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【必見】クラウドエンジニアの年収は1000万?!年収アップの方法や仕事内容も大公開

【必見】クラウドエンジニアの年収は1000万?!年収アップの方法や仕事内容も大公開のイメージ

クラウドエンジニアは、「業務が幅広くプログラミングの知識が必要」「インフラエンジニアとしての経験も必要」などの理由から、他のエンジニアと比べても年収が高い傾向にあります。

本記事では、クラウドエンジニアの年代別平均年収に加え、クラウドエンジニアで年収1000万円を目指す方法、高年収を目指すために取得した資格についてご紹介します。クラウドエンジニアとして働いている人も、これから目指そうとしている人も参考にしてみてください。

クラウドエンジニアの年収は高いの?

クラウドエンジニアの年収は本当に高いのか気になっているという人もいるでしょう。結論から述べると、クラウドエンジニアの年収は高い傾向にあります。

もちろん年代や務めている企業の規模、地域などによって年収の水準は異なりますが、他の職種と比較してもクラウドエンジニアの年収は高いと言えるでしょう。

クラウドエンジニアの平均年収

クラウドエンジニアを含めたシステム基盤に携わるエンジニアの平均年収は、660万円ほどになっています。日本全体での平均年収が440万円ほどと言われているため、高い水準にあると言えるでしょう。また、他のエンジニアと比べてもクラウドエンジニアの年収は高くなっています。

ただし、クラウドエンジニアとして業務未経験の場合は、平均年収よりも低い水準になる可能性があります。クラウドエンジニアが平均年収を上げるためには、知識やスキルを身に付けて、経験を積むことが大切です。

出典|参照:システムエンジニア(基盤システム)|厚生労働省

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年代別の平均年収

クラウドエンジニアの平均年収は高いですが、年齢・保有資格・経験・地域・会社の規模などで年収は変動します。

20代前半の平均年収は約339万円、20代後半の平均年収は約445万円となっています。

20代のクラウドエンジニアの経験とスキルが、年収に大きな影響を与えます。プログラミング言語やクラウドプラットフォームの専門知識、自動化、セキュリティ、データベース管理などの技術力と関連して給与が上がります。

30代前半の平均年収は約533万円、30代後半の平均年収は約573万円となっています。

30代のクラウドエンジニアは、10年以上の経験を持つことが多く、プロジェクトのリードやアーキテクトとしての役割を担当することも増えるため、高い技術力と組織内での影響力を持つことが求められます。

そのため、スキルの高さや実績、リーダーシップ能力が年収に影響を与える要因となります。

40代前半の平均年収は約621万円、40代の平均年収は約651万円 となっています。

40代のクラウドエンジニアは、20年以上の経験を持つことが多く、高度な専門知識やリーダーシップスキルが求められるポジションに就いている可能性が高いです。アーキテクトやテクニカルリーダーなどの役職に就くことで、給与が上昇することがあります。

最新のテクノロジートレンドへの対応、専門知識の深化なども、40代のクラウドエンジニアの年収に影響を与える要因となります。また、過去の実績やプロジェクト成功の経験も、給与交渉において重要な要素となるでしょう。

50代前半の平均年収は約666万円、50代後半の平均年収は約652万円となっています。

50代のクラウドエンジニアは、高度な専門知識やリーダーシップスキルを発揮できるポジションに就くことが期待されます。アーキテクト、技術ディレクター、CTO(最高技術責任者)などの役職に就くことで、給与が上昇することがあります。

また、50代になると過去の実績や成功したプロジェクト、産業における深い洞察力などが、給与交渉において重要なファクターとなります。

クラウドエンジニアの分野は急速に進化しており、新たなテクノロジーやアプローチに対応できる柔軟性も高く評価されるでしょう。

クラウドエンジニアの年収が高い理由

クラウドエンジニアは他の職種を比較しても年収が高いですが、どのような理由から年収水準が高いのか知りたいという人もいるでしょう。

クラウドエンジニアの業務内容や求められるスキルは現場によっても異なりますが、一般的にプログラミングスキルが求められる点や、インフラエンジニアとしての経験が求められる点などが理由として挙げられます。

ここではクラウドエンジニアの年収が高い理由について解説していくため、参考にしてみてください。

プログラミングスキルがある

クラウドエンジニアにはプログラミングスキルが必要とされるため、年収が高い傾向があります。クラウドエンジニアの業務は幅広いため、プログラミングが必要になることも多いです。

クラウドに関する専門的な知識だけでなく、プログラミングに関するスキルが重要とされる点は、クラウドエンジニアの年収が高くなる理由の一つだと言えるでしょう。

インフラエンジニアの経験やスキルがある

クラウドエンジニアにはインフラエンジニアとしての経験も必要になるため、年収が高い傾向があります。

そのため、まずはインフラエンジニアとして経験を積み、クラウドエンジニアにキャリアチェンジするルートが一般的となっています。

ITインフラの知識やインフラエンジニアとしての経験が必要である点も、クラウドエンジニアの年収が高くなる理由の一つです。

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クラウドサービスの知識がある

クラウドエンジニアにはクラウドに関する幅広い知識が必要とされるため、年収が高い傾向があります。

クラウドエンジニアはAWSやGCP、Azureなどのクラウドサービスを使ったシステム開発を行う仕事であるため、クラウドサービスに関する専門性の高い知識が必要です。

また、このような専門性の高い知識を持った人材はあらゆる業界で必要とされていることから、クラウドエンジニアの年収は高い傾向にあります。

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年収1000万円のクラウドエンジニアになる方法

クラウドエンジニアの平均年収は730万円ほどとなっており、年収1000万も夢ではありません。しかし、クラウドエンジニア未経験の場合は平均年収よりも低い水準になる可能性が高いです。
年収の高いクラウドエンジニアを目指すには、会社員のクラウドエンジニアとして働くよりも、フリーランスのクラウドエンジニアを目指すのがおすすめです。

フリーランスの場合は会社員の給与体系の影響を受けないため、高度なスキルを持っているクラウドエンジニアほど年収も高くなります。

ただし、フリーランスとして活動するには一人ですべての業務をこなせるだけのスキルが必要となります。そのため、会社員のクラウドエンジニアとして十分な経験を積んでから、独立する必要があるでしょう。

また、基本的なITインフラやクラウドに関する知識をしっかりと押さえておくことも大切です。基本知識が備わっていなければ、クライアントが求める業務に対応できない可能性もあります。

フリーランスのクラウドエンジニアの平均年収

フリーランスのクラウドエンジニアの年収については、一口に言えるものではありません。

クラウドエンジニアという職種自体が多岐にわたり、そのスキルセットや経験値によって年収が大きく異なるためです。また、フリーランスである場合は、案件によって報酬が変動するため、より一層年収の幅が広がります。

Midworksによると、2022年10月時点でAWSを利用しているクラウドエンジニアの想定年収は約900万と想定されています。

クラウドエンジニアとして一定の実績を持ち、需要の高いスキルを持つ場合は、年収が高くなる傾向があります。具体的には、AWSやAzure、GCPなどのクラウドプラットフォームの設計・構築・運用、コンテナ技術、自動化ツールなどが挙げられます。

クラウドエンジニアはどんな仕事をしているの?

クラウドエンジニアの仕事は、クラウドを利用するシステムを開発するためのインフラ設計や環境の構築、保守運用です。

業務内容はインフラエンジニアに近いですが、クラウドサービスを利用するシステムなどを活用するために作業を行う点が特徴です。

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クラウドエンジニアの将来性

クラウドエンジニアという仕事に興味を持っている人の中には、クラウドエンジニアに将来性があるのかどうか知りたいという人もいるでしょう。

結論から述べると、クラウドエンジニアは将来性が高い仕事だと言えます。ここではクラウドエンジニアの将来性について解説していくため、参考にしてみてください。

クラウドの知識が求められることが多くなる

近年ではオンプレミスからクラウドへ移行する企業が増えてきています。しかしクラウドサービスを導入するためには、クラウドに関する知識を持った人材が必要です。

このように、今後はクラウドに関する専門的な知識を持った人材が求められることが多くなっていくため、クラウドエンジニアの需要が増していくと言えるでしょう。

クラウドを導入している企業が増えている

近年ではクラウドを導入する企業が増加傾向にあるため、クラウドエンジニアは将来性があると言えるでしょう。

クラウドサービスであればスマートフォンやノートパソコンからでもデータにアクセスできるため、利便性が高まる点もクラウドを導入する企業が増えている理由として挙げられます。

クラウドエンジニアに向いている人の特徴

クラウドエンジニアという仕事は、人によって向き不向きがあります。適性がある人の方がクラウドエンジニアとして活躍しやすいでしょう。

ここではクラウドエンジニアに向いている人の特徴をご紹介します。クラウドエンジニアに興味がある方、クラウドエンジニアを目指している方は、ぜひご自身と照らし合わせてみてください。

  • 作業を根気よく続けられる
  • コミュニケーション能力がある
  • 好奇心がある
  • 問題意識を持っている

作業を根気よく続けられる

クラウドエンジニアは、クラウドサービスを利用したシステム開発に携わる仕事です。システム開発は地道な作業となるため、作業を根気強く続けられる人はクラウドエンジニアに向いているでしょう。

クラウドを利用したシステム開発やオンプレミスからクラウドへの移行など、プロジェクトによっては何か月もの時間がかかるケースも多いです。また、開発工程で発生するトラブルの処理にも時間がかかるため、根気が必要とされる仕事です。

コミュニケーション能力がある

クラウドエンジニアとしてシステム開発を行う場合、基本的にチーム体制で行われます。そのため、円滑に業務を進めるにはコミュニケーション能力が必要とされます。

コミュニケーション能力が高い人であれば、周りのエンジニアと協力しながら業務を進めていけるため、クラウドエンジニアに向いているでしょう。

エンジニアの仕事は一人で行うイメージがありますが、実際は協調性が必要とされる仕事です。また、業務の中にはクライアントとの打ち合わせも含まれるため、コミュニケーション能力が求められる仕事だと言えるでしょう。

好奇心がある

IT業界は技術革新のスピードが速く、日進月歩に進化しています。そのため、常に最新の情報や技術を積極的にキャッチアップしていける好奇心の高い人は、クラウドエンジニアに向いているでしょう。

IT業界でクラウドエンジニアとして活躍するためには、最新技術を自分からチェックしてスキルアップに活かせる素質が必要とされます。

問題意識を持っている

業務に関する問題を解決する意識を持っている人は、クラウドエンジニアに向いています。問題意識を持って仕事に取り組める人であれば、仕事の問題点の洗い出しなどを行い、業務を効率化したり業務フローを改善したりしていけます。

クラウドエンジニアとして業務を行う場合は問題解決スキルも必要となるため、日頃から問題意識を持つように努めましょう。

高年収のクラウドエンジニアなるために取得しておきたい資格

クラウドエンジニアは資格が必須の仕事ではないため、資格がなくてもクラウドエンジニアになることは可能です。

しかし資格を取得することで、クラウドエンジニアに必要な知識やスキルを身に付けられるため、クラウドエンジニアとしてのスキルをアピールしやすくなります。

クライアントに対してスキルをアピールできれば、高単価な案件も獲得しやすくなります。ここでは高年収のクラウドエンジニアになるために、取得しておきたい資格を紹介します。

CompTIA Cloud+

CompTIA Cloud+は、クラウドに関する知識やスキルを証明できる国際的な認定資格です。安全なクラウド環境の実装や運用、管理に必要な知識やスキルを習得できます。

また、CompTIA Cloud+は特定のサービスに依存しないため、様々なクラウドサービスで必要とされる知識を身に付けられるでしょう。難易度は高めで有効期限がありますが、取得することでクラウドエンジニアとして年収アップが期待できます。

Google Cloud 認定資格

Google Cloud 認定資格は、Googleが運営しているクラウドサービスであるGCPに関する知識やスキルを証明できる資格です。問題はGCPに関するものだけでなく、クラウドサービスに関連した幅広い内容が出題されます。

Google Cloud 認定資格を取得することで、GCPを扱う案件でも問題なく対応できるようになるでしょう。難易度は、基礎、アソシエイト、プロフェッショナルなどのレベルにわかれています。

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Microsoft Azure認定試験

Microsoft Azure認定資格とは、Microsof社のAzureに関する知識やスキルを証明できる資格です。MicrosoftもGoogle Cloud 認定資格のようにレベルが初級、中級、上級などにわかれていますが、認定の種類が多いです。

認定の種類もAIやセキュリティといった細かい分野にわかれているため、自身の方向性やレベルに合わせて適した認定に挑戦できます。自分の専門性を活かして、認定を取得すると良いでしょう。

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AWS Certified Solutions Architect - Professional

AWS認定資格は、AWS上でアプリケーション開発などを行うための知識やスキルを認定するベンダー資格です。

その中でもAWS Certified Solutions Architect - Professionalは、AWSを使用して安全で堅牢なアプリケーションを構築、デプロイするための知識を認定するプロフェッショナルレベルの資格となっています。

「Professional」は高度なAWSのスキルを証明できますが、上級者向けの資格であるため、後述する「Associate」を先に挑戦すると良いでしょう。

AWS Certified Solutions Architect - Associate

前述の「Professional」よりも難易度の優しい、中級者向けの試験です。クラウドエンジニア向けの高単価案件を取得するには、中級者レベルである「Associate」以上を取得しておくとよいでしょう。

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クラウドエンジニアにはどんなキャリアパスがあるの?

クラウドエンジニアを目指すのであれば、クラウドエンジニアになってからのキャリアについても視野に入れておく必要があります。

クラウドエンジニアのキャリアパスとしては、大きく分けてマネジメント職を目指すルートと、技術職のままキャリアアップするルートの2つが考えられます。

ここでは最後に、クラウドエンジニアのキャリアパスについて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

クラウドコンサルタント

クラウドコンサルタントは、クラウドを使用するシステムの提案を行うコンサルタントです。クラウドに特化したITコンサルタントで、クライアントが抱える課題をヒアリングし、解決策の企画や提案を行います。

クラウドコンサルタントを目指すのであれば、コミュニケーション能力や提案力、ビジネスの知識なども身に付けるようにしましょう。

クラウドアーキテクト

クラウドアーキテクトは、クラウドを使用するシステムの要件定義や基本設計などを行う上級エンジニアです。上流工程の基本設計を行うためには、モデリング技法についても精通している必要があります。

クラウドエンジニアとして経験を積み、上流工程の知識やスキルを身に付ければ、クラウドアーキテクトとして活躍できるでしょう。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトのマネジメントを行う責任者です。予算や工数の見積もり、人員調整、スケジュール管理など、プロジェクトに関わるあらゆる意思決定を行います。

プロジェクトマネージャーはチームを牽引してプロジェクトを動かすことが仕事であるため、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルを身に付ける必要があります。

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年収が高いクラウドエンジニアを目指そう

クラウドエンジニアは年収の高い仕事ですが、求められる知識やスキルも高度です。

ぜひ本記事で紹介したクラウドエンジニアの年収が高い理由や年収が高いクラウドエンジニアになる方法などを参考に、スキルを身に付けてクラウドエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年09月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.04.20
更新日
2024.09.29

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