最終更新日時:2019年03月30日

個人事業主が就職する時のポイント5つ|参考になる本

個人事業主の場合、安定した収入がほしいと就職を考える人もいるでしょう。しかし、個人事業を行いながら就職できるのか気になっているという方もいるのではないでしょうか。本記事では個人事業主が就職する時のポイント5つ、参考になる本について紹介していきます。



個人事業主とは

個人事業主が就職する時のポイント5つ|参考になる本
本記事では個人事業主が就職する時のポイント5つ、参考になる本について紹介していきます。まず個人事業主とは何でしょうか。個人事業主という言葉を聞いて、パッと意味を言えない方もいるでしょう。

個人事業主とは、株式会社など法人を立せずに自ら事業を行っている個人をいいます。法人の場合は売上を法人の所得として税務署に申告しますが、個人事業主は個人の事業所得を申告します。

個人事業主はダブルワークOK?

個人事業主は、個人事業主と会社員など、ダブルワークすることは可能です。最近では副業を推奨する会社も多くなってきています。ただ、副業を禁止している会社も多いので必ず就業規則を確認しましょう。ダブルワークが発覚すると処分を受ける可能性があります。

税務上の問題は、事業の規模が20万円以下の所得の小規模な場合は申告する必要はなく、それ以上の所得の場合でもきちんと確定申告していれば問題ありません。

個人事業主をしながら就職する人もいる

応募先の会社の就業規則で副業を禁じていなければ、という話になりますが個人事業主としながら就職することは可能です。

個人事業主を隠した状態で就職することもできてしまうケースもありますが、副業で得た収入は、確定申告しなければなりません。そのため会社員が受ける年末調整の対象にならないことで会社にばれてしまう可能性があるでしょう。

個人事業主が就職する時のポイント5つ

個人事業主が就職する時のポイント5つ|参考になる本
個人事業主は仕事がうまくいっているときは楽しくやりがいがありますが、事業が上手くいかなくなり、売上が落ち込めば他に収入を得る方法として、サラリーマンとの両立を考える人も多いのではないでしょうか。

次は個人事業主が就職する時のポイント5つについて紹介していきます。

ポイント1:就職希望の会社が副業OKか調べておく

就業規則で副業を認めている会社でなければ、今までどおり個人事業を行うことは社則に違反している行動です。後々副業がばれてしまうとペナルティを課せられてしまうこともあるので、就職する前に副業OKか調べておく必要があります。

Reworkerやエン転職などの転職サイトでは、検索する際にこだわり条件として「副業OK」というチェック項目がおかれています。このような機能を使うと効率よく就職先を探すことができるでしょう。

ポイント2:確定申告をしっかりする

ダブルワークしていない会社員の場合は、会社が年末調整をしてくれるので確定申告を自分でする必要はありませんが、会社が把握できない収入(副業)がある社員の場合は自分で確定申告をする必要があります。

日本は申告納税制度なので確定申告は必須です。ただ、個人事業が赤字、利益があっても20万円以下の場合は、支払う税金がないので確定申告の必要はありません。

準備するもの

確定申告の必要書類は税務署のHPからダウンロード可能です。確定申告は青色申告と白色申告があります。事業を立ち上げて開業届を提出していない場合は白色申告、青色申告は特別控除や赤字を繰り越せるメリットがありますが、事前に税務署へ申請書を提出する必要があります。

準備するものは確定申告書B・各種控除関係の書類・源泉徴収票、そのほか白色申告の場合は収支内訳書、青色申告の場合は所得税青色申告決算書が必要です。

手順

確定申告の手順は、必要な書類を準備し税務署に提出するという流れになります。まず、確定申告の必要書類を国税庁HPの確定申告作成コーナーからダウンロードし書類を作成します。確定申告の記載例も紹介されているので下記リンクを参照ください。

提出方法は、税務署の窓口に提出するか郵送、オンラインの確定申告システム「e-Tax」があります。

ポイント3:加入している保険を見直す

個人事業主が、転職をして会社員になった場合色々と保険の面でプラスになってくる部分が増えます。例えば、会社員になったことで退職金が出るようになったり、傷病手当金の制度もあるので医療保障縮小することができます。

また、国民年金から厚生年金に変わることで遺族年金額も増え、個人事業主だったときよりも死亡保障を減額できるでしょう。このように加入している保険の補償内容を見直すことができます。

ポイント4:どちらの仕事時間もしっかり確保する

1日は24時間しかなく、夜勤などの仕事でないかぎり就職すれば昼間の時間は勤務先の仕事をすることになります。就職した会社の仕事に昼間の時間を割くので、個人事業主としての仕事は休日や夜間などの会社に拘束されない時間を使う必要があるでしょう。

どちらの時間も確保することができるかが、個人事業主が就職する時のポイントになってくるので、就職する会社が残業や休日出勤があるかどうかなど把握しておく必要があります。

ポイント5:経費はきっちり計上する

事業の利益を増やす手段として節税があり、ここに経費が関わってきます。経費として換算できるものは制限がありますが領収書を経費に落とせば節税できます。

個人事業主が経費として計上できるものは、その事業の業務に必要な支出であり、プライベートでは使用しないものに限定されるので注意しましょう。

就職すれば個人事業の時間が割かれてしまうこともあるので、経費をきっちり計上して利益を増やすよう心がけましょう。

確定申告の参考になる本3選

個人事業主が就職する時のポイント5つ|参考になる本
規模が大きくない個人事業主の場合、確定申告は自分で行うケースが多いでしょう。確定申告というと苦手意識を感じてしまう人もいますが、サポートしてくれる本があれば一気にわかるようになります。

最後に確定申告の参考になる本3選、『確定申告書の記載チェックポイント』『自分ですらすらできる確定申告の書き方』『お金と確定申告Q&A』を紹介します。

確定申告に関する本1:確定申告書の記載チェックポイント

確定申告の参考になる本としておすすめの本1冊目は『確定申告書の記載チェックポイント』です。『確定申告書の記載チェックポイント』は、漏れのない完璧な確定申告を作成するためのチェックポイントが紹介されています。

特に、所得区分の五十音順判定表・医療費控除の五十音順判定表・誤りやすいチェックポイントは他の確定申告系の本には書かれていない内容でわかりやすいと口コミでも高く評価されています。重要なポイントが整理されているので確定申告に心強い一冊でしょう。

確定申告に関する本2:自分ですらすらできる確定申告の書き方

確定申告の参考にとしておすすめの本2冊目は『自分ですらすらできる確定申告の書き方』です。累計75万部も突破している確定申告本の中で一番売れているシリーズです。

確定申告の流れがかんたんにわかる早わかりワイド図解や、申告書A・B、分離課税などの試し書きもできる下書き用シートもあるので、確定申告に不慣れな方にもおすすめです。

さらに特別綴じ込み企画で、『体の不調を改善する リンパ体操BOOK』のおまけもついているので健康志向な方にも良いでしょう。

確定申告に関する本3:お金と確定申告Q&A

確定申告の参考になる本としておすすめの本3冊目は『お金と確定申告Q&A』です。『お金と確定申告Q&A』は、税金のキホン・副業時代の税金・個人で独立したときの税金など、クリエイティブな仕事をする人がお金にまつわる疑問を解いていくお金と確定申告の入門書になっています。

税金の基本から、ソフトを使った帳簿の付け方、作成のポイントまで細かく紹介され、Q&A形式で丁寧に解説されているので、本を読むのが苦手という方にもわかりやすくおすすめです。

効率よく楽しく規約を守って仕事をしよう

個人事業主が就職する時のポイント5つ|参考になる本
個人事業主が就職する時のポイント5つ、参考になる本について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。個人事業主であっても就職するメリットは安定収入にあるでしょう。

生きていくのにお金は必須です。同じ会社に長く勤めているからといって、給料が上がっていく時代でもないので、稼ぐ方法をいくつか持っているというのは、生きていく上で強みになります。

個人事業主と会社員を両立する場合、副業が就業規則で禁止されていることもあるので、規約を守り、空いている時間の中で効率よく楽しく仕事をしていきましょう。
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