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ネットワークエンジニアにおすすめの勉強方法とは?手順や取得できる資格をご紹介!

ネットワークエンジニアにおすすめの勉強方法とは?手順や取得できる資格をご紹介!のイメージ

ITサービスにとって必須のネットワークを支えるネットワークエンジニアは、常に需要の変化に応じた勉強が必要です。勉強する際は、本や過去問等でインプットしつつ、実際に機器を使ってアウトプットも並行することが求められます。

本記事では、ネットワークエンジニアにおすすめの勉強方法を中心に、初心者向けの勉強手順、勉強の際の注意点、おすすめの資格について紹介していきます。ネットワークエンジニアの方も、これから目指す方もぜひ参考にしてみてください。

ネットワークエンジニアの需要と勉強の必要性

ネットワークエンジニアとは、ITサービスにとって必須のネットワークを支えるエンジニアです。ITサービスの需要がある限り、ネットワークエンジニアの需要も高まっていくことが予想されます。

そのため、将来的にもネットワークエンジニアの需要がなくなることはないでしょう。

今後、広範囲で専門性の高いネットワークエンジニアを目指すためには、需要の変化に応じたネットワークの勉強が必須です。

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ネットワークエンジニアにおすすめの勉強方法

これからネットワークエンジニアを目指す場合や、将来性の高いネットワークエンジニアを目指す場合には、ネットワークエンジニアとして働きながら勉強を続けることが大切です。

ネットワークエンジニアの勉強をする場合、書籍を利用する方法や学習サイトを活用する方法などが挙げられます。

ここではネットワークエンジニアにおすすめの勉強方法を紹介するため、どのような勉強方法があるのか参考にしてみてはいかがでしょうか。

本や過去問で勉強する

ネットワークに関する知識を身に付ける方法として、書籍を利用した独学はベーシックな勉強方法です。

参考書であれば専門家が監修しているため、ネットワークエンジニアに必要な知識を体系的に身に付けることが可能です。参考書や過去問を持ち歩けば、すき間時間にいつでも勉強できます。

Webの学習サイトを活用する

インターネット上にはさまざまな学習サイトが存在するため、ネット環境があればパソコンやスマホを使っていつでも勉強できます。

学習サイトの中には無料で利用できたり、短い動画で勉強できたりするものも多いため、書籍を利用するよりも気軽に学習しやすいというメリットがあります。

ただし、学習サイトの中には質の良くないサイトも存在するため注意が必要です。

勉強会に参加する

ITエンジニア向けの勉強会には、ネットワークエンジニア向けも存在します。

インターネットで検索するだけで、勉強会の情報サイトを見つけられるでしょう。ただし、ネットワークエンジニアに必要な知識には難易度が高いものが多いです。

勉強会であれば質問もできるため、わからないことがあれば積極的に質問して解消すると良いでしょう。

専門スクールに通う

面倒な準備を省きたい場合や効率的に学習を進めたい場合は、スクールを利用するのがおすすめです。

専門的なスクールであれば、カリキュラムに沿って勉強していくだけで、必要な知識やスキルを学習できます。また、講師から直接指導してもらえるため、わからないことがあってもその場で解消できるでしょう。

そのため、独学によってつまずき、挫折してしまうリスクも減らせます。

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【初心者におすすめ】ネットワークエンジニアの勉強手順

ネットワークエンジニアの勉強をしようと考えている人の中には、まったくの初心者という人もいるでしょう。初心者からネットワークエンジニアになるためには、3つのステップを踏んで学習を進めていくと良いでしょう。

ここでは、初心者におすすめのネットワークエンジニアの勉強手順を紹介していくため、参考にしてみてください。

基本的な知識を身に付ける

ネットワークエンジニアとして働くことを考えているのであれば、初めに必要な基本知識を身に付ける必要があります。基本知識がなければ、ネットワークに関する専門性の高い知識や技術も理解できず、仕事ができません。

まずは基本知識を身に付けるところから始めましょう。

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ネットワークエンジニアの仕事内容とは?必要なスキル・年収・キャリアパスを紹介

勉強内容を実践練習する

基本知識を学んでも、実際に手を動かしてみると思ったようにできないケースがあるでしょう。そのため、基本的な知識を一通り身に付けたら実戦練習をして定着させていきましょう。

また、ネットワーク機器やバージョンによって操作方法が異なるケースもあるため、実際に手を動かす必要があります。

資格取得を目指す

ネットワークエンジニアに必要な知識が身に付いていることを確認できたら、最後に資格取得を目指しましょう。

資格勉強を通して、知識を身に付けることにもつながります。

ネットワークエンジニアに有効な資格を保有しておくと、知識やスキルがあることを客観的にアピールできるようになります。

ネットワークの勉強で取得できる5つの資格

ネットワークエンジニアの勉強の最終確認として、資格取得を目指すのがおすすめです。それでは、ネットワークの勉強で取得できる資格には、どのようなものがあるのでしょうか。

ここではネットワークの勉強をすることで、取得できる可能性のある資格を紹介していきます。

CCT

CCTとは、Certified Cybersecuity Technician(認定サイバーセキュリティ技術者)というサイバーセキュリティ技術者向けのエントリーレベルの資格です。

試験ではサイバーセキュリティの概念や、実践的な技術、ツールを使用した戦術的な戦略などについて問われます。サイバーセキュリティに関する基礎的な理解を深めたい人や、ネットワークエンジニアを目指す人におすすめです。

CCNA

CCNAはアメリカのシスコシステムズが認定している世界標準の資格です。CCNAは「シスコ技術者認定」の1つで、ネットワーク機器の取り扱いなど基本知識を測るアソシエイトレベルの資格となっています。

ネットワークエンジニアの業務に活かせるのは、シスコ技術者認定でもCCNA以上のレベルからと言われています。

CCNAは知名度も高く、ネットワークエンジニアに役立つ資格であるため、ネットワークの勉強後に取得を目指すのがおすすめです。

▼関連記事
CCNA試験合格の勉強時間や攻略法は?IT未経験からの試験対策を紹介

CCNP Enterprise

CCNP Enterpriseとは、CCNAのワンランク上の資格です。シスコ技術者認定のプロフェッショナルレベルの資格で、大規模ネットワークの運用や設計など、上流職へのキャリアアップを目指すネットワークエンジニア向けです。

AWS認定クラウドプラクティショナー

AWS認定クラウドプラクティショナーは、AWS認定の中でも初級の資格です。AWSはクラウドサービスの中でも有名なサービスで、AWS認定はAWSに関する基本的な知識があることを証明できる資格です。

AWS認定は「クラウドプラクティショナー」、「アソシエイト」、「プロフェッショナル」、「専門知識」などのレベル、種類に分かれています。

▼関連記事
AWSとはどんなメリットがあるの?サービスや取得できる資格を解説

ネットワークスペシャリスト試験

IPAが実施している国家試験「情報処理技術者試験」の1つです。

難易度は高いため、取得することでネットワークエンジニアとして高度な知識やスキルを保有していることの証明できるでしょう。

出典|参照:ネットワークスペシャリスト試験|IPA

ネットワークエンジニアの勉強をする際の注意点

ここまで紹介してきたとおり、将来性の高いエンジニアになるためにもネットワークエンジニアの勉強をすることは重要です。しかし、勉強する際にいくつかのポイントについて注意しなければ、無駄に時間を浪費してしまうことになりかねません。

ここではネットワークエンジニアの勉強をする際の注意点を紹介するため、参考にしてみてください。

アウトプットを意識する

ネットワークエンジニアの勉強をする場合は、知識を吸収するだけでなくアウトプットすることも意識しましょう。座学で知識を学んだだけでは、実際に業務を行う際に思うように仕事ができないケースがあります。

ネットワークエンジニアが業務で触る機器は、機種やバージョンによっても使い方が違う場合があるため、実際に触って動かしてみなければ実践的な力は身に付きません。

手を抜かずに必要な勉強を全てする

ネットワークエンジニアに求められる知識は非常に幅広いです。また、難易度の高いものが多いという特徴があります。

そのため、ネットワークエンジニアの勉強をする場合、必要な勉強を全て行う必要があります。勉強していると難しい内容を後回しにしてしまうこともありますが、ネットワークエンジニアとして働くのであれば、全ての内容を勉強するようにしましょう。

1人で考え込まずに相談する

ネットワークエンジニアに求められる知識やスキルは難易度が高いため、1人で勉強を続けることが難しいというケースもあるでしょう。

学習につまずいた場合は1人で考え込まず、知識のある人に相談するなど解決できる方法を探るようにしましょう。効率的に勉強を進めるためにも、1人で考え過ぎないようにすることが大切です。

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ネットワークエンジニアの仕事に必要なスキル・知識

ネットワークエンジニアになるためには勉強することが重要ですが、具体的にどのような知識やスキルが必要になるのでしょうか。

ここでは最後に、ネットワークエンジニアの仕事に必要なスキルや知識を紹介していくため、参考にしてみてください。

TCP/IPの知識

TCP/IPとは、ネットワーク通信を行うための世界共通のルールのことです。ネットワークを構築するためにはTCP/IPは最も重要なものであるため、ネットワークエンジニアにはTCP/IPの知識が必要です。

OSI参照モデルの知識

OSI参照モデルとは、ネットワーク通信を行うために必要な機能を7つの階層に分けたものです。

OSI参照モデルはネットワーク通信によって、サーバーなどの装置とやり取りするための基準となっているため、ネットワークエンジニアとして仕事をするためにはOSI参照モデルへの理解が必要になります。

ネットワーク・サーバーなどのインフラ知識

ネットワークエンジニアとして業務を行う上で、ネットワークやサーバーなどのインフラ知識が必須です。ネットワークもサーバーもネットワークを構築するのに必要なため、サーバーOSに関する知識を身に付けておきましょう。

▼関連記事
ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違いは?向いている人の特徴も解説

設計のスキル

ネットワークエンジニアとして業務を行うためには、ネットワークを設計するスキルが必要です。ネットワークエンジニアとして最初は運用や保守などの下流工程の業務に携わることになりますが、キャリアアップを目指すのであれば設計のスキルが必要になります。

上流工程に携わるには、クライアントの要求にマッチしたネットワーク機器の選定や機能、物理構成、論理構成などを漏れなく設計するスキルが必要です。

セキュリティ知識

ネットワークエンジニアには、企業の大切な情報システムを守るためのセキュリティ知識が必要になります。ネットワークを構築する際には、ファイアウォールの設定やウィルス検知システムの導入など、さまざまなセキュリティ対策に関する知識が必要です。

ネットワークエンジニアは常に最新のセキュリティ対策の知識を身に付けておく必要があるでしょう。

トラブルシュート・問題解決力

ネットワークはインフラであるため、ネットワークにトラブルが発生すると顧客やユーザーに大きな影響を与えてしまいます。そのため、ネットワークエンジニアとして仕事をするにはトラブルシュートできるスキルが必要です。

絶対にトラブルを起こさないネットワーク設計を行うことは困難であるため、万が一のトラブルの際にも迅速に解決できるスキルを身に付けておくことが大切です。

論理的思考力

ネットワークは一度完成すれば終わりというわけではありません。運用が始まってからも保守を行うことになるため、トラブルを発生させないネットワークの設計、構築を行うことが大切です。

そのため、ネットワークエンジニアには論理的な仮説を立てて、実証するための論理的思考力が必要です。

コミュニケーション能力

ネットワークエンジニアとして上流工程に携わる場合、顧客からヒアリングした内容をもとに、設計を行うことになります。そのため、ネットワークエンジニアにはコミュニケーション能力も求められます。

顧客の要望を設計に落とし込むためには、しっかりとこまめなコミュニケーションを取ることが重要になるでしょう。

調整力

上流工程の業務に携わるネットワークエンジニアは顧客の要求に合わせてネットワークの設計を行う必要があります。そのため、段取りや調整できるスキルも必要です。

ネットワークエンジニアとして仕事をする場合、依頼内容を期日までに完了させるために、何が必要で誰に何を依頼するのか段取りし、調整を行う必要があります。

ネットワークエンジニアになるための勉強を始めよう

ネットワークエンジニアとして仕事をするためには、専門性の高いさまざまな知識やスキルが必要です。

ぜひ本記事で紹介したネットワークエンジニアにおすすめの勉強方法や、ネットワークエンジニアの仕事に必要なスキルや知識などを参考に、ネットワークエンジニアの勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年10月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.07.21
更新日
2024.10.20

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