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フリーランスエンジニアがスキルアップのために活用できるものとは?主な手順も解説

フリーランスエンジニアがスキルアップのために活用できるものとは?主な手順も解説のイメージ

「フリーランスエンジニアとして今よりもスキルアップしたい」「年収をアップさせたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。スキルアップを目指すためには、自分の強み・弱みを把握したり、体系的な知識・情報のインプットが求められます。

本記事では、フリーランスエンジニアのスキルアップの手順を中心に、スキルアップの際に活用できるものなどを解説していきます。フリーランスエンジニアとしてスキルアップを目指している方は、参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアのスキルアップの主な手順

IT業界は深刻な人材不足に悩まされ、エンジニアの需要は高くなっていますが、そんな状況でもスキルアップは欠かせません。

IT業界は頻繁に技術革新が起こっているため、フリーランスであろうが会社員であろうが、新しい技術の獲得や既に習得したスキルのアップデートは必要になります。

効率的にスキルアップを行うためには、闇雲に情報収集をしたり書籍を読んだりするだけでなく、事前準備を大切にしましょう。

自分の強み・弱みの把握

フリーランスエンジニアは会社員に比べて自由な働き方を実現することができますが、それと同時に必要とされるスキルも幅広いです。

従って、自分の弱みと強みをまず分析して把握し、自分の戦略に合わせて何のスキルを伸ばすかを選択しなければなりません。

まず自分の強みを伸ばすのか、それとも弱みをカバーするのかで、スキルアップすべき技術領域やスキルが変化します。ポートフォリオや技術経歴書なども参照すると、分析の精度を更に上げることができるでしょう。

体系的なスキルの知識・情報を取り入れる

スキルアップのために情報を収集するためには、まず体系的なスキルの知識や情報を収集しなければなりません。

書籍や各種のセミナーなどから技術を学ぶことで、信頼性があり、尚且つ体系的なスキルの知識や情報を収集することが可能になります。

体系的なスキルを習得することで、その技術で何ができるのか、なぜできるのかなどの因果関係を理解することができます。従って、仕事でもその知識やスキルをより有効に活用することが可能になります。

知識・情報をもとにアウトプットしてスキルとして身につける

知識や情報は単に収集しただけでは役に立たないため、収集した知識や情報をアウトプットしなければなりません。

新たな仕事や今までよりもレベルの高い仕事に挑戦することで、収集した知識や情報をアウトプットできるだけでなく、自分の実績にすることができます。

アウトプットをすることで何がわかって何の理解が充分でないかが明確になるため、アウトプットの後に更にインプットをすることで、スキルアップの効率をよくすることができるでしょう。


▶︎フリーランスエンジニアが市場価値を高めるために必要なスキルとは?詳細記事はこちら!

効果的なスキルアップのためにしておくとよいこと

フリーランスエンジニアがよりスキルアップの効率性をよくするためには、上記の手順の前に行う必要がある手順も存在します。

日々の業務だけでもスキルや経験はある程度獲得できますが、変化の激しいIT業界で生き残るためにはスキルアップの効率や効果もできるだけ高くしなければなりません。

フリーランスは組織に所属していないとはいえ、同じフリーランスエンジニアの仲間や同志を見つけて、集団で取り組んだ方がよいことも多いです。

効果的なスキルアップを望むために、準備しておくとよいことを紹介します。

新しい技術や未知のスキルの情報についてアンテナを張っておく

フリーランスか会社員かを問う前に、エンジニアであるならばIT技術に関する知識やスキルを身につけている必要があります。

その中でもまだ成熟した知識やスキルを保持していない、最新のIT技術に関する知識やスキルに精通していると、よりエンジニアとしての市場価値を上げることができます。

また、最新のIT技術に関する知識やスキルについての情報をいち早く入手することで、他のエンジニアに技術力で差をつけることも可能になるでしょう。


▶︎エンジニアに求められるスキルとは?詳細記事はこちら!

同業者のコミュニティとのつながりを作っておく

フリーランスエンジニアは勉強会やセミナーなどに出て同業種とのコミュニティを作ることで、情報網を広げることができます。

経験豊富なベテランのエンジニアに技術的なことを教えて貰える可能性もありますし、同業者と交流することでモチベーションを保つことにも繋がります。

フリーランスエンジニアは基本的に組織に属さずに一人で仕事をするため、マンネリ化を防ぐためにも、同業者とのコミュニティを作っておきましょう。


▶︎フリーランスにおすすめのコミュニティとは?詳細記事はこちら!

フリーランスのエンジニアがスキルアップのために活用できるもの

フリーランスエンジニアがスキルアップのために活用できるものには、書籍やオンライン上のリソースなど、様々なものがあります。

それぞれの方法にはメリットもあればデメリットもあるため、個々人の状況や適性に合わせて使い分けると、より効果が高くなります。

また無料で利用できる方法でも、使い方によっては高い効果を期待できます。勿論、有料で利用する方法も、適切に使えばコスト以上の効果を期待することが可能です。

書籍

IT技術に関する専門書や技術書は購入するのに安くない金額が必要ですが、情報の信ぴょう性が高いため、スキルアップの効果が高いです。

書籍を使用してスキルアップをするには、まずIT系の雑誌やテック系の雑誌でニーズのある技術についての情報を集めてから、その技術に関する専門書や技術書で情報を収集する方法がおすすめです。

ただいきなり書籍を使って独学で勉強をしようとすると挫折する可能性が高くなるため、ある程度知識やスキルを習得してから書籍でスキルアップを行った方がよいでしょう。


▶︎フリーランスのスキルアップにおすすめの書籍とは?詳細記事はこちら!

オンライン学習サイト

オンライン学習サイトは、有料コンテンツの場合は質疑応答などの便利なコンテンツがあることが多いうえに時間に関係なく利用できるため、効率よくスキルアップすることができます。

質疑応答の際は、ベテランエンジニアや成熟した知識を持つエンジニアに理解できるまで、何度も質問をすることが可能です。

従って熟練者だけでなく経験が浅いエンジニアについても、オンライン学習サイトはスキルアップのために活用できるものとなります。

勉強会・研修会

勉強会や研修会は、経験豊富なベテランエンジニアが講師を務めていることが多いため、目的意識を持って出席をすれば高い効果を期待することができます。

また、勉強会や研修会を紹介しているWebサイトやホームページも多くあり、自分がスキルアップしたい技術に関する勉強会や研修会を探しやすくなっています。

また、勉強会や研修会に出席すると、エンジニアの人脈も広げることができるため、横のつながりを広げることも可能です。

イベント・セミナー

勉強会だけでなくイベントやセミナーに出ることでも、技術力を高めて情報を収集することが可能です。

経験豊富なエンジニアだけでなくIT企業の経営者なども、講師としてIT技術や最新のIT技術のトレンドについて講義をしてくれます。

イベントやセミナーは新たな技術やIT技術のトレンドについての情報を収集することが主な目的です。

一人で勉強するだけでなく、セミナーやイベントに出ることでも、効率よくスキルアップをすることができます。また、イベントやセミナーで得た情報は定期的にアウトプットしなければなりません。

オンライン上のリソース

オンライン上のリソースは、無料で利用できることも多いうえに、情報量も豊富であることが多いです。

オンライン上のリソースは情報を得るだけでなく、利用者や閲覧者と共有することも目的にしているため、情報量が非常に豊富です。

従って、オンライン上のリソースを状況に合わせて上手く利用できれば、小さなコストで大きなスキルアップの効果を見込めることが可能になるため、スキルアップにおいてとても重要です。

IT系のニュースサイト

IT系のニュースサイトは、インターネットの新しい製品に対するレビューや業界の重要なニュースが掲載されています。

インターネットの新しい製品を知ることで、これからトレンドとなるIT技術のことや、IT技術を使う用途などについても知ることができます。

IT系のニュースサイトを上手に利用することで、効率よくIT業界の情報を収集することが可能です。

IT系のQ&Aサイト

IT系のQ&Aサイトは、プログラミングやOSコマンドなど、IT技術に関する質問とその答えが多く掲載されています。

例えば、teratailにはプログラミングに関する質問とその回答が、言語を問わず多く掲載されています。

従って、自分と同じような疑問を持った人が見つかる可能性も高く、情報収集だけでなく普段の業務についても役に立つ可能性が高いです。

IT系の知識共有サービス

QiitaなどのIT系の知識共有サービスは、エンジニアが持っているIT技術の知識を記録、共有するためのサービスです。

Qiitaの大きな特徴として、もし情報に誤りがある場合は他のユーザーが指摘して修正することが可能なため、無料で利用できるにもかかわらず情報の質が高いことが挙げられます。

気になる技術について、Qiitaで集中的に情報を収集すれば効率よくスキルアップをすることができます。

様々なリソースを活用して効果的なスキルアップを図ろう

フリーランスエンジニアは年次に応じた昇給など、会社員にあるような給与体系もなければ福利厚生もないため、スキルアップしてエンジニアとしての市場価値を上げることは必要不可欠です。

スキルアップのために活用できるものには様々なリソースがあるため、一つの手段にこだわらずに様々な選択肢を状況に応じて使い分けることで、効果が上がります。

効率的なスキルアップを行って、エンジニアとしての市場価値を高め、充実した生活を実現させましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年09月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.05.16
更新日
2024.09.08

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