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【キャリアパス7例】ITエンジニアのキャリアの考え方やおすすめ資格を職種別にご紹介

【キャリアパス7例】ITエンジニアのキャリアの考え方やおすすめ資格を職種別にご紹介のイメージ

ITエンジニアとしてのキャリアパスは多岐にわたり、それぞれの分野において異なるスキルや資格が求められます。

本記事では、様々なITエンジニアの職種を挙げ、それぞれのキャリアの考え方やおすすめの資格についてご紹介します。

各職種ごとの専門性や必要なスキルについて理解を深めることで、自身のキャリアプランをより具体的に描く手助けとなるでしょう。ITエンジニアとしてキャリア構築に興味のある方や、自身のスキルアップを図りたい方にとって必見です。

目次

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  1. ITエンジニアのキャリアパス
    1. プログラマーの段階
    2. システムエンジニアの段階
    3. プロジェクトリーダーの段階
    4. プロジェクトマネージャーの段階
  2. インフラ・ネットワークエンジニアのキャリアパス
    1. 監視、運用の段階
    2. 構築・保守の段階
    3.  設計・提案の段階
  3. まだまだ少数派な女性エンジニアのキャリアパス
    1. 基本的には男性の女性も同じ
    2. 育児休暇制度の有無には注意すべき
  4. ITエンジニアがキャリアチェンジのためにすべきこと
    1. キャリアチェンジ先の職種と業務内容を理解する
    2. キャリアチェンジ先に必要な、ITエンジニアとしての技術と知識を身につける
  5. ITエンジニアがキャリアアップのためにすべきこと
    1. 今、携わっている業務に関わる技術や知識を身につける
    2. 需要が多い技術を習得する
    3. 仕事上で必要なコミュニケーションを習得し、実践する
    4. 原価意識を持つ。そして健康第一
    5. やりたいことが今の部署で実現できないと思ったら、異動又は転職も検討する
  6. 【実例】ITエンジニアのキャリアプラン
    1. システムエンジニアの場合
    2. ネットワーク・データベースエンジニアのスペシャリストの場合
    3. フリーランスになる場合
  7. キャリアパスの選択の1つとしてのフリーランス
    1. フリーランスでの働き方その1・在宅勤務
    2. フリーランスでの働き方その2・顧客先常駐勤務
  8. フリーランスで働く上で求められる3つの能力
    1. 高いアウトプットを出すための技術力
    2. 営業力
    3. トレンドをつかみ、技術向上に励む実行力
  9. ITエンジニアとして活躍しよう
  10. Midworks おすすめの案件例

ITエンジニアのキャリアパス

ITエンジニアのキャリアパスは、専門的な知識をつけていくスペシャリスト、幅広い分野や技術を駆使して仕事をしていくジェネラリストになっていく選択肢があります。

また、経験を積んでいくとマネジメントに転向することもあります。プログラマーやシステムエンジニアからプロジェクトリーダーとなり、プロジェクトマネージャーになるケースが多いです。

システム開発の下流から上流を経験していく流れと同く、キャリアパスの上位に位置するほど、その決定事項が結果に重大な影響を及ぼします。

それぞれの段階で、どのくらいの年数が必要かは各個人の能力や所属する企業やプロジェクトにより大きく異なるでしょう。

プログラマーの段階

プログラマーの段階では、業務遂行に必要なプログラミング能力とITスキルを身につけることが主になるでしょう。

1年目ではテスト工程や開発工程のなどが割り振られます。プログラマーとして各工程をひと通りこなせるスキルを身につけるには、3年以上の実務経験が必要とされています。

▼関連記事
プログラマーは将来性がない?需要や将来性の高いプログラミング言語について解説

システムエンジニアの段階

システムエンジニアの段階では、おもにシステム開発において仕様書の作成を行います。

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーから指示を受けて顧客からヒアリングを行い、作成した仕様書を元に、プログラマーに指示や指導をしていくことがあります。一部企業においてはプログラミングを行うこともあります。

▼関連記事
システムエンジニアに将来性はある?市場やSEの需要変化を考察

プロジェクトリーダーの段階

プロジェクトリーダーは開発やシステム構築のプロジェクトにおいて一部門の責任者です。プロジェクトの推進、要件定義、トラブル対応、他チームとの連携することを担当します。

責任者として、開発のスキルだけではなく、マネジメントスキルも求められるので、幅広い知識と経験が求められます。また場合によって、外注業者まで管理することがあります。

▼関連記事
プロジェクトリーダーとは?仕事内容やスキル・資格について紹介

プロジェクトマネージャーの段階

プロジェクトマネージャーの仕事はプロジェクトマネージャーの仕事内容はチームの編成、要件定義、顧客折衝、プロジェクトのレビューです。

プロジェクトマネージャーは管理業務に加えて、プロジェクトを主導する役割も果たします。プログラマーやシステムエンジニアをサポートしていきます。

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プロジェクトオーナーとは?プロダクトオーナーとの違いや働くうえで大事なこと

インフラ・ネットワークエンジニアのキャリアパス

同じITエンジニアでも、インフラやネットワークエンジニアのキャリアパスはSEとは異なり、スペシャリスト志向が強いものとなるでしょう。

以下のようなキャリアパスが考えられます。

・監視、運用
・構築、保守
・設計、提案

ITエンジニアのキャリアパス同様、各段階でどの程度の年数が必要かは、各個人の能力及び企業やプロジェクト事情により大きく異なります。

監視、運用の段階

監視・運用の段階では、障害時の対応やインフラ・ネットワーク導入後の効果検証を担うという仕事を通し、技術を身につけていきます。トラブル対応も含まれますので、顧客である利用者への対応も含まれます。

現システムの問題点はどこなのか、どのように改善すべきか日々意識する必要があります。この意識が無いと良いシステムは構築・設計できません。また将来のステップアップに備え、顧客のニーズをつかむ能力も身につける必要があります。

構築・保守の段階

構築・保守の段階では、要件に従いシステムを構築します。単に手順が正しいだけではなく、運用上問題ないかを考慮しながら構築することが求められます。保守ではシステムの点検や修理を行います。

ここでも悪いところを直すだけではなく、障害に結び付く兆候がないかどうかを確認することが必要です。前段階の「監視・運用」でどれだけシステムに対する「気づき」があったかどうかが、エンジニアの能力評価を左右することになります。

 設計・提案の段階

設計・提案の段階では、顧客から要件のヒアリングを行い設計・提案を行います。プロジェクト単位での構築作業ともなるとプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーと同様の動きを行うことになるでしょう。

担当プロジェクトの運営に責任を持ち、部下の指導、プラットフォームの選定、スケジュール設定と進捗管理等を行っていくことになります。

まだまだ少数派な女性エンジニアのキャリアパス

IT業界において、女性の活躍も目立つようになってきていますが、ITエンジニアのうち女性の比率は約2割と言われており、まだまだ少数派です。

しかし、IT人材と女性比率が増えているので、女性エンジニアも今後増えていくことが見込めます。

出典|参照:2022年版 情報サービス産業 基本統計調査 |一般社団法人情報サービス産業協会

基本的には男性の女性も同じ

ITエンジニアはコミュニケーション能力や論理的思考力、スキルを求められる実力主義です。体力や筋力の差が生じにくく、仕事さえできれば実力評価にあたり男女の区別は無いところが多いです。

育児休暇制度の有無には注意すべき

女性エンジニアのキャリアパスは、妊娠・出産・育児といったイベントに対して、会社や周囲がどれだけ理解を示してくれるかということに大きく左右されます。

状況によっては、目指すキャリアパス実現のために転職した方が良いこともあるでしょう。また、実力のある女性エンジニアであれば、フリーランスになることも一つの方法です。

ITエンジニアがキャリアチェンジのためにすべきこと

例えばネットワークエンジニアからSE、SEからコンサルタント等、好む好まざるに関わらずキャリアチェンジをする人もおられると思います。

その中でも特に自らキャリアチェンジを求める人は、その成功が必達目標といえるでしょう。そのためにすべきことをご紹介します。

キャリアチェンジ先の職種と業務内容を理解する

ITエンジニアといえども、その職種の中身はずいぶんと異なるものです。例えば、業務系SEとネットワークエンジニア、データベースエンジニアとはお互い仕事で協力する関係でもありますが、仕事内容は異なります。

まずは転職先等、キャリアチェンジ後になりたい職種についてどんな仕事なのか、どのようなスキルが必要なのか調べ上げましょう。

キャリアチェンジ後の自分を想像し、自分が活躍できるかどうか考えます。もしここで何か障害があればそれをピックアップし、乗り越えられるものかどうか検討します。

キャリアチェンジ先に必要な、ITエンジニアとしての技術と知識を身につける

自ら描いたキャリアチェンジ後の自分に向かって、技術と知識を身につけましょう。

IT業界は進歩が速いので、期限を切って、集中的に習得することが大切です。日々の仕事と並行しながらなので効率良く、寸暇を惜しむ努力が必要でしょう。

求められる技術が複数ある場合は、業界でより求められている技術を優先して習得するとITエンジニアとしての価値向上につながります。業務知識はあるに越したことはありませんが、キャリアチェンジ後でも問題ありません。

ITエンジニアがキャリアアップのためにすべきこと

常に多忙なことの多いITエンジニアですが、変化の多いこの業界、キャリアアップは必須です。そのためにすべきことはいくつかありますので、ご紹介します。

今、携わっている業務に関わる技術や知識を身につける

意外と思われる方も多いと思いますが、今の業務に携わるにあたり、自分の持つ知識や技術だけで100%従事できるという人は少ないでしょう。ITエンジニアとしての技術に限りません。例えば、経理系SEであれば経理や会計に関する幅広い業務知識も必要です。

未知の知識やスキルを身につけることは大変ですが、キャリアアップしたいという希望が効率的にスキルを向上させることが必要です。

需要が多い技術を習得する

IT業界は進歩が速いので、常に技術のトレンドをチェックし、「これから需要が多くなりそうな技術」を学んでいきましょう。

また、トレンドとなる技術は変わっていくものです。IT専門誌やSNSなどを駆使し、トレンドを押さえていきましょう。

仕事上で必要なコミュニケーションを習得し、実践する

ITエンジニアは、コミュニケーション能力が必須になります。

「持っているだけで自慢できるもの」から「持っていて当たり前の経営資源」に変わったことで顧客の要望が深度化かつ要求が厳しくなったこと、複数メンバーによるプロジェクトが当たり前になったことによりメンバー間のやりとりが増加したことによるものです。

原価意識を持つ。そして健康第一

ITエンジニアは技術で生活をしているものです。そしてプロジェクトの売上金額も受注時点で決まっています。従って、各作業にどれだけの時間を掛けられるかも予め工程表等により決められているものです。

作業にかけられる時間と品質のバランスを取ることは重要です。納品に支障ない品質であれば割り切ることも必要で、その分の浮いた時間を自らのキャリアアップや体調管理等に使いましょう。

やりたいことが今の部署で実現できないと思ったら、異動又は転職も検討する

自分の求めるキャリアプランと会社や部署が求めるキャリアプランが異なることも少なくありません。その場合、あなたの将来のためにも異動もしくは転職を検討することも手段の1つです。良い条件で異動、転職できるチャンスがあれば積極的にものにしていきましょう。

【実例】ITエンジニアのキャリアプラン

経験年齢に応じてITエンジニアでのキャリアプランも変化していきます。どのようなキャリアプランを持てばよいかは個人や所属している企業により異なるものですが、ここではスキル習得からエキスパートへ成長していく過程を具体例を挙げてご紹介していきます。

どのようなキャリアプランで成長していくのか、より具体的なキャリアプランを設計していくために、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアの場合

コミュニケーションがより重視されるようになったこととITエンジニアの高年齢化により、キャリアプランの上昇角度は緩やかになっているようです。部署によっては若手に経験を積ませるため、20代後半でもPLを任せることもあり得るでしょう。

  • 新卒、22歳で入社。
  • 27歳前後でサブリーダー、または小規模プロジェクトのプロジェクトリーダー
  • 31歳前後でプロジェクトリーダー
  • 39歳前後でプロジェクトマネージャー

ネットワーク・データベースエンジニアのスペシャリストの場合

システム構築部門が中心となる企業の場合は、プロジェクトが存在するため、プロジェクトマネジメント能力は必要です。30代以降は、SEと同様のキャリアパスとなることが多いです。

  • 新卒、22歳で入社。運用管理業務を担当
  • 25歳前後、構築を任される
  • 28歳前後、設計を担当する
  • 30代前半、技術を極め続ける
  • 36歳前後で自他ともに認めるスペシャリストに成長する

フリーランスになる場合

最初からフリーランスを目指す方もいると思いますが、経験年数が2年以上ない場合、案件を獲得することが非常に困難です。案件を獲得するためにも、まずは実務経験を積むために企業に所属しながらスキルを磨いていくことがおすすめです。

  • 新卒、22歳で入社
  • 27歳前後でサブリーダー、または小規模プロジェクトのプロジェクトリーダー
  • 31歳前後でフリーランス

キャリアパスの選択の1つとしてのフリーランス

現場で働くITエンジニアを続けたい方には、転職ではなくフリーランスという働き方も一つの選択肢となります。どのようなものなのか、そして何が必要なのかを解説していきましょう。

フリーランスでの働き方その1・在宅勤務

在宅勤務の場合、自分が好きな場所で仕事がすることが出来ることや、自分の裁量で作業時間を決めることが出来ること、納品することで支払いが起きるため、能力が高いエンジニアは効率的にお金を稼ぐことが出来ることなど、さまざまなメリットがあります。

一方、単発案件の場合、案件を獲得するために継続的に営業活動しなければいけないデメリットもあります。

▼関連記事
プログラミングの仕事を在宅で行うには?働き方やおすすめの言語を紹介

フリーランスでの働き方その2・顧客先常駐勤務

クライアントの企業先に常駐して開発業務を行う方法です。正社員と比べて、同じ働き方にも関わらず、報酬が高い傾向があります。また、契約条件にもよりますが、クライアント企業から継続して案件を任せてもらうことも多く、収入が安定しやすいこともメリットです。

一方、常駐して業務するため時間の拘束があることや、会社の業績によって契約の解除を求められてしまうデメリットもあります。

フリーランスで働く上で求められる3つの能力

高いアウトプットを出すための技術力

自社の従業員とフリーランス、それぞれが同等の技術力であれば従業員に任せることを選びがちです。従業員は会社という後ろ盾があるので、セキュリティ教育という面でも有事の際でも安心できるためです。

フリーランスに求められるものは、即戦力としての労働力です。要求に対してのアウトプットが出せず、すぐに契約終了となるケースもあります。

営業力

フリーランスは個人事業主のため、従業員であるITエンジニアのように代わりに営業をしてくれる人はいません。自分を売り込まないと案件の獲得に至りません。

従業員時代に築いたつながりで仕事を受注することも多いです。しかし、収入や仕事は増えません。仕事上で出会った人とはもちろん、時には仕事以外の関係からでも受注できそうな案件があれば貪欲に取り組む必要があります。

トレンドをつかみ、技術向上に励む実行力

従業員と異なり、フリーランスには誰も指導してくれる人がいません。しかし、技術は日進月歩、年単位では大きく変化し続けています。同じことを繰り返すだけではそのうち発注してくれる企業が無くなってしまいます。

常に社会や技術のトレンドをつかみ、最新の技術を学び習得して、進化にキャッチアップし続けることが必要です。

ITエンジニアとして活躍しよう

ITエンジニアのキャリアパスをご紹介しました。さまざまな職種がありますが、どの職種も近年案件数が増え続けています。また他の業種に比べて、キャリアプランが多様です。

どのキャリアパスでも大切なことは、スキルを磨いていく努力と興味関心を持って仕事をしていくことです。

この大切なことを忘れずに、あなただけのキャリアパスを見つけてみてください。

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年09月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.13
更新日
2024.09.19

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