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Linux学習におすすめの本15選!選ぶ際のポイントも合わせて紹介

Linux学習におすすめの本15選!選ぶ際のポイントも合わせて紹介のイメージ

無料で利用できるオープンソースのOSであるLinux。仕事で使うエンジニアも増え、また多様な用途に利用できることもあり、学習用に多くの本が刊行されています。

本記事では、数ある中でも特におすすめのLinuxの学習本15選、自分に合った本を選ぶポイントを解説します。自分に合った本を見つけて、効率良くスキルを身に付けていきましょう。

そもそもLinuxってなに?

Linuxは、コンピューターのオペレーティングシステムのことでWindowsやmacなどと同じOSの1種です。Linuxを搭載したパソコンを家電量販店などで見かけることはあまりありませんが、私たちの生活で気づかないところで利用されていることがあります。

例として挙げるとウェブサイト、インターネット用のサーバーなどはその多くがLinuxを利用しています。ちなみにスマートフォンAndroidもLinuxを基本として開発されました。

OSの中身をユーザー側から書き換えられる点が大きな特徴です。また、サーバーも自由に建てられるため、多くのエンジニアが活用しています。

出典|参照:Windows 11|Microsoft

出典|参照:macOS Sonoma|Apple

出典|参照:Android|Google


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Linux学習におすすめの本15選

初心者向けの基礎や入門編、教科書となる本などLinuxの学習におすすめな本を15冊紹介します。

基本をしっかりと学びたいかたは初心者向けがおすすめです。実践となる本も存在しますが、こちらは上級者向けとなります。

紹介する本の中にはイラストで紹介しているものもありますので、是非チェックしてみてください。

※これからご紹介する本の料金はすべて単行本版の税込み料金になります。

新しいLinuxの教科書

基本的な概念の解説のほかにもコマンドライン、シェルスクリプトなど幅の広い解説が載っている本です。

「Git」によるソフトウェア開発バージョン管理など知っておくと役に立つ内容の解説もあります。「Redhat系」「Debian系」に対応しているところもおすすめポイントのひとつです。

出典|参照: 新しいLinuxの教科書|SBクリエイティブ

項目 説明
料金 2,970円
特徴 Linuxの基本的な概念解説
おすすめポイント Redhat系、Debian系対応

さわって学ぶLinux入門テキスト

Linuxを初めて学ぶ人にも分かりやすい内容となってます。

「LPI Linux Essentials」の試験範囲、「LPIC-1」「LinuC-レベル1」の試験範囲も掲載しているので試験対策用に使いたい人にはおすすめな本です。

出典|参照: さわって学ぶ Linux入門テキスト|マイナビ出版

項目 説明
料金 2,728円
特徴 初心者がつまずきやすい問題を丁寧に解説
おすすめポイント Linux試験対策

本気で学ぶLinux実践入門

実際の業務で使用するコマンド、実行サンプルを多く載せており、基本や操作設定と管理方法が学べる本です。

「CentOS」「Ubuntu」という2種類のディストリビーションに対応しているのもおすすめするポイントのひとつです。

出典|参照: 本気で学ぶ Linux実践入門|SBクリエイティブ

項目 説明
料金 3,278円
特徴 業務で使うコマンドの実行サンプルが豊富に掲載
おすすめポイント 代表的なディストリビューションに対応

たった2日でわかる Linuxサーバー

Linuxを早めにマスターしたい人におすすめの本です。重要項目に絞って解説しているので、短期間学習を重視している人には最適です。

Linux仮想環境も準備されており、1台のパソコンでもスムーズに勉強ができます。

出典|参照: たった2日でわかる Linuxサーバー Cent OS 7.0対応|秀和システム

項目 説明
料金 2,750円
特徴 多種のLinux機能の中から最重要項目を絞って解説
おすすめポイント 短期でマスターしたい人向け

ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド

Webサーバーを運用する知識が学べるところがおすすめするポイントのひとつです。

Linuxの基礎からセキュリティ、Webサーバー運用の基本的な知識が掲載されており「CentOS 7」と「さくらのVPS」を使用してサーバー構築まで手を動かしながら学べる内容です。

出典|参照: ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド|翔泳社

項目 説明
料金 2,948円
特徴 サーバー構築に関して実際に手を動かして学べる内容
おすすめポイント Webサーバー運用の知識が学べる

入門者のLinux

初めてLinuxに触れる初心者におすすめの本です。コマンド操作を実際に使用しながら進めていきます。

初歩的なことから本格的な勉強へとつなげていくことができるため、初めて勉強する方におすすめです。

出典|参照: 入門者のLinux|講談社

項目 説明
料金 1,276円
特徴 初歩的なことを学んでから本格的な勉強を始められる
おすすめポイント 初めてLinuxに触れる初心者対象の入門書

シス管系女子 まんがでわかるLinux

漫画を読みながらLinuxが学べるため読みやすく、活字が苦手な人にはおすすめの本です。

「日経Linux」に連載している「シス管系女子」と「#!シス管系女子」を1冊にまとめており、システム管理部門の新人と先輩のやりとりを通して、Linuxサーバー管理やシェルスクリプトなど役立つ情報を知ることができます。

出典|参照: シス管系女子 まんがでわかるLinux|‎日経BP

項目 説明
料金 1,760円
特徴 Linuxサーバー管理やシェルスクリプトなど役立つ情報が学べる
おすすめポイント 漫画を読みながらLinuxが学べる

LPIC教科書 LPICレベル1

IT資格として人気が高く、世界共通の「LPIC(Linux技術者認定)」レベル1試験の内容が学べる本です。

「LPI‐inc」認定テキストとして出題の範囲を分かりやすく解説しています。試験を受験する予定の方もそうでない方もLinuxの知識をしっかりと学べるおすすめの1冊です。

出典|参照: Linux教科書 LPICレベル1|‎翔泳社

項目 説明
料金 4,180円
特徴 LPI-incの認定テキストとして出題範囲を分かりやすく解説
おすすめポイント LPICに必要な知識が学べる

1週間でLPICの基礎が学べる本

「LPIC」の試験対策と基礎固めができるおすすめの本です。

Linuxを基礎から学べます。そこから試験範囲の内容へ入っていくため、初心者の方には充実した1冊となります。試験情報や練習問題も多く載っているので、資格取得を目指す人も効率的に学習できます。

出典|参照:1週間でLPICの基礎が学べる本|インプレス

項目 説明
料金 2,640円
特徴 試験情報や練習問題も豊富に掲載
おすすめポイント LPICの試験対策だけでなくLinuxの基礎固めもできる

[試して理解]Linuxのしくみ

サーバーやクラウド、スマートフォンなど幅広く利用されているLinuxのOSを対象にハードウェアに関するしくみがどのように動くのか実験と結果を交えて解説している本です。

学習はもちろん、コンピューターがどのように動作するのかなど踏み込んだ解説が掲載されているため、長く使える汎用的知識が身につく教科書です。

出典|参照:[試して理解]Linuxのしくみ|技術評論社

項目 説明
料金 3,520円
特徴 実験とその結果を示すグラフを用いて分かりやすく解説
おすすめポイント 長く使える汎用的な知識が身につく

イラストでそこそこわかるLinux

Linuxと縁がなかった人に向けて、はじめの一歩を踏み出せるような解説が掲載された1冊です。

図解やイラストを使用しており、分かりやすい説明が特徴となっています。初心者でも挫折しづらい仕組みで実際に手を動かしながらLinuxを学べます。

出典|参照:イラストでそこそこわかるLinux|翔泳社

項目 説明
料金 2,750円
特徴 Linuxに対する理解の助けとなる図やイラストの多さ
おすすめポイント Linuxについて分かりやすく解説

独習Linux 第2版

基礎固めしたい人におすすめな本です。入門書としても活用できて、一通りしっかりと基礎を固められます。

仕事で扱う内容を大まかにまとめてあるのも特徴です。仕事のデスクに参考書として手元に置いておくと便利です。

出典|参照:独習Linux 第2版|翔泳社

項目 説明
料金 3,520円
特徴 仕事で使う人などにも参考になる
おすすめポイント 基礎固めをしたい人

詳解 Linuxカーネル 第3版

上級者向けではありますが、多くの情報が記載されているため、Linuxを学んだあとに参考書として手元に置くにはおすすめできる本です。

深いところの情報までしっかりと詰まっているため、上級者の方でも楽しめる参考書です。

出典|参照:詳解 Linuxカーネル 第3版|‎オライリー・ジャパン

項目 説明
料金 7,260円
特徴 深いところの情報までしっかり詰まった上級者向け
おすすめポイント 丁寧な解説と情報量が多い

AWSではじめるLinux入門ガイド

「AWS」で始めるLinuxサーバー構築に関しておすすめできる1冊の本です。

「AWSSクラウド」でゼロからLinuxサーバーを構築する方法を学べるのが特徴で、将来Linuxを利用してITエンジニアを目指す人などにおすすめです。

出典|参照:AWSではじめるLinux入門ガイド|‎マイナビ出版

項目 説明
料金 3,278円
特徴 AWSクラウドでLinuxサーバーを構築する方法をゼロから学べる内容
おすすめポイント AWSではじめるLinuxサーバー構築に関する入門書

出典|参照: Amazon

6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門

既刊の「Linuxコマンドライン入門」の1日目から6日目を1冊にまとめた本です。

6パートに分けられており、1パート1時間で終わる内容となっているため、計画的な学習を考えている方におすすめです。

出典|参照:6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門|‎インプレス

項目 説明
料金 2,970円
特徴 1つのセクションが1時間で終わるため、計画的な学習がたてられる
おすすめポイント Linuxコマンドライン入門 1日目〜6日目のまとめ本

Midworksでは、ご紹介した本で得たLinuxの知識や経験を活かせる案件を紹介してもらうこともできます。案件を知りたい方は、下記より無料登録をしてみてください。

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Linux学習の本を選ぶ際のおすすめポイント

色々な本がありますが、自分が基礎から学びたいのか実践を学びたいのかで選ぶ本も変わってきます。

挫折せずに最後まで学べるような本が理想的であり、そのためには何をどう学んで今後どうするのかを明確にしなければなりません。

あなたに合った学習本を選べるように3つのポイントを紹介します。

  • 基本か実績か自分に合ったレベルのものを探す
  • 最後まで読めるものであるかチェックする
  • 学習したいことを明確にする

基本か実践か自分に合ったレベルのものを探す

まず自分が基本と実践どちらが合っているのかを決めて、自分のレベルに合わせて本を探します。実力に見合っていない本はどうしても勉強の効率を悪くするため、勉強しやすい本を見つけると良いです。

一般的に、参考書は、初心者を対象にした詳しく基本を解説している入門編と知識をある程度持った中級者から上級者を対象にした実践編に分かれます。

自分のレベルに合わせて入門編と実践編、どちらにするか決めることがポイントです。

最後まで読めるものであるかチェックする

本を選ぶ場合、最後まで読める内容かをしっかり確認することが大切です。

どんなに詳しくLinuxに関して解説している本でも、途中で読むことを止めてしまっては意味がなくなってしまいます。

本の難易度については、事前の確認が必要です。そして、分かりやすい本が複数ある場合は、手にとって必要かどうか判断していくことが大切です。

学習したいことを明確にする

ポイントのひとつとして、自分が何を学びたいのかを明確にすることが大切です。

Linuxの何を学んでその先どうしたいのかを明確にしておくことで、適切な本を選びやすくなります。

Linuxを熟知して、将来的なことを明確にしておくと何を学びたいのかも分かってくるでしょう。目的がはっきりすると勉強もしやすくなります。

自分に合うLinux学習の本を見つけよう

最近では、Linuxを仕事で使うエンジニアも増えてきています。もしエンジニアを目指している人ならば学んでおくことをおすすめします。

活字が苦手な人はイラストや図解、漫画という手法を用いた学習本を選びましょう。基礎から試験対策まで解説された本もあるので、自分に合った最適な1冊を見つけることが大切です。

また、Linuxの何を学び何をしたいのかを明確にしておくと勉強もしやすくなり、効率的にLinuxの学習が進みます。

書籍版とデジタル版が存在するので自分の用途に合わせて購入を検討しましょう。

Linuxに関するよくある質問

1.Linuxエンジニアはどんな仕事?

Linuxエンジニアの仕事としては、Linuxを用いたインフラ環境の提案や設計、構築、保守運用などが挙げられます。

Linuxエンジニアは高い需要に対して不足している状況です。スキル等を身に付けてLinuxエンジニアとなれば活躍の場は広いと思われます。

Linuxエンジニアの詳しい仕事内容や、Linuxエンジニアに求められるスキル、おすすめの資格などは以下の記事で詳しく解説しています。

Linuxエンジニアに将来性はある?仕事内容や必要なスキルも紹介

2.Linuxを使うのにおすすめのPCは?

Linuxを用いてやりたいことにもよりますが、基本的には以下の条件だと良いでしょう。

・メモリは2~4GB以上
・CPUは2GHzデュアルコアプロセッサ程度
・ストレージは20~40GB以上あると安心

具体的におすすめするPC15選については以下のページで詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

Linux利用におすすめのPC15選!スペックや選ぶ際のポイントもご紹介!

3.Linuxを使うのに資格は必要?

Linuxを使う際に特別資格は必要ありません。
ただし資格を取得することで、技術力向上が見込めること、キャリアアップやグローバルでの活躍につなげられる可能性があることなどのメリットがあります。

Linuxを学ぶ上で役立つ資格は以下のようなものがあります。

・LPIC
・LinuC
・Linux Foundation認定システム管理者
・「Red Hat」の認定資格

それぞれの資格の特徴や取得するメリット、おすすめの勉強方法などについては以下の記事で詳しく解説しています。

Linux関係の資格を取得するメリットとは?取得に向けた勉強方法も紹介

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.11.28
更新日
2024.09.01

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