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フリーランスエンジニアを採用するメリットとは?ポイントや方法も紹介

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フリーランスエンジニアを採用する際、適切なスキルや経験を持つエンジニアを見つけるために、日々悩む採用担当者もいるでしょう。

本記事では、フリーランスエンジニアを採用する時に必要な知識や、フリーランスエンジニアにアプローチする方法などを解説しています。記事を読むことで、採用する時に注意すべき点やスムーズな採用の進め方がわかるため、良い人材を確保できる可能性が高まります。ぜひこの記事をチェックしてみてください。

フリーランスエンジニアとは?

フリーランスエンジニアとは、特定の企業や組織に所属せず、クライアントと直接契約して仕事をするエンジニアのことを指します。

フリーランスエンジニアの中には、フリーランスエンジニアを主業務としている人や、企業に勤めながら、副業でフリーランスエンジニアとして働いている人もいます。

働き方も種類があり、クライアントに常駐して労働時間を提供する場合もあれば、リモートワークで成果物を納品する働き方もあります。

エンジニアの採用が困難になってきた理由

近年、ワークライフバランスの見直しや、副業を許可する企業が増加していることから、フリーランスエンジニアの需要は急増しています。

しかし、技術の進化やデジタル化の加速により、企業が高度な技術スキルを求めるため、採用プロセスが難しくなっています。

上記を含め、その他で採用が困難となっている原因も解説するため、参考にしてみてください。

企業の提示と求職者が求める労働条件の乖離がある

フリーランスエンジニア人口は年々増えているものの、ITの急速な発達によるエンジニア需要の高まりがそれを上回るため、エンジニア市場は売り手市場といった背景があります。

そのため、エンジニア自身が希望の条件と合わない企業には応募しない他、条件が合ったとしても、さらに高待遇な他社があれば競争に負け、マッチングまでに至らないという状況です。

技術的なスキルや経験の見極めが難しい

エンジニアは専門性の高い仕事です。

したがって、仮にクライアントの採用担当者が技術面の知識不足であると、求職者の力量が基準に達しているか見極められない可能性があるため、採用が難しいと考えられます。

現場の責任者などが採用プロセスに加わり、技術面を見極めるといった対策が必要でしょう。

エンジニアの絶対数が少ない

エンジニアの絶対数が不足している原因の一つとして、少子高齢化により人材の供給が減っていることや、優秀なエンジニアを手放したくない企業が多いために、エンジニアの流動性が低下していることが考えられます。

労働人口の減少にともない、雇用や待遇面の改定を行う企業もある一方で、根本的な解決までは至っていません。

フリーランスエンジニアを採用するメリット

エンジニアの採用が厳しい中でも、育成や資金面などでコストパフォーマンスの良さを鑑みた結果、フリーランスエンジニアに仕事を発注したい企業が多いといえるでしょう。

それを踏まえた上でフリーランスエンジニアを採用した際の、具体的なメリットを説明していきます。

正社員の採用コストを抑えることができる

昨今、少子高齢化により新卒の人数が減っていることや、副業で働きたいエンジニアもいることから、わざわざ正社員として募集をかけても人が集まりにくい状況です。

また、正社員の場合は、社会保険料や雇用保険を企業が負担する必要がありますが、フリーランスエンジニアを採用する場合は必要ないため、金銭の負担が少ない傾向にあります。

そのため、正社員として採用するためにお金と時間をかけるよりは、フリーランスエンジニアを採用した方が、効率的だといえます。

育成にかかる時間・コストを必要としない

フリーランスエンジニアを採用するメリットとして、即戦力にあります。

十分にスキルを持ったエンジニアが多く、育成コストを抑えつつ開発スピードも見込めるためです。システム開発の技術は日進月歩で進化しており、自社で不足したノウハウやスキルは短期間で補えるといえるでしょう。

豊富な経験・高い技術力の人材とも出会える

優秀なフリーランスエンジニアを採用できれば、そのスキルや経験を社内に引き継ぐことも可能になるでしょう。

培ってきた経験をもとにして、社内の人間に気付きを与え、若手社員に対するサポートを担ってもらうことで、社内全体においてエンジニアのスキル向上が期待できます。

フリーランスエンジニアの採用ポイント

自社が求めている素養を兼ね備えた人材の確保には、優秀なスキルを持った点だけではなく、コミュニケーション能力や適応力といった部分を見定めることも重要です。

ここからは、フリーランスエンジニアを採用するために気をつけておきたいポイントを3つ紹介します。

コミュニケーション力に長けているか

必要なスキルを持っているだけでなく、一般的なコミュニケーション力を持っていることも、採用する上で重要なポイントです。

いくら実力も経験もあるフリーランスエンジニアであっても、報告・連絡・相談ができなければ協調性の欠如を疑い、高圧的な態度が表れるようであれば自己中心的といった判断になるでしょう。

また、ビジネスマナーとして敬語を使用できず、話の結論が分かりにくいようでは、一緒に仕事をすることは難しいといえます。

環境に適応できる能力を持っているか

採用時に、世の中の変化に応じて自分を磨く能力があるか、業務上必要であれば相手に合わせて自分を変えられるかなどを確認すると良いでしょう。

1つの案件が終了すると新しい環境で業務をスタートすることが常であるため、情報収集とスキルアップを欠かさず、職場の人間関係も含め、変化についていける人材かどうかを見極めることが大切です。

クライアントのニーズを見極める力があるか

クライアント側の要望をヒアリングし、問題点を分析する能力や課題解決方法を提案できる能力がエンジニアにとっては重要です。それらによって、継続的な仕事の獲得とクライアントの信頼獲得が成功しやすくなる可能性があります。

仮に企業が求めるスキルを持つフリーランスエンジニアが見つかった場合、これまでの仕事の進め方や、どのような課題をどのように解決したかなど、具体的な事例を紹介してもらえるよう質問すると良いでしょう。

フリーランスエンジニアを効率的に採用する方法

フリーランスエンジニアの人材探しには、人材紹介サイトでのオファーや知人を介した直接のオファーといった方法などが挙げられます。

以下でフリーランスエンジニアに効率良くアプローチする方法を4つ紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

人材紹介サービスを活用する

採用担当者の負担を軽減するメリットがある、フリーランスエンジニアの人材紹介サービス(エージェントサイト)を利用してみましょう。

事前に企業が求める人材について、エージェントに募集要項を相談しておけば、募集要項にマッチする人材がいた場合、エージェント側で斡旋からエンジニアとの条件交渉や採用手続きまで幅広く担当してもらえます。

エージェントサイトは複数あるため、サイトの選別や必要な手数料など、比較する手間があることは覚えておくと良いでしょう。

直接アプローチする

優秀な人材の伝手がある場合は、クライアントがフリーランスエンジニアと直接コンタクトを取ることも可能です。

フリーランスエンジニアの中には、多くの仕事を受注できるよう、営業活動の一環として、ポートフォリオをネット上に公開している場合があります。

SNSやブログを用いて発信していることがあるため、SNSアカウントにダイレクトメールを送る、ブログの問い合わせフォームからコンタクトを取ることで、直接フリーランスエンジニアにアプローチできます。

ポートフォリオを確認することで、フリーランスエンジニアのこれまでの経験やスキルの高さ、希望している労働条件を確認できるため、採用時のアンマッチを避けられる確率が高いです。

ただし、常に手が空いているわけではないことや条件を交渉する必要はあること、他者と競争になるケースは想定しておきましょう。

エンジニア求人媒体を活用する

クライアントとフリーランスエンジニアをマッチングする、クラウドソーシングサイトを活用する方法もあります。エージェントサイトと違うことは、不特定多数の求職者に向けて募集をかける点です。

また、条件交渉は自ら行う必要があることや幅広い人へアプローチする関係から、募集要項に満たない人が入ってくる可能性があります。さらには採用したエンジニアの力量によって、依頼した業務を完了できないデメリットも考えられます。

クラウドソーシングサイトへ案件を載せることで、幅広い求職者へアプローチが可能です。

リファラル採用を導入する

身近に推薦したい人材がいるのであれば、リファラル採用(社員から人材を紹介、推薦してもらう採用方法)で、フリーランスエンジニアを採用する手段も考えられます。

リファラル採用の良いところは、採用コストを大きく削減できることや、事情を知っている社員の紹介なため、募集要項とフリーランスエンジニアとのミスマッチが比較的起こりにくいことです。時間とコストを削減できるため、効率的な方法といえるでしょう。

注意点として、もしも紹介されたエンジニアがクライアント側の要望に満たなかった場合、紹介した社員へ配慮が必要なことは覚えておくと良いでしょう。

フリーランスのエンジニアのメリットを理解して採用しよう

フリーランスエンジニアを採用することで、時間とコストを削減できるとともに、社内エンジニアへの技術継承が可能といった、メリットを得られる点について解説してきました。

また、採用が難しいフリーランスエンジニアを採用する5つの方法は状況に応じて、使い分けられるようにしましょう。

今回紹介した方法を使って、フリーランスエンジニアを採用するメリットを得ると同時に、採用のハードルを低くできるよう、取り組んでみてください。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービスである「Midworks」中心としたエンジニアプラットフォーム事業、総合WEBマーケティングソリューションサービス「Digital Arrow Partners」を中心としたマーケティングプラットフォーム事業を運営。

記載されている内容は2024年04月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.07.13
更新日
2024.04.26

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