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CCNAは未経験の求人応募に有利?試験の概要や勉強方法も紹介

CCNAは未経験の求人応募に有利?試験の概要や勉強方法も紹介のイメージ

CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、アメリカのネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズ社が認定している資格です。ネットワークやIPサービスなどの基礎スキルがあることの証明になったり、資格必須の求人に応募できるようになったりと取得のメリットは多くあります。

本記事では、CCNAを取得することで証明できるスキルの内容や、CCNAがあることで有利に求人応募ができる職種、CCNAを取得するための勉強方法などを紹介します。

CCNAはどのような試験?

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、アメリカの企業シスコが提供する資格試験の1つです。試験ではネットワークの基礎やIPサービス、セキュリティの基礎など6つの分野から出題されます。

CCNAは、ネットワークやIPサービスにおける判断力や行動力、応用力などを評価できる試験です。試験に合格すると、常に変化し続けるIT分野の能力を証明できます。

出典:CCNA - Training & Certifications - |Cisco
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

統合されたCCNA

2020年までは、CCNA CloudやCCNA Collaboration、CCNA Industrialなど専門的な分野それぞれで試験が行われていました。

しかし、8つの専門的な分野が1つに統合され新しいCCNAになりました。今までバラバラだった8つの専門分野から、まんべんなく出題されます。

シスコの認定試験は4つのレベルに分類されており、CCNAはアソシエイトレベルです。1つに統合されたことで、アソシエイトレベルのネットワークやセキュリティ技術を持っていることが、1回の試験で証明できます。

出典:シスコ技術者認定ロードマップ|Cisco
参照:https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/assets/learning/certifications/shared/CiscoCertGuide.pdf

CCNAの有効期限

CCNAの有効期限は、合格した日から3年です。再認定されるためには、認定取得日から3年以内に再認定要件を満たす必要があります。

CCNAの再認定要件は2種類あり、試験を受験して再認定される方法と、試験とシスコが提供する学習プログラムを受けて生涯学習クレジットを30ポイント取得する方法です。

試験のみで再認定を受ける場合は、アソシエイトレベル以上の試験に1つ合格する必要があります

出典:CCNA - Training & Certifications - |Cisco
参照:https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications/associate/ccna.html

CCNAが未経験の求人応募に有利とされる理由

CCNAはネットワークやIPなどの基礎スキルがあることを証明する資格です。

会社によっては入職後にCCNAの認定受験を要請されたり、ITエンジニアやネットワーク管理者などの求人では、CCNAの認定の有無が判断材料になったりします。

ここでは、CCNA認定が未経験の求人応募に有利である理由を紹介します。

知識やスキルを持っている証明になる

CCNAに合格することでネットワークの基礎を始め、IP接続やセキュリティ基礎などのスキルを持っていることが証明できます。

さらに、認定を持ち続けるには3年ごとに再認定が必要なため、常に新しい技術や情報を習得していることも証明されます。たとえITエンジニア未経験でもCCNAを取得していれば有利になるでしょう。

CCNAが必須とされている求人への応募もできるようになる

CCNA認定をおこなっているシスコでは、ネットワークエンジニアやヘルプデスク技術者、ネットワーク管理者、ネットワークサポート技術者などの職務に就けるとされています。

職業経験が必要な場合もありますが、CCNA認定を持っていれば未経験の人でも、応募できる求人が多くあります。CCNA有資格者優遇やCCNA必須といった求人もあるため、認定を取得することで、応募できる求人の幅が広がるでしょう。

キャリアアップの手段にもなる

転職を検討している場合は、事前にCCNA認定を取得することで、キャリアアップにつながるでしょう。また、CCNA認定を取得することで、構築業務に携われるようになるなど業務の幅も広がるでしょう。

CCNAの勉強方法

CCNAに向けて手軽に勉強できる方法としては、参考書や問題集などが良いでしょう。初期投資は必要ですが、パソコン教室などで開講されている、CCNA認定を受験する人向けのスクールもおすすめです。

ここからは、CCNAの主な勉強方法やそれぞれの良さについて紹介します。

参考書を読む

どんな受験勉強にも欠かせないのが参考書です。CCNAに関しても、多くの出版社から販売されています。

参考書のメリットは、書店やインターネットで手軽に購入できることです。また、多くの出版社が参考書にあわせて、問題集も販売しています。自分の好みに合った参考書を購入してみてはいかがでしょうか。

問題を繰り返し解く

問題集は問題と解答だけでなく、丁寧に解説されているものも多いです。繰り返し問題を解くことで知識の定着にもつながるでしょう。

また、紙の本だけでなく、電子書籍としても購入できるため、外出先や通勤中などスキマ時間を使って勉強できるのもポイントです。

問題集や参考書を購入するときは、発行年を確認しましょう。CCNAは2020年から1つに統合されて、複数の分野から出題されます。2020年以降に発売された問題集や参考書を購入するといいでしょう。

スクールに通う

参考書や問題集は手軽に勉強できるツールですが、わからない部分を誰かに質問することができません。スクールに通えば疑問をその場で質問できたり、勉強のポイントを教えてもらえるのがメリットです。

CCNA資格対策講座を開講しているスクールでは、オンライン授業や個別授業にも対応しているスクールもあります。

また、CCNA認定試験を実施しているシスコでも、eラーニングなどを提供しているため、近くにスクールが無ければ利用してみるのはいかがでしょうか。

CCNAを取得して求人応募の幅を広げよう

CCNAは最新のネットワークやIPのスキルを証明するものです。たとえIT分野が未経験であっても、CCNAを取得していれば、求人応募の幅が広がります。また、キャリアアップや給料アップにもつながるでしょう。

転職やキャリアアップを検討している人は、まずはCCNAの取得を目指してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年09月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.10.17
更新日
2024.09.15

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