20代のフリーランスエンジニアの平均年収とは?メリット・デメリットもご紹介
「今より年収をアップさせたい」「場所にとらわれず自由に働きたい」といった理由から、幅広い年代でフリーランスエンジニアとして働く人が増えている昨今、20代からフリーランスエンジニアとして働く人も増えてきました。
本記事では、20代のフリーランスエンジニアの平均年収、20代でフリーランスエンジニアになるメリット・デメリットについて解説していきます。20代からフリーランスに挑戦しようとしている方は必見です。
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20代からでもフリーランスエンジニアになることはできる?
20代からフリーランスとして働く人の割合は、全体で見れば少なめです。
中小企業庁が委託調査した結果では、1,300名の内フリーランスになった年齢が30代の人が38.9%、40代が27.1%なのに対し、20代は18.8%に留まっています。
では、20代からフリーランスエンジニアになるのは難しいのかというと、一概にそうとは言えません。
理由として、日本におけるIT人材の不足があります。特に東京などの都市にIT企業が集中している現在、地方でのIT人材不足が課題になっています。
また、若くて体力のあるフリーランスエンジニアを求めるIT企業も多いことから、実務経験が少ない20代でもフリーランスエンジニアとして仕事を請けられる可能性はあるでしょう。
出典:小規模事業者の多様な側面|中小企業庁
参照:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H28/PDF/shokibo/04sHakusyo_part2_chap2_web.pdf
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【職種別】20代のフリーランスエンジニアの平均年収
ITエンジニアは技術や経験が重視される職業です。それらが揃っていなければ年収を増やすのは難しいでしょう。
逆に言うと、技術を磨き経験を積み重ねていけば、20代でも平均より高い収入を得られる可能性があるということです。
最初からいきなり高みを目指そうとせず、地道に経験を積み重ねていきましょう。
職種 | 年収 |
---|---|
Webエンジニア | 約200万~500万円 |
システムエンジニア | 約400万~600万円 |
ネットワークエンジニア | 約300万~400万円 |
20代でフリーランスエンジニアになるメリット
一度フリーランスになった場合、正社員に戻るのは難しいと言われています。
しかしながら、20代の場合は失敗してもリカバリーしやすく、企業によっては20代でフリーランスを経験してきたことで身につけた技術を評価してくれることもあるでしょう。
また、30代40代と比べて体力があることもメリットになります。
フリーランスの場合は役職や年齢ではなく、自分がどれだけの技術を持っているか、どれだけ働いたかで収入も決まってきます。
若ければ、働く時間も上の世代に比べて多くできますし、技術を伸ばすための学習もしやすいでしょう。
自発的に技術力が知識を増やすための学習ができるかが鍵になってきます。
20代でフリーランスエンジニアになるデメリット
若年でフリーランスになる場合、どうしても実務経験が少なくなってしまうことがデメリットになります。
30代や40代からフリーランスになる人が多いのも、まずしっかりと実務経験を重ねて技術力をつけ、人脈を形成してからフリーランスになる人の方が多いためでしょう。
経験や人脈が少なければ、そもそも仕事の案件をあまり獲得できないということも起こりえます。
ただし、その場合はナビサイトを使用したり、エージェントを活用したりして仕事を見つけることも可能です。フリーランスとして働きたいのであれば、効率的な働き方も探しておくと良いでしょう。
20代でフリーランスエンジニアになるには?
20代でフリーランスエンジニアになりたい場合、これまでにエンジニア経験があるかないかでも、やり方が変わってきます。
ここからは、未経験の方でもフリーランスエンジニアになる方法を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
エンジニア経験がある場合
既にエンジニア経験がある場合は、今までの人脈を使ったりナビサイトを使ったりして仕事を探すこともできます。
自分1人で探すのが難しいという人は、フリーランスエージェントを使うことを視野に入れても良いでしょう。
フリーランスエージェントとは、フリーランスと企業の間に立って案件の橋渡しをする人のことです。エージェントが存在することにより、双方がスムーズに契約・仕事できるようになります。
また、エージェントに仕事の相談をしたり、キャリアについての助言を受けたりできるのもメリットです。
1人で働く時間が長いフリーランスは、どうしても客観的な評価を得る機会が少なくなってしまいます。初心に帰るためにも、ぜひ自分に合ったエージェントを見つけましょう。
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エンジニア経験がない場合
エンジニア経験がない場合は、まずITの基礎知識を身につけるところからはじめてください。
プログラミングスクールなどに通いながら知識を身につけるのも良いでしょう。
プログラミングスクールとは、IT業界で働くのに必要となる、プログラミングに関する知識を学べる学校のことです。
主に就職や転職のためにスキルアップを目指す人が通いますが、趣味でプログラミングをしている人が学習するために通うケースもあります。
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フリーランスエンジニアに必要なもの
ここからは、フリーランスエンジニアとして働いていくのに必要なものを見て行きましょう。
以下で紹介する3つの事柄は、エンジニアに限らず、フリーランスとして働いていくのに大切なものです。ぜひ覚えておきましょう。
自己管理能力
自己管理能力(セルフマネジメント)とは、「目標実現のために自己を律し、管理する能力」のことです。
フリーランスの場合、会社組織で働くのとは違い、請ける仕事やその量、スケジュール管理など、ほぼ自分1人で決める必要が出てきます。
自分の裁量で仕事量を決められるのがフリーランスの魅力ですが、自己管理が甘いと予定通りに仕事を進められなかったり、自分の受けた仕事を完遂できなかったりといったことが起こりえます。
そのようなことを防ぐためにも、自己管理能力を身につけることは重要です。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力とは、「人間相手の情報共有や意思疎通がスムーズにできる能力」のことです。
コミュニケーションでは、「自分の意思・持っている情報をきちんと相手に伝えられるか」「相手からの情報・意思をいかに上手に受け取るか」が大切になってきます。
フリーランスの仕事でもそれは同じです。情報伝達が上手くいかなければ、仕事が上手くできない可能性が高くなるでしょう。
クライアントにアピールできるもの
得意なジャンル・持っている資格・今までの実績など、クライアントにアピールできるものを見つけておきましょう。
クライアントは、沢山いるフリーランスエンジニアの中から「この人になら仕事を任せても良い」という人材を探します。
その際に「自分はこういうことができます」「今までこんな仕事をしてきました」というものを出せると、クライアントが安心して選べる材料となるため、仕事を受注できる確率が上がるでしょう。
20代のフリーランスエンジニアの平均年収を知ろう
この記事では、フリーランスエンジニアの平均年収や、20代でフリーランスエンジニアになるメリット・デメリットなどを解説してきました。
フリーランスに限らず、ITエンジニアは技術力がなければ収入を増やすことは難しいでしょう。
しかし、逆に言えば、高い技術力や実績があれば、高い年収を得ることも可能ということです。スキルを伸ばして実績を積み、フリーランスエンジニアとして高収入を目指してみましょう。
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