Midworks
  1. TOP
  2. お役立ちコラム
  3. エンジニアの職種
  4. ITエンジニア
  5. ゲームスクリプターとは?平均年収やゲームプログラマーとの違いについてご紹介!

ゲームスクリプターとは?平均年収やゲームプログラマーとの違いについてご紹介!

ゲームスクリプターとは?平均年収やゲームプログラマーとの違いについてご紹介!のイメージ ゲームスクリプターとは?平均年収やゲームプログラマーとの違いについてご紹介!のイメージ

ゲームスクリプターとは、ゲームのシナリオや仕様書を基に、スクリプト言語を使用してキャラクターやシーンを構築する職種です。ゲームスクリプターを目指すにはゲームの知識はもちろんのこと、基本的なPCスキルやコミュニケーションスキルが求められます。

本記事ではゲームスクリプターの仕事内容や平均年収に加え、ゲームスクリプターを目指すために必要なスキル、おすすめの資格について紹介していきます。

ゲームスクリプターの仕事内容

ゲームスクリプターとは、ゲームのシナリオや仕様書をもとに、スクリプト言語を使用してキャラクターやシーンを構築する職業です。

ゲームスクリプターは、キャラクターのステータスや必殺技などの細かな設定やゲームの難易度、実際の動作などの目に見える部分を構築していきます。そのため、プログラミングの知識に加え、演出やデザインなどのスキルも必要だといえるでしょう。

ゲームスクリプターの平均年収

スクリプターの平均年収は、平均で200万円から300万円程度となっています。

ゲームスクリプターは、正社員だけではなく業務委託やアルバイトなどの雇用形態で契約が結ばれる場合もあります。

フリーランスとして働く場合、案件の多くは30万円~60万円程度の案件が多い傾向にあります。経験年数や対応可能な言語により、単価は上下動しますが、単価としては低くないといえるでしょう。

また、ゲーム業界の案件は増えている傾向にもあるため、今後案件単価が上がる可能性も考えられます。

Midworksでは、経験やスキルに応じた案件をご紹介することができます。専門のコンサルタントへの相談も無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

ゲームスクリプターに必要なスキル・知識【4選】

ゲームスクリプターは、ゲーム開発において欠かせない役割です。そのため、必要とされるスキルも多い傾向にあります。

ゲームスクリプターに必要とされるスキルは、大きく分けて4つあります。それぞれのスキルが必要なのは理由があるため、詳しくご紹介します。

ゲームに関する知識

ゲームの製作に関わる仕事ですので、大前提としてゲームに関する知識は必要です。

最新トレンドのゲームを体験して、その演出などを把握していることは、ゲームスクリプターとしての強みになるでしょう。

ゲームに関する知識がない場合、ユーザーがどんな仕様を求めているのかがわからないこともあります。ユーザーが求めている以上の演出をゲーム上で製作するために、ゲームに関する知識は幅広くあるとよいでしょう。

パソコンを扱うスキル

ゲームスクリプターには、特段難易度の高い言語は必須ではないといえます。スクリプト言語と呼ばれる言語を習得していれば、ゲームスクリプターとして仕事ができます。

しかし、基本的なパソコンスキルは当然求められます。業務を進めるうえで、必須のスキルにはなるため、ゲームスクリプターになる前に習得しておくようにしましょう。

忍耐力

ゲームスクリプターは、クリエイティブな側面もある一方で、仕様書に沿った作業を進める必要があるという側面もあります。

仕様書に沿った作業では、単純作業に近い部分もあるため、コツコツ進める必要があります。このため、ゲームスクリプターには忍耐力が必要だといえるでしょう。

コミュニケーションスキル

ゲーム制作は、チームで進めることがほとんどです。そのため、コミュニケーションスキルは必須だといえます。

ゲームデザイナーやゲームディレクターと連携を取りながら制作を進める必要があります。作業を進める際には、意見の交換を行うことが重要です。コミュニケーション能力を活かしながら、円滑に作業を進められるようにしましょう。

ゲームスクリプターに資格は必要?

ゲームスクリプターとして働くために、特定の資格はありません。案件や求人情報をみても、ゲームスクリプターの募集では、未経験歓迎の場合もあります。

資格は必要ないものの、案件の経験や経験のある言語について制限がある場合もあります。高度なスキルが必要な案件に、このような制限は多いため、案件情報を念入りにチェックするようにしましょう。

ゲームスクリプターにおすすめの資格

ゲームスクリプターにおすすめの資格を3つご紹介します。取得が必須な特定の資格はないものの、自分のスキルや知識を証明するものとして資格の取得は有効です。

スキルアップやキャリアアップに活きる可能性のある資格ですので、ぜひ参考にしてみてください。

マイクロオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロオフィススペシャリスト(MOS)とは、マイクロオフィス製品に関する知識やスキルを証明する資格です。

パソコンを扱うスキルを持っていることを証明することができ、実務にも活かしやすいため、人気が高い資格だといえるでしょう。

ゲームスクリプターもパソコンを用いるため、基本的なスキルは必須です。基本的なスキルに関しての証明ができるため、取得しておくことをおすすめします。

▼関連記事
MOSのエキスパートの難易度は?必要な勉強時間をチェック

Java™プログラミング能力認定試験

Java™プログラミング能力認定試験とは、Java™に関する基本的な知識やスキルの保有を証明する資格です。

階級は1級から3級まであり、1級に近づくにつれて難易度が上がります。学歴や年齢等に制限はなく受験が可能ですので、スキル証明のためにも資格取得するのもおすすめです。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験とは、C言語を用いて、応用プログラムを作成する能力を証明する資格です。

階級は1級から3級まであります。2級、3級は選択式の問題ですが、1級は実技試験です。受験の際は試験内容を確認のうえ、受験することをおすすめします。

ゲームスクリプターのキャリアパス

ゲームスクリプターは、正社員だけではなく、アルバイトや業務委託での契約も増えている職種です。そのため、ゲームスクリプターの次のステップには様々な選択肢があります。

ここでは、シナリオライターとゲームプランナーについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

シナリオライター

ゲームのストーリー台本(シナリオ)や展開を作成する仕事のことです。

ゲームスクリプターと同様、専門性が低く、未経験からチャレンジしやすい職種です。ゲームスクリプターのスキルが活かせる場合、シナリオライターにもスムーズに転換できる可能性が高いでしょう。

ゲームプランナー

ゲームプランナーとは、ゲームの企画・立案をする職業です。

ゲームの核となるゲームコンセプトやシステムを決めることが主な仕事です。ゲームスクリプターの仕事内容と通じる部分もあるため、キャリアチェンジは可能だといえます。

しかし、ゲームプランナーは自分が作りたいゲームではなく、売れるゲームを作るのが目的のため、マーケティングスキルが必要になります。そのため、難易度は上がるかもしれません。

ゲームプランナーに必要なスキルや経験などは、下記の記事より詳細が書いてありますため、さらに深く知りたい方はご覧ください。

▼関連記事
ゲームプランナーの仕事内容を6つご紹介!求められるスキルとは?

ゲームスクリプターとゲームプログラマーの違い

ゲームプログラマーとは、プログラム言語を駆使して、ゲームのシステムそのものを組み上げる仕事となっています。C言語やC++、PealやRudyなどの言語がゲーム開発の現場で多用される傾向にあります。

一方で、ゲームスクリプターは、仕様書やシナリオに合わせて、スクリプトの指示を入れる人です。取り扱うのは基本的にスクリプト言語であり、ゲームプログラマーほど複雑な工程に携わることはありません。

また、ゲームプログラマーが、企画と仕様などのゲーム開発の初期段階を担っているのに対し、スクリプターは工程の終盤で、仕上げに近いプロセスを担当しているという違いも挙げられます。

ゲームスクリプターがスキルアップするための勉強法

フリースクリプトを使ってみる

実際にスクリプトを組んで経験を積んでみるのが、効率が良いでしょう。

スクリプトが打てるフリーソフトが数種類存在しています。それらを使いシナリオや画像、音楽などを用意して組み合わせれば、スクリプトを組むことを体験できるだけではなく、オリジナルのゲームを制作することも可能です。

制作したゲームは、ポートフォリオに記載することもできますので、就職の場面でスクリプト以外のスキルを企業へアピールすることができるでしょう。

また、勤務先によっては上司や先輩に制作したものをみてもらい、フィードバックを受けられる可能性もあります。

プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールに通うことで、目的に沿って必要な言語を習得できます。また、独学で勉強する場合に比べて、継続しやすいというメリットもあります。

より難易度の高い案件に挑戦したい場合などは、プログラミングスクールに通ってみることをおすすめします。

未経験からゲームスクリプターになれる?

ゲームスクリプターには、特定の資格は必要ありません。しかし、現場ではパソコンを扱うスキルやゲームに関する知識が求められます。

そのため、ゲームやプログラミングの専攻がある専門学校で勉強をしてからゲームスクリプターになる方や、プログラミングスクールで学び、かつ、ゲーム制作会社に就職してからゲームスクリプターとして活躍する方が多いです。

知識面やスキル面を充実させることで、案件に参画しやすくなる場合が多くなる可能性が高まるでしょう。

ゲームスクリプターにチャレンジしてみよう

ゲームスクリプターの仕事は比較的、誰でもチャレンジしやすいものとなっています。

誰でもチャレンジができる職業ではありますが、ゲーム開発の現場では、クオリティにかかわるため、決して欠かすことができない大切な存在でもあります。

専門的にゲームスクリプターとして働きたい人や、未経験でも将来的にはより幅広い方面からゲーム開発に携わりたい人と思っている人も、まずはスクリプターとして経験を積み、実力を身に着けていきスキルを磨くのが良いでしょう。

Midworks おすすめの案件例

この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年04月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2019.03.13
更新日
2024.04.21

このカテゴリの一覧へ

Midworksは
今よりあなたのキャリアに
合った働き方を提供します

詳しくはこちら

フリーランスと正社員、
働き方と年収はこんなに違う?

詳しくはこちら
運営グループ提供サービス