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CCNAに落ちた人によく見られる原因とは?取り組むべき対策も紹介

CCNAに落ちた人によく見られる原因とは?取り組むべき対策も紹介のイメージ

CCNAはネットワーキング技術における基本的な理解と実践スキルを持つネットワークエンジニアとしての能力を検証するための試験です。落ちてしまった人によく見られる原因としては「試験問題を意識した勉強ができていない」、「勉強時間が足りていない」などが挙げられます。

本記事では、CCNAに落ちてしまった人によく見られる原因を解説し、落ちてしまった人が取り組むべき対策や合格するための勉強方法を紹介しています。CCNAに落ちてしまった人もこれからチャレンジする人も是非参考にしてみてください。

CCNAとは

CCNA(シスコ技術者認定アソシエイト)とは、変化し続けるIT環境に対応できる能力を保有していることを証明できる資格です。

シスコ技術者認定のアソシエイトレベルの資格となっており、試験範囲としてはネットワークの基礎やIPサービス、セキュリティの基礎、自動化およびプログラマビリティなどが対象となっています。

CCNAを受検するための前提条件はありませんが、目安として1年以上のシスコソリューションの導入、管理経験があることが推奨されています。

CCNAに落ちた人によく見られる原因

CCNAはネットワーク系の資格としても知名度が高いため、取得したいと考えているエンジニアは多いでしょう。しかしCCNAは試験範囲が広く、合格点なども非公開となっているため、CCNAに合格することは簡単ではありません。

CCNAを取得するためには、落ちやすい原因などを踏まえた上でしっかりと勉強しておくことが大切だと言えるでしょう。

ここでは、CCNAに落ちた人によく見られる原因を紹介します。

試験問題を意識した勉強ができていない

過去問が公開されている試験であれば、過去問の傾向からどのような問題が出題されるのか意識した勉強を行えるでしょう。その点で言うと、CCNAは過去問などが公開されていないため、過去問を使った勉強ができません。

しかし過去問がないからといって試験範囲を意識せずに勉強を行えば、実際の試験で全く見当はずれの問題が出題されてしまい、問題が解けなくなってしまう可能性もあります。

実際に試験に落ちた人の中にも、試験範囲を意識せずに勉強を行っていたケースがあるため注意が必要です。

学習時間が不足していた

CCNAは特定の試験日が決まっていないため、いつでも受験することが可能です。しかし目標とする受験日がないことから、学習時間不足によって落ちてしまう場合もあります。

CCNAを受験する人の中には、会社の都合で突然受験することになったというケースもあるでしょう。このような場合は特に十分な学習時間が確保できず、不合格になってしまうケースが多いです。

CCNAは決して簡単な試験ではないため、合格を目指すには適切な勉強時間を確保することが大切です。

コマンドの暗記・理解ができていない

CCNAでは、シスコ製品の設定を行うためのコマンドがシミュレーション問題として出題されます。そのため、コマンドの暗記や理解ができていないために不合格になってしまうケースもあります。

コマンドが全く覚えられていないと、シミュレーション問題では全く点数が取れないでしょう。また、しっかりとコマンドの意味まで理解できていない場合、時間が足りなくなる可能性もあります。

逆に言えば、コマンドをしっかり暗記できていればシミュレーション問題で点数を確保できるため、合格にも近づくでしょう。

CCNAに落ちた人が取り組むべき対策

ここまでCCNAに落ちた人によく見られる原因を紹介してきましたが、これから受験するという人は具体的な対策方法まで知りたいという人が多いでしょう。

また、実際に不合格になってしまった場合は、次の試験で合格するためにはどのような対策を行えばよいのでしょうか。

ここでは、CCNAに落ちた人が取り組むべき対策を紹介します。

学習範囲の見直し

一度目の受験では過去問がなく試験の傾向がわからなかったため、本番の試験では全く想定していない問題が出題されてしまったというケースもあるでしょう。

しかし再チャレンジを行う場合であれば、前回の試験での経験を踏まえた上で試験の内容や傾向を推測することが可能になります。

そのため、どのような範囲を勉強するべきか考え、勉強範囲の見直しを行うようにしましょう。CCNA用の問題集を利用することで、試験範囲を補填することが可能になります。

学習時間の確保

学習時間不足によってCCNAに落ちてしまったという場合は、必要な学習時間を確保することが大切です。CCNAはいつでも受験できるため、再チャレンジを行う際には勉強時間にも余裕を持って試験日を決めましょう。

また、CCNAに合格するためにはどのくらいの勉強時間が必要になるのかを考え、勉強のスケジュールを立てていきましょう。しっかりと勉強時間を確保できれば、合格率も上がります。

実技によるコマンドの理解

暗記が苦手でコマンドが覚えられないという人もいるでしょう。シスコ製品のコマンドや設定手順が覚えられない場合は、実技で実際に手を動かしながら覚えるのがおすすめです。

しかしネットワーク関連の仕事をしているエンジニアでなければ、実際にシスコ製品を触りながら覚えることは難しいです。そのため、「Cisco Paket Tracer」というシスコのネットワーク機器のシミュレーションができるシミュレーションツールを活用すると良いでしょう。

Cisco Paket Tracerを利用すれば手を動かしながら学習できるため、コマンドも覚えやすくなります。

CCNA合格に向けた学習方法

CCNAのための勉強方法としては、自身でWebサイトや参考書を使って独学を行う方法や、スクールや予備校などに通って勉強する方法などがあります。

どの勉強方法にもメリット、デメリットがあるため、自分に合った学習方法を選択することが大切です。

ここでは、CCNA合格に向けた学習方法について紹介します。

Webサイトを活用する

インターネット上にはCCNA取得に役立つWebサイトもあるため、Webサイトを利用して学習する方法があります。Webサイトであれば、知りたい内容をその場で検索してチェックできるというメリットがあります。

しかしその一方で、なかなか目的とする情報が見つからないというケースもあるでしょう。Webサイトを利用してCCNAの学習を行う場合は、「Ping-t」や「CCNAイージス」などを活用するのがおすすめです。

スクール・予備校に通う

スクールや予備校の場合、用意されたカリキュラムに沿って効率的な勉強が行えるため、短期間で必要な知識を身につけやすいでしょう。

また、わからないことがあった場合はその場で講師に質問できるため、途中で挫折しにくいです。ただし、スクールや予備校に通うには高額な費用がかかる点がデメリットとなります。

専門書を活用する

書籍を使って勉強する場合、CCNA合格に必要な知識が体系的にまとめられているというメリットがあります。

また、書籍であればどこでも勉強できるため、すき間時間を利用して学習を進めることも可能です。ただし、専門書を使って勉強を行う場合、どのような本を選ぶのかも重要になってくるでしょう。

さらに、わからないことがあった場合は自分で調べなければいけないというデメリットもあります。

CCNA試験に失敗しないための注意点

CCNA合格を目指す上で、いくつか気をつけたいポイントがあります。たとえば、CCNAは問題の後戻りができないようになっているため、わからない問題が来たからといって飛ばさないようにすることが重要です。

CCNAで合格点を獲得するためには、確実に点数を獲得できるようにしましょう。最後に、CCNA試験に失敗しないための注意点を紹介していきます。

苦手な分野を作らない

CCNAは「ネットワークの基礎」や「ネットワークアクセス」、「IPコネクティビティ」などの試験範囲からある程度均等に問題が出題されます。そのため、苦手な分野を作らず万遍なく得点を獲得できるようにしましょう。

苦手な分野ができてしまった場合、その分野での加点が難しくなります。たとえば出題率が25%の「IPコネクティビティ」を取りこぼしてしまうと、それだけで合格は難しくなるでしょう。

問題を飛ばさない癖をつける

CCNAは問題の後戻りができないため、問題を飛ばさないように気をつけましょう。また、後戻りができないということは、回答した後で間違いに気づいたとしても後で修正できないということになります。

そのため、次の問題へ進む前に今一度ミスがないかどうかしっかりとチェックするように癖づけましょう。CCNAで合格するためには、選択問題などのチェックミスで得点を取りこぼさないようにすることも大切です。

日頃から時間配分を意識する

CCNAは120分の試験となっています。問題数も102問前後と非常に多いため、日頃から時間配分を意識して試験勉強に取り組むことが大切です。

1問に割ける時間は1分程度となるため、問題文をゆっくりと読む時間はありません。CCNA合格のためには、繰り返し模擬試験などを受験して身体で時間配分を把握しておくことがポイントになるでしょう。

CCNAに落ちた原因を明確にして再チャレンジしよう

CCNAは試験範囲が広く、合格点も非公開となっているため、合格することは簡単ではありません。落ちた原因を理解し、適切な対策を取ることで、再チャレンジでは合格できる可能性が上がるでしょう。

ぜひ本記事で紹介したCCNAに落ちた人によく見られる原因や取り組むべき対策、CCNA試験に失敗しないための注意点などを参考に、しっかりと試験対策をしてCCNA合格を目指しましょう。

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この記事の監修者

Branding Engineer編集部のイメージ

Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

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記載されている内容は2024年06月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.14
更新日
2024.06.13

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