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基本情報技術者試験の勉強時間は?合格するための勉強方法も紹介

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基本情報技術者試験を受けようとしている人のなかには、どれくらいの勉強時間を確保すれば合格をつかめるかわからず困っている人もいるでしょう。

そこで、本記事では基本情報技術者試験に合格するための勉強時間や勉強方法などを紹介します。

おすすめの参考書や合格するためのポイントなども解説するため、基本情報技術者試験に合格したい人はぜひ参考にしてください。

基本情報技術者試験とは?

ここでは、基本情報技術者試験の概要として、以下の3点を説明します。

基本情報技術者に合格するためには、まずは試験範囲や試験日程といった概要を理解したうえで勉強に臨むと良いでしょう。また、合格するメリットがわかるとやる気につながります。

  • 基本情報技術者試験の試験範囲
  • 基本情報技術者試験の試験日程
  • 基本情報技術者試験に合格するメリット

基本情報技術者試験の試験範囲

基本情報技術者試験の出題範囲は、以下のとおりです。

【午前試験】
<テクノロジ系>
・基礎理論
・アルゴリズムとプログラミング
・コンピュータ構成要素
・システム構成要素
・ソフトウェア
・ハードウェア
・ヒューマンインターフェイス
・マルチメディア
・データベース
・ネットワーク
・セキュリティ
・システム開発技術
・ソフトウェア開発管理技術

<マネジメント系>
・プロジェクトマネジメント
・サービスマネジメント
・システム監査

<ストラテジ系>
・システム戦略
・システム企画
・経営戦略マネジメント
・技術戦略マネジメント
・ビジネスインダストリ
・企業活動
・法務

【午後試験】
・コンピュータシステムに関すること
・情報セキュリティに関すること
・データ構造及びアルゴリズムに関すること
・ソフトウェア設計に関すること
・ソフトウェア開発に関すること
・マネジメントに関すること
・ストラテジに関すること

基本情報技術者試験の試験日程

基本情報技術者試験は、上期と下期にそれぞれおよそ2ヶ月の期間で開催されます。パソコンを使って試験を受けるため、自分の都合のよい日時を選んで申し込みましょう。

仕事や学業で忙しい人にとって、日時を選択できるのは嬉しいポイントです。また、全国主要62都市で開催されるため、場所も自由に選べます。

出典:スケジュール、手数料など|IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
参照:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/_index_annai.html

基本情報技術者試験に合格するメリット

基本情報技術者試験に合格するメリットとしては、企業から高い評価を得られることや、上位の視覚への登竜門であることなどが挙げられます。

また、学生の場合単位取得や推薦などで有利になる点もメリットのひとつでしょう。

また、プログラミングに必要な論理的思考を養えるため、これからプログラミングを身に付けたい人にとってもメリットのある資格です。

基本情報技術者試験に必要な勉強時間は約200時間

基本情報技術者試験に必要な勉強時間は、約200時間と言われています。ただし、すでにIT関連の知識や実務経験がある人は、約200時間よりも短時間で合格できるでしょう。

ここでは、以下の内容を説明します。

難易度や勉強方法について理解すれば、どのような試験に挑もうとしているかわかります。

  • 基本情報技術者試験の難易度(合格率)
  • 基本情報技術者試験の勉強方法
  • 基本情報技術者試験に申し込む方法

基本情報技術者試験の難易度(合格率)

基本情報技術者試験は、難易度の高い資格です。なぜなら、合格率が22〜27%程度だからです。受験者のうち、4~5人に1人しか合格できないため、本気で合格を目指したいならしっかりといした対策が必要になってきます。
また、ほとんどの回では社会人よりも学生の合格率の方が高いです。理由としては、学生のなかにはすでにIT知識のある情報科の人もいるからだと考えられます。

基本情報技術者試験の勉強方法

基本情報技術者試験の合格を目指す場合、インプットとアウトプットのバランスを意識して学習する必要があります。インプット・アウトプットとは、以下の内容を指すものです。

・インプット:参考書を読んで知識を身に付ける・理解を深める
・アウトプット:問題集や過去問を演習する・出題パターンを把握する

インプットとアウトプットのうち、どちらかに偏ってしまうとなかなか力がつきません。また、すべての範囲のインプットが終わってからアウトプットに移るのではなく、インプットとアウトプットは並行して行いましょう。

基本情報技術者試験に申し込む方法

基本情報技術者試験を受験したい人は、「IPA 情報処理推進機構」のサイトから申し込みましょう。また、郵送での申し込みも受け付けているため、事情があってインターネットを利用できない人は郵送申し込みを検討してください。

また、受験票は試験付きの上旬に届くことが多いようなので、申し込んですぐに届かなくても心配する必要はありません。

基本情報技術者試験におすすめの参考書・問題集

ここでは、基本情報技術者試験におすすめの参考書を紹介します。具体的には、以下のとおりです。

それぞれの特徴を解説するため、自分に合うものを選択して勉強を進めてくださいね。

  • 令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
  • 令和04年【下期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
  • キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年

令和04年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室

参考書と問題集を兼ね合わせたオールインタイプの1冊です。はじめて勉強する人でも理解しやすいよう、丁寧な説明を心がけて作られています。

また、最近の出題傾向を分析したうえで出題頻度の高い問題を扱っているため、効率よく学習を進めたい人にピッタリです。さらに、特典としてスマートフォン用の「厳選英略語100 暗記カード」が用意されているのも魅力のひとつでしょう。

令和04年【下期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

合計22回分もの問題演習ができる問題集です。さらに、平成23年春から平成30年春までの過去問・模擬試験3回分の問題と解説をダウンロードできるため、とことん問題演習をしたい人におすすめできます。

「おさえておきたい頻出用語・重要用語」という300語にもおよぶ用語集をダウンロードできるため、外出先でもスマホで気軽に勉強を進められるでしょう。

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年

「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」は、わかりやすさをとことん追求した1冊です。すべての解説にイラストがついているため、ITの知識がない人でもイメージを膨らませて知識を身に付けやすいでしょう。

全範囲を網羅的に学習できるため、基本情報技術者試験を受けたい人が最初の1冊として使うのにうってつけな参考書です。

基本情報技術者試験に合格するためのポイント

基本情報技術者試験に合格するためには、以下のポイントをおさえる必要があります。

ポイントをおさえれば、効率よく基本情報技術者試験に合格できるでしょう。ぜひ参考にしてください。

  • 1~2冊の参考書に絞りじっくりと勉強をする
  • 過去問をたくさん解いて出題傾向をつかむ
  • 無理のないスケジュールを立てて学習を進める

1~2冊の参考書に絞りじっくりと勉強をする

基本情報技術者試験に関する参考書にはさまざまな種類がありますが、あれこれと手をつけていては中途半端な勉強になってしまいます。参考書や揉んだ羽刕は1~2冊に絞り、とことん深く勉強しましょう。

本記事で紹介した3冊を実際に書店で見てみて、自分に合いそうな1~2冊を購入するのがおすすめです。ついつい他の参考書が気になってしまう場合も、色々な参考書に手を出さないよう注意しましょう。

過去問をたくさん解いて出題傾向をつかむ

基本情報技術者試験に合格できるかどうかは、過去問演習量にかかっていると言っても過言ではありません。過去問をたくさん解けば出題形式に慣れられるうえ、実践を踏まえて知識を定着させられます。

先述のとおり、知識を覚えるインプットと過去問演習などのアウトプットをバランスよく行いましょう。過去問がついている参考書・問題集もありますし、ネット上にも過去問は公開されているため上手に活用してください。

無理のないスケジュールを立てて学習を進める

基本情報技術者試験は出題範囲が膨大なうえに200時間もの勉強時間がかかるため、事前に無理のないスケジュールを立てておく必要があります。

スケジュールを立てないと受験日までに学習が終わらなかったり、逆に最初から頑張りすぎて途中で飽きてしまう恐れがあるでしょう。また、スケジュールを立てたら定期的に進捗を確認して、臨機応変に修正していくのもおすすめです。

基本情報技術者試験に関するよくある質問

ここでは、基本情報技術者試験に関するよくある質問と回答を紹介します。具体的には、以下の3つの質問です。

よくある質問の回答を事前に知っておけば、あとから困らずに済むでしょう。

  • ITの知識がなくても基本情報技術者試験に合格できますか?
  • 当日の持ち物はなにがありますか?
  • 基本情報技術者試験の合格発表はいつですか?

ITの知識がなくても基本情報技術者試験に合格できますか?

ITの知識がない人でも、基本情報技術者試験に合格できます。ただし、200時間程度の学習時間が必要です。1日2時間勉強時間を確保したとして、3ヶ月以上費やす必要があります。また、合格率は22~27%と低めなので、ITの知識がない人は特にたくさん勉強する必要があるでしょう。

以上のことから、基本情報技術者試験はITの知識がなくても十分に合格可能ですが、たっぷりと勉強する必要があります。

当日の持ち物はなにがありますか?

基本情報技術者試験当日は、以下のものを持参する必要があります。以前は確認書も必要でしたが、現在は不要となりました。

・本人確認書類
・筆記用具

また、任意でハンカチ・ポケットティッシュ・目薬は机の上に出しても問題ありません。パソコンを使うことで目が疲れてしまう人も多いので、必要に応じて持参するとよいでしょう。

基本情報技術者試験の合格発表はいつですか?

基本情報技術者試験はCBT方式なため、受験後数分で結果がわかります。ただし、この時点では得点率はわかるものの合否はわかりません。

合格しているかどうかわかるのは、午後試験を受験した月の翌月末となります。IPAの公式サイト上に合格者の受験番号が公開されるため、自身が合格しているか確認すると良いでしょう。

基本情報技術者試験の勉強時間を確保して合格を目指そう!

基本情報技術者試験に合格するためには、約200時間の勉強時間が必要だと言われています。また、合格率は22~27%なため、難易度の高い試験だと言えるでしょう。

基本情報技術者試験に合格するためには、1~2冊の参考書に絞りじっくりと勉強をすることや、過去問をたくさん解いて出題傾向をつかむことが重要です。また、基本情報技術者試験に関するよくある質問と回答についても理解を深めましょう。

ぜひ、本記事の内容を参考にして基本情報技術者試験に合格を目指しましょう。

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この記事の監修者

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Branding Engineer編集部

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

株式会社Branding Engineerはエンジニアプラットフォームサービスである「Midworks」を運営。株式会社Branding Engineerが属するTWOSTONE&Sonsグループでは、エンジニアプラットフォームサービスにおけるエンジニアの連結登録数は50,000名を越え、連結稼働数も4,500名を、案件数も10,000件を超える。 ※登録数、稼働数、案件数は2024年10月発表時点の実績数値

記載されている内容は2024年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

初回公開日
2022.09.28
更新日
2024.11.08

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