SQLを使って副業ができる?単価を上げるコツや案件を探す方法もご紹介!
SQL副業案件はデータ抽出・集計・レポーティングやデータベースの設計・構築、アプリケーションの開発などが中心です。案件内容によっては、高度かつ多くのスキルを求められることがありますが、高単価の案件を獲得することも可能でしょう。
本記事では、SQL副業案件の種類と単価相場を詳しく解説しています。その他にも、SQL副業案件の選び方や探し方、SQL副業案件を獲得するために身に付けておきたいスキルも紹介していますので是非参考にしてみてください。
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SQLとは
SQLは、データベースの定義や操作を行うためのデータベース言語です。データベースとはデータを整理して保存し、必要な時に取り出しやすくしたデータの保管庫のようなものを指します。
SQLは国際標準化機構によって標準化されているため、異なる種類のデータベースでもSQLを学べば同じように使えます。そのため、SQLを習得しておくことで、データベースを利用するアプリ開発にも役立てられます。
MidworksではSQLに関連した案件も多く保有しています。副業での参画はできませんが、SQLを使った経験がある方には条件に合った案件を紹介できます。ぜひお気軽にご相談ください。
SQL副業案件の種類と単価相場
ひと口にSQLの副業案件と言っても、案件ごとに業務内容や単価相場に違いがあります。SQLの副業案件にチャレンジする場合は、具体的にどのような種類があるのか事前に把握しておく必要があります。
ここではSQLの副業案件を5種類に分けてご紹介します。案件種類の理解とともに、それぞれの案件種類の単価相場も確認してみてください。
データ抽出・集計・レポーティング
SQLの副業案件にはデータベースからデータを抽出・集計したり、レポーティングを行ったりするものがあります。
案件の内容としては、システムのデータベースを構築してデータを抽出するといった内容です。
このような案件では、SQLを扱う基本的なスキルが必要です。しかしSQLのスキルや実務経験以外に特殊なスキルなどは求められないため、初めてSQLの副業案件に挑戦するという人におすすめです。
こちらの案件は、単価としては週3日で月単価40万円~90万円ほどになり、他の案件と比べると平均的といえるでしょう。
データベースの設計・構築
SQLの副業案件には、クライアントのニーズに合わせたデータベースの設計やデータベースの構築を行うような案件があります。このような案件では、SQL ServerやOracle Database、MySQLなどのデータベースシステムを使って設計や構築を行います。
SQL Serverとは、Windowsが開発したWindows OSで動作可能なデータベース管理システムです。Wnidowsとの相性がよいため、Wnidows Serverで用いられることが多いです。
また、Oracle Databaseは、 幅広いプラットフォームを持つリレーショナルデータベースの中で、世界で多く使用されています。
さらに、MySQLにいたっては、こちらも世界で多く使用されていると言われているデータベース管理システムのことです。オープンソースのため、商用使用でなければ無料で誰でも使うことが可能です。
近年ではクラウドサービスを使ったデータベースの設計や構築を行う案件が増えているため、クラウドの知識があれば高単価の案件を獲得することも可能でしょう。
データベース設計・構築の案件の月単価は、他の案件と比較しても平均的であり、週5日稼働で55万円~90万円ほどです。
出典|参照:MySQLを選ぶ理由|MySQL
ビッグデータ・AI
SQLの副業案件には、ビッグデータの解析など、AIに関連した案件があります。
ビッグデータとは、私たちが全体像を把握することが難しい、巨大で膨大なデータ群のことを指します。近年では、ビッグデータを活用したサービスやシステムが盛んに用いられるようになっています。
AI関連の開発を行っている企業ではSQLを使ってデータの前処理を行います。そのため、ビッグデータの解析を行ったり、Pythonで実装まで行ったりするような副業案件が存在します。
ただし、このような案件ではSQLの他にもデータ分析やAIについての知識など、求められるスキルが多いため難易度は高めです。ビッグデータ・AI関連の案件の月単価が週3日稼働で45万円~120万円と比較的高いのは、求められるスキルや知識が高度であるためだといえます。
アプリケーション開発
SQLの副業案件には、アプリケーション開発に関連した案件もあります。このような案件では、開発するアプリやシステムに合わせた開発言語のスキルが求められます。
アプリケーション開発の案件ではプログラミング言語を使って開発を行い、ソースコードの中にSQLを埋め込むような作業が必要になるため、その分単価も高くなるでしょう。
また、リモート対応も可能な案件が多いという傾向もあります。月単価は50万円~120万円ほどと、高単価な案件もあるような状況です。
データベースのチューニング
データベースはシステムの改修や新機能追加によって、データの項目やテーブルが増えたりすることで、パフォーマンスが低下し、効率の良い運用ができなくなるといった問題がでてくることがあります。
また、一部のデータにアクセスが集中するなど、設計段階では予想できなかった問題が発生することもあるでしょう。
データベースに関する問題を解決するための、データベースチューニングの案件もあります。データベースチューニングは、高いパフォーマンスを実現することを目的として行われます。
扱うデータ量など案件の内容により必要となるスキルに差があるため、中には難易度が高い案件もあります。データチューニング案件の月単価は55万円~90万円ほどになるでしょう。
SQL副業案件の選び方
SQLの副業案件の中には、週1日から稼働できるものから週5日稼働のもの、実務経験1年程度から対応できるものから3年以上の実務経験が求められるものまで、稼働日数や経験年数によって参画できる案件が異なります。
そのため、自分で希望している条件と、自分がどのような条件にあてはまるかを確認し、どの案件に参画できるのかを考える必要があります。様々な条件を考慮し、条件に合った案件に参画する方法を身につけましょう。
稼働日数で選ぶ
SQLの副業案件は稼働日数を重視して選ぶ方法があります。エンジニア向けの案件は週2~3日程度の稼働になるものや、週4~5日程度の稼働になるものなど、案件によって稼働日数が異なっています。
そのため、自分がどの程度働きたいのか、どの程度の稼働日数であれば無理なく働けるかによって案件を選ぶことが可能です。
例えば、副業として平日にもしっかりと働きたい場合は週5日フル稼働の案件を選び、土日だけ稼働したい場合は週2日で参画可能な案件を選ぶなど、自分が希望する働き方にあわせて選ぶと良いでしょう。
経験年数で選ぶ
SQLの副業案件は、自身の経験年数と、案件の参画条件で求められている経験年数を照らし合わせて選ぶ方法があります。
アプリケーション開発やAI関連の案件であれば、3年以上の実務経験が求められるものも多いため、経験年数によって応募できる案件には違いがあります。
多くのスキルが求められないデータ抽出や集計などの案件であれば、実務経験が1~2年程度でも獲得できるでしょう。
長期の実務経験が求められる案件は、それだけ単価が高い傾向があるため、高単価を狙う場合は3年以上の実務経験を経てから副業を行うと良いでしょう。
働く場所で選ぶ
SQLの案件の中には常駐だけでなく、リモートワークが可能な案件もあります。
そのため、副業案件を探している場合は、在宅やリモートが可能な案件といった自分のしたい働き方を基準に選ぶのも良いでしょう。
自分が希望する働き方ができれば、ストレスがなく、快適に仕事をすることができます。その一方で、条件によっては案件数がかなり限られる場合もあるため、注意が必要です。
SQL副業案件を獲得するために求められるスキルは?
SQLの副業の中には、SQLの基本的なスキルや実務経験だけでも対応できるものもあれば、他にも特別な知識やスキルが必要になるものもあります。
SQLを扱うエンジニアとして、案件に参画するために必要なスキルを理解しておくことは必須だといえます。本記事で紹介する内容を、案件選びの参考にしてみてください。
SQL言語の知識
SQLの副業をこなすためには、SQL言語の知識が必要です。
具体的には、データの抽出や検索、更新、削除などを行うデータ操作言語、データベースの構造を定義するデータ定義言語、データベースへのアクセス権を制御するデータ制御言語、トランザクションに関する命令を出すトランザクション制御言語などがあります。
またSQLを使ってデータベースを操作するためには、用語についても知っておく必要があります。例えば、テーブルやカラム、レコード、フィールドなどは基本的な用語として挙げられます。
これらの用語はあくまで一例に過ぎません。SQLを扱う案件に参画する場合は、SQLに関わる用語を理解している状態で参画できるようにしましょう。
▶︎SQLエンジニアとは?必要スキルや仕事内容、将来性などを解説!
主要なデータベースソフトを扱う知識
SQLの案件によって使用するデータベースソフトが異なるため、基本的なデータベース管理システム(DBMS)に関する知識が必要です。
主要なDBMSの種類としては、SQL Server、Oracle Database、MySQL、PostgreSQLなどが挙げられます。企業によって使用しているDBMSは異なるため、SQLの案件に応募する場合は、案件に記載されているDBMSの種類をチェックしたうえで応募するようにしましょう。
アプリケーションの開発経験
SQLに関連した案件の中には、アプリケーション開発に関する案件も多く存在しています。
直接アプリ開発を行うような案件でなくても、場合によってはJava、Python、PHPなどの言語を使った開発経験が求められる案件もあります。
そのため、プログラミング言語を使ったアプリ開発経験があれば、様々な副業案件に対応できるようになる可能性があるでしょう。
データベース設計・構築の技術
データベースの設計から携わるような案件は、SQLに関連した案件の中でも高単価な傾向があります。そのため、高単価の案件を取得したいのであれば、データベースの設計や構築のスキルも身につけるようにしましょう。
データベースの設計や構築を行う場合は、クライアントのニーズを引き出すためのコミュニケーションを積極的にとる必要があります。コミュニケーションを活発に行いながら案件を進めていくことで、クライアントが求める基準を満たすことができます。
データベースの設計・構築の案件に参画する場合は、設計・構築の技術だけではなく、コミュニケーションスキルがあるかどうかも考慮して選ぶようにしましょう。
データ解析のスキル
SQLの案件の中でもデータ分析に関する副業に挑戦したいのであれば、データ分析のスキルを身につける必要があります。データ分析に必要なスキルとしては、統計学や数学、ロジカルシンキングなどが挙げられるでしょう。
また、あわせて機械学習に関するスキルや各種分析手法の知識があれば、より高度な案件にも対応できるようになります。データ分析ができるようになれば、AI関連の案件にも対応できる人材として市場価値も上がっていくでしょう。
またデータ解析ができれば、データサイエンティストなどの道もあります。データサイエンティストについては、以下の記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
▶︎データサイエンティストはなくなる?今後の傾向や求められるスキルも紹介
クラウド環境での開発経験
昨今では、新型コロナウィルス感染症の影響や業務改善、労働環境改善などの面からリモートでの作業が増えていたり、コスト削減を目指したりするうえで、安価で使いやすいクラウドサービスを使った開発案件も増えています。
そのため、幅広く案件を獲得できるようにクラウドサービスについての知識や、開発経験などがあると良いでしょう。クラウドサービスとしては、AWSやAzureが代表例として挙げられます。
知識をつけたうえで、経験を積むことができると、幅広い案件に参画できるようになります。仕事の幅を広げるためにも、様々なスキルを身につけることも選択肢の一つにしておくとよいでしょう。
SQL副業案件を獲得するために持っていると良い資格【4選】
未経験や実績がない場合、案件に参画できない場合があります。経験や実績は、その人ができることの証明になるため、案件参画時には重要視されます。
資格を持っておくことで、スキルや知識を客観的に証明でき、案件獲得に活かすことができます。未経験や実績がない場合は、資格を持つことがスキルや知識を持っていることの証明になり、案件獲得の可能性を高めることができます。
ORACLE MASTER
ORACLE MASTERは、世界でも高いシェア率を誇るOracle Databaseに関する認定資格で、日本オラクル社が実施しています。
認定資格として、データベースやSQLの内容がメインになるORACLE MASTER DBAとSQLの知識全般を問われるORACLE MASTER SQLの2つがあります。
ORACLE MASTER DBAはBronze、Silver、Gold、Platinumの4つの難易度に分かれていて、証明したいスキルレベルによって受ける試験や難易度を変えられるでしょう。一方、ORACLE MASTER SQLはSilverの1つだけになっています。
Oracle Databaseに関する案件だった場合、クライアントにスキルの証明として提示することもできます。Oracle Datebaseを扱い、案件に参画したい場合は、資格を取得しておくこともおすすめです。
出典|参照:ORACLE MASTER Portal|Oracle University
▶︎オラクルマスターブロンズはどんな資格?資格の種類や取得方法を解説
AWS認定資格
クラウド環境での開発案件も増えていることから、AWS認定資格を取っておくことで、使用頻度の高いクラウドサービスであるAWSに対する知識を証明することができるでしょう。
ただし、AWS認定資格を取得するには、AWSに対する総合的な知識が必要となってくるため、データベースに関する内容以外も勉強していく必要があります。
▶︎AWS認定資格を取ると年収は上がる?試験内容や難易度を詳しく紹介
OSS-DB技術者認定
OSS-DB技術者認定はORACLE MASTERと違い、PostgreSQLなどのオープンソースデータベース(OSS-DB)に関する技術力を証明できる資格になっています。
難易度はSilverとGoldの2つに分かれています。Silverが基礎的な知識を証明できるのに対し、Goldは深い知識や大規模開発などのレベルの高い内容の証明になります。
オープンソースデータベースに関する案件であれば、こちらの資格を持っておくことで、クライアントにスキルを証明できるでしょう。
出典|参照:OVERVIEW 試験概要|一般社団法人エデュコ
データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストは、情報処理推進機構(IPA)が主催するデータベーススペシャリスト試験に合格することで取得できる国家資格になります。
このデータベーススペシャリスト試験は、経済産業省が策定したITスキル標準(ITSS)のレベル4に該当する高度な試験にあたるため、取得することができれば、スキルや知識の証明として大きな力となるでしょう。
出典|参照:データベーススペシャリスト試験(DB)|独立行政法人 情報処理推進機構
SQL副業案件はどうやって探す?
SQLの副業案件に参画するためには、自分に合った条件を見極め、条件に沿った案件を選ぶ必要があります。
案件を探す方法としては、クラウドソーシングを利用する・SNSを活用する・求人サイトを使う・フリーランス向けエージェントを活用する・友人から紹介してもらうなどがあります。
様々な方法があるため、自分に合った方法で案件を探すようにしましょう。
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、業務委託先を探している企業と仕事を探している人をインターネットうえでマッチングさせるサービスです。
クラウドソーシングサービス上にもSQLに関する案件は多く、副業向けの単発の案件も多いため、クラウドソーシングを活用してSQLの副業案件を探すのもおすすめです。
クラウドソーシングでSQL案件を探す場合は、複数のサービスを併用することで希望に合った案件が見つかりやすくなるでしょう。
求人サイトで探す
SQLの副業は求人サイトを使って探すことも可能です。正社員だけでなく、様々な雇用形態の案件を扱っている求人サイトも存在するため、このようなサイトを活用すれば、リモートや短期で対応できるSQLの副業案件を見つけられるでしょう。
SNSを利用する
近年ではSNS上でクライアントが副業案件を募集しているケースも増えてきているため、SNSをこまめにチェックしてSQLの副業を探すという方法もあります。
SNSであれば、エージェントやクラウドソーシングでは見つからないような珍しい案件が見つかるケースも多いです。
ただし、SNSは基本的に匿名となるため、副業案件を募集しているアカウントや仕事内容が信頼できるかどうかは事前に十分チェックし、トラブルなどが起きないように気をつけましょう。
知人や友人に紹介してもらう
職場や取引先、知人、友人などから副業案件を紹介してもらう方法もあります。知り合いであれば最初から人柄やスキルなどを把握できているため、スムーズに副業をスタートできるケースも多いです。
また、人から紹介されたSQLの副業案件をこなしていくことで、副業を通して人脈を広げていくことも可能です。一度SQLができる副業人材を探していないかどうか、周囲の人に聞いてみると良いでしょう。
フリーランス向けエージェントを活用する
フリーランス向けのエージェントを活用してSQLの副業案件を探す方法もあります。エージェントはクライアントから案件を請け負い、獲得者に案件を紹介するサービスであるため、登録しておけばエージェント側がスキルや希望条件にマッチした案件を紹介してくれます。
また、単価交渉などのやりとりも代行してもらえるため、時間をかけずに副業案件を獲得できるでしょう。
ただし、エージェントが扱っている案件は一定のスキルや実務経験が求められるものが多いため、注意が必要です。そのため、未経験の方やスキルが足りない方では案件を紹介してもらえない可能性もあります。
MidworksではSQLを使った案件も紹介しています。副業での案件参画はできませんが、専門のコンサルタントによるヒアリングを通して、条件にあった案件を紹介できます。お気軽にご相談ください。
未経験者がSQL副業に挑戦する時のステップ
SQL未経験でも、副業案件に参画してみたい場合もあるでしょう。しかし大前提として、SQLの案件をこなすためには、基本的なSQLの知識やスキルが必要になります。
また、高単価な案件は実務経験が求められるため、まずは基本的なSQLのスキルを習得し、簡単な案件を獲得することでスキルを磨いていく必要があります。未経験の方がSQL副業に挑戦する時のステップをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
SQLの基礎を身につける
まずは学習サイトや書籍などを利用して、SQLの基礎を身につけましょう。データベース操作や定義、制御などに用いられるSQLの基本的な構文を覚えるところから始めましょう。
データベースの操作によく用いられるコマンドとしては、「SELECT」「UPDATE」「DELETE」「INSERT」などがあります。これらの基礎構文を押さえたら、テーブル結合などの少し難しいものも勉強しておきましょう。
SQLの基礎をあらかた抑えられたら、練習問題を解いて基礎を定着させます。次にSQL文が自分で作れるようになったら、実際にSQLの実践環境を構築してみましょう。
実践環境の構築が完了したら、データベースを操作してみましょう。実際にデータベースを操作することで、実践的なSQLスキルが身につけられます。
▶︎SQLエンジニアとは?必要スキルや仕事内容、将来性などを解説!
難易度の低い副業案件をこなす
SQLの基礎を習得したら、まずは難易度の低いSQLの副業案件にチャレンジしてみましょう。難易度が比較的低い案件は、エージェントよりもクラウドソーシングサイトに多い傾向があります。
クラウドソーシングに掲載されている案件は初心者でも対応できる分、報酬も低いものが多いです。未経験から案件への参画を目指す場合は、経験を積むことが最優先になるため、参画できる案件には積極的に参画するようにしましょう。
経験を積んだら高単価の案件にチャレンジする
難易度の低い案件で実績を積んだら、徐々に単価の高い案件へチャレンジしてみましょう。
高単価の案件は実務経験や特殊なスキルが求められるものが多いため、すぐに応募することはできません。
様々な副業案件をこなしながら実績を積み、様々な業務を経験することで、高単価で難易度の高い案件にも参画できるようになります。未経験から案件参画を目指す場合は、焦らずに進めることが重要だといえます。
SQL副業案件で単価を上げるためのポイント
SQLの案件の中でも高単価案件を獲得する方法はいくつかあります。例えば、機械学習関連の開発実績を伸ばしたり、上流工程で実績を積んだりすることなどです。
SQLに限らず、高単価案件では求められるレベルや難易度が高い場合が多いです。自分の経験値や現在のスキルを見つめながら、案件を選ぶようにしましょう。
- AIや機械学習関連の開発実績を伸ばす
- 上流工程の経験を積む
- データサイエンスのスキルを身につける
AIや機械学習関連の開発実績を伸ばす
SQLに関連した案件の中には、自然言語処理や画像認識、データ分析といったAI技術に関連した案件も増えてきています。このような先端技術のニーズが増していく一方で、対応できる人材は不足している状態にあります。
AIや機械学習分野での実績を伸ばすことで、市場価値の高い人材として高単価案件を獲得できるようになるでしょう。
高単価案件に参画したい場合は、AIや機械学習領域のスキルや知識を身につけるため、学習に取り組むことも一つの方法です。
上流工程の経験を積む
SQLに限らず、どのような案件でも上流工程の案件は高度なスキルが求められるため、単価が高い傾向があります。単価を上げるためには、まずは開発などの工程で実績を積み、データベースの企画や設計など上流工程の案件で経験を積むと良いでしょう。
アプリ開発やデータベースなどの上流工程では、SQL以外にもデータベースに関する知識など、幅広い知識やスキルが求められます。また上流工程に携わるためには同等の案件に参画した経験が必要になります。
その上、要件定義をまとめる際にクライアントと話すため、コミュニケーションスキルも求められます。
将来的に上流工程の案件に参画したい場合は、自分が身につける必要があるスキルや知識、経験を理解しましょう。そこから逆算することで、現在参画するべき案件を選ぶことも一つの方法だといえます。
データサイエンスのスキルを身につける
近年ではAIや機械学習への注目が集まっており、これらの分野に必須のビッグデータの分析を行うデータサイエンティストという職業のニーズが高まってきています。
また、このような分野は難易度が高く、分析結果をビジネスに活かす視点も求められるため、対応できる人材は多くはありません。
そのため、ニーズが高くなっているデータサイエンスの知識やスキルを身につけることで、高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。
▶︎データサイエンティストはなくなる?今後の傾向や求められるスキルも紹介
ITインフラに関する知識を身につける
ネットワーク関連の知識もSQLの知識と合わせて持っていることで、それだけ様々な業務に対応できます。複数の言語やツールに対する知見を持っていたり、経験を積んでいたりする場合、市場価値は高くなります。
ネットワークエンジニアの年収は800万~1,200万円ほどだといわれています。日本全体の平均年収が443万円のため、年収が高い職種だといえます。
SQLの知見に加え、ネットワークの知見や経験を持っていることで、エンジニアとしての価値をより向上させることができるといえるでしょう。
出典|参照:民間給与実態統計調査 令和3年|国税庁
SQL副業案件で収入を増やそう
SQLの副業案件には、比較的簡単なものから高度なスキルや経験が要求されるものまで様々な種類があります。高単価案件になるほど高度なスキルが求められるため、まずは実績を積む必要があるでしょう。
この記事で紹介したSQLの副業案件の選び方から案件を獲得するのにおすすめのサービスなどを参考に、SQLの副業案件に挑戦して収入アップを目指してみましょう。
MidworksではSQLを使った案件などを紹介しています。副業での参画はできませんが、SQLを使った案件に興味お持ちの方や案件をお探しの方は、お気軽にご相談ください。