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【実際どうなの?】フリーランス協会は怪しい団体?入会するメリット・デメリットや評判をご紹介

【実際どうなの?】フリーランス協会は怪しい団体?入会するメリット・デメリットや評判をご紹介のイメージ

フリーランス協会が怪しいと言われる理由は「設立年数が浅い」「年単位での契約が必要」だからです。一方、会員になることで人脈を広げたり、フリーランス向けのイベント・セミナーへ参加したりできます。

フリーランス協会の概要や会員になるメリット・デメリットを紹介していますので、入会を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

フリーランス協会とは?

フリーランス協会とは、フリーランスの方々や副業をしている方々を対象とした、キャリアに関わる領域での支援を中心とするインフラ&コミュニティづくりをしている団体です。

「誰もが自立的なキャリアを築ける世の中へ」を掲げ、政府や自治体、企業だけではなく、社会や世論に対しても影響力を持つ団体になっています。

非営利団体のため、会員の会費や企業からの援助が様々な活動に対する資金になっています。

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フリーランス協会は誰でも入会できる?

フリーランス協会は、フリーランスや個人事業主、一人社長や副業ワーカーなどの、自分の名前を使って、1人で仕事を獲得し、業務を進めるような方が対象となっています。

公式サイトでは、フリーランス(個人事業主でも可)の方、法人成りした会社経営者の方、パラレルキャリアで兼業・副業をしている会社員の方、また、フリーランスやパラレルキャリアを目指すすべての方を対象とすると記載されています。

業界などの制限はなく、広告業界やIT業界の方もいらっしゃる中で、ベビーシッターの方やデザインに関わる領域で仕事をする方もいらっしゃいます。誰でも入会できるわけではありませんが、業界や職種に制限はないようです。

フリーランス協会の活動・サービス

フリーランス協会では、会員の方々の悩みや課題を解決することを第一優先としています。それらの悩みや課題に合わせて、メルマガの配信や自己PRで使えるデータベース、学習ができる講座、オンラインコミュニティなどのサービスを運営しています。

無料会員から一般会員になることで、さらに受けることができるサービスの幅が広がります。さらなるサービスの充実を求める方は、一般会員になることも検討してみるとよいでしょう。

フリーランス協会は怪しくない

結論、フリーランス協会は怪しい団体ではありません。

2017年から一般社団法人として登録されているだけではなく、パートナー企業として、様々な業界の企業と協力体制を築いています。提携しているワーキングスペースも多いため、サービスも安定して受けることができるといえます。

怪しい団体なのか懐疑的な方もいらっしゃるかと思いますが、団体概要を理解することがまずは大切です。フリーランス協会のサイトでは、チャットで質問することもできますので、活用してみましょう。

Midworksでは、登録いただいた方がご利用になれるサービスとして、フリーランス協会の年会費を負担しています。フリーランスとして不安や悩みをお持ちの方は、活用してみてはいかがでしょうか。

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フリーランス協会はなぜ「怪しい」といわれるのか?

フリーランス協会が「怪しい」といわれてしまうのは、「設立年数の浅さ」「年単位での契約」が理由として挙げられるでしょう。

フリーランス協会は2017年に設立されているため、現在で6年目の団体です。設立からの年数はやや浅いため、信用を置きにくい部分があるのかもしれません。しかし、取引企業やパートナー企業を見れば、怪しい団体ではないことが明確に分かります。

フリーランス協会の契約は年単位です。そのため、3か月で解約したくなっても残りの月の分は戻ってきません。この点にやや懐疑的な方もいるようです。保険や税に関わる部分での支援も行っているため、短期的な契約よりも長期的な契約を前提としているといえます。

これら2点に関しては、一見「怪しい」と感じる部分もあるかもしれませんが、理由や背景を知ることで解消されるのではないでしょうか。フリーランス協会への入会を検討する際の参考にしてみてください。

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フリーランス協会の会員になるメリット

フリーランス協会に入ることで、様々なメリットがありますが、ここでは9つのメリットをご紹介します。メリットの多くは、フリーランス協会に入会することで受けられるサービスによるものですが、それ以外にもいくつかのメリットがあります。

メリットとデメリットは両方把握することが望ましいです。まずはフリーランス協会に入会するメリットを理解しましょう。

人脈の拡大

フリーランス協会が行っている交流会に参加し、そこでフリーランス仲間や会員になっている法人の担当者と出会い、人脈を広げることができます。

フリーランスにとって、仕事を得ることは重要です。フリーランス協会の交流会に参加すれば、会員となっている法人のクライアントや他のフリーランスとの出会いがあります。情報収集、情報交換をして、自分を売り込むチャンスをつかみましょう。

交流会はフリーランス向けのものとなっていますから、積極的に行動して仕事を獲得できるチャンスを増やしましょう。

データベースの利用

フリーランス協会には専用データベースがあり、会員になることでデータベースに登録、利用できるようになっています。これは無料会員でも利用できる機能です。

登録されたフリーランスのデータベースを元に、それを見たクライアントから仕事の依頼が来ることがあります。

また、個人のフリーランス同士でデータベース機能を利用することも可能です。近い職種のフリーランスと連絡を取り合ったり、住んでいる地域が同じフリーランスと連絡を取ったりすることも可能になります。

フリーランス向けイベント・セミナーへの参加

フリーランス協会はフリーランス向けに、キャリア支援としてイベントやセミナーをよく開催しています。会員になれば、このイベントやセミナーに参加できるようになります。

フリーランス協会に所属している他のフリーランスの会員と出会ったり、法人の会員と出会ったりするチャンスになるでしょう。新しい人脈を広げ、新たな仕事を獲得するチャンスの場にもなります。

イベント情報は、フリーランスに役立つ情報と共に定期的にメールマガジンで届けられます。

フリーランスの最新動向を把握

フリーランス協会はフリーランスに関する情報収集を行っています。たとえばフリーランスが仕事を獲得する経路の定点観測や、官公庁や企業から求められた調査などを行っているのです。

フリーランス協会が集めた役立つ情報は、毎週発信されるメールマガジンにも掲載されています。フリーランス協会の会員になってメールマガジンを読むだけで、フリーランスを取り巻く最新動向を把握できるでしょう。

メールマガジンは、無料会員でも利用可能なこともポイントです。

弁護士費用補償の保険への加入

フリーランス協会の有料一般会員になれば、報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」に加入できるメリットがあります。こちらは、一般会員の自動付帯です。

フリーランスは時に、法律上のトラブルに巻き込まれることがありますが、そういった時でもフリーランス協会の一般会員であれば、自己負担金0円で最大70万円までの弁護士費用が補償されます。

弁護士費用には着手金や相談料、報奨金や手数料、訴訟費用や弁護士への委任業務で必要になる費用などが含まれます。

出典|参照: フリーランス協会

賠償責任保険が自動付帯の制度の利用

こちらも有料の一般会員に限られますが、フリーランスの賠償責任保険が自動付帯となるメリットもあります。

賠償責任保険はフリーランスとして業務遂行中の事故や、仕事に関する情報漏洩、納品物の瑕疵から著作権侵害、納期遅延といった内容が対象です。

賠償責任保険が自動付帯されることで、フリーランスとして活動していく上で安心感があることはもちろん、クライアント側も補償対象であることからクライアントも安心して仕事を依頼できるというメリットがあります。

収入・ケガ・介護の所得補償保険への加入

フリーランスは働けば働くほど収入を増やせますが、ケガや病気などで働くことができなくなれば、収入が断たれるというリスクがあります。しかし有料の一般会員であれば、収入・ケガ・介護の所得補償プランに加入することができます。

今はフリーランスとして働いているけれど何かあった時が心配という方も多いでしょう。所得補償プランに入っていれば、最大で70歳まで補償を受けられます。

所得補償プランでは保険料を支払う必要がありますが、フリーランス協会の一般会員であれば、団体割引を利用してお得に加入できます。

出典|参照:収入・ケガ・介護の保険|フリーランス協会

コワーキングスペースの利用

フリーランス協会は、全国各地にコワーキングスペースを設けています。フリーランス協会の会員になれば、それらのコワーキングスペースで優待サービスを利用できるでしょう。

優待サービスの中には一部有料の一般会員のみを対象としたものもありますが、コワーキングスペースは基本的に無料会員でも利用可能です。仕事をしたいけれど仕事をする環境がないという場合には、コワーキングスペースを有効に活用してみましょう。

税務に関するサービスを受ける

フリーランスは自分自身で確定申告をしなければなりませんが、フリーランス協会の会員になっていれば、税務に関するさまざまなサービスを受けられます。

会計ソフト「弥生」や、「cocrea士業オンライン」、「フリーランス税務顧問」を利用可能です。freeeでは、個人事業主プランで2000円分のクーポンを獲得できるメリットもあります。フリーランスで税務に不安を抱えている方にとっては、嬉しいメリットではないでしょうか。

出典|参照:会員特典 税務|フリーランス協会

Midworksにご登録いただくと、案件を紹介するだけではなく、フリーランス協会の年会費を負担させていただきます。フリーランスとして不安をお持ちの方には、ぜひご活用いただきたい機会ですので、お気軽にご相談ください。

\\お気軽にご相談を!//

フリーランス協会の会員になるデメリット

フリーランスの方々の課題解決を目的として設立された団体のため、フリーランス協会に入会するメリットは大いにあります。

しかし一方で、入会するデメリットもあるのが現実です。メリットだけではなく、デメリットも理解した上で、フリーランス協会への入会を検討してみてください。

一般会員限定のサービスや優待がある

フリーランス協会の個人会員には、無料会員と有料の一般会員の2種類があります。そのためフリーランス協会が提供しているサービスや優待の中には、無料会員では受けられないものがあることは承知しておきましょう。

たとえば、賠償責任保険や弁護士費用保険は、一般会員にとっては自動付帯です。一方で、無料会員の場合はそうではありません。これらの保険を目当てにフリーランス協会の会員になることを検討している場合、無料会員ではサービスが利用できないため注意が必要でしょう。

年単位で会費の支払いがある

フリーランス協会で有料の一般会員になった場合、年会費1万円が必要です。フリーランス協会の会費が年会費で月額会費ではないことから、年の途中で退会した場合は残りの月数分の費用が無駄になるというデメリットがあります。

たとえば1月にフリーランス協会の有料の一般会員になって3月に退会したくなった場合、4月~翌年1月までの期間分の会費が無駄になってしまうでしょう。有料会員になる際には、1年は継続して利用することを想定して入会することをおすすめします。

手厚い保険プランが少ない

フリーランス協会の有料の一般会員が利用できる保険には、賠償責任保険や弁護士費用保険、収入・ケガ・介護の保険がありますが、このうち保険プランが利用可能なのは任意加入の収入・ケガ・介護の保険だけであり、手厚い保険プランは少なくなっています。

任意加入ではなく自動付帯の賠償責任保険や弁護士費用保険については、保険プランがありません。自分でプランを選べないことから、手厚い保険プランにならないことがデメリットになるでしょう。

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フリーランス協会に入会する際の注意点は?

フリーランス協会に入会したものの、「思っていたのとは違った、、」「お金を無駄にしてしまった、、」となることは避けたいものです。

入会に際して、いくつか注意するべき点がありますのでご紹介します。入会時に失敗しないためにも、入会してから後悔しないためにもぜひ参考にしてみてください。

保険の適用には一般会員になる必要がある

フリーランス協会のサービスとして展開されている保険は、誰でも加入することはできますが、保険の適用を受けるためには有料の一般会員になる必要があります。

個人で案件や企業と契約する場合、万が一のことがあると個人負担額が非常に大きくなるケースもあります。このような場合と、年間1万円という年会費を比べて考えるとよいでしょう。

それらのデメリットやリスクを踏まえたうえで、契約を結べるようにしましょう。

一般会員になるためには審査がある

フリーランス協会で有料の一般会員になるためには審査があるということが注意点です。

有料会員への審査自体は難しいものではありませんが、本人確認書類を送信あるいは送付し、数日の審査を待つ必要があります。有料の一般会員になりたいからと申し込めばすぐになれるという訳ではないため、注意してください。

出典|参照:Process|フリーランス協会

加入する保険の選定が必要

賠償保険は、一般会員に対して自動的に付帯されるので保険料を自分で負担する必要はありません。また、弁護士費用の保険に関しても、支払いが発生した場合に、請求金額の40%を払うことになるので、特段保険料がかかることはありません。

所得補償保険に関しては任意加入であるため、保険料が変動します。そのため、所得補償保険に加入する場合は、自分の条件や状態、今後のキャリアプランなどを考慮した上で、最適なプランに加入する必要があります。

年会費を経費計上する必要がある

フリーランス協会の有料の一般会員には年会費が発生しますが、年会費については経費として計上可能です。

年会費を経費として計上する際は、勘定科目は諸会費とするのが一般的でしょう。一般会員に自動付帯する保険については、保険料としての控除対象外です。

フリーランス協会の会員として利用できるベネフィットプランにも経費として計上できるサービスがあります。フリーランス協会の有料会員になる際には、経費として計上できるものに何があるのか把握しておきましょう。

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フリーランス協会の評判・口コミは?

フリーランス協会が怪しい団体ではないことは、ここまで紹介してきました。それに加え、フリーランス協会に実際に入会している人の声を聞くことも重要であり、また、入会を迷っている方にとっては参考にもなるでしょう。

GoogleやTwitterから、口コミや評判をご紹介します。実際の入会者がメリットに感じている部分を把握し、入会の判断の参考にしてみてください。

加入することで安心感を得ることができる

口コミや評判の中で、フリーランス協会へ入会する決め手として多く見られるのは、「安心感」です。万が一の際の損害保険や、弁護士費用負担などのサービスが求められているようです。

たしかにフリーランス協会に入会することで、賠償責任保険への加入、弁護士費用保険で最大70万円の負担、収入・ケガ・介護の保険絵の加入(団体割引)、税務・法務相談などのサービスが受けられるようになります。

これらのサービスがあることで、心身ともに安定して仕事に集中することができるでしょう。心身が安定していることで、よりよいキャリアを形成することに繋がる場合もあります。

フリーランスとして、福利厚生や保険に不安を感じている方は、フリーランス協会への入会で「安心感」を得たという口コミや評判を参考にしてみてください。

様々なツールが利用できる

フリーランス協会に入会することで、zoomやUdemyなどのツールが利用できるようになります。本来フリーランスであれば、業務に必要なツールは自分で契約をし、利用料を支払う必要があります。契約も支払いもなく利用できる点は大きなメリットであるといえます。

実際にTwitterでも、zoomやUdemyを利用できる点については「ありがたい」「助かる」との口コミや評判が相次いで見られました。フリーランスとして無駄を省きながら、より活躍するためには、入会を検討することもおすすめだといえます。

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フリーランス協会は怪しい団体ではない!

フリーランス協会は設立されてからの歴史が浅いということはあるものの、決して怪しい団体ではありません。

フリーランス協会はフリーランスとして働く個人が快適に働き続けられるよう、政策を実現したり社会の意識を変えたり、フリーランスが働く環境を整えるための活動を行っています。

フリーランスとして安定して案件に参画し、心身ともに充実して過ごしたい方は、ぜひ入会を検討してみてください。

Midworksでは、フリーランス協会の年会費を負担するサービスを行っています。案件の紹介だけではなく、安定した仕事の環境も求める方は、ぜひ加入を検討してみてください。

\\フリーランス協会への入会も!//

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2023.04.20
更新日
2024.09.20

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