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ORACLE MASTERってどんな資格?取得のメリットや難易度を紹介

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オラクルマスターは、オラクル社の、リレーショナルデータベースの管理スキルを問われる資格です。受験者数や合格率の数値は公表されていないため、難易度が図りにくいとされています。オラクルマスターの取得には、データベースの基本を一通り学べる、IT業界での転職に有利というメリットがあります。

本記事では、オラクルマスターの難易度、取得するメリット、勉強方法などについて解説しています。オラクルマスターの取得を検討している方は是非参考にしてみてください。

ORACLE MASTERとは?

ORACLE MASTERは、オラクル社の、リレーショナルデータベースの管理スキルを問われる資格です。大手企業はもちろん、官公庁など日本国内でも全体で半数以上のシェアを占めています。

データベースの基礎知識をはじめとした、管理や運用方法などの技術力が試されるため、IT業界では人気の資格として認知度の高い資格です。さらに、試験範囲を勉強することでSQLやリレーショナルデータベースの仕組みも理解できるでしょう。

ORACLE MASTERの難易度

ORACLE MASTERの難易度は、オラクル社が受験者数や合格率の数値を公表していないため、正式な難易度は図りにくいとされています。全くの初心者はこれに限りませんが、およそ20~40時間ほど勉強すれば合格ラインへの到達が期待できると言われています。

しかし、ORACLE MASTERには4つのグレードが存在していて、上位のグレードになればなるほど難易度が高まるので十分に対策をしていきましょう。

全国のORACLE MASTERの保有者数

受験者数や合格率の数は公表されていませんが、保有者数は日本全体で27万人以上と言われています。

これだけでも人気が伺える資格なのがわかりますが、最上位グレードであるプラチナ資格の保有者は、実は日本に0.1割ほどしか存在しません。

確かな数字ではわかりませんが、最上位のプラチナは圧倒的に難易度が高いことがわかります。


出典|参照:資格取得者数 27万人突破!|ORACLE MASTER

エンジニアに資格はいらない?

ITエンジニアに国家資格はありません。また、多くの現役エンジニアは仕事をするのに資格はいらないと考えている方が多いようです。確かに資格が無くても仕事ができるケースも多く、長年エンジニアとしてキャリアを積んでいる方も資格を持っていない方もいます。

しかし、ORACLE MASTERをはじめとしたさまざまなIT分野の資格は、資格取得の過程で知識を得ることに意味があります。IT業界未経験の方は積極的に取得するのをおすすめします。

ORACLE MASTERを取得するメリット

ORACLE MASTERはデータベースの知識を問う資格です。そのため、データベースの仕組みを勉強したいエンジニアの方に大変おすすめの資格です。

では実際に、ORACLE MASTERを取得するとどのようなメリットがあるのでしょうか。以下の3点にまとめました。

多くの会社が活用している製品の資格のため実務的

ORACLE MASTERは、日本オラクル社が展開する、Oracle Databaseの管理方法を証明するスキルです。日本でも多くの会社で活用されているデータベースのため、資格取得の勉強をするだけで実務的な学習ができます

データベースの基本を学べる

ORACLE MASTERの資格取得に向けて勉強をしているだけで、おのずとデータベースの基本を一通り学べるのはメリットだと言えます。

SQLはもちろん、RDB(リレーションデータベース)の仕組み、設計や運用に至るまでを網羅的に勉強が可能です。そのため、IT業界未経験者の方はもちろん自分のスキルを客観的に示したいベテランの方も取得する内容になっています。

IT業界で転職するなら持っていると有利

仕事をするのに資格はいらないとされているIT業界ですが、求められるシーンがないわけではありません。求められるのは、昇給や転職するタイミングです。転職の際にORACLE MASTERの資格グレードが記載されていれば、データベース運用に関しての知識がどの程度あるのか証明できます。

また、自分がフリーランスのエンジニアであるなら新規の顧客に技術力をアピールする材料にもなり得るでしょう。

ORACLE MASTERのグレードって何?

ORACLE MASTERは、内容の難易度によってグレードが4種類に分けられています。ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナと段階的に難易度が上がっていく仕組みです。それぞれどのような内容になっているのか、詳しくチェックしていきましょう。

グレード1.ブロンズ

ORACLE MASTERのブロンズグレードでは、ITエンジニアとしてデータベースを活用するための基礎知識が問われます。Oracle Databaseを活用していく上で、必要な用語や運用方法がわかっているという証明になるのです。

エンジニアとして仕事をするなら非常に重要な内容なので、IT業界が未経験の方は積極的に取得していくとよいでしょう。

グレード2.シルバー

ORACLE MASTERのシルバーグレードは、実際に日々Oracle Databaseを運用している方向けの資格です。実践的な運用方法のスキルを所持していることの証明になります。

ORACLE MASTERを取得する方のほとんどがシルバーグレードを目標にしていて、通常通りの運用であればシルバーで十分だとも言われています。

また、基礎的な知識があり普段から運用業務に携わっているなら、ブロンズを飛ばしてシルバーグレードから受験も可能です。

グレード3.ゴールド

ORACLE MASTERのゴールドグレードは、データベースの運用担当者を教育できるようなスキルがあることを証明する資格です。

運用管理のスキルはもちろん、インストール、バックアップやリカバリなど技術的な要素にも精通していることが求められます。

また、ゴールドグレードからは「Oracle Database Administration Certified Professional」という世界で通用するグローバルな資格として同時に認められます。

グレード4.プラチナ

ORACLE MASTERのプラチナグレードは、文字通りデータベース運用者のエキスパート資格です。研修を2クラス受講し、そのあとに実技試験をパスできれば合格となります。

プラチナグレード所有者は、全国で250人ほどしか存在していません。IT業界ではプラチナグレードの社員が在籍していることがステータスとされています。

ORACLE MASTERの勉強方法

ORACLE MASTERの資格を取るための勉強を始めるにあたって、どんな勉強法なら効率よく進められるのでしょうか。

ここでは、ORACLE MASTERの資格を取るためにおすすめの対策方法をご紹介します。

参考書で勉強する

Oracle Databaseでの運用経験がある方は、参考書を買ってざっと読み、知らなかった項目を中心に学習しましょう。理論についても出題されますので、実務で知っている箇所でもざっと目を通すのが重要です。

Oracle Database本体はとても高額なので個人での実機購入は難しいのですが、1カ月の体験版があるため1度インストールして触ってみるのがおすすめです。

Webサイトの問題演習にチャレンジ

ORACLE MASTERの練習問題が更新されており、無料で利用できるサイトが存在しています。更新されている練習問題数は実に400問で、SQL基礎1の内容は網羅しているといっても過言ではありません。

また、実際にORACLE MASTERを受験した方が合格に向けて行った対策方法が公開されているので、本番の雰囲気を味わえます。

動画セミナーを受講する

日本オラクル社がリリースしている、無料の試験対策セミナーもおすすめです。ウェビナー形式ですので、場所を選ばずに受講できます。

日程は試験に合わせて都度変わりますので、興味のある方は日本オラクル社の公式サイトをご覧ください。

ORACLE MASTERの受験方法

ORACLE MASTERをどうやって受験するのかを決めましょう。
ORACLE MASTERの資格取得の試験には、2つの受験方法が用意されています。

テストセンターで受ける

ORACLE MASTERの資格取得試験は、全国に存在するピアソンVUE社テストセンターで受験可能です。自分の住まいから近い場所や、都合の合う時間帯などで検索して、受験会場を決定できます。

オンラインで受ける

ORACLE MASTERの資格取得試験は、オンラインでも受験できます。ただし、試験時間が長いので、場所やネット環境には注意が必要です。

受ける試験によって、試験監督の有無や申し込み後から試験開始までの時間が異なりますので、慎重に確認してください。

ORACLE MASTER資格取得はITエンジニアにおすすめ

ORACLE MASTERは、伝えづらいITエンジニアとしてのスキルを社内外問わず証明してくれる安心の資格です。また、未経験の方にとっては学習自体がスキルアップに繋がるため、積極的に取得するのがおすすめです。

グレードは4種類用意されていますので、自分の目指したい目標を設定すればデータベース運用者としての知識、技術力を効率的に高められます。

高いグレードを取得できれば、昇給や条件の良い会社へ転職も夢ではありません。データベース運用のエキスパートを目指しましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年05月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2024.05.16

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