典:情報処理安全確保支援士試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sc.html

令和4年 春期 令和3年 秋期 令和3年 春期 令和2年 秋期
受験者数 11,117人 11,713人 10,869人 11,597人
合格者数 2,131人 2,359人 2,306人 2,253人
合格率 19.2% 20.1% 21.2% 19.4%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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情報処理安全確保支援士試験の難易度は?合格率・おすすめ勉強法とは

ITパスポート試験

ITパスポートは、IT知識を必要とする社会人や学生におすすめの資格です。ITに関する基礎知識を評価する試験で、経営知識やセキュリティ、ネットワーク、プロジェクトマネジメントの知識を理解することができます。合格率も高く、IT系の定番資格でしょう。

資格種類 国家資格
試験日程 随時
出題形式 多肢選択式
試験内容 企業と法務、経営戦略、システム戦略
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめ勉強法 参考書、通信教育

出典:ITパスポート試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ip.html

出典:【ITパスポート試験】受験要領|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/exam_summary.html

令和3年 令和2年 令和元年 平成30年
受験者数 211,145人 131,788人 103,812人 95,187人
合格者数 111,241人 77,512人 56,323人 49,221人
合格率 52.7% 58.8% 54.3% 51.7%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

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ITサービスマネージャ試験

ITサービスマネージャは、企業の情報システムを安全に稼働でき、障害が起きた時に対処できる能力があると証明できます。システムを継続的に改善し、安全で効率よく動かせるように管理できる能力を有することができます。ITサービスマネジメント業務に従事する方に目指してほしい資格です。

資格種類 国家資格
試験日程 4月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 テクノロジ系、コンピュータシステム、技術要素、開発技術など
合格ライン 6割
受験料 5,700円
おすすめの勉強法 独学、スクール

出典:ITサービスマネージャ試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sm.html

令和4年度 令和3年度 令和2年度 令和元年度
受験者数 1,954人 2,018人 3,388人 3,715人
合格者数 289人 303人 497人 530人
合格率 14.8% 15.0% 14.7% 14.3%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

システム監査技術者試験

システム監査技術者は、情報システムを監査するための知識を問う試験です。ITガバナンスの向上やコンプライアンス確保に貢献できる知識を有すると証明できます。企業でセキュリティを担当している方や情報サービス会社に従事している方におすすめです。

資格種類 国家資格
試験日程 10月
出題形式 多肢選択式、記述式、論述式
試験内容 基礎倫理、アルゴリズムとプログラミングなど
合格ライン 6割
受験料 5,700円
おすすめの勉強法 参考書、学習教材

出典:システム監査技術者試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/au.html

令和3年度 令和2年度 平成31年度 平成30年度
受験者数 1,877人 1,702人 2,879人 2,841人
合格者数 301人 260人 421人 408人
合格率 16.0% 15.3% 14.6% 14.4%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

エンベデッドシステムスペシャリスト試験

エンベデッドシステムスペシャリストは、最近注目されているIoTを組み込むシステム開発に関係する知識が学べます。システム開発基盤の構造やシステムの設計などを行う方に取得して欲しい資格です。将来性が高い資格なので習得しておいて損はないでしょう。

資格種類 国家資格
試験日程 10月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめの勉強法 参考書

出典:エンベデッドシステムスペシャリスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/es.html

令和3年度 令和2年度 平成31年度 平成30年度
受験者数 2,185人 1,962人 3,653人 3,461人
合格者数 400人 321人 585人 616人
合格率 18.3% 16.4% 16.0% 17.8%

出典:情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験  推移表(平成21年度春期以降)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_07toukei/suii_hyo.pdf

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリストは、ITエンジニアとしてプ用的な知識と技能を有すると評価される資格です。企業のデータを管理し、パフォーマンスの高いデータシステムを構築して、顧客のデータをビジネス活用するデータベース管理者やインフラ系のエンジニアにおすすめの資格です。

資格種類 国家資格
試験日程 10月
出題形式 多肢選択式、記述式
試験内容 テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系
合格ライン 6割
受験料 7,500円
おすすめの勉強法 参考書、インターネットサイト

出典:データベーススペシャリスト試験|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

令和3年度 令和2年度 平成31年度 平成30年度
受験者数 7,409人 6,536人 11,066人 11,116人
合格者数 1,268人 1,031人 1,591人 1,548人
合格率 17.1% 15.8% 14.4% 13.9%

出典:日本資格取得支援
参照:https://jqos.jp/kokka/databasespecialist

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国家資格とベンダー資格、どちらを取るべき?

要件定義に携わるエンジニアが取得すべき資格には国家資格とベンダー資格があります。一定期間勉強をして資格取得を目指すなら、メリットの多い方を選びたいでしょう。国家資格とベンダー資格のメリットを知って資格取得を目指しましょう。

国家資格を取得するメリット

国家資格はとても多くの種類がありますが、取得するメリットは信頼性や権威性が高いことです。例えば、国家資格は4つに分類されていますが、「業務独占資格」はその資格を持っていないと業務に就くことができません。

また、就職の際に有利になることが多く、安定した収入を得ることができるでしょう。また、受験費用も安く誰でもチャレンジしやすくなっています。

ベンダー資格を取得するメリット

ベンダー資格は、富士通株式会社や日本IBMなどITベンダーが認定している資格です。この資格は自社製品について一定の知識やスキルがあると認められた民間資格です。ベンダー資格は特定の製品の知識やスキルが身に付き、実務にすぐに活かせます。

試験回数も多く、スケジュールを合わせやすく取得しやすいメリットもあります。ITベンダーの資格の中には世界に通用するものもあり、取得しておくと世界でも評価してもらえるでしょう。

要件定義のエンジニアなら難易度の高い資格を取得しよう

要件定義に携わるエンジニアの資格はとても多くありました。働く環境にあわせた資格を選ぶことができ、取得後は経験を積みながら知識を活かせることもわかりました。要件定義に携わるエンジニアなら、今までの経験や知識を活かして難易度の高い資格にチャレンジしてみましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年05月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.08.02
更新日
2024.05.20

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