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基本情報技術者試験(CBT方式)はどんな人におすすめ?合格のメリットや試験対策を解説

基本情報技術者試験(CBT方式)はどんな人におすすめ?合格のメリットや試験対策を解説のイメージ

IT業界への就職や転職を考える際、基本情報技術者試験の取得を検討する方が多いのではないでしょうか。この資格はIT業界における登竜門として広く認知されており、技術者としての基礎力を証明する国家資格として高い評価を得ています。

現在の試験はCBT方式と呼ばれるコンピュータを使った受験形式で実施されており、従来の紙の試験とは異なる特徴や対策が必要になってきました。

本記事では、基本情報技術者試験の概要からCBT方式の仕組み、そのメリットとデメリット、さらに効果的な対策法や試験当日の注意点まで詳しく解説していきます。これを読めば、CBT方式での受験に向けた準備の進め方が明確になり、合格への道筋が見えてくるでしょう。

基本情報技術者試験とは

基本情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格で、IT技術者として必要な基本的知識と技能を評価する試験となります。プログラマーやシステムエンジニアを目指す方にとって、キャリアの第一歩として位置づけられている資格といえるでしょう。

試験内容はコンピュータの仕組みやネットワーク、データベース、セキュリティ、プログラミングなど幅広い分野を網羅しており、IT全般の基礎を体系的に学べる構成になっています。

合格すると企業からの評価が高まり、就職活動や社内での昇進において有利に働くケースも少なくありません。従来は年2回の実施でしたが、現在はCBT方式の導入により通年で受験機会が設けられており、学習計画を立てやすくなりました。

出典参照:基本情報技術者試験|IPA独立行政法人 情報処理推進機構

基本情報技術者試験で採用されているCBT方式とは

CBT方式とは、Computer Based Testingの略称で、紙の問題用紙と鉛筆を使う従来型の試験ではなく、コンピュータの画面上で問題を読み解答を選択していく受験形式を指します。

受験者は試験会場に設置されたパソコンの前に座り、画面に表示される問題文を読みながらマウスやキーボードで解答を入力していく流れがほとんどです。基本情報技術者試験では2020年からこの方式が本格導入され、受験者の利便性向上と試験運営の効率化が図られています。

試験会場は全国各地のテストセンターに設けられており、従来よりも受験できる場所が増えました。画面上での操作に戸惑う方もいるかもしれませんが、事前に操作方法のチュートリアルが用意されているため安心して受験に臨めるでしょう。

CBT方式のメリット

CBT方式には、従来の紙の試験にはなかった多くのメリットが存在しています。受験日時や会場を自分の都合に合わせて選択できる柔軟性は、働きながら資格取得を目指す社会人にとって大きな利点となるでしょう。

また、試験結果が迅速に判明する点や、不合格だった場合でもすぐに再挑戦できる点も見逃せません。パソコン操作に慣れている世代にとっては、むしろ紙よりも解答しやすいと感じるケースもあります。

ここからは、CBT方式がもたらす具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
H3:受験日・会場を自由に選べる

受験日・会場を自由に選べる

CBT方式の最大のメリットは、受験日と試験会場を自分の予定に合わせて自由に選択できる点にあります。従来の試験では年2回の指定された日程でしか受験できず、その日に予定が入っていれば半年待つ必要がありました。

しかし、CBT方式では通年で試験が実施されているため、自分の学習進捗や仕事の都合に応じて最適なタイミングを選べるようになっています。試験会場も全国各地のテストセンターから選択でき、自宅や職場から近い場所を指定することで移動時間を短縮できるでしょう。

特に地方在住の方や多忙な社会人にとって、この柔軟性は学習計画を立てやすくする大きな要因となります。受験申し込みもオンラインで完結するため、手続きの負担も軽減されています。

結果が早く分かる

CBT方式では試験終了後すぐに結果が判明するため、合否を長期間待つ必要がありません。従来の紙の試験では合格発表まで数週間から1カ月程度かかるのが一般的でしたが、CBT方式なら試験終了と同時に得点が画面に表示される仕組みとなっています。この即時性は受験者の精神的な負担を軽減し、次の行動を素早く決定できる利点につながるでしょう。

合格していればすぐにキャリアの次のステップに進めますし、不合格だった場合も早期に弱点を分析して再学習に取り組めます。長い待機期間がないため、学習のモチベーションを維持しやすく、効率的に資格取得を目指せる環境が整っているといえるでしょう。就職活動や転職活動のスケジュールとも調整しやすくなっています。

再受験しやすい

不合格だった場合でも、CBT方式では比較的短期間で再受験に挑戦できる体制が整っています。従来の試験では年2回しか実施されなかったため、一度不合格になると次のチャンスまで半年待つ必要がありました。

しかし現在は通年実施されているため、自分の準備が整い次第すぐに再挑戦が可能となっています。試験結果もすぐに分かるため、どの分野が弱点だったのかを早期に把握し、集中的に学習し直してから再受験するといった戦略的なアプローチも取りやすくなりました。

ただし受験には一定の間隔を空ける必要があるルールも設けられているため、事前に確認しておく必要があります。複数回の受験機会があることで、プレッシャーが軽減され落ち着いて試験に臨めるようになるでしょう。

パソコン操作に慣れている人に有利

日常的にパソコンを使って仕事や学習をしている方にとって、CBT方式は相性の良い受験形式となります。画面を読みながらマウスで選択肢をクリックする動作は、普段のパソコン作業と変わらないため、操作そのものに戸惑うことは少ないでしょう。

特にプログラマーやエンジニアを目指す受験者は、日頃からコンピュータに触れる機会が多いため、紙の試験よりも自然な環境で実力を発揮できる傾向にあります。また、文字の大きさを調整できる機能や、画面のスクロール操作によって問題文を何度も確認しやすい点も利点となるでしょう。

マークシートへの転記ミスといった紙特有のリスクもなくなり、純粋に知識力で勝負できる環境が整っています。IT系資格としての性質とも合致した試験形式といえます。

CBT方式のデメリット

多くのメリットがある一方で、CBT方式には従来の紙の試験と比べて注意すべき点もいくつか存在しています。特に紙とペンで勉強してきた方や、パソコン画面での長時間作業に慣れていない方にとっては戸惑う場面もあるでしょう。

問題用紙に書き込みができないことや、操作ミスのリスク、試験問題を後から見直せない点などは、事前に理解しておく必要があります。ここからは、CBT方式特有のデメリットについて詳しく解説していきます。

紙での見直しができない

CBT方式では問題文が画面上にのみ表示されるため、紙の試験のように問題用紙に直接メモを書き込んだり、重要な箇所にマーカーを引いたりする作業ができません。従来の試験では問題文の重要部分に線を引いたり、計算過程を余白に書き込んだりしながら解答する方も多かったでしょう。

しかしCBT方式では基本的にメモ用紙と筆記用具のみが提供され、画面上の問題文には何も書き込めない仕組みとなっています。複雑な計算問題や長文読解が必要な問題では、この制約が解答の精度やスピードに影響を与える可能性もあるでしょう。

ただし試験会場によってはメモ用紙が配布されるケースもあるため、それを活用して計算や思考の整理を行う工夫が求められます。事前に画面だけを見て解答する練習をしておくと安心です。

操作ミスのリスクがある

マウスやキーボードを使った解答入力では、意図しない操作ミスが発生するリスクも考慮しなければなりません。例えば選択肢をクリックしたつもりが別の選択肢を選んでしまったり、解答を確定する前に次の問題に進んでしまったりするケースが想定されます。

特に試験時間の終盤で焦っている状態では、こうした操作ミスが起きやすくなるでしょう。紙の試験ならマークシートを塗りつぶす際に視覚的に確認しながら進められますが、画面上では選択状態が分かりにくい場合もあります。

また、誤って画面を閉じてしまうといった予期せぬトラブルも完全には排除できません。こうしたリスクを最小限に抑えるためには、操作に慣れておくことと、解答後の確認を習慣づけることが重要となります。落ち着いて慎重に操作する意識を持ちましょう。

問題の持ち帰り・公開ができない

CBT方式では試験問題が画面上でのみ表示され、試験終了後に問題を持ち帰ることができない仕組みになっています。従来の紙の試験では問題用紙を持ち帰って自己採点をしたり、復習に活用したりできましたが、CBT方式ではそれが不可能となっているでしょう。そのため自分がどの問題を間違えたのか、どの分野が弱点だったのかを具体的に振り返ることが難しくなっています。

また、問題内容の公開や共有も禁止されているため、過去問として出回る情報も限られてくるでしょう。この特性は受験対策の方法にも影響を与えており、公式の参考書や模擬試験を活用した学習がより重要になってきました。試験中にメモを取ることも制限されているため、記憶を頼りに復習せざるを得ない点は注意が必要です。

基本情報技術者試験(CBT方式)に向けた対策法

CBT方式の特性を理解したら、それに合わせた効果的な対策を進めていく必要があります。従来の紙の試験と同じ勉強法では、本番で戸惑う場面も出てくるでしょう。画面上での問題の読み方や解答の仕方に慣れること、時間配分の感覚を身につけること、そして科目B試験の選択科目をどう攻略するかといった戦略的な準備が求められます。

ここからは、CBT方式での合格を目指すための具体的な対策法について解説していきましょう。

CBT特有の形式に慣れる

CBT方式で合格するためには、まず画面上で問題を読み解答する操作感覚に慣れることが不可欠となります。いくら知識が豊富でも、操作に戸惑って時間をロスしたり、誤操作で間違った解答を選んでしまったりしては本末転倒でしょう。

対策としては、CBT形式の模擬試験や過去問演習ができるWebサービスやアプリを積極的に活用することをおすすめします。実際の試験と同じようにパソコン画面で問題を読み、マウスで解答を選択する練習を繰り返せば、本番での緊張や戸惑いを軽減できるでしょう。

特に画面のスクロール操作や、選択肢のクリック方法、問題間の移動といった基本操作は事前に確認しておく必要があります。何度も繰り返し練習することで、操作そのものが自然な動作になっていきます。

時間配分の感覚を身につける

試験時間内にすべての問題を解き終えるためには、適切な時間配分の感覚を身につけておくことが重要になります。基本情報技術者試験は出題範囲が広く問題数も多いため、1問にかける時間を意識しながら解き進めなければなりません。

例えば80問を190分(休憩は最長10分)で解く必要があるため、1問あたり約2分弱のペースが目安となるでしょう。過去問や模擬試験を解く際には、必ず時間を計測しながら取り組み、自分がどの分野で時間がかかるのかを把握することが大切です。

難問に遭遇した際に時間をかけすぎて他の問題に影響が出ないよう、一定時間考えて分からなければ次に進む判断も必要になります。本番を想定した時間管理の練習を重ねることで、焦らず冷静に全問題に取り組む力が養われていくでしょう。

出典参照:【CBT】基本情報技術者試験(FE)|IPA独立行政法人 情報処理推進機構

午後試験対策は「選択科目の戦略」を意識する

科目B試験では複数の選択問題が用意されており、どの問題を選ぶかという戦略的な判断が合否を左右する要因となります。自分の得意分野や学習の進捗状況を踏まえて、確実に得点できる科目を見極めることが大切です。

過去問を解く際には、どの選択問題が自分にとって解きやすいかを見極め、その分野を集中的に強化する学習計画を立てることをおすすめします。得意分野を確実に得点源にする戦略が合格への近道となります。

CBT試験当日に意識すべきこと

十分な準備を整えて試験当日を迎えたら、本番でのパフォーマンスを最大化するためのポイントを押さえておきましょう。事前学習で身につけた知識を確実に発揮するには、試験中の立ち回りや注意点も重要になります。時間配分の意識、画面操作での見落とし防止、そして解答の最終確認といった基本的な行動が、合否を分ける要素となる場合もあるでしょう。

ここからは、試験当日に特に意識すべき具体的なポイントについて解説していきます。

1問に時間をかけすぎず迷ったら一旦保留する

試験中は1問ごとの時間管理を意識し、難問に遭遇しても深追いしない判断力が求められます。どうしても解けない問題に固執してしまうと、他の確実に解ける問題に取り組む時間が不足してしまうリスクがあるでしょう。CBT方式では後から前の問題に戻ることも可能なため、難しい問題は一旦保留にして先に進む戦略が有効となります。

まずは全体を一通り解き終え、確実に得点できる問題を取りこぼさないことを優先しましょう。時間が余った段階で、保留にしておいた難問に再挑戦すれば良いです。この方法なら、試験時間を最大限に活用しながら得点を積み上げられます。試験開始前に時計を確認し、定期的に残り時間をチェックする習慣をつけておくと、冷静な時間管理ができるようになるでしょう。

画面スクロールで問題文を見落とさないよう注意する

CBT方式では問題文が画面に収まりきらず、スクロールして全文を読む必要がある場合も少なくありません。このとき、スクロールを十分に行わずに問題文の一部を読み飛ばしてしまうミスが発生しやすくなるでしょう。

特に長文問題や図表を含む問題では、重要な情報が画面の下部に隠れていることもあるため注意が必要です。解答する前に必ず画面を最後までスクロールし、問題文のすべてを確認する習慣をつけておきましょう。

また、選択肢についても同様にスクロールして全選択肢を読んでから判断することが大切となります。焦って早く解こうとするあまり、見落としによる単純ミスを犯してしまってはもったいない結果となってしまいます。丁寧に画面を確認する意識を持ち続けることが大切です。

解答のクリックミス・未選択を防ぐために最終確認を行う

すべての問題を解き終えたら、必ず最終確認の時間を設けて解答状況をチェックしましょう。CBT方式では選択肢をクリックしたつもりが正しく選択されていなかったり、別の選択肢を誤ってクリックしていたりするミスが発生するかもしれません。

また、問題を飛ばしてしまい未解答のまま残っているケースも考えられるでしょう。多くのCBT試験システムには未解答問題を確認できる機能が備わっているため、それを活用して漏れがないか最終チェックすることをおすすめします。

特に試験終盤で焦っている状態では、こうした単純なミスが起きやすくなる傾向にあるでしょう。数分でも確認時間を確保しておけば、防げるミスは確実に防げます。提出ボタンを押す前に、落ち着いて全体を見直す習慣が合格率を高める要因となります。

まとめ|基本情報技術者試験の取得を目指そう

基本情報技術者試験のCBT方式は、受験の柔軟性や結果の即時性といった多くのメリットを持つ一方で、画面操作への慣れや時間管理といった新たな対策も必要となります。しかし事前にしっかりと準備を進めれば、十分に合格を目指せる試験といえるでしょう。

IT基礎知識を体系的に習得できるこの資格は、エンジニアとしてのキャリアを築く上で強力な武器となります。CBT方式の特性を理解し適切な対策を行うことで、効率的に合格へと近づけるはずです。ぜひ今日から学習をスタートさせ、基本情報技術者の取得を目指していきましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は60,000名を越え、公開案件数も15,000件を超える。 ※登録数は2026年2月、案件数は2026年1月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は60,000名を越え、公開案件数も15,000件を超える。 ※登録数は2026年2月、案件数は2026年1月発表時点の実績数値

記載されている内容は2026年02月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2026.02.12

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