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CCNA合格証の受け取り方法の流れと注意点を解説!発行は無料でできる?

CCNA合格証の受け取り方法の流れと注意点を解説!発行は無料でできる?のイメージ CCNA合格証の受け取り方法の流れと注意点を解説!発行は無料でできる?のイメージ

CCNAの合格証の発行手続きは、受験後に届く認証済みメールに記載されているので、確認しましょう。また合格証の発行やPDFをダウンロードするにはCiscoアカウントが必要なので、事前にアカウントを作成しておくことがおすすめです。

本記事ではCCNA合格証の受け取り方法の流れや注意点、取得するメリットについてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

CCNAについての基本情報

CCNA(シスコ技術者認定アソシエイト)は、アメリカのネットワーク関連機器メーカーのシスコシステムズ社が認定しているネットワーク系資格です。

CCNAはシスコ技術者認定の中でも、シスコに関する基本知識について問うアソシエイトレベルの資格となっています。ネットワーク系資格としても知名度の高い資格であるため、ネットワーク関連の業務に携わるエンジニアにおすすめの資格だと言えます。

また、シスコ技術者認定の中でも実際に業務に有効となるのはCCNA以上と言われているため、シスコ技術者認定を受験する場合はCCNA取得から目指すと良いでしょう。

試験日 試験会場によって異なる
試験時間 120分
受験資格と前提条件 13歳未満の場合、保護者の同意があったとしても資格取得は不可。13歳~17歳の場合、保護者の同意があれば可能。
出題形式 CBT(Computer-Based Testing)方式
合格点及び合格率の目安 非公開
受験料 33,600円(税抜)

CCNAの試験範囲

CCNA(200-301 CCNA)では、以下の範囲について知識やスキルが問われます。詳しい試験範囲については、公式サイトを参照しましょう。

・ネットワークの基礎
・ネットワーク アクセス
・IPコネクティビティ
・IPサービス
・セキュリティの基礎
・自動化とプログラマビリティ

CCNAの難易度は?

CCNAの難易度は、ITSS(ITスキル標準)のレベル2に相当します。レベル2とは、プロとしての基本的な知識や技能を有しており、上位者の指導のもと作業を担当できるレベルとなります。

出典:●ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ(Ver3)|特定非営利活動法人 スキル業準ユーザー協会
参照:http://www.ssug.jp/docs/isv/isvmap30.pdf

他の資格とCCNAの合格証との違い

他の資格であれば、試験に合格すれば申請を行わなくても自宅に合格証が届くようになっているケースが多いです。しかしCCNAの場合は、試験合格後に自分で合格証の申し込みを行い、取得する必要があります。

試験に合格したとしても、申し込みを行わなければ自宅に合格証が届くことはないため注意が必要です。

CCNAの合否判定方法

CCNAの試験はCBT形式で実施され、試験終了後にその場で合否判定が行われます。多くの試験のように、受験後数日経過してから合否判定がわかるのではなく、試験が終了すればその場で合否レポートをもらえます。

CCNA合格証の受け取り方法の流れ

ここまで紹介したように、CCNAは他の一般的な国家試験やベンダー試験と違い、自分で合格証の申請を行わなければ合格証がもらえません。試験に合格しても申請を行わなければ、自動的に自宅に送付されるということはないため、注意が必要です。

そのため、はじめてCCNAを受検する人の中には、どのような流れで合格証をもらえば良いのか不安に感じているという人もいるのではないでしょうか。

ここでは、CCNA合格証の受け取り方法の流れについて解説します。

認証済みメールを確認する

CCNAを受検してから数日後、認証済みメールが届くためメールを確認しましょう。

合格証発行の手続きについては、認証済みメールに手続き方法が記載されています。認証済みメールに記載されているとおりに手続きを行うことで、問題なく合格証の発行が行えます。

Ciscoのアカウントを作成する

Ciscoの公式サイトからCiscoのアカウントを作成しましょう。合格証の発行や、合格証のPDFをダウンロードするためには、Ciscoアカウントが必要です。

公式サイトの右上にある人型のマークを選択すると、「アカウントを作成」というボタンが表示されます。アカウント作成ページではメールアドレスや氏名、国や地域といった基本情報を登録していくことで、アカウントの登録が行えます。

最後に登録したメールアドレスに届くコードを入力して確認をクリックすれば、登録完了です。

アカウントへのトラッキングシステム設定を行う

作成したCiscoアカウントにトラッキングシステムの設定を行いましょう。トラッキングシステムの設定を行わなければ合格証はもらえません。

トラッキングシステムを設定を行うには、Cisco公式サイトの上にある「その他」を選択して表示される「シスコ技術者認定」を選択し、中にある「トラッキングシステム」を選択しましょう。

さらに「Click here to login」を選択し、「Email address」にメールアドレスを入力して「Submit」をクリックします。入力したメールアドレス宛にメールが届くため、記載されているURLをクリックしましょう。

クリックしてから一定時間が経過すると、Ciscoアカウントにトラッキングシステムの設定が完了した旨が表示されます。

念のためにCiscoのサイトの「トラッキングシステム」を選択し、「Welcome to the Certification Tracking system」が表示されるかどうか確認しておきましょう。

Ciscoサイトのマイページから認定キッドの申し込みを行う

認定キッドの申し込みを行うためには、Cisco公式サイトのマイページにログインして個人情報を入力する必要があります。マイページから「Personal Info」を選択し、「Settings」を選択します。

次にアンケートに回答し、「Update/Confirm」を選択しましょう。続けて「Attributes」を選択し、IDや番号がある場合は入力して「Update/Confirm」を選択します。

さらにマイページの「Fulfillment」を選択し、「Claim & Purchase Fulfillment」を選択して英語表記で氏名、電話番号、メールアドレス、住所を入力していきましょう。

画面の下の方にある「Confirm」を選択し、「CCNA」にチェックを入れて「Purchase」を選択したら申し込み手続きは完了です。

マイページにログインしCCNA合格証をダウンロードする

Cisco公式サイトのマイページからCCNA合格証のPDFをダウンロードできます。PDFをダウンロードする場合は、マイページにログインして「Certifications」を選択し、「Downloads」の中にある「PDF Certificate」を選択しましょう。

これで、合格証のPDFをダウンロードすることができます。

CCNAの合格から合格証が届くまでの期間はどれくらい?

申請を行ってから合格証が届くまでの期間としては、目安として6~8週間かかると言われています。そのため、転職活動などで使用したい場合に合格証が間に合わないというケースもあるでしょう。

そういった場合は、前述の手順でマイページからPDF版の合格証をダウンロードしておくのがおすすめです。

CCNAの資格期限とは

CCNAを含めた全てのシスコ技術者認定の有効期限は3年となっています。シスコ技術者認定を保有し続けるためには、3年以内に再度同じレベルの試験に合格するか、上位の資格を取得する必要があります。

出典:認定を取得してネットワーキングにおけるキャリアを始めましょう|CISCO
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

CCNAの合格証についての注意点

CCNAの合格証は、初回発行は無料です。しかし2枚目以降の追加発行は有料となっています。合格証を追加発行したい場合は、クレジットカード番号や有効期限の入力が必要となるため注意しましょう。

また、購入できる合格証の最大キット数は1つの資格につき2つまでとなっています。

出典:シスコ技術者認定 トラッキング・システム ユーザ・ガイド |CISCO
参照:https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/training-events/tra-ccc/ccc/certprog/pdf/certifications-tracking-system-users-guide.pdf

CCNAを取得するメリット

CCNAは一般的な試験と違い、合格証を入手するためには試験合格だけでなく手続きが必要な試験です。そのため、比較的手間がかかる試験だと言えますが、CCNAを取得することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここではCCNAを取得するメリットについて解説していきます。

  • 基本的スキルが備わっていることの証明になる
  • 自分自身でスキルチェックできる

基本的スキルが備わっていることの証明になる

CCNAは世界的にも知名度の高いネットワーク系認定資格です。CCNAを取得することで、ネットワークに携わるエンジニアとしての基本的スキルが備わっていることを客観的に証明できるようになります。

そのため、就職や転職でも良いアピール材料になるでしょう。

自分自身でスキルチェックできる

CCNAの出題範囲は、ネットワークに関する知識を基礎から順に網羅しています。そのため、自身のネットワーク関連の知識のスキルチェックができる点もメリットだと言えるでしょう。

ネットワークエンジニアとして実務を行っていても、知識が偏ってしまうケースは多いです。しかしCCNAを受検することで、自身に足りない知識や得意分野を明確にできます。

CCNAに不合格になった場合の再受験方法

CCNAを受検して不合格となってしまった場合、不合格になった受験日翌日から5日間は同じ試験を受験することはできません。しかし中5日以上空けた翌日からであれば、再受検することが可能です。

出典:認定試験ポリシー|CISCO
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/exams/policies.html#~exam-policies

CCNAに合格するための勉強方法

CCNAには実機の設定を行う問題も出題されるため、CCNAに合格するには実機を動かすためのスキルも身につける必要があります。そのため、ネットワークエンジニアとしての実務経験のあるなしで勉強方法は変わってくると言えるでしょう。

ここでは最後に、CCNAに合格するための勉強方法を紹介していきます。

ネットワークの実務経験がある場合

ネットワークの実務経験がある場合、まずは試験範囲を把握して参考書に目を通すところから始めましょう。試験範囲の中で知らない内容があれば、その項目を理解する必要があります。

試験範囲を一通り把握したら、後は練習問題を繰り返し解いていきましょう。

ネットワークの実務経験がない場合

ネットワークの実務経験がない場合、実機の設定を行うシミュレーション試験対策を行うために、実機を動かせる環境を用意することが大切です。

しかし自分で実機を用意することは難しいため、参考書などについてくるブラウザ上で動くシミュレーターを利用してみると良いでしょう。

CCNAに合格したら合格証を取得しよう

CCNAの合格証を取得するには、試験に合格するだけでなく合格後に自分で申し込みを行う必要があります。

ぜひ本記事で紹介したCCNA合格証の受け取り方法の流れやCCNAの合格証についての注意点などを参考に、CCNA合格証を取得方法について把握しておきましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.14
更新日
2024.02.21

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