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基本情報技術者試験の合格率は?本番に合格するための勉強法

基本情報技術者試験の合格率は?本番に合格するための勉強法のイメージ

基本情報技術者試験とは、IT業界の入り口として位置づけられる、IPAが主催する情報処置技術者試験の一つです。ITに関するシステムについての知識やマネジメント分野などの知識を広く学習することができます。

本記事では、基本情報技術者試験の取得のメリット、効果的な学習方法やおすすめの参考書などを紹介していきます。基本情報試験技術者試験の受験を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験は、経済産業省の所管するIPAが主催する情報処置技術者試験の一つの国家資格です。学生から社会人まで受験されている方が多く、IT業界を目指す方が多く受験されています。

情報技術者試験の中でもIT業界の入り口として位置づけられています。基本情報技術者試験の合格率は、年々変わっていて現在は約45%です。

出典:試験区分一覧|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/seido_gaiyo.html

基本情報技術者試験の効果的な学習方法

基本情報試験は、午前試験と午後試験の2つを受験しないといけません。本番では午前試験は150分で80問、午後試験は150分で11問となります。試験の出題範囲は広くしっかりスケジュールを立てながら学習しないといけません。

午後試験は主に選択問題と長文問題が出題されます。午後試験は午前試験より読解力とIT知識が大切になるのでしっかり基礎学習をする必要があります。

出典:基本情報技術者試験(FE)|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

午前試験

午前試験は、主にITに関する基礎知識が問われます。出題される分野は、マネジメント系、ストラテジ系、テクノロジ系の3つ出題されます。午前試験を学習するのに効果的な学習方法は、過去問を解くのが効果的です。

過去問対策は、ITの基礎的な知識を身に付けることができ、試験の出題傾向を掴むことができます。過去問で間違えた問題をどこか見つけ、自分の苦手な分野を抑えることができます。

現在はWebサイトの過去問道場で基本情報技術者試験の問題を学習することができます。過去問道場のいいところは、基礎学習や模擬試験を解くことができ、点数を採用してもらうことができます。

スマートフォンでアクセスすることができ、空いた時間に試験対策をすることができます。

午後試験

基本情報技術者試験の午後試験は、長文問題が多く出題されます。午後問題を解くためには、文章を読み解く読解力と基礎知識が大切です。午前試験は合格したが、午後試験で得点が足りず不合格になることはよくあります。

午後の試験では、アルゴリズムとプログラミング言語の問題が出題され、選択科目で解いていくことになります。特にアルゴリズムの分野は、配点が高くプログラミング言語の問題と合わせたら2問で50点が配点されていると言われています。

午後試験の学習方法は、過去問を繰り返し学習することが大切です。

CASLなどのアルゴリズムの分野は、いきなり実践問題に入る前に基礎問題で一つ一つプログラムの動き方を学習するところから勉強するのがおすすめです。

午後試験にも過去問道場があり、過去の本番で行われた試験問題を解くことができ何回も学習することができるので自分の苦手な部分を復習することができます。

基本情報技術者試験のメリット

基本情報技術者試験に合格したらどんなメリットがあるのか、就職や転職などにアピールができるのかそれぞれ悩む方が多いかと思われます。基本情報技術者試験はIT系の資格の中でも認知度が高く、IT業界に関する基本的な知識が習得されていると証明することができます。

IT業界に就職を考えている方やIT系のスキルを上げたい方は基本情報試験があると有利な材料になります。

就職や転職のアピールポイントになる

基本情報技術者試験に合格すると、IT系の基礎スキルが身に付いているというスキルの証明ができます。就職や転職する時の履歴書に基本情報技術者試験の名前が記入できるようになり、就職のアピールポイントになります。

企業によっては即戦力を求めている場所もあり、基本情報資格の次は応用情報技術者試験へとステップアップすることができスキルアップに繋がります。

ITの基本知識を広く習得できる

基本情報技術者試験で学習した知識は、IT関連の実務で活かすことができます。現在はインターネットの利用が多く、情報セキュリティや個人情報に関する法律についてなどの情報リテラシーの知識を深く身に付けることができます。

現在インターネットの利用が多く、情報セキュリティや個人情報に関する法律についてなどの情報リテラシーの知識を深く身に付けることができます。

企業によっては資格手当や報奨金がもらえることも

企業では、社員の資格取得に対して報奨金がもらえることがあります。

基本情報技術者試験に合格すると、ITスキルの証明になるのでモチベーションにもなり、さらに応用情報技術者試験から上位の資格を取得していくにつれ資格手当が上がりキャリアアップに繋げることができます。

参考書やアプリを活用した学習法もおすすめ

基本情報技術者試験の過去問を学習する前に、参考書を読んでいき基礎的な知識をインプットすることが大切です。ITの専門用語は多く、仕組みを理解するには図やイラストを用いながら解説している参考書がおすすめです。

近年は、スマートフォンのアプリで一問一答で基本情報の学習することができ、自分の苦手分野を対策することができます。

小さな目標を立てて学習する

基本情報技術者試験の出題範囲はとても広く、用語などの専門知識を覚える量が多いです。

試験に合格するためにモチベーションの管理が大切で、今回は、ストラテジの問題を8割できるようにする・苦手分野を一つ減らすなどの具体的な目標で勉強するとコツコツ学習が進みやすくなります。

基本情報技術者試験の午前試験対策は、重要用語をしっかり覚えることが大切です。テキストで用語をインプットしたら、過去問を繰り返し解き、苦手意識を減らすことがポイントです。

学習スケジュールを立てて勉強する

基本情報技術者試験をこれから受ける方は、大体3か月程のスケジュールを立てると計画的に学習しやすかったです。仕事から帰ってきた後に1時間程過去問を解く、30分参考書を読んで理解を深めるなどといった自分ができそうな目標から立てていくことが大切です。

学習スケジュールを立てることでモチベーションの低下を防ぎ、学習が足りない分野を把握し優先順位を立てながらコツコツ学習することができます。

計算問題は意味を理解する

午前試験では、テクノロジ分野の問題は計算問題が多いのが特徴です。用語を覚えるだけではなく計算の基本的な公式を覚えていく必要があります。計算問題を解けるようになるためには、丸暗記せず仕組みで覚えるやり方が大切です。

過去問で丸暗記した問題が本番で出ることは限らないので、本番で解ける力を付けるのがベストです。

他にも、アローダイアグラムや表計算などといった図を用いた計算問題が出題されたということがありましたので、過去問でしっかり繰り返し復習し計算問題は本番で対応できるようにしましょう。

基本情報技術者試験におすすめな参考書

基本情報技術者試験をこれから勉強をしたい方で参考書は何を選べばいいのか?といった悩む方は多いかと思います。

参考書は、インターネットのショッピングサイトで購入することができ、初めて受験する方でも基礎から丁寧に説明されているので一冊で6割以上目指すことができる作りとなっています。


IT系未経験の場合、イラストや漫画を交えた参考書を選ぶのがおすすめです。専門知識がまだ身に付いてないまま合格教本を読んでも理解が進まない状態になってしまいます。

最初は学習のハードルを下げて参考書を選んでいくのが大切です。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

キタミ式では、基本情報技術者試験に出てくる専門用語の意味をイラストで説明しながら初めてIT系を学習する方にも分かりやすく解説されています。キャラクターがくだけた雰囲気で話していくシーンが多く、読者の方でも読みやすく学習することができます。

キタミ式で基本情報の重要用語の内容が頭に入ってきたら次は、基本情報の合格教本を読んでいくというステップアップを踏んでいくのがおすすめです。

基本情報技術者合格教本

基本情報技術者合格教本は、試験によく出てくる重要語句が多く出題される可能性のある内容を学習することができます。合格教本には、最新の過去問4年分が収録されていて、解説も丁寧に説明されているのが特徴です。

空いた時間に教本を読んで過去問でアウトプットすることができます。教本を使いながら反復学習ができるのでより問題の理解が深まることができます。

基本情報の参考書の中でも多く売れていて、多くの受験者に人気の教本になっているので信頼度が高いのもポイントです。

かんたん合格 基本情報技術者教科書

この参考書は、IT系の言葉が初めてな方でも簡単に説明されています。用語の難しい意味を書かず分かりやすい言葉で説明しているので飲み込みが苦手な方でも学習することができます。

かんたん合格には、必勝対策問題があり出題範囲を把握した過去問が詰まれています。好評の講師の先生が説明しているので試験対策が繰り返し学習しやすいというのも特徴です

参考書と過去問をバランスよく使い基本情報技術者試験に合格しよう

基本情報技術者試験に合格するためには、参考書を全体から読み、内容をしっかりインプットしてから過去問にアウトプットするのがポイントです。

基本情報技術者試験は、問題を解くための専門知識や読解力が問われる試験です。

合格するためには、やみくもに問題を解くだけでなく、自分の苦手な分野を把握することが大切です。

試験に合格すると就職や転職の大きなアピールポイントになるため皆さんも受験を検討してみてください。

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この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2024.09.19

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