Midworks
  1. TOP
  2. お役立ちコラム
  3. エンジニアの職種
  4. ITエンジニア
  5. 【基礎から解説】Webエンジニアとは?仕事内容や年収、必要な資格についてもご紹介!

【基礎から解説】Webエンジニアとは?仕事内容や年収、必要な資格についてもご紹介!

【基礎から解説】Webエンジニアとは?仕事内容や年収、必要な資格についてもご紹介!のイメージ

Webエンジニアとは。Web上で動作するさまざまなシステムやアプリなどの各種サービスを開発する仕事を指します。役割に応じて日常的に見るWebページや裏で動かすシステムまで、開発する範囲は幅広いです。

本記事では、Webエンジニアの仕事内容や平均年収、向いている人の特徴や必要なスキルなどを幅広く解説します。Webエンジニアになることを検討している人は是非参考にしてみてください。

目次

目次を閉じる

  1. Webエンジニアはどんな仕事?
    1. Webエンジニアの仕事内容
    2. WebエンジニアとWebデザイナーの違い
    3. WebエンジニアとWebプログラマーの違い
    4. SIer業界との違い
  2. Webエンジニアの働き方
    1. IT企業に勤務
    2. フリーランス
  3. Webエンジニアとして働くメリット
    1. 幅広いスキルを身につけやすい環境
    2. 働きやすさを重視する企業が多い
    3. 将来性に期待できる
  4. Webエンジニアの平均年収
    1. Webエンジニアの平均年収は450万円
    2. IT業界内で比較的年収の上昇率が高い
    3. 一般企業の平均年収と比較すると?
  5. 【4選】Webエンジニアに必要なスキル
    1. プログラミングスキル
    2. データベースに関するスキル
    3. セキュリティに関するスキル
    4. LAMP環境に関するスキル
  6. Webエンジニアに資格は必要?
    1. Webエンジニアは資格が無くてもなれる
    2. スキルを証明するためには資格取得が効果的
  7. 【3選】Webエンジニアが取得すると役立つ資格
    1. Oracle認定JAVAプログラマ
    2. Webクリエイター能力認定試験
    3. 基本情報処理技術者試験
  8. 【4選】Webエンジニアに向いている人の特徴
    1. 成長意欲があり、吸収力が高い人
    2. 変化に柔軟に対応できる人
    3. チームワークが好きな人
    4. 独創性や発想力がある人
  9. Webエンジニアの現状
  10. Webエンジニアの将来性
  11. 成長中の業界でスキルを伸ばそう
  12. Midworks おすすめの案件例

Webエンジニアはどんな仕事?

Webエンジニアとは、Webで動作するさまざまなシステムやアプリなど各種サービスの開発者を指します。主にサービスの設計はシステムエンジニアが行い、その仕様書に基づいて目的や用途に沿うようにシステム開発を行うのが、Webエンジニアの仕事です。

たとえば、ショッピングサイトやメールアプリ、ネットバンキングなどWebエンジニアが携わるサービス開発は多岐にわたります。私達の生活に溶け込んでいるWebサービスの数々は、Webエンジニアの力によって構築されているのです。

Webエンジニアの仕事内容

さて、ウェブ上で使われるアプリケーション開発にたずさわるウェブエンジニアと言う職業ですがその仕事内容は大きく分けて2つの役割が存在します。

ーフロントエンドエンジニア

利用者のメニューが映る部分を担当し開発にたずさわる、フロントエンドエンジニアとしての役割です。

フロントエンドエンジニアは、普段よく見るオンラインショップのページのアウトラインからレイアウト、実際にユーザーが情報を入力する部分等、ユーザーが直接関わる部分までを受け持っています。

そのため、システム開発だけではなく、デザインなどセンスやデザイン力が重視される部分まで担当することも多く、幅広い仕事です。

ーバックエンドエンジニア

ユーザーが認識しないサーバーやOS、データベースなどの登録情報を管理するシステム開発をしているのがバッグエンドエンジニアです。普段目にしないけれどそのアプリケーションに必要不可欠なネット上での情報操作を管理するシステムの開発を受け持っています。

ーフロントエンド・バックエンドの役割分担

便利なオンラインショップにアクセスして買い物するには、まずそのページにログインし、様々なページを眺め自分の買いたい商品を選択します。そして会員登録してクレジットカード情報などを入力し購入の手続きをします。この買い物をするために見ているページや、クレジット情報やメールアドレスを入力するページなどを開発しているのがフロントエンドエンジニアです。

しかし、これだけでは実際にショップに送られた個人情報を管理し、データを紐付けたり求められたデータを返送したりといった送信を行うなどの管理は行えません。そういった、情報が送られた後の管理システムはバックエンドエンジニアが開発します。

バックエンドエンジニアがシステムを開発することで、住所、購入を申請した商品、クレジットカードの申請状況等が結びつけられスムーズな買い物ができているのです。

ーWebサイトのメンテナンス

Webサイトは制作すれば終わりではなく、その後のメンテナンスなど運用・保守についても見据える必要があります。そのため、クライアントに納品した後も掲載内容の更新やSEO対策、アクセス解析や市場マーケティングなどの数値からWebサイトの再構築なども行います。

さらに、Webサイトの可視性を求めたデザインの知識に造詣が深いと、よりアクセス数を伸ばすWebサイトのレイアウト変更や更新ができるようになります。更新やメンテナンスに関しては、クライアントの要望をその都度Webサイトに反映させられる柔軟性や技術力も求められます。

ー幅広い対応力が求められる

前述したフロントエンド・バックエンド業務について、どちらか一方のみを請け負うケースはまれです。むしろ、双方の業務を一手に引き受けるWebエンジニアの方が圧倒的に多いのが現状です。

つまり、ユーザーが直接利用するフロントエンドのシステムと、フロントエンドからの情報を管理するバックエンドのシステム、いずれの知識も備えている必要があります。

さらに、フロントエンドではより可視性や動作性に優れたレイアウトやデザイン、バックエンドではインフラ系の整備なども業務に含まれ、幅広い対応力が求められます。

WebエンジニアとWebデザイナーの違い

同時に語られることの多い、WebエンジニアとWebデザイナーにはどのような違いがあるのかを説明します。

Webエンジニアは前述でも紹介しましたが、デザインの知識を持っておくと役に立つものの、それが本業ではありません。大きな目的は、クライアントやユーザーのニーズをいかに形にするかを考えて実現することであり、JavaやPHPなどの言語を駆使して的確なシステム構築を行います。

さらに、マーケティングなどによる分析結果を踏まえて、アクセス数や流入率のアップなどのコンサルティングも業務に含まれるのです。

一方、Webデザイナーの仕事は、クライアントから求められたWebサイトの企画を立ち上げ、実装する機能を実現させるためのデザインやレイアウトを決める仕事です。サイトの大枠が決まれば、ワイヤーフレームの構築などを駆使したデザイン、HTMLやCSSへのコーディングを行い、Webサイトが形になっているかをチェックします。

WebエンジニアとWebプログラマーの違い

WebエンジニアとWebプログラマーは非常に近いものであり、明確な線引きを設けていない企業も存在します。

とはいえ、Webエンジニアはサービスの要件定義から開発、運用・保守まで幅広く行う職種であるのに対し、Webプログラマーはその中の開発担当とされることもあります。
つまり、Webエンジニアの仕事はプログラミングも業務に含まれ、Webプログラマーの仕事はプログラミングのみとするケースが多いのです。

これらの点から、WebエンジニアがWebプログラマーを兼ねることも多く、それだけWebエンジニアの知識が豊富でなければならないことを示しています。

▼関連記事
Webプログラマーとは?気になる仕事内容・平均年収・必要なスキルを紹介!

SIer業界との違い

SI(システムインテグレーション)を主に行うSIer(システムインテグレーター)の業界は、Web系業界と並んで語られることもあります。

これらの違いは、Web系業界は主にBtoCを想定したWeb全般のサービス提供であるのに対し、SIerは市場マーケティングやクライアントの業務分析、コンサルティングを中心に行うBtoBを想定した業界である点です。

SIerでは、企画から要件定義、開発、テストまで長期間かけて行うウォーターフォール開発が主で、大規模なシステム開発に向いています。一方で、Web系は企画から開発、テストまでが短いスパンで行われるアジャイル開発が大半です。

▼関連記事
SIerとSEはどう違う?業務内容や必要なスキルについても解説

Webエンジニアの働き方

Webエンジニアは、企業に雇用され会社員もしくは派遣・常駐フリーランスとして働く場合と、在宅フリーランスとして働く場合に分けられます。それでは、Webエンジニアの働き方はそれぞれどのようなものでしょうか。こちらでは例として、1日の仕事の流れを比較しながら見ていきます。

IT企業に勤務

まず、IT企業で勤務する場合の一例をご紹介します。

企業にもよりますが10時頃に出勤し、その日のタスクを確認します。そして今携わっているプロジェクトについて打ち合わせを行い、並行している新規プロジェクト開発や既存プロジェクトの保守などの業務にあたります。

昼休憩を取った後は、新規プロジェクトの打ち合わせや設計、進行中プロジェクトの機能実装などの作業、またそれにかかる技術的な調査などさまざまな業務をこなします。そして各種作業を終えて、だいたい18時頃に業務を終えるのが一般的ですが、往々にして残業を行うこともあります。

フリーランス

在宅フリーランスとして働く場合の1日を紹介します。

起床する時刻は人によってまちまちですが、7時頃に起きる人もいれば10時頃に起きる人もいます。仕事の準備ができればその日のタスク確認を行い、進行中プロジェクトの設計や開発作業などの各種作業に当たります。

昼休憩も自由ですが、仕事のリズムやクライアントとの打ち合わせ時間などによって調整します。

昼休憩後には再び作業を行いますが、企業に勤務するときよりも打ち合わせは頻繁ではなく、午後以降にまとめてSkypeなどで打ち合わせを行うことが多いでしょう。そして、仕事の進捗状況に合わせてきりのよい時間で業務を終了します。

▼関連記事
フリーランスWebエンジニアの仕事内容 | 単価相場・仕事の取り方

Webエンジニアとして働くメリット

Webエンジニアを職種に選ぶ場合、その業務内容ならではのメリットが享受できます。具体的にはWeb系業界に携わるにあたって必要な知識が身に着くことや、働きやすさなどがあげられます。代表的なメリットを3つの項目に分けて説明します。

幅広いスキルを身につけやすい環境

Webエンジニアは企画から要件定義、設計・開発に運用までWebに関する幅広い知識が必要です。ときに、プログラミングやデザインに関する業務に携わることもあります。この点は、Web系業界で生きていくためにはかなりの強みになるはずです。

Webサービスの業務全般を一通りこなすことができれば、これから転職を考える際にも有効で、企業に即戦力として迎え入れられる確率が高いです。また、自ら開発に関わったWebサービスの効果を身を持って感じたり、トラブルに迅速に対処できたりといった利点もあります。

働きやすさを重視する企業が多い

Web系企業は、全般的に働きやすい環境を整えているところが多くあります。Web開発においては、スケジューリングをもとにして決まったタスクをその日のうちに終了させられればおおむね問題ありません。

そのため、集中して働くコアタイムを設定して出退勤時刻を自由に決められるフレックスタイム制度を設けている企業も多いです。さらに、働く女性にも働きやすいとされる時短勤務などを積極的に取り入れている企業もよく見られ、ブランクのある女性が働きやすい職種としてすすめられることもあります。

その他、Webサービスは多岐に及ぶことから、別業界からの転職の場合も案件によって前職の経験や現場の声を生かすことができ、重宝されるケースも見られます。

将来性に期待できる

IT企業全般の中でも、特にWeb系業界は確実に成長を遂げています。それは、あらゆる業種においてWebサービスやアプリ開発、Webサイト運営などの需要がどんどん高まっていることに起因しているためでしょう。

日本国内だけではなく世界的に見ても、業績を上げている企業の有数クラスはWeb・IT系企業がほとんどです。そして、近年急成長を続けるIoTやAI技術、ディープラーニングなどの分野でもWebエンジニアの存在は必須であり、将来性は十分にあります。

目まぐるしく進化していくWeb系業界にあっては、Webエンジニアも進化するニーズの把握や技術の習得が求められますが、それも業界の成長あってのものでしょう。さらに、新たなシステムやサービスを提案する能力があれば、どんどん未来の道が開拓されていくわけです。

Webエンジニアの平均年収

Webエンジニアの平均年収は地域や経験、技術スキル、雇用形態などによって大きく異なります。
また、フリーランスの場合は収入が安定しないことや、プロジェクトごとに異なる報酬体系になるため、平均年収の計算には難しさがあります。

Webエンジニアの平均年収は450万円

FindJob!調べのデータによると、Webエンジニアの平均年収は約450万円と言われています。また、調査したエンジニアの年収分布データを見ると、約4割が平均年収400~500万円という分布になっているため、同じWebエンジニア内での年収の差はそこまで大きくは無いようです。

ちなみに、Webエンジニアで高額の平均年収は900万円以上で、この額の年収を得ているWebエンジニアは全体の約1%です。

IT業界内で比較的年収の上昇率が高い

Webエンジニアの年収について、IT業界全般の水準と照らし合わせてみた場合、多少高い金額であることがわかります。

2017年に経済省が発表している「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、IT業界の中でエンジニア/プログラマの平均年収はプロデューサー/ディレクター、営業・マーケティングに次いで3番目につけています。業界全体の平均年収と比較すると、若干高めの位置と見ることができます。

そして、スキルが向上すればするほど年収の上昇率は上がり、技術力を磨いていけば前述の年収900万円にも届く可能性があるのです。

これからの将来性が大いに期待されるWeb系業界において、自分のスキルを磨く機会も多くなってくるでしょう。そのため、平均年収の相場は400~500万円としても、そこからさらにジャンプアップできる可能性を秘めているとも考えられます。

一般企業の平均年収と比較すると?

それでは、Webエンジニアの平均年収を一般企業と比較すると、どのくらいの位置になるのでしょうか。

国税庁が調査した2017年の「民間給与実態統計調査」によると、給与所得者のうち男性で多かった層が年収300万円超400万円以下、女性では100万円超200万円以下となっています。このデータを鑑みると、Webエンジニアの平均年収450万円というのは、一般企業と比べて十分に高い金額といえるでしょう。

Webエンジニアの年収の詳細については、下記のリンクで詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてください。

【4選】Webエンジニアに必要なスキル

プログラミングスキル

Webエンジニアは、上流工程を行うSEと下流工程を行うプログラマといった明確な区別がなく、1人のエンジニアがサービス開発の全工程に携わることが多い業種です。そのため、Webエンジニアにはある程度のプログラミングスキルが必須となります。

特に、SEから転職してWebエンジニアになったような場合、人を管理する立場に立ちスケジュール調節やマネジメントしか行っていなかった時期が長いと、現場において十分な仕事が行えないと言う恐れがあります。

長くプログラミングの工程から離れ技術やスキルに不安がある場合は、オンラインスクールに通ったり、コードを書いてノウハウを学習したりするなど、プログラミングスキルを磨くことが重要となります。

データベースに関するスキル

データベースとは、いわゆる情報の保管庫のような存在です。データベースは膨大な情報を登録することによって、特定の文字を入力したときに関連するデータを抽出することができます。

例えば、ユーザーIDとパスワードを入力するとログインできるシステムや、商品名を記入すると該当する商品のページが表示されるシステムなどは、このデータベースを利用することによって作られています。データベースがあると、ショッピングサイトはもちろん様々なアプリケーション開発につながります。

データベースを操作するには、SQLと言う言語の習得が不可欠です。ウェブエンジニアを目指している場合には、このSQL言語のスキルを高めるようにしましょう。

セキュリティに関するスキル

ウェブアプリケーションにおける個人情報の漏洩は大問題につながることもあり、ウェブエンジニアのセキュリティ対策に対する意識は年々上昇しています。フリーランスの場合は収入が安定しないことや、プロジェクトごとに異なる報酬体系になるため、平均年収の計算には難しさがあります。

特に、ウェブアプリアプリケーションはクレジット番号や住所、口座番号など様々な個人情報を1つのサーバーに膨大に保管している場合があるため、少しでもセキュリティに漏れがあると悪質な侵入者にデータを盗まれてしまうといった危険性があるのです。

このため、ウェブエンジニアとしてアプリケーションを開発する際には、どのような攻撃をされてもデータが外に漏洩せず、個人情報を守る強固なプログラミングを意識し開発を行わなければなりません。

もちろん、エンジニアが防御を強くすればするほど、侵入者側も様々な技術を用意してサーバーに侵入しようと試みます。年々高度な技術を生み出し、個人情報抜き取ろうとする侵入者に対して、常に技術で対抗しプログラムを開発するスキルが欠かせないのです。

LAMP環境に関するスキル

LAMPとは、Webサイトをネット上に公開したり、アプリケーションを開発したりするために使用するオープンソースソフト4つの頭文字を合わせた略語です。

Web開発はこの4つのソフトがあればできると言われており、Webエンジニアにとっても必要不可欠なスキルとなっています。

Lはサーバーで使われるOS「Linux」の頭文字。Aは、世界でも多く使われているWebサーバー「Apache」のA。Mは先述したSQL言語を用いて管理するデータベース「MySQL」。そしてPは主にバッグエンドで利用するプログラミング言語「PHP」のことを指します。

この4種類は、もう10年以上もの間Web開発の最前線に留まり、必須と言われて続けているソフトです。Webエンジニアを志すなら、まずはLAMP環境を学ぶところから始めてみましょう。

Webエンジニアに資格は必要?

Webエンジニアになるために、幅広い知識が必要であることはこれまで説明してきました。では、実際にこの職種に就くために必要な資格はあるのでしょうか。下記では、Webエンジニアと資格取得について詳しく解説しています。

Webエンジニアは資格が無くてもなれる

Webエンジニアになるには、絶対に取得しなければならない国家資格や試験は存在しません。独学で勉強し、未経験で会社に入ってもWebエンジニアとして活躍している人は沢山存在します。

そもそも、エンジニアの業界では未経験なのに資格をたくさん持っていても、さして転職や就職、キャリアアップ等に有利に働く事はありません。これは、IT業界が知識だけでは仕事を行えず、実際に現場に出て積んだ経験がキャリアを左右する傾向にある世界だからだといえます。

Webエンジニアとして活躍するには、まずは現場でたくさんの経験を積み、実際に今求められているスキルや技術を学んだ後、それに付随する資格を取得していくと言う方法がいちばん確実と言えるでしょう。

スキルを証明するためには資格取得が効果的

資格を取らなくても働けると言っても、絶対に資格が役に立たないと言うわけではありません。未経験の時に知識だけで資格をとってしまっても意味はありませんが、キャリアがあり実績を積んだ人物が資格を取得する場合、その後の仕事や転職活動に有利に働くことがあります。

ウェブエンジニアの仕事は、自分の功績や技術をわかりやすく表現することが難しい仕事でもあります。そのため、自分の技術に見合った資格を取得することで、持っているスキルや知識、技術をクライアントや企業にアピールするために有力な武器として使えるようになるのです。

特に、独立して起業する場合や、フリーランスとして活動する場合は初めて契約するクライアントに安心して仕事を依頼してもらえるよう、わかりやすい指針として資格を取得するという方法は非常に有利だといえます。

【3選】Webエンジニアが取得すると役立つ資格

それでは、ウェブエンジニアとして活躍するために武器になる、取っておいた方が良い資格とはどんなものなのでしょうか。IT技術系のスキルは沢山ありますが、その中でも特にWebエンジニアが持っていて役立つ資格を3つご紹介します。

Oracle認定JAVAプログラマ

Webエンジニアが覚えておいた方が良い言語の1つのJavaですが、その総合的な知識を身に付けることができる資格がOracle認定JAVAプログラマの資格です。この資格は多くの企業で義務づけていることが多い定番とも言える資格で、比較的取得しやすいのも特徴となっています。

特にフロントエンドをメインで行うWebエンジニアはJavaを利用することが非常に多いので、その技術力を証明するためにも取得しておくことをおすすめします。

Webクリエイター能力認定試験

フロントエンドを主に扱うWebエンジニアにおすすめの資格が、Webクリエイター能力認定試験という試験です。この資格では、Webサイトを作成するにあたって必要な一定のスキルと構成力やレイアウト、デザイン力を証明することができます。

試験はスタンダードやエキスパートなど様々な種類があり、難易度もそこまで高くないので、Webエンジニアとして働き始めたら最初に取得しておきましょう。

また、もうすでにWebエンジニアとして活動を行なっており、さらなるキャリアアップや技術力の証明に使いたい場合はエキスパートを取得するようにしましょう。

Webクリエイター能力認定試験のエキスパートでは、実際にHTMLやCSS、JavaScriptを利用し、指定されたWebサイトを1つ作成すると言う実技試験があります。実技を行う資格であるため、その技術力により高い信憑性を持たせることができるのです。

基本情報処理技術者試験

経済産業省が主催する国家資格「基本情報処理技術者試験」は、WebエンジニアだけではなくSEやプログラマーといったITエンジニア全般の業種に適している資格です。この資格ではシステム開発全般に関わる知識を得ることができるため、学ぶと言う面においても取得が推奨されています。

ただし、「基本情報処理技術者」と言う資格は厳密には正式名称ではありません。「情報処理技術者試験」のレベル2に合格することによりその量の能力が認められるという扱いになっているため、目指す時にはレベル2の取得を目標にしましょう。

「情報処理技術者試験」はレベル4まであり、数値が大きいほど高度なIT知識やスキルを持っているという証明になります。しかし、システム開発以外にも様々な業務を行うウェブエンジニアとしては、レベル2まで合格しておけば問題ないでしょう。

【4選】Webエンジニアに向いている人の特徴

エンジニア職は、専門的な知識の探求や進化し続ける技術に合わせ、努力し続けることが必要となります。

ここでは、エンジニア職の中でも「Webエンジニア」に向いている人には、どのような特徴があるのか解説していきます。
Webエンジニアに興味があり目指している方はもちろん、すでにWebエンジニアとして働いている方も参考にしてみてください。

成長意欲があり、吸収力が高い人

技術の進化が激しく、専門性の高い技術や知識が必要となるWebエンジニアは、新しい技術や知識をインプットし続け、プログラミング言語を獲得したり、コーティング技術を磨くなど、自分のスキルを高め続ける努力をしていける人が向いています。

今の業務に必要ない技術やスキルでも、身に着けておくと、将来的に需要が増加し、市場価値が高まる可能性があり、転職やキャリアアップに有利になるでしょう。

変化に柔軟に対応できる人

エンジニア業界は技術やニーズの変化が速い業界です。

Webエンジニアは、常にアンテナを張り、最新の情報をキャッチして世の中や業界のニーズやトレンドをしっかり押さえ、技術の進化に柔軟に対応していく必要があります。

変化を面白いと捉え、波に乗るように柔軟に対応できる人がWebエンジニアに向いているといえるでしょう。

チームワークが好きな人

Webエンジニアは一人でWebサイトやWebサービスを構築・提供するわけではありません。

他のエンジニア職やさまざまな職種の方と協力し、1つサービスを作り上げていくため、コミュニケーション能力が高く、チームで働くのが好きな人が向いています。

また、クライアントの要望を適切にヒヤリングし、最適な提案をするためにもコミュニケーション能力は必須と言えるでしょう。

独創性や発想力がある人

Webエンジニアの仕事は単にWebサイトやWebサービスを構築・提供することではありません。

人の目を引き付けるために魅力的なサービスを作ることや競合他社との差別化を図る必要があり、独創性がある人や発想力が優れている人が向いています。

Webエンジニアの現状

IT業界ではWebエンジニアの需要が高まり、多くの人材を必要としている現状が見受けられます。
インターネットの普及とデジタル化の進展により、Webエンジニアへの需要が高まっています。企業や組織がオンラインプレゼンスを重視する中、ウェブサイトの開発やアプリケーションの構築など、Webエンジニアのスキルが必要とされています。

これからも、WebサービスやWebアプリケーションが人の社会から衰退していくことはないと言っても過言ではありません。その為、Webアプリケーション開発に携わるWebエンジニアが必要なくなると言うケースはほとんど無いでしょう。

Webエンジニアの将来性

安定した需要が見込まれるWebエンジニアと言う職業は、今後も将来性が高い状態が続くと見て問題はないでしょう。

しかし、Webエンジニアは常に新しい技術と、ニーズに対応したサービスを作り出すことが求められる職業です。その為、誰でもできる仕事を惰性で続けているだけでは、いずれ必要とされず淘汰されてしまう恐れもあります。

Webエンジニアとしての将来性を確立するためには、誰にもできない独創的な発想力や真似できないほど高度な技術を手に入れる為に、常に自分自信を最新にアップデートし続け、必要とされる人材であり続けることが重要です。

成長中の業界でスキルを伸ばそう

IT業界全体の中でも、Web業界は各方面からのニーズの高さや技術の応用などで飛躍的な成長を遂げています。その中で、Webシステムやサービス全般に尽力できるWebエンジニアの存在は、とても重宝される存在です。

さらに、業界の成長度合いに合わせて進化する技術や環境に柔軟に対応することで、さらなるスキルアップのチャンスが十分にあります。これからWeb系業界で確かな実績を積んでいくために、Webエンジニアとしてのスキルをどんどん磨いていきましょう。

Midworks おすすめの案件例

この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年09月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2020.05.08
更新日
2024.09.03

このカテゴリの一覧へ

Midworksは
今よりあなたのキャリアに
合った働き方を提供します

詳しくはこちら

フリーランスと正社員、
働き方と年収はこんなに違う?

詳しくはこちら
運営グループ提供サービス