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【2024年版】Webデザイナーの平均年収は?年収アップを目指す方法やおすすめの資格をご紹介

【2024年版】Webデザイナーの平均年収は?年収アップを目指す方法やおすすめの資格をご紹介のイメージ

WebデザイナーはWebサイトの企画やデザイン、制作を行う仕事であり、その平均年収は480万円ほどです。

本記事ではWebデザイナーの年収相場とともに、フリーランスのWebデザイナーの現状や案件獲得する方法などを紹介しています。本記事を参考に、今後どのような進路や戦略でキャリアを積んでいくか考えてみてください。

Webデザイナーの平均年収

国の調査によると、Webデザイナーの平均年収は480万円ほどです。

WebデザイナーはWebサイトの企画やデザイン、制作を行う仕事です。特に学歴や資格は必要なく、知識・スキルがあればWebデザイナーとして働けます。

Webデザイナーは正社員として企業に属している人もいれば、フリーランスとして独立している人も多く存在しています。

出典|参照:「Webデザイナー」統計データ|厚生労働省 job tag

Webデザイナーの年代別の平均年収

Webデザイナーの平均年収は年代別で異なります。ここでは20代前半から50代前半のWebデザイナーの年収を紹介いたします。

・20代前半
20代前半のWebデザイナーの平均年収は、約290万円です。初級ポジションや経験の浅い段階のため、年収が低くなる傾向があります。

・20代後半
20代後半のWebデザイナーの平均年収は、約346万円です。経験が豊富になり、スキルが向上するにつれ、年収が上がります。専門知識や優れたポートフォリオを持っている場合、この範囲を超えることもあるでしょう。

・30歳前半
30代前半のWebデザイナーの平均年収は、約409万円です。中級から上級のWebデザイナーは、経験が豊富になり、スキルも向上しているため、初級ポジションよりも高い年収を期待できることがあります。

・30代後半
30代後半のWebデザイナーの平均年収は、約450万円です。プロジェクトのリードや上級ポジションでの仕事に従事することが多いため、年収も高くなる傾向にあります。

・40代前半
40代前半のWebデザイナーの平均年収は、約516万円です。長年にわたる経験と専門知識を持ち、高度なプロジェクトのデザインやリード、マネジメントの役割を果たすことが多いため、年収も一般的に高い水準になります。

・40代後半
40代後半のWebデザイナーの平均年収は、約512万円です。40代前半に比べると、少々下がっていますが、自身のスキルやポートフォリオ、マーケティング能力などが、収入に影響を与える要因となり、これよりも高い年収を期待できることがあります。

・50代前半
50代前半のWebデザイナーの平均年収は、約581万円です。年齢や経験値が上がることで、給与も上昇する傾向がありますが、企業、地域やスキル、雇用形態などによって異なることがあります。

他のWebクリエイター職の平均年収は?

Webデザイナーの平均年収について説明してきましたが、他のWebクリエイター職の年収が気になる方もいるでしょう。他のWebクリエイター職には、Webデベロッパーやコンテンツクリエイターなどがあります。

ここでは、Webデザイナー以外のWebクリエイター職の年収を詳しく紹介していきます。

Webデベロッパー

Webデベロッパーの年収は、600万円程度が一般的です。

より高度なスキルや特定の技術に関する専門知識を持つ場合、それに見合った高い年収が期待できます。

また、特定の地域では技術人材の需要が高いため、その地域においては平均年収が高い場合があります。経験豊富なフルスタックデベロッパーや特定のプログラミング言語やフレームワークに特化したデベロッパーは、700万円以上の年収を得られるでしょう。

UI/UXデザイナー

UI/UXデザイナーの年収は、デザインの専門性やスキルによって大きく変動します。一般的に、UI/UXデザイナーの年収は600万円程度とされていて、エンジニアの職種としては高水準です。

高度なUI/UXデザインスキルや特定のプラットフォーム(モバイルアプリ、ウェブ、ゲームなど)に関する専門知識を持つ場合、それに見合った高い年収を期待できる可能性があります。また、需要が高い地域では平均年収が上昇することがあります。

コンテンツクリエイター

コンテンツクリエイターの年収は、クリエイターの専門分野やコンテンツの種類によって異なりますが、500万円程度とされています。

例えば、YouTubeクリエイターやインフルエンサーは、広告収入やスポンサーシップによって収入を得ることがあります。クリエイターによって年収の幅は広範です。

彼らの活動内容、人気、影響力、スポンサーシップ、広告収入などの要因によって大きく異なります。

デジタルマーケター

デジタルマーケターの年収も幅広く、初級のポジションから中級や上級のマネージャーや専門家まで様々です。デジタルマーケターの平均年収は600万円程度であり、経験や責任に応じて増加します。

デジタルマーケティングにおける専門的なスキルや特定の領域(ソーシャルメディアマーケティング、コンテンツマーケティング、SEO、SEMなど)に関する深い知識を持つ場合、それに見合った高い年収を期待できます。

また、需要が高い地域や業界では平均年収が上昇する可能性があります。

【1000万円も夢じゃない】年収アップを目指すための11の方法

今やインターネットは社会に欠かせないインフラであり、その技術の進歩は急速です。そのため、Webサイトの構築に欠かせないWebデザイナーの需要は今後も一定数あるでしょう。

前述したとおり、Webデザイナーの年収相場は450万円から500万円ですが、ただ目の前の業務をこなしているだけでは年収アップは難しいと考えられます。
一方で、経験や保有スキル、フリーランスへの転身によって年収1000万円を叶えることも可能です。

ここからは、Webデザイナーが年収をアップさせて年収1000万を叶える方法を見ていきましょう。

1:実績を積む

Webデザイナーが年収を上げるためには、実績を積むことが重要です。たとえば、現職のままでも、これまで手がけてこなかった案件を担当することで仕事の幅が広がります。

実績を積めば有利に転職をすすめられたり、フリーランスとして独立後は案件を受注しやすくなったりすることが期待できます。従来の枠にとらわれず、業務範囲を広げることや実績数を増やすことを意識しましょう。

2:ポートフォリオを作成する

Webデザイナーが転職時に年収を上げたい、高単価の案件を狙いたい場合は、過去の実績をポートフォリオにまとめておくことが大切です。

ポートフォリオとは、自分がこれまで手がけた仕事の完成ビジュアルをPDFや紙面にまとめたもので、その人の実績数だけでなくクオリティーやデザイン性、スキルを直感的に示すことができます。

Webデザイナーは過去に作り上げた実績が重視されるため、ポートフォリオを随時アップデートさせ、他者と差別化できる自分の強みをアピールできるようにすることが重要です。

3:クライアントとの信頼関係を大切にする

Webデザイナーにとって、クライアントとの信頼関係の構築は、決して疎かにできません。継続的にクライアントに選ばれるためには、専門的なスキルや知識だけでなく、信頼関係が大きな比重を占めます。

クライアントとの信頼関係を強固にするには、コミュニケーションスキルが求められます。クライアントの要望を的確にくみ取り、納期や内容の交渉をしながら求められる商品を完成させるためには、コミュニケーション能力が不可欠です。

4:転職を検討する

現職で年収アップが難しい場合や仕事の幅が広がらない場合は、転職を検討するのも一つの選択肢です。転職を有利にすすめるためには、前述したとおり実績を積むことやポートフォリオを充実させることが重要になるでしょう。

また、転職時には一時的に年収が上がっても、その後昇給が見込めない場合もあります。

転職する際は将来的なキャリアプランも考慮して企業を選択する必要があるため、実績を積んで仕事の幅を広げたいのか、キャリアアップをしたいのか、一時的な年収アップを望んでいるのかなど転職の目的を明確にしましょう。

5:スキルや専門性を高める

将来的に年収アップを期待できるのが、スキルや専門性を高める方法です。

たとえば、PhotoshopやIllustratorなどのソフトを扱えるスキルやHTMLやCSSのコーディングスキルだけでなく、デジタルマーケティングの知識やプロジェクト全体の指揮をとるディレクションスキルは重宝されるでしょう。

時代のトレンドを先読みしてニーズの高いスキルを身につけておくことは、昇給する保証や即効性はないものの、年収アップへの第一歩となります。

6:需要のあるジャンルにシフトチェンジする

さらなる年収アップを目指すのであれば、Webデザイナーとしてのスキルと経験を活かして、より需要のある職種へのシフトチェンジも考えてみましょう。

たとえば、同じWeb業界でもWebプロデューサーやWebディレクターなど、Web制作におけるマネジメントを担うポジションに就けば、より高い収入が期待できます。

また、フロントエンドエンジニアなどになりさらに上流工程を目指せば、収入と需要共に向上するでしょう。

7:マーケティングについての知識を増やす

Webデザイナーにとって必須の知識ではないものの、持っていると重宝されるのがWebマーケティングについての知識です。

LP(ランディングページ)やバナーの制作、UI/UXの理解など、Webマーケティングについてのノウハウを習得すれば、ユーザーの興味や購買意欲をかき立てるような説得力のあるデザインを提供できます。

また、マーケティングの知識はWeb業界において多くの職種で役立つため、キャリアの選択肢が増えるでしょう。

8:プログラミングスキルを高める

プログラミングやコーディングを習得すれば、システムの構築ができるようになるなど、担当できる業務範囲が広がったり、より現実的で幅広いデザインが提供できるようになったりします。

その結果、活躍の場が広がるうえに高単価な案件を獲得しやすくなります。また、身につけたプログラミングスキルを活かして、副業案件も見つけやすくなるでしょう。

▼関連記事
プログラミング言語別おすすめのエンジニア案件を解説!注目の言語も紹介

9:キャリアアップを目指す

Webデザイナーはキャリアアップを目指すことで収入を上げていくことも可能です。

WebデザイナーのキャリアプランとしてはUIデザイナーやUXデザイナー、WebディレクターやWebプロデューサーなどが挙げられ、Webデザイナーとしての経験やスキルを活かせる職種は少なくありません。

着実にキャリアアップしていくためには若い頃から将来を見超して、それに即したWebデザイン以外のスキルや知識も身につけたり、幅広い経験を積んだりしていくことが重要です。

10:資格を取得する

前述したとおり、Webデザイナーになるための必須の資格はありません。しかし、Webデザインに関わる資格を取得することで、企業によっては資格手当が与えられたり、キャリアアップにつながったりするでしょう。

特に未経験者の場合は資格を保有することによって、就職・転職時にスキルや知識の判断材料になったり、向上心や意欲を示せたりするため、アピールポイントになる可能性があります。

Webデザインに関する代表的な資格は、ウェブデザイン技能検定やWebクリエイター能力認定試験、HTML5プロフェッショナル認定試験などです。

11:副業で稼ぐ

ある程度のスキルと時間的な余裕、そして自分が勤める会社の許可があれば、副業することは可能です。

Webデザイナーの副業案件はバナー制作などの小規模なものから、Webサイトの制作といった比較的規模の大きなものまで種類は豊富で、本業やプライベートの予定に合わせて調整できます。

また、副業することによって本業ではできないような分野の案件に出会えたり、スキルアップして本業に活かせたりするなどのメリットもあります。

フリーランスのWebデザイナーは厳しいと言われる3つの理由

Webデザイナーは、フリーランスとして独立することもできる職種です。独立すれば好きな時間・場所で働けるなど自由度の高い働き方ができる一方で、「Webデザイナーの独立は厳しい」とも言われています。

ここからは、フリーランスのWebデザイナーの独立が難しいと言われる理由について見ていきましょう。

収入が安定しにくい

フリーランスになれば、会社員のように安定した収入を得ることが難しくなります。自分自身で仕事を獲得するには、企業に属していた頃の人脈・ツテを頼る、クラウドソーシングサイトで案件を見つける、などの方法があります。

しかし、人脈や実績が少ない場合は継続的な仕事の受注が難しく、収入が安定しにくいでしょう。

高いスキル・豊富な経験が求められる

安価で高品質なWebサイト制作ツールの出現によって、Webデザイナーでなくてもある程度の品質を持ったWebサイトの構築が可能になっています。そのため、高いスキルや経験のないフリーランスのWebデザイナーは淘汰される傾向にあります。

フリーランスのWebデザイナーが数少ない高単価案件を獲得するためには、豊富の実績や高いスキル、差別化できる付加価値などが求められるでしょう。

情報収集・スキルアップが難しい

フリーランスのWebデザイナーは営業活動から実作業、経理関係などを担います。そのため、それらの活動や作業に忙殺されてしまい、最新の技術・トレンドに関する情報収集やスキルアップをするための時間・機会が確保しづらいというデメリットがあります。

目の前の作業をこなしつつ新しい情報や知識を吸収し、自己研鑽できなければ、フリーランスとして生き残るのは難しいでしょう。

フリーランスのWebデザイナーが案件を獲得する5つの方法

前述したとおり、フリーランスのWebデザイナーのもっとも大きな課題が継続的な仕事の受注です。

一方で、フリーランスでWebデザイナーが案件を獲得するにはさまざまな方法があります。それらの特徴を理解し、自分にあった方法で安定した仕事の獲得を目指しましょう。

エージェントを活用する

フリーランスのWebデザイナーが仕事を獲得するためには、エージェントを活用するのがおすすめです。エージェントは、仕事を発注したい企業と仕事を請け負いたい個人を仲介するサービスです。

エージェントを利用すれば営業活動をする必要がなく、豊富な案件から自分の条件に合致した案件を紹介してくれます。また、税務相談などさまざまなサービスが付帯している場合もあります。

エージェントによって特色があるため、自分に合った複数のエージェントを利用すると良いでしょう。

クラウドソーシングを活用する

フリーランスとして独立したら、クラウドソーシングも上手に活用しましょう。クラウドソーシングは、Webサイトで案件の受注および発注を行うシステムです。

クラウドソーシングサイトには多種多様で豊富な案件が公開され、企業は多くの技術者から依頼する相手を選べるため、企業側と個人側ともにメリットがあります。

なお、クラウドソーシングは経験が少なくても案件を獲得しやすい反面、単価が安くなる傾向があることや仕事を請け負う際は手数料が発生するなど、注意点もあります。

企業に営業をかける

企業に直接メールや電話などで営業をかけるという方法もあります。

企業によっては、Webサイトの整備を望んでいても、手が回っていない場合があります。また、フリーランスが集まる交流会や異業種交流会などに顔を出し、直接営業活動をすることも可能です。

ただし、クライアント選びは慎重に行いましょう。営業活動が奏功したからといって安易に契約を結ぶと、修正対応で揉めるなど後々トラブルになる可能性もあります。契約内容を確実に確認してから業務委託契約を締結しましょう。

業界の知人・友人に相談する

フリーランスのWebデザイナーにとって大きな受注経路は人脈の活用、つまりツテです。まずは、業界の知人・友人などに相談してみましょう。

人脈による仕事の紹介はこれまで培った信頼関係があるため、受注側だけでなく発注側にもメリットがあります。また、会社から独立する前に、独立後勤務先から業務委託できるか相談してみるのもおすすめです。

SNSで情報発信する

SNSによる情報発信も重要な仕事の獲得手段であり、セルフブランディングにも役立ちます。SNSの多くは基本的に無料で始められるため、ビジネスにつながればコストパフォーマンスの高い営業方法と言えます。

たとえばTwitterやInstagram、Facebook、YouTubeなどでWebデザイン関連の情報やノウハウを継続的に発信することにより、SNS経由で仕事の発注につながる場合もあるでしょう。

また、ブログで日々の活動を記すことでポートフォリオの役割をすることにもなります。

Webデザイナーの将来性

Webデザイナーはデジタル化が進む現代社会で重要な役割を果たし、常に新しいチャンスと挑戦が待っている分野です。

Webデザインは常に進化しており、新しいテクノロジーやデザインのトレンドが生まれています。モバイルデバイス、VR、AR、AIなどのテクノロジーの発展に対応し、それらを活用したデザインを提供できるデザイナーが求められます。

また、Webデザイナーが提供するウェブサイトやアプリケーションは、顧客やユーザーとの接点の一環として不可欠なツールです。そのため、ウェブデザイナーの役割は重要です。

技術とトレンドの変化に適応し、創造性を発揮して高品質なデザインを提供することで、将来的にも需要が続くでしょう。

Webデザイナーの年収相場を理解しよう

Webデザイナーはさまざまな働き方ができる職種であり、年収を上げるためやプライベートな事情によって働き方を変えることもできます。

フリーランスを目指す場合は、市場価値を高めるために貪欲に需要の高いスキルや最新の知識などを吸収し、戦略的に行動することが重要です。

この記事で紹介したWebデザイナーの年収相場を理解し、自分に合った働き方を選びましょう。

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年05月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.03.15
更新日
2024.05.09

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