Midworks
  1. TOP
  2. お役立ちコラム
  3. フリーランスの基礎知識
  4. 課題・悩み
  5. 何年の経験でフリーランスエンジニアは案件を獲得できる?未経験の場合についても解説

何年の経験でフリーランスエンジニアは案件を獲得できる?未経験の場合についても解説

何年の経験でフリーランスエンジニアは案件を獲得できる?未経験の場合についても解説のイメージ

フリーランスとして働くためには、案件を探し、獲得する必要があります。

実務未経験でもフリーランスとして働くことは可能ですが、案件獲得の難易度は高いでしょう。また、同じ案件でも経験年数によって単価が変わる場合があります。このように、経験年数はフリーランスエンジニアにとって重要な要素になります。

本記事では、フリーランスエンジニアの経験年数別の案件獲得の難易度や経験年数ごとの単価の違いについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

未経験でもフリーランスになれる?

未経験でもフリーランスエンジニアになることは可能です。現在、エンジニア不足が深刻化しており、未経験の人でもニーズのあるスキル・知識を持っていれば案件獲得できます。

しかし、経験がある人に比べ、クライアントからの信頼を獲得しにくく、難易度の高い仕事の依頼が少ないでしょう。未経験の人は難易度の低い仕事しか受注できない場合が多く、単価が低くなってしまいます。

未経験でもフリーランスエンジニアになれますが、難易度の高い仕事を獲得するためには、努力が必要です。

\\まずはコンサルタントへの無料相談から//

案件獲得に最低限必要な経験年数は何年?

実務未経験な人もフリーランスエンジニアとして働くことは可能ですが、経験豊富な人と比べるとクライアントからの信頼を勝ち取ることが難しく、案件獲得の難易度も上がります。

クライアントから評価され、案件をコンスタントに獲得できるようになるためには、どれぐらいの経験年数が必要になるのでしょう。

ここでは、フリーランスエンジニアになるために最低限必要な経験年数と経験年数ごとに受ける評価を解説していきます。

【1年】フリーランスエンジニアになるのが厳しい

経験年数1年でフリーランスエンジニアになるのは非常に厳しいでしょう。

なぜなら、経験年数1年は経験値をクライアントに理解してもらうことが難しく、参画できる案件数が圧倒的に少ないからです。また、経験1年程度で参画できる案件の単価は低く、生活することが厳しい状態に陥ることも少なくありません。

経験年数1年では、本腰を入れて活動するのは難しいため、経験を積むために割り切って副業程度に留めておく方が良いでしょう。

【1年半】フリーランスエンジニアになりやすい

経験年数1年半ならフリーランスエンジニアになりやすいでしょう。

なぜなら、フリーランスエンジニア向けの案件の半分程度が、最低限必要な実務経験1年以上としているためです。1年以上の実務経験があると伝えれば、クライアント側もスキルや経験があることを理解してくれるため、採用される確率は上がるでしょう。

1年半でフリーランスに独立した場合、実務経験1年の人に比べ参画できる案件が多く、採用されやすいため、生活が成り立たないという事態に陥ることは少ないでしょう。

【2年】フリーランスエンジニアとして活動できる

経験年数2年ならフリーランスエンジニアとして十分に活躍できるでしょう。

経験年数2年であれば、クライアントから経験やスキルが認められて、ビジネス相手として信頼できると判断されるからです。

フリーランスは基本的にクライアントから依頼を受けて仕事をすることになります。そのため、コミュニケーションをしっかりとれる相手でないと、案件を依頼することは難しいと判断されます。

経験2年の人ならビジネスに必要なコミュニケーションスキルも身についていると判断されるため、案件をコンスタントに獲得できるでしょう。

【3年以上】フリーランスエンジニアとして誰でも活躍できる!

経験年数3年以上あれば、誰でもフリーランスエンジニアとして活躍できるでしょう。

なぜなら、経験年数3年以上になれば一通りの業務を一人でこなせるほどのスキルや知識が身についており、安心して仕事を任せられると判断されるからです。

3年以上の経験年数があれば案件は選び放題で、会社員よりも高い収入を得ることもできるようになります。

安定した生活を送りたいのであれば、フリーランスになる前に3年以上の経験を積んでおいた方が良いでしょう。

\\あなたの経験年数に合った案件をご紹介します//

経験年数ごとの単価の違い

ここからは、フリーランスエンジニアの単価の目安を紹介していきます。

フリーランスエンジニアの単価は、経験年数だけでなく、使用するプログラミング言語によって変わってくるでしょう。以下では、プログラミング言語ごとの単価目安も紹介していますので、参考にしてください。

【1年目】ひと月あたり約50万円~

経験年数1年でフリーランスエンジニアが獲得している、ひと月あたりの案件単価相場は、約50万円です。

50万円あれば大丈夫と思う人もいるでしょうが、ここから所得税や住民税、健康保険料などの税金を支払わなくてはいけません。実際に受け取る金額は、相場よりも少なくなってしまうため注意が必要です。

また、プログラミング言語によって、相場を下回る報酬しか受け取れない場合もあります。事前に自分が扱うプログラミング言語の単価も確認しておいた方が良いでしょう。

プログラミング言語 ひと月あたりの案件単価相場
Java 約54万円
JavaScript 約48万円
Ruby 約50万円
PHP 約60万円

【2年目】ひと月あたり約70万円~

経験年数2年でフリーランスエンジニアが獲得している、ひと月あたりの案件単価相場は、約70万円です。

前述したように経験年数が2年あると、1年だけの人に比べ、クライアントからの信頼されやすくなるため、大幅な単価アップを期待できます。

複数のプログラミング言語を扱える場合、交渉次第で単価アップに応じてくれるクライアントもおり、会社員のときよりも多くの収入を得られるでしょう。

プログラミング言語 ひと月あたりの案件単価相場
Java 約63万円
JavaScript 約70万円
Ruby 約70万円
PHP 約66万円

【3年目】ひと月あたり約80万円~

経験年数3年でフリーランスエンジニア獲得している、ひと月あたりの案件単価相場は、約80万円です。経験年数が3年を超えると、問題なく業務を遂行できる人が多くなるため、会社員よりも高い収入を得られるようになる人も出てきます。

プログラミング言語にもよりますが、経験年数5年以上になると、一月あたり約100万円を目指すことも可能です。

プログラミング言語 一月あたりの単価相場
Java 約82万円
JavaScript 約70万円
Ruby 約80万円
PHP 約75万円

\\最高単価でご提案します//

未経験フリーランスエンジニアが案件獲得するためのポイント

ここからは、未経験でもフリーランスエンジニアとして案件を獲得するために気を付けるポイントを紹介していきます。

未経験からでもフリーランスエンジニアになることはできますが、準備をせずに独立してしまうと失敗してしまうでしょう。以下で紹介することを参考にフリーランスエンジニアになれるように努力してください。

  • 経験年数が浅いのは当たり前
  • 応募できる案件の数は多くない
  • 収入が低くても気にしないこと
  • スキルの向上を目的に努力すること
  • 最初に獲得するスキルは一つに絞る
  • 他のスキルに生かしやすいスキルを選ぶ
  • ブログなどのSNSで学習したことを発信すること

経験年数が浅いのは当たり前

経験年数が浅いから単価が低いのは当たり前と割り切って案件を受注するようにしてください。

できる限り高単価の案件を受注したいと誰もが考えるでしょう。高単価の案件だけを受注しようとすると、選べる仕事がなくなってしまいます。単価にこだわっても大きく収入をアップさせることは難しいです。

単価よりも経験を積むことを重視して、案件を受注するようにしてください。

応募できる案件の数は多くない

自由に案件に応募できるようになるためには、最低でも経験年数2年以上が必要になります。

未経験や1年程度の経験年数でも応募できるものもありますが、数は多くありません。未経験でも応募できる案件は、求められるスキルが高いか、誰でもできるような単価の低いものばかりです。

高単価な仕事を目指したい人や業務を一人で進めることに不安がある人は、経験を積んでから独立した方が良いでしょう。

収入が低くても気にしないこと

収入が低くても気にしないことも、未経験でもフリーランスエンジニアとして案件を獲得するために気を付けるべきポイントです。

前述の通り、未経験や経験年数1年程度の人が応募できる案件は単価が低く、高収入を得ることは難しいと言われています。

会社員を超える収入を求めてフリーランスエンジニアになろうと考えているのなら、転職するなどして経験を積んでから独立するようにしましょう。

スキルの向上を目的に努力すること

未経験からフリーランスエンジニアになる場合、スキル向上を目的に案件を受注して努力することが大切です。

フリーランスエンジニアとして高単価を得るためには、スキルや経験を積む必要があります。低単価の案件でも積極的に受注し、経験を積んでいくことが大切です。また、仕事の合間にプログラミングスクールに通うなどしてスキル向上のための努力をしましょう。

最初に獲得するスキルは一つに絞る

未経験からフリーランスエンジニアになる場合、最初に獲得するスキル(プログラミング言語)は一つに絞ることが大切です。

複数のスキルを保有しているフリーランスエンジニアはクライアントから高い評価を受けられるため、一度に多くの言語を習得したいと考える人もいるでしょう。

しかし、同時に複数のスキルを習得しようとすると頭が混乱し、学習が進まない場合が多いです。完璧に言語を使いこなせるようになるまでに時間がかかってしまいます。

一つのスキルを完璧に使いこなせるようになるだけで、応募できる案件の幅は広がりますから、最初から複数の言語を習得しようとしない方が良いでしょう。

他のスキルに生かしやすいスキルを選ぶ

習得するスキルは、全く関係のないものを選ぶよりも、他のスキルに生かしやすいものや関連があるものを選んだ方が効率的です。

スマホアプリの開発を目指すなら「Swift」を勉強した後に「Kotlin」「Java」「C#」のいずれかを学ぶといったように、関連性のあるものを順番に学んでいく方が良いでしょう。

ブログなどのSNSで学習したことを発信すること

未経験のフリーランスエンジニアが案件を獲得するためには、ブログやSNSなどで学習したことを発信しましょう。

ブログやSNSは、フリーランスエンジニアが案件を獲得するためのツールとして積極的に活用されています。こまめに情報発信を行うことで、案件の募集をしている企業などの目に留まり、仕事の依頼が来ることも珍しくありません。

また、自分でSNSなどを通じて仕事を募集している人や企業を探し、直接、応募することで案件を獲得できることもあります。

案件獲得のチャンスを広げるためには、ブログやSNSを積極的に活用しましょう。

\\経験年数に合った案件をご紹介します//

フリーランスが案件獲得をするためには2年は必要!

未経験からでもフリーランスエンジニアになることはできますが、単価の低い案件しか受注できないでしょう。応募できる案件の数も限られているため、安定した生活を送れない可能性があります。

自由に案件に応募でき、会社員よりも高収入を得られるようになるには、3年程度の経験年数が必要です。フリーランスエンジニアになって後悔しないように、十分な経験を積んでから独立する方が良いでしょう。

\\あなたの経験年数に合った案件をご紹介します//

Midworks おすすめの案件例

この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年09月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.07.13
更新日
2024.09.17

このカテゴリの一覧へ

Midworksは
今よりあなたのキャリアに
合った働き方を提供します

詳しくはこちら

フリーランスと正社員、
働き方と年収はこんなに違う?

詳しくはこちら
運営グループ提供サービス